物語る亀

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物語愛好者の雑文

<短評>映画『モアナと伝説の海2』ネタバレ感想&評価! 主張を排して神話へと回帰したミュージカル映画

 

今回は『モアナ2』の簡単な感想記事になります!

 

うちとしては短めの記事となっておるぞ

 

モアナと伝説の海2 (オリジナル・サウンドトラック/US版)

 

カエルくん(以下カエル)

先に言ってしまうと、そこまで語ることも多い作品ではないという評価ですね

 

亀爺(以下亀)

その分、多くの観客が楽しめそうな気がするの

 

カエル「それでは、感想記事のスタートです!」

 

 

 

 

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  • Xの短評
  • 感想
    • 神話への回帰
    • 現代の神話としての創作

 

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<考察>映画『正体』ネタバレ感想&評価 今作が示した解釈の幅の広さの”正体”を考える

 

今回は映画『正体』の感想記事となります!

 

この短いタイトルは検索する時大変なんだよなぁ

 

正体 (光文社文庫)

 

 

カエルくん(以下カエル)

今回の記事はかなり独特な記事となっています

 

この映画自体が、かなり解釈を問う映画になっているからね

 

カエル「どうだろう……手前味噌な話だけれど、公開して3日目でこの解釈とこの文章が登場するのは、独自性が高くて価値があると受け取られるような記事であると思うけれど……ただ、それが賛同されるかはわからないかな」

 

主「いろいろな複数の解釈を載せているので『あなたの解釈はどのタイプ?私は鼻から』って感じで気軽に読んで貰えばそれが1番かもね」

 

カエル「ネタバレありパート以降は、本当に遠慮なしにネタバレしているのでご注意ください。

 それでは、感想記事のスタート!」

 

 

 

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  • Xの短評はこちら
  • 感想
    • 映像面について
    • 藤井監督の過去作を踏襲する作品
  • 以下ネタバレあり
  • 解釈1 酷評するパターン〜作品の悪意に無自覚だった場合〜
    • テーマと描写の乖離
    • 映画で象徴的な場面
    • 過去作とのつながり
  • 解釈2 絶賛するパターン〜作品の悪意に自覚的だった場合〜
    • 今作で重要な3つの事件
    • 今作の3つの構成と各事件の類似点
    • 重要なAさんの存在
  • 『物語る亀』の悪意ある解釈
    • 悪意解釈① 今作のテーマと資本関係
    • 悪意解釈② 映画の特性と藤井監督の作家性
    • 『正体』という映画の正体とは
  • それでも疑いようの少ない真実
    • この映画の真のテーマとは?
    • 最後に

 

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映画『羅生門』感想・考察&解説 小説の原作を映画に脚色するということ

 

……最近、また更新が止まってしまったねぇ

 

語ることがないからねぇ

 

羅生門 デジタル完全版

 

カエルくん(以下カエル)

いつも通りやる気の問題もあるけれど、語りたくなる新作が少ないというのもあるのかなぁ

 

こういう時は、旧作を扱うべきなんだろうけれどね

 

カエル「そうなると、何について語るの?

 やっぱりアニメ?」

 

主「そうだなぁ……割と語りたいのは洋画ならばチャップリンとビリー・ワイルダー、邦画ならば黒澤明だけれど、これらの大御所は今更自分が語ってもなぁ……という気持ちはあるのも事実。

 じゃあ……”脚色”という観点から、黒澤明の『羅生門』について語ってみようか」

 

 

 

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  • 映画『羅生門』は最高の”脚色”の教科書
    • 脚色とは?
    • 原作そのままは良い脚色?
  • 映画と小説の大きな違い
    • 小説『羅生門』と『藪の中』
    • 小説とカメラの人称の違い
  • 映画『羅生門』が果たした見事な脚色の具体例
    • 3つの場面で構成された映画
    • 徹底した三人称・客観した視点の検非違使
    • 一人称・主観となる各人の回想
    • 目撃した男の証言は真実か?
    • 羅生門の場面の視点
  • なぜ今作は『羅生門』なのか?
    • 小説『羅生門』のテーマと映画『羅生門』のテーマ
    • 映画のラストについて
  • まとめ〜見事な脚色とそれ以外の魅力〜

 

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<良作>映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ネタバレ感想&評価! 社会や政治の”匂わせ”が多い映画!

 

今回は『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の感想記事になります!

 

洋画ファンから圧倒的な支持を集める作品じゃな

 

ポスター/スチール 写真 チラシ A4 パターン2 シビル・ウォー アメリカ最後の日 光沢プリント(写真に余白あり)(※こちらの商品にはアクリルフォトスタンドは付いておりません。)

 

カエルくん(以下カエル)

こうして洋画、しかも注目作を扱うのも久々な気がするね

 

亀爺(以下亀)

様々な意見がある作品なので、気になって観に行ったが、語りたいことの多い作品じゃったな

 

カエル「それでは、早速ですが感想記事のスタートです!」

 

 

 

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  •  
  • Xの短評
  • 感想
    • 今作を観ながら連想した他作品
  • 今作と政治・思想・社会の空白
    • 政治・思想を”語らない映画”
    • 匂わせが多い映画
    • 人々の解釈で成立する映画
  • フィルターを通して観るということ
    • 2つのカメラの存在
    • ラストシーンの解釈

 

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<辛口>映画『ふれる。』ネタバレ感想&評価 超平和バスターズの作家性が弱まっている……?

 

今回は超平和バスターズの新作であるの『ふれる。』の感想記事になります!

 

オリジナルアニメ映画の大作じゃな

 

【メーカー特典あり】ふれる。 Original Soundtrack(メーカー特典:「オリジナルA4クリアファイル」付)(初回仕様限定盤)

 

 

カエルくん(以下カエル)

久々の超平和バスターズなので、楽しみにしていました!

 

亀爺(以下亀)

先に言うと、少し辛口なのでそこはご了承願いたいの

 

カエル「それでは、早速ですが感想記事のスタートです!」

 

 

 

 

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  • Xの短評
  • 感想
    • 映像面について
  • 超平和バスターズと作家性
    • それぞれの作家性の発揮
    • 長井龍雪の演出能力・岡田麿里の作家性・田中将賀の作画能力
    • 今作の作家性の薄さ

 

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<考察>『化け猫あんずちゃん』ネタバレ感想&評価 アニメーションと実写の違いとはどこにあるのか?

 

今回は公開から時間が過ぎましたが『化け猫あんずちゃん』の感想記事になります

 

主にロトスコープという手法と、アニメーション(アニメ)と実写の違いについての記事になるかな

 

ジグソーパズル 化け猫あんずちゃん あんずちゃんとかりん 300ピース (300-3141)

 

カエルくん(以下カエル)

今作は語っておくべき必要性があるという認識だよね

 

今の、そしてこれからの映像表現を考える上でとても大事な作品だ

 

 

カエル「それでは、早速記事を開始しましょう!」

 

 

 

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  • Xの短評
  • 感想
    • ロトスコープとは?
    • 動きの違いを動画で比較
    • ロトスコープは無気味の谷に陥りがち
  • 『化け猫あんずちゃん』は実写か? アニメーションか?
    • 実写とアニメーションの違いとは?
    • 実写的と感じる部分
    • アニメ的、と感じる部分
    • アニメーションと実写の魅力とは何か?

 

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『きみの色』ネタバレ感想&評価 作品難易度があまりにも高すぎるかも?

 

今回はアニメファン大注目の『きみの色』の感想記事になります!

 

2024年最大の注目作じゃな

 

【Amazon.co.jp限定】映画「きみの色」オリジナル・サウンドトラック all is colour within [CD](メガジャケ付)

 

カエルくん(以下カエル)

うちは『映画 聲の形』の時から山田監督は10年以内に日本のトップに立つと評価しているからね!

 

亀爺(以下亀)

台風も心配したが、なんとか1日目に観に行くことができたの

 

カエル「それでは、早速ですが感想記事のスタートです!」

 

 

 

 

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  • Xの短評
  • 感想
    • 今作を語る上での4つの視点
  • 以下ネタバレあり
  • 視点① 映像と音声
    • 複雑な映像に求められる、複雑な演技
  • 視点② 作家性と商業性
  • 視点③ 具体と抽象
  • 視点④ サイエンスSARUと京都アニメーション
    • まとめ

 

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