物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『居眠り磐音』ネタバレ感想&評価! 松坂桃李の色気炸裂!若い人にも時代劇ファンにもオススメしたいバランスのとれた作品です!

 

今回は松坂桃李が主演を務めていることでも話題の時代劇映画”居眠り磐音(いねむりいわね)”の感想記事になります!

 

 

どうしても時代劇って年配の方向けって印象があるのかなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「公開初日の朝一の回で鑑賞してきたのですが、平日の午前中ということもあるでしょうが劇場内には年配の方しかいなかったね」

 

多分、製作サイドは若い人を集めたいという思惑もあるはずなんだよ。

 後々語るけれど近年の時代劇って面白い試みもたくさんあるんだけれど、イマイチ若い人に伝わっていない感もある。色々と難しい部分……時代考証などもあって江戸の空気感を伝えるのが大変になっているけれど、それでも時代劇の灯火を消さないようにと努力しているんだよね。

 だから、本作を通して若い世代が時代劇に興味を持ってくれると嬉しいな

 

 

カエル「色々語って入るけれど、うちも古い時代劇をそんなに見ていますか? と言われるとそうでもないもんね」

主「特に白黒だったりすると見るのが辛いという気持ちもわかる。今はもうテレビでも時代劇がほとんどやっていなくて、なかなか見に行くチャンスがないというのも同意。

 だからこそ、こういう作品に触れて面白い世界があると知ってもらうことは大事。

 その意味では今作の監督を務める本木克英の試みは大事だと思うよ」

カエル「そのあたりも踏まえながら感想記事をスタートしましょう!」

 

 

 

 

 

 


映画『居眠り磐音』5月17日(金)公開(主題歌入り予告)

 

 

作品紹介・あらすじ紹介

 現代屈指の人気時代劇小説家である佐伯泰英の累計発行部数2000万部の大人気シリーズ『居眠り磐音』が映画化した作品。佐伯泰英作品としては初の映画化となる。

 監督は『超高速!参覲交代』シリーズなどの本木克英、脚本は『大河ドラマ 平清盛』など近年時代劇を制作する藤本有紀が担当する。

 主演は人気俳優であり2019年日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した松坂桃李が務めるほか、ヒロインの小林奈緒には芳根京子が演じるほか、木村文乃、柄本佑、佐々木蔵之介、奥田瑛二、柄本明などの魅力的なキャストが物語を盛り上げる。

 

 

 3年間の江戸務めと研鑽を終えた坂崎磐音(松坂桃李)は親友である小林琴平、河井慎之輔とともに豊後関前藩に戻ってきた。磐音は琴平の妹である奈緒との祝言が決まっていた。しかし、久々に帰ってきた河井慎之輔は妻、舞の不貞の噂を聞きつけてしまい斬ってしまうという事件が起こってしまう……

 

 


居眠り磐音の感想と解説語り!〜カメラジ#4〜

youtubeでも感想と解説を語っています!

 

 

 

 

 

 

感想

 

では、いつものようにTwitterの短評からスタートです!

 

  

これは見所が多い、若い人に伝わりやすい時代劇でしょう!

 

 

カエル「お! これは高評価だね!」

主「近年の時代劇って大きく分けて2種類あると考えている。

 1つは本木克英監督が以前に監督した『超高速!参勤交代』のようなコメディ調の時代劇。『殿、利息でござる』のような笑えて勉強になる、時代劇と金融の融合した作品もあるね。

 そして岡田准一が主演した『散り椿』のようにオールドスタイルの男と男(侍)の生き様を描いた作品。

 今作はその中間にあるような作品であり、見やすくてエンタメ性に満ちていながらも、テイストとしてはオールドスタイルの侍や男の生き様を感じさせてくれるような映画でもあるんだ

 

カエル「熱くなって松坂桃李などの侍の生き様に惚れて、女の生き様に惚れて……って作品だもんね」

主「欠点もあるんだよ。というのは、これは邦画の悪癖っていつも呼んでいるけれど終始わかりやすさを強調するあまり、説明的なセリフや演出がクサイものになっていたり……でも、それが時代劇のわかりづらさなどを払拭してくれる結果になっている。

 それだけわかりやすさをアピールしつつ、軽さもありつつ、時代劇の魅力を提示してくれる。

 これほど時代劇に入門編に向いている映画はないよってくらい、現代で若者向けに公開されたことに大きな意味がある作品なんだ

 

 

 

司馬遼太郎と池波正太郎〜キャラクター映画としての本作〜

 

あれ、急に小説の話になるの?

 

歴史小説の大家といえばこの2人が思い浮かぶのではないかな?

 

カエル「特に江戸時代の人々の暮らしなどを描いた、という意味ではこの2人を思い浮かべる人も多いかも……もちろん、他にもたくさんの魅力的な歴史作家さんが大勢いるということは前提としてありますが」

主「自分の感覚としては、今作は池波正太郎の小説に近い。

 司馬遼太郎は大きな歴史の流れの中で時代に翻弄されながらも、必死に生き抜いた侍たちを描いている。一方で池波正太郎は時代の中で生きる人々の人情などに注目しながら、一般市民目線で楽しめる娯楽時代劇を描いてきた印象だ」

 

カエル「あくまでも個人の印象だけれど、本作からは『剣客商売』などに近いものが感じられたね」

主「池波正太郎って現代的に言えばラノベ作家に近いものがあるんです。

 今あげた剣客商売でいうと腕の立つおじいちゃん剣士がいて、頭も口も回るけれど息子より若い女を妻にするなどのちょっと女に弱い一面がある。一方でその息子は剣客として腕がものすごく立つけれど女性が苦手。そしてじゃじゃ馬の姫君というヒロインが出てきて、おじいちゃんに惚れながらも物語が進むうちに……という現代ならば”なろう系”の小説にありそうな物語だ」

 

カエル「短い会話が続く文体なども非常に読みやすいし、感覚としてはラノベに近いのかな?」

主「それは今作も似たようなところがあって、イケメンで腕もたち少し抜けたような印象を与えながらも頭も回理ながらも女性にはウブな面ももつ磐音の物語となっている。

 キャラクター映画としてかなり作り込まれており、できれば今作の続編が作られて欲しいくらいだ

 

 

カエル「絶対テレビドラマとかで人気がでる企画だし、主人公像だよねぇ」

主「現代ではテレビではほとんど時代劇が作られず、大河ドラマくらいになってしまった感もあるけれど、わかりやすいキャラクター像だからこその時代劇の魅力が詰まっているんだ。

 本来ならばテレビドラマで作られるべき作品だよね

 

 

 

 

本木克英監督の時代劇

 

元木監督は2019年ではジャニーズJrが主演を果たした”少年たち”などを監督しています

 

特に”超高速!参勤交代”はわかりやすく面白いものを! という意識を感じたな

 

カエル「まだ『空飛ぶタイヤ』などは鑑賞できていないけれど、評価も高いよね」

主「言ってしまえば大作邦画のわかりやすさ優先の悪癖もちょっとはある監督だと思う。だけれど、逆に言えばそこまでやらないと……あるいはそこまでやってもわからないという人もたくさんいるってことことなんだ。

 なので映画に見慣れた自分としてはちょっと語りすぎな感もあるけれど、あまり映画を見ない層、あるいは若い人にはちょうどいいバランスに感じられるかもしれない

 

カエル「それでいながらも時代劇の面白さは外してないしね」

主「殺陣(たて)に関して言えばもっと上の作品はあるだろうけれど、かなり頑張っているし、見やすくて見応えもある

 そしてそれ以外でも時代劇に多い演出……”結界の演出”なども駆使しており、小さなところでも見応えがある演出をされている。

 そして何よりもキャラクタームービーとしての役者も素晴らしい。

 こういう初心者向けでもあり、時代劇ファンからも愛されるであろうライトな作品を作り上げているし、信頼できる監督の1人と言えるのではないでしょうか?」

 

 

役者について

 

今作の役者についてはどうだったの?

 

もうほぼほぼ絶賛ですよ!

 

カエル「時代劇でもここまで褒めたのって、それこそ『散り椿』の岡田准一とかくらいじゃない?」

主「今作は先ほどから語るように”キャラクタームービー”ではあるんだよ。それこそ、磐音をはじめとしたキャラクターたちの魅力がとても重要で、それがとてもうまくできている。

 まず、主演の松坂桃李だけれど、彼の爽やかさがこの映画の主人公としてスッキリと見やすいものになっている。

 彼にいい印象を抱いた人も多かったのではないだろうか?」

 

カエル「近年『孤狼の血』『娼年』などのような作品で高く評価されている役者だけれど、今作でもその味がよく出ていたよね。

 特に今作の場合はちょっと嫌味にもなりかねないというか、かなりの完璧人間だけれど、松坂桃李だからこそイラっとすることもなく、彼の苦しみなどにも寄り添うような演技になっていたんじゃないかな?

 

主「そして自分が絶賛したいのがヒロインを演じた芳根京子ですよ!

 まあ、もともと自分がかなり芳根京子に注目しているということもあるし『累』にて2018年ベスト主演女優に選んだほどだけれど、今作でも彼女の味がよく発揮されていた!

 とても気が強そうで芯がありながらも、どこか儚さを感じさせ……芳根京子だからこそ、作中での行動について納得感や説得力が生まれていたのではないか?」

カエル「それから脇の役者も本当によかったよねぇ。

 おじさん&おじいちゃんが魅力的な映画だし!

 

主「もともと時代劇ってベテランの役者が活躍しやすいものだと思うけれど、今作ではその味がさらに発揮されており、だからこそ”キャラクター映画”と言いたくなる。柄本明なんて流石の演技力で、一目で印象に残りながらも誰にでも説得力のある演技を披露していて、思わず笑ってしまったよ。他にも谷原章介の清廉な爽やかさであったりと、作品を彩っていた。

 さらに言えば本作は”言葉使い”が本当に素晴らしい! 

 江戸時代は方言や花魁言葉なども含めて言葉が現代以上に多彩であり、それがどこ出身かなどというそれぞれのキャラクターの背景に繋がっているように感じた。

 それが”江戸の時代を生きる彼らの物語”として説得力を生んでいたのではないだろうか?

 今作も人間の奥深さを表現するような作品とは言いがたいところもあるけれど、そのキャラクターたちが生き生きと躍動感を持って生活しているだけでワクワクするし、この先の物語も期待してしまうね

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

作品考察

 

序盤の喋りすぎ? の展開の問題について

 

では、ここからはネタバレありで語っていきましょう!

 

序盤が優れていた一方で、かなり物語の流れがスマートではないって感じてしまったんだよねぇ

 

カエル「それって、いわゆる”物語の語りすぎ問題”ってこと?

 邦画の悪癖ってよくいうやつ」

主「いや、それはそれであるんだけれど、この映画のスタートで状況説明が多すぎるのは、少しだけ気になったけれど作品の出来に致命的な影響を与えるものではない。

 むしろ

 

  • 3人に注目してほしい
  • 参勤交代もあり江戸で学んで3年学んで帰る
  • それぞれに大切な人、家族がいる

 

 この大切な要素を色々と詰め込んでいるし、それを説明するのに難しい部分がある。また、今作は序盤から急にキャラクターが多くて説明が難しくて大変なんだけれど、それをしっかりと説明していた。欲を言えば映像化で序盤だけの話だからもう少し整理しても良かったかもしれないけれど、あれ以上は難しいだろうなぁ」

 

カエル「あれ、じゃあそこまで文句はないんじゃないの?」

主「う〜ん……時系列の出し方などが少し違和感があったんだよね。

 この作品は

 

  1. 江戸で研鑽に励む3人の紹介→帰ることを示唆
  2. 江戸へ向かう前の愛する2人の別れのシーン
  3. 江戸から帰ってきた3人

 

 という流れになるけれど、途中で回想シーンが入ってしまう。

 帰るはずだったのか、これから向かうのかというのが頭に入りづらい。特に序盤は説明が多いので、そこで時系列の切り替えたエピソードを挟まれるとかなり情報量が多くなる。

 説明することが多すぎるから大変だったのはわかるけれど、その流れがスマートではなく、そこは惜しかった。

 もっと映像で、あるいは説明だけではなく紹介することができたらもっといい作品になっているんじゃないかな?

 

 

演出上の見所

 

今作の演出上の見所ってどこなの?

 

時代劇の見所の1つが”間合い・距離感の演出”だと思うんだよ

 

カエル「もともと日本の家って敷居などがあってラインが多いんだよね。

 畳の淵とか、襖の壁とか、縁側などのような場所を使って各役者の距離感などを可視化しているんだよね」

主「それは今作も同じなんだよ。

 例えば序盤では家をグッと空撮ではないけれど、外から塀に囲まれた姿を捉えておりそこに帰る人を撮ることによって”家の中のことは外から見るとわからない”ということを象徴しているように受け取れる演出をしている」

 

カエル「ふむふむ……

 今作では位置などでそれぞれのキャラクターの立ち位置の説明などもあったよね

主「それ以外でも特徴的だったのが、家老によって妾になれと言われるシーンでは、その前に画角が斜めになっており”曲ってことが行われそうになっている”という意味が出てくる。

 また今作ではスローモーションの演出が出てくるわけなんだけれど、それも多用はしていないで……見た限りでは1回しか使っていないけれど、それはアクションとしての磐音の実力を説明する大切な所に使われていた。

 他にもあまり血煙などをあげずに、誰でも見やすいようにしておきながらも、顔や身体中に返り血を浴びて狂気を感じさせる風貌にしていることもメリハリが効いていた」

 

カエル「磐音と奈緒が思い合う風景が美しいし、それもまた終盤につながってくるんだよねぇ」 

主「ちょっと説明が難しいんだけれど、それだけの様々な”時代劇らしい見所”の上に、現代的な演出や役者を見せる演出もあって、それが良かったね」

 

 

 

住む世界の物語

 

今作を総括するとどのようなお話ってことになるの?

 

強いてテーマを挙げるならば浪人となる磐音の住む世界を選ぶ物語だろう

 

カエル「この映画では3つの世界が出てきます」

 

  • 武家の世界
  • 市井の世界(浪人も含まれる)
  • 吉原の世界

 

主「もともと磐音も奈緒も武家の世界に暮らす者であったが、そこから離れてしまって住む世界が異なってしまう。その中でどのように磐音が生きるのか、そして奈緒がどのように生きるのか、という点に焦点が当たっている。

 この”住む世界”というのがポイントになるのではないか?

 かつては士農工商とまで言われた明確な身分制度があった、なんて言われていた。現代では否定されているけれど、この住む世界の違いというのは今に比べれば明らかに大きな違いなのは間違いない。

 武家と町人、そして花魁という身分の差というのは埋めようもない

カエル「武家の社会が1番上位だとしたら、市井の世界も吉原の世界も堕ちた、ということだもんね……そこを己の才覚で生き抜こうという物語でもあるわけで」

 

主「またいつもと同じことを語るけれど、今作は”業”の物語だと言える。

 強者であるがゆえに多くのトラブルや人斬りを行ってしまう磐音の業。

 美しいがゆえにトラブルを招いてしまう奈緒の業。

 己の才覚を生かしながらも生きて行くしかない2人の姿が胸にくるし……ここがあることによって、何度か”ラノベ的”とは語ったけれど、ハーレム系や厨二的なラノベの軽さだけではなく映画としての重みを手に入れた形となったのではないだろうか?

 

 

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松坂桃李の演技力や魅力を味わいたいならばやはりこちらは欠かせない! 

 

終盤と希望について

 

あの終盤のシーンは本当に素晴らしかったよねぇ……伏線も効いていたし

 

あのシーンだけで1800円の価値があるかもしれない

 

カエル「雪の降りしきる中で2人を待っていた運命……それはなんとも過酷なものでありってねぇ。あそこで涙を流す人の声もたくさん聞こえてきたし、思わず目頭が熱くなっちゃった。

 映像としても雪の影響もあって幻想的で、また南天の美しさもあって……ベタといえばベタなんだけれど、あの歩きそうな履物ゆっくりと行く姿などでも2人の関係性がはっきりとわかって胸が締め付けられて……

 

主「……アニオタとしては『秒速5センチメートル』をちょっとだけ連想したかなぁ。男の感傷の映画にはなっていると思う。

 それで、この終盤のシーンのポイントは2つある。

 それが”1200両の身受け金””南天”だ」

 

カエル「当時の貨幣価値を現代のものと置き換えることは難しいですが、だいたい1両10万円前後とする説が多いです。計算しやすいように1両10万円としても、1200両は1億2千万円……これはすごい価格だね。

 一般の人は当然だし、お金持ちでもおいそれと出すことはできないような……」

主「それだけ高い金額を設定したということは”どこにも行く気がない”とも受け取れる。芸者の世界は苦界なんて言うけれど、そこで生き抜く決心をした。それは武士としての業を背負うという苦しみを背負った磐音と共通するものだろう。

 映画だけならば”一緒になればいいのに”って思いもあるけれど、家族のことやその他様々な事情もあるのだろう。あの家老も手を出してくるかもしれないから、おいそれと手を出せない世界=苦界に逃げたのかもしれない」

 

カエル「……それでも希望はあるの?」

主「たぶん、奈緒は磐音がそれだけの額を集めてくれることを信じているのではないか?

 だからこそ、そんな膨大な金額を用意したのではないか?

 また、もう1つが”南天”の存在であり、江戸時代では魔除けとして一般的な植物だった。南天=難転、つまり難事が転じる=吉が来ると縁起がいい植物だったんだ。それを信じている2人の姿というものに、未来は感じられるのではないだろうか?」

 

カエル「……”南天のように”っていうのは、単に冬の時代を生き抜くよって話だけではないんだね」

主「最後には南天の花があったけれど、花の次は実が成る。そこまで計算してのラストの演出だったのだろう。

 また、今作だけでも各界の大物たちとたくさん知り合うことができた。これからその伝手を使って稼ぐこともできるかもしれない。

 そういった意味で……この映画だけでもいいけれど、ぜひシリーズ化してみてみたい作品だね

 

 

 

 

まとめ

 

 

それでは、この記事のまとめです!

 

  • 時代劇初心者もマニアも納得のバランスの良い作品!
  • 役者陣の演技と口調が世界観を構築!
  • 南天などの様々なアイテムが効果的に使われている!

 

若い人にもオススメしたい!

 

カエル「これは癖になりますし、役者目当てに行っても楽しめてキュンキュンと熱さと切なさがを味わせる作品です!」

主「主題歌がMISIAというだけでも若者受けを狙ってきているのが伝わってくる。

 これはヒットしてほしい作品だなぁ……」

 

 

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