物語る亀

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物語愛好者の雑文

『劇場版SHIROBAKO』ネタバレ感想&評価! アニメ映画を作るアニメ映画が示した光と闇

 

今回は映画になった『SHIROBAKO』の感想記事になります!

 

 

 

 

5年間、ずっと待ってました!

 

カエルくん(以下カエル)

「あのテレビ放送していた当時にブログを始めていたら、毎週感想記事を書いていた可能性もあるね」

 

「さすがにそれはない……と言いきれないほどハマったからなぁ」

 

カエル「ちなみに、鑑賞直後はこんなツイートをしています」

 

 

カエル「さすがに10万文字は言い過ぎだけれど、熱量込めて語りたいことが多い作品でもあるよね」

主「なので、この記事では作中に言及することはありませんので、あしからず。

 もっと詳しく書いた記事を後日アップ予定ですので、そちらを楽しみにしていてください

カエル「では、感想記事のスタートです!」

 

ネタバレありの記事はこちら!

 

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劇場版「SHIROBAKO」本予告【2020年2月29日(土)公開】

 

SHIROBAKOの動画配信をアップしました


映画レビュー『劇場版SHIROBAKO』をネタバレあり感想&考察!〜アニなら1回目SHIROBAKO編〜

 

 

 

 

感想

 

それでは、Twitterの短評からスタートです!

 

 

望んでいたものを120%出してくれた作品だったね!

 

カエル「テレビアニメ版を観ている人ならばわかると思うけれど、SHIROBAKOという作品はクリエイターのためのアニメ作品でもあります。

 また、クリエイターに興味がある人ならば、誰にでも刺さるものが有るのではないでしょうか?」

主「『花咲くいろは』の次に放送された、P.A.WORKSのお仕事シリーズ第2段にして、2010年代を代表する傑作の劇場アニメ化だからね。

 絶対に”劇場アニメを作る劇場アニメ”になるのはわかっていたけれど……いやはや、ここまでの作品を生み出してくるとは……」

 

カエル「本当に脱帽、という言葉しかありません。

 それだけ作画・音響・演出・美術・ボイスアクト……そういった各部署が最大限の力を発揮してできたからこその、アニメ映画だと思います

 

ちなみに、今作はシリーズ初見さんでも問題ありません!

 

カエル「物語そのものは非常に単純で”アニメを作るアニメ”という基本設定だけ覚えておけば大丈夫!

 懇切丁寧に説明してくれます!

主「ただ……キャラクター数は多いから、そこだけは覚えるのが大変かもね。宮森だけを覚えていればいいよ、というわけではない。

 だけれど、このキャラクター数の多さはそっくりそのまま”アニメを作るにはそれだけ多くの人の手間がかかっている”ということでもあるから、欠かすことのできない要素でもあります。

 一応わかりやすいように、各キャラクターの見た目や言動などに強烈なインパクトを残せるようになっているし……そこは稀代のヒットメーカー水島努監督だから、うまいことやっているんだ。

 だから……多分大丈夫! 初見さんにも観て欲しい作品だと思います!」

 

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水島努監督作品として

 

今作の監督を務めたのは、大ヒットメーカーでもある水島努監督です!

 

今、日本で最も忙しい監督の1人だろうね

 

カエル「それこそ、アニメ制作について語っている『映像研には手を出すな!』のテレビアニメ版監督の湯浅監督と同等か、それ以上に抱えているタイトルが多いであろうことが想像できる監督だよね……

 この映画を監督しながら『ガールズ&パンツァー 最終章』などをやっていたわけでしょ? 超人的というか、なんというか……」

 

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

 

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主「『SHIROBAKOが終わって、大ヒットしたから劇場版もあるか!? という話が出た時に、P.A.WORKSの堀川社長が『続編は早くても3年はかかる。監督が忙しいから』と言われていたけれど、現に2015年から今までで『迷い家』『荒野のコトブキ飛行隊』とかも監督しているわけだからね。

 でも、それだけ忙しいということは、今最も信頼できる監督である証拠でもあるのでは?

 

その特徴ってどこにあると思う?

 

群像劇の見せ方、リアルとファンタジーの見せ方のバランスじゃない?

 

カエル「確かに『ガルパン』も今作も、登場人物がすごく多くてわちゃわちゃしているはずなんだけれど、しっかりと交通整理が整理されているよね」

主「ガルパンは吉田玲子、SHIROBAKOはテレビシリーズでは吉田玲子もいたけれど、今作は横手美智子が脚本を担当している。その違いもわかるんじゃないかなぁ?

 今作の場合はモデルもいるし、クリエイターの物語だからセリフの1つ1つが生っぽいところがある。

 そこの見せ方、テンポの良さもあって、登場人物が非常に多いのに、あまり気にならい部分がある

 

カエル「そしてリアルとファンタジーの見せ方だね」

主「やっぱり、ここが秀逸だろう。

 この映画も”リアル”と言えばリアルなんだよ。だけれど、同時にあくまでも”アニメ製作者の理想郷”でしかない。ガチモンの闇のたっぷり詰まったリアルを見せられてもキツイだけだしね。

 その嘘のつき方、バランス加減がちょうどいい。

 自分は『SHIROBAKO』”1/4ドキュメンタリー”だと思っている。簡単に言えばクリエイターの声を反映させるという意味では半分ドキュメンタリーなんだけれど、その中で比較的光の部分、理想しか見せない。だから1/4という表現になる

 だけれど、エンタメとしてはそれで大正解。

 このさじ加減、嘘臭さを感じないほどの気持ちよさを感じさせてくれる映画だよね

 

 

 

堀川社長の作品として

 

>…あれ、この映画って堀川社長の映画でもあるの?

 

だと思うけれどね

 

カエル「ちょっとだけ解説すると、基本的にアニメ作品というのはプロデューサーや企画とクレジットされる人が上にいて、大まかな座組み……監督や脚本家などを決めていったりします。

 ただ、一言にプロデューサーといっても色々な人がいて、例えば『SHIROBAKO』では今作でも活躍したメガネで太ったおじさんの葛城さんのようなメーカープロデューサー、あるいはテレビアニメ版のナベP(今作では役職が変わります)のような制作のプロデューサーがいます。

 堀川社長はテレビアニメ版の『SHIROBAKO』でも企画・プロデューサーとしてクレジットされており、物語や作品の質に関わるプロデュースをしている方です

 

今作って、理想論みたいなものがあるじゃない?

 

カエル「まあ、理想の職場になっているよね」

主「やっぱり、その辺りは水島監督などの思いもあるんだろうけれど、堀川社長の影響って強いように感じる。

 特に……あんまりネタバレにならないように語るのは難しいけれど、丸川社長の言葉っていうのは、堀川社長の言葉そのまんまじゃないかな?

 名前も似せているのは、偶然じゃないだろうし」

 

カエル「『SHIROBAKO』の設定資料集の中で堀川社長はテレビアニメシリーズ制作に対して<『なぜアニメを』というよりも『アニメを通して今後何をしていくべきか』>ということを語りたかった。あるいは<『アニメ業界の今』を記録しておきたい>と語っています」

 

その意味では、やっぱりこの劇場版もその意図があるよね

 

カエル「今のアニメ業界、その功罪も含めて語ろうという意図だね」

主「自分は業界人ではないから、この作品がどれほど業界のリアルを捉えているのかはわからないけれど、やっぱり1/4ドキュメンタリーという部分は変わらないんじゃないかな? という思いを抱いたかな」

 

 

 

 

”アニメ業界を描く”ことの難しさ

 

力が試される映画

 

この作品は”アニメ業界をアニメで描く”という難しさがあるよね

 

必然的にハードルが爆上がりなわけですよ

 

カエル「それこそ、業界から総スカンを食らうような嘘は絶対にかけないわけで……」

主「しかも作品制作の裏側を見せるようなものだからさ、力がものすごく試される。

 だって、どこかのセクションで手をぬけば『あ、このセクションはこんなもんなんだな』って思われる。アニメーターを語るなら作画は絶対手をぬけない、演出を語るならば、音響を語るならば、声優を語るならば、美術を語るならば……その各部署を語るためには、その最高の仕事を紹介する必要がある」

 

カエル「ふむふむ……アニメーターを語っておいて”作画がクソ”ってことは絶対に避けたいよね……」

主「それがキャラクターたちが必死にやっている姿と、その結果を見せなければいけないわけだからさ、それも大変なわけ

 

またさ、”過去のP.A.WORKSの劇場版作品”に負けてもいけないわけだよ

 

カエル「言っちゃなんだけれど、明らかな劣化作品、手抜きはやっちゃダメだよね……」

主「それこそ『さよならの朝に約束の花をかざろう』を更新しないと、やった意味がなくなってしまうかもしれない。

 その意味でもたくさんのハードルがあったけれど、今作はそれらを超えてきた。だからこその絶賛でもあるんだ

 

 

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アニメを作る上で1番の花形セクションは?

 

今回はどんなところが気に入ったの?

 

……アニメを語る上で、1番の花型はどこの仕事だろうね?

 

カエル「えっと……今はやっぱり声優さんなのかなぁ。

 煌びやかでイベントもたくさんあって、そしてなりたい人もたくさんいるというか……」

主「まあ、それもそうなんだろうなぁ。

 別に声優さんが人気なのは別にいいんだけれど……いや、本当にそれはそれで嬉しい話ではあるんだけれどさ。

 評価や注目度が高いことをケチつけるのも変な話だし。

 だけれど、みんなが大好きな”キャラクター”を創造しているのは誰かって話。

 もちろん原作者や、オリジナルならばキャラクター原案の方もいるから一概にはいえないけれど……そのキャラクターの”動き”を創造しているのは、アニメーターさんなんだよ

 

今でもアニメがすごく好きな人は、アニメーターさんについて語っている印象があるかなぁ

 

自分は、本当はアニメを語る際に1番の憧れはアニメーターであるべきだと思う

 

カエル「それは理想としてはわかるけれど、でも外野からは誰がどのシーンを担当したのかはわかりづらいじゃない? 今はTwitterとかで自分でアピールする方もいるとはいえ、放送・公開された映像に具体的にこのシーンだ! と名前が書いてあるわけじゃないし……」 

主「そこなんだよねぇ。

 絵を描く人ならばある程度わかるらしいけれど、自分なんかは絵はからっきし。描くことどころか、上手い下手も直感でしかわからない。よくアニメで絵が溶けているというけれど、もっと細かいところ……輪郭がどうこうとか、そういうのは全くわからないんだよ」

 

しかも、アニメーターさんも超一流は名前がわかるけれど、新人とか若手だと目立ちにくいし、その割には1作品にたくさんの方が関わっているから覚えらないんだよね

 

本当は理想は1人原画なんだけれどね

 

主「昔……それこそディズニーの初期『ピノキオ』とかの時代だけれど、その時は”1キャラクターにつきアニメーターが1人”らしいのよ。もしかしたら、今もそうなのかもしれないけれど」

カエル「……えっと、例えばピノキオならばピノキオしか書かない人がいるってこと?」

主「そうそう。それと同時に、その人以外はピノキオを書いちゃいけないの。もちろん、出番が多い・少ないはあるから、1人のアニメーターが2人、3人のキャラクターを担当することはあったようだけれど、それでもそのキャラクターは担当するアニメーターしか書いてはいけない」

 

え、なんでそんなことをするの?

 

だって、実写でも違う役者が同じキャラクターを演じていたら変でしょ?

 

カエル「……いや、まあ確かに半沢直樹が次のシーンで高橋一生とか、松重豊になったら意味がわからないけれど」

主「アニメーターというのは、動きを創造するものだ。

 そして動きはアニメーションにおける命とのもいうべきもの。だから、ディズニーの中でも本当にこだわる人は、動画(原画と原画を繋ぐ絵)も他の人にやらせなかった。その結果、仕上げが粗い部分もあるんだけれどね。

 それくらいのこだわりがあったんだよ。

 もしくは、日本で言えばテレビアニメの1つの回を1人で全て原画を描く1人原画。

 これが理想。

 これだったら、誰がどのパートをやったのかすぐにわかるでしょ?」

 

いや、日本では分割しないと量産は無理なんじゃ……

 

だから分割性になって、誰がどのパートをやったのかわかりづらくなる

 

主「よくベテラン声優さんが『若手は勘違いしているようだが、人気なのはお前ではなくキャラクターだ』と語るけれど、それはあるだろう。もちろん、今では声優さん主導の人気のキャラクターもいるだろうけれどさ。

 アニメにおいて声優は基本的に1人キャラクターにつき1人。兼ね役はあるけれど、逆に1人のキャラクターが2人の声優が担当する時は、歳が大きく異なるか、あるいはなんらかの事情による声優交代などの特殊な事情による。だから、キャラクター=声優となり、花形となりやすい。

 でも、本当はキャラクターや動きを描くアニメーターさんにスポットライトを浴びせるべき……自分がいっているのはそういうこと。

  今作の宮森とか超可愛いじゃん。瀬川さんは相変わらず魅力的だし、矢野さんなんて4年後ってことはアラサーくらいはいっているはずなのに超可愛いじゃん」

 

カエル「……なんか、個人的な好みが入っているよね」

主「その絵を、動きを書いた人は誰だって話なんだよ。

 そして同時に、普段めにつきにくい方々……音響制作・CG・背景美術・制作進行……そんな人たちにスポットライトを浴びせる企画でもある。

 だからこそ、自分はこの作品を高く評価したい」

 

 

 

スタッフロールから見えてくるもの〜アニメ業界の光と闇〜

 

でもさ、現実にはそういうことにはなっていないよね?

 

残念ながら、色々と大変だからね

 

主「今作でもそうなんだけれど、大体その現場の過酷さってスタッフロールとか、あるいは諸々の情報で察することができるんだよ。特に、今は情報化社会だし、Twitterとかで業界の人が何気なく呟いていたりするし」

カエル「俗にいう”作画監督が多いと、その現場は大変”ってやつだね。

 今作の場合は10人の方が作画監督をしており、相当大変だったことが伺えます

 

ちなみにP.A.WORKSを舐めていた、ということに繋がってきます

 

……今作って、予告の段階でもほとんど情報がなかったんだよね。

 

主「予告の段階でもほとんど情報がなかったのは、単純に作品が出来上がっていなかったから、というのもあると思う。それだけ切羽詰まった状態であり、正直作画面ではあまり期待できないかもな、と覚悟していた。

 まあ、別にそれでもいいかと。アニメ業界のリアルを垣間見せてくれたらそれでいいからさ。

 また、水島監督のTweetでは完成したのは公開日の3日くらい前なんだよね。

 だからこそ、驚いた。ここまでレベルの高いものができていたんだって。

 新海誠監督もそうだったけれど、今はギリギリまで粘れる分、頑張っちゃう。その結果、すごいものができているけれど……それもまた闇なわけですよ」

 

その分、ギリギリまで働いている人がいるわけだもんね……

 

例えば、これが工業製品だったらどう思う?

 

カエル「ある程度の一定の基準をクリアして、品質的にOKが出れば即出荷、みたいな話だよね」

主「この映画が描いているのは、ギリギリのギリのギリまで努力をして、必死にいいものを作ろうとするクリエイターたちの姿だ。

 それはもちろん、尊敬に値する。だからこそ日本のアニメはここまで発展してきた。

 テレビアニメのEDで桃井はるこが作曲した『Animetic Love Letter』みたいなものだよ。毎週毎週、大好きなアニメを届けるために頑張る人たちの歌でもあるし。

 だけれど、同時にだからこそ日本のアニメスタッフはここまで貧乏になっているという現実がある

 

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  • 宮森あおい&安原絵麻&坂木しずか
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

それが”光と闇”なんだね……

 

この2つが一体で、しかもとても大切なものだからこそ、心が痛む問題でもある

 

主「本作が描いたことというのは、確かにクリエイター賛歌でもある。だけれど、同時にクリエイターが頑張りすぎてしまうこと、クオリティをあげればあげるほど、貧しく労力が増す一方であることもまた事実としてある。

 その闇を垣間見える形で描き出したこともまた、自分は感じていたい

 

やっぱりさ『映像研に手を出すな!』とSHIROBAKOはセットで見るといいよね

 

主「どちらもアニメ制作の楽しさ……それこそ川瀬Pが設定資料集で語っているけれど<プロフェッショナルな人たちが行う文化祭の前日>なんですよ。だからこそ、みんな張り切って頑張る。

 でも、だからこそどこかでビジネスとして破綻しかけている部分もある。

 その闇や狂気も合わせて描くことができたから……自分は満足度が高いかな

 

SHIROBAKOアートワークス

 

コロナウイルス問題などと絡む作品に

 

この映画公開時期はコロナウイルスによる自粛要請などが相次ぎ、経済は大変なダメージを負っています

 

こればっかりは誰も悪くないだけに、どうしようもない問題だよねぇ

 

カエル「政府が悪いとかいう人もいるかもしれないけれど、誰も正解が見えない中で行動し決断するしかないわけだからね……

 ましてや、1アニメ会社や映画館では何もできないわけで……」

主「この映画でも突発的なトラブルが多く発生しているけれど、今作もそれは同じだろう。

 誰も予期できなかったこと、避けようがないことが起こりうる。

 それでも、前に進もうとがむしゃらに頑張る人がいる。

 本作を見て、頑張ろうと思った人も多いのではないだろうか?」

 

カエル「リンクするものは多くあるよね」

主「コロナに負けるな! はなかなか言いにくいけれど、頑張って作り上げた人達の思いに報いるためにも、ぜひ劇場で見て欲しい作品だったね」

 

 

 

 

 一時まとめ

 

えー、今回の記事はここで終了になります

 

 

ちょっと一時中断とさせていただきます

 

カエル「いや、語りたいことをもっと考えていたら、軽く2万文字を超えてしまいそうで……ちょっと色々まとめて、改めて作品内容に深く触れながら語る記事を書きます!」

主「まだ何も語っていないようなものだかねー

 ほとんどうんちくで終わってしまったかも……」

カエル「なるべく日曜日にはあげられるように頑張りますので、少しばかりお待ちください!」

 

書きました! ぜひ読んでください!

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