物語る亀

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物語愛好者の雑文

2018年5月度の映画ランキング! 今月はいい映画と酷い映画がはっきりとした一月でした……

 

 

では、2018年5月度のランキング記事です!

 

今月は少なめかもしれんの

 

 

カエルくん(以下カエル)

 「5月はどうしても連休終わりで大作も少ないしね。

 次は7月が注目を集める月になるのかな?」

 

亀爺(以下亀)

 「そんな中でも、大人が楽しめる作品が多い印象もあるの。

 では、早速記事の始まりといくかの」

 

 

 

 

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対象作品

 

記事にした作品

 

『ラプラスの魔女』

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』

『デジモンアドベンチャーtry 第6章 ぼくらの未来』

『孤狼の血』

『ミッドナイト・サン タイヨウのうた』

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

『GODZILLA 決戦機動増殖都市』

『のみとり侍』

『ランペイジ 巨獣大乱闘』

『恋は雨上がりのように』

『コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道』

 

 

以上11作品

 

 

記事にしていないが鑑賞した作品(公開3ヶ月以内)

 

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第5章 煉獄編』

 

 

以上13作品がノミネートです。

 

 今月は記事にした数も含めてそこまで多くないです。

 う〜ん……もうちょっと映画館に行くようにしないとなぁ

 

 

 鑑賞していない中での注目作品は

 

『モリのいる場所』

『犬ヶ島』

『友罪』

 

 の3作品はやはりチェックしないといけないかな。

 

 

 

 

第5位

 

コードギアス 反逆のルルーシュⅲ 皇道

 

 

 

作品紹介

 

 テレビアニメも大ヒットを迎えたコードギアスの新作に向けた総集編作品の最終章。今作では主に2期の後半から、衝撃のラストまで扱う。

 テレビシリーズと大きな変更点は少ないものの、今でも色褪せない作り込まれた作画や予想できない展開など、劇場で楽しめる1作に仕上がっている。

 

 

まずは第5位にコードギアスが入ります!

 

 

思いっきりファン補正じゃな

 

 

カエル「こんなことを言うのはあまりよくないかもしれないけれど、1作の映画としてはそこまで評価できないです。

 なぜならば、全3章の総集編だし、ここまでの2章を見ていることは大前提、しかもファン補正が強くて、テレビアニメの構成のために映画としての完成度は正直そこまででもないのかぁ……と」

亀「これはやはり谷口悟朗作品を追いかけてきたファンの思いがそれだけのものであるし、新作も期待しているということじゃろう

 あとは……変更点もあるのじゃが、それが結構嬉しかったということもあるかの」

 

カエル「もっとたくさんの新作映画を鑑賞していたらランキングに変動もあったかもしれませんが……今回はこの作品が5位になります!

 

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第4位

 

ミッドナイト・サン タイヨウのうた

 

 

 

作品紹介・あらすじ

 

 

 2006年に公開されたYUIが主演の映画『タイヨウのうた』のハリウッドリメイク作品。

 監督はスコット・スピアーが務め、主演はベラ・ソーンがキュートに恋をする女の子を演じるほか、作中で魅力的な歌唱力も発揮する。相手役にはアーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガーを起用したことでも話題に。

 

 太陽の光に当たることができない病気『XP』を抱える少女、ケイティは学校に通うこともできず、父と共に暮らす日々を送っていた。ある日、夜の駅にギターを持って歌っているところ、窓から眺めていて惹かれていた同年代の青年、チャーリーと出会う。

 昼の世界の住人であるチャーリーと、日光にあたれない少女ケイティ。2人の恋の結末は……?

 

 

今月の第4位には日本の作品をハリウッドリメイクされた作品です!

 

 

少し地味な存在になってしまったが、思わぬ掘り出し物であったの

 

 

カエル「やっぱり、この手の映画って映画ファンでも好き嫌いが分かれるのか、あまり盛り上がっている印象はないんだよね……

 でもさ、とても誠実にじっくりと作られた隠れた良作だったんだよね」

 亀「もともとYUIの『タイヨウのうた』も10年以上前の作品と考えると、あの時にハマった若者たちもすっかり子供を持つような年齢になったと考えると、映画館にまで行って鑑賞しようとは思わんかもしれんな。

 その意味ではここまで流行らなかったのは予想外かもしれん……いや、公開館数を考えると妥当なのかの?」

 

カエル「出てくる登場人物全員がケイティのことを本当に大切に想っていて、しかも素直で……その真っ直ぐな想いに心打たれて、最後には自然と涙を流してしまう……そんな映画だったね

亀「特に背景描写の美しさも見所も1つじゃな。

 彼女が愛した町の美しさ、そして太陽や海、夜の街並み……その背景を美しく撮るのがとても良かったの。あとは……何よりも音楽の良さじゃな。

 学生の初めてのデートもそうじゃが、年頃の娘を持つ親世代にオススメしたい作品じゃった

 

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第3位

 

恋は雨上がりのように

 

 

作品紹介・あらすじ

 

 テレビアニメも放送された眉月じゅんの原作コミックを実写映画化。

 監督は『帝一の国』『世界から猫が消えたなら』の監督を務めた永井聡が務め、脚本は『かぐや姫の物語』『メアリと魔女の花』などの坂口理子が担当。

 主役の元陸上部で恋する17歳女子高生を小松菜奈、その相手役のファミレス店長を大泉洋が熱演。また、清野菜名、磯村勇斗などのフレッシュな面々に加えて、濱田マリ、戸次重幸などが脇を固める。

 

 怪我で陸上の夢を断たれた女子高生、橘あきらはファミレスの店長、近藤正己の優しさに惹かれて恋をしていた。近藤はあきらよりもずっと年上の45歳、バツイチ子持ちであり、ファミレススタッフにも呆れられるような冴えない男。

 あきらのまっすぐな思いは近藤に伝わるのか?

 そしてその恋の結末は? 

 

 

アニメも原作も良作! そして映画も高評価です!

 

 

青春映画としても見所の多い作品じゃったの

 

 

カエル「うちはアニメ版の記事も原作の記事も挙げたほどはまり込んだ作品だったので、いろいろと思うところもあったけれど……でも、原作はもちろんのこと、アニメ版もあれだけレベルが高かったのに、あれだけの高評価を獲得していることを考えても、とてもいい作品だよね」

亀「もちろん、原作の良さもあればアニメ版の良さもある。映画版も他の作品と比べていい部分もあれば悪い部分ももちろんあるが、そんな当たり前のことの作品というのも少ないかもしれん」

 

カエル「三者三様の魅力があったってことだもんね。

 メディアミックスの成功作品として評価される作品になるんじゃないかな?

亀「原作を読まないで映画館に向かった人の評価も上々じゃから、是非劇場で見て欲しい作品じゃの」

 

 

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第2位

 

孤狼の血

 

 

 

作品紹介・あらすじ

 

 柚月裕子の同名原作小説を基に『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』など多くのバイオレンスな作品を精力的に発表している白石和彌監督のメガホンで映画化。

 かつて東映の代名詞でもあった東映実録路線の復活を目指した作品でもある。

 脚本は『日本で1番悪い奴ら』でも白石監督とタッグを組んだ池上純哉。

 キャストには日本アカデミー賞などで高く評価される役所広司が破天荒な刑事大上を、若手随一の実力派の呼び声も高い松坂桃李が異動してきた刑事、日岡を演じるほか真木よう子、ピエール瀧、江口洋介など実力派の役者たちが脇を固める。

 

 

 広島県、呉原市では尾谷組と十子会傘下の加古村組にによる抗争の火種が燻っているような状況だった。

 加古村組系の金融会社の社員が失踪し、その捜索にあたるベテラン刑事大上と、異動したての刑事・日岡。しかし大上は地元の暴力団員との癒着、不適切な関係や問題のある取り調べなどを繰り返す不良刑事だった。

 この捜査を行っているうちに尾谷組と加古村組の血で血を洗う抗争が始まるのだった……

 

 

今月の主役の1作! 続編の制作も発表されています!

 

 

 

東映の意地が見えた作品じゃな

 

カエル「やっぱり、バイオレンス描写もさることながら何と言っても役者の存在感が素晴らしい作品だったよね!

 役所広司をはじめとして、どのキャストもみんな熱演だった!

 今年の賞レースではまた……と言ったら失礼かもしれないけれど、何度目の表彰になるかわからないほど評価されている役所広司が、主演男優賞を獲得するんだろうなって思うほどの作品だったよね」

亀「やはり圧倒的な存在感に目が釘付けになる作品であったの。

 また、暴対法が施行される前の時代ということもあり、美術などの1つ1つもとても凝っており、そちらも見所の1つであったの」

 

カエル「男たちの生き様などの重厚な物語も魅力で……もしかしたら『孤狼の血を2位にするなんて見る目がないな!』と怒られても仕方ないと思うほどの作品です!」

亀「間違いなく今年を代表する邦画作品の1つでもある。

 バイオレンスな作品が苦手でなければ……という注釈はつくものの、是非とも鑑賞して欲しい1作じゃな」

 

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第1位

 

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

  

 

作品紹介・あらすじ

 

 史上初のトリプルアクセルが成功したフュギュアスケート女子選手として、冬季オリンピックにもアメリカ代表として出場したトーニャ・ハーディングのスキャンダルを描いた作品。

 監督は『ラースト、その彼女』などのクレイグ・ギレスビー。

 主演は『スーサイド・スクワット』のハーレー・クイーン役などで知られるマーゴット・ロビー。また母親役のアリソン・ジャネイが第90回アカデミー助演女優賞を獲得するなど、役者陣に高い評価が集まる。

 

 破天荒な母親の元に生まれたトーニャはスケート選手になりたいという夢を抱き、幼い頃からスケートリンクに立ち始めた。母は始めるならば世界を取れと、過激な方法で練習を強いてきた。

 アメリカ中が注目するような選手に成長したものの、そのスケート人生は波乱に満ちていた……

 

 

 

今月1位はトーニャの人生を描いた作品です!

 

 

これは文句なしの傑作じゃろう!

 

カエル「やはりアカデミー賞を受賞したとあって、役者の演技が特に印象に残ったよね!

 もちろんアリソン・ジャネイも絶賛なんだけれど、それ以外の面々もまた決して見劣りしなかった!」

亀「確かにトーニャの人間性には大きな問題があるものの、彼女が辿ってきた人生を考えれば致し方ないような気もしてくる作品じゃったの。

 特に……アメリカ社会の闇であったり、フュギュアスケートという競技の持つ特性であり、トーニャが激怒する問題にも切り込んだ意欲作でもある」

 

カエル「社会派の面もあるけれど、何よりも本作は娯楽作です! 

 特にマーゴット・ロビーのスケートのシーンは圧巻の一言! ここだけを見るために劇場に行って欲しいくらいです!」

亀「今月も色々な作品があったが、自信をもってオススメしたい1作じゃな」

 

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総評

 

 

では、5月の総評と参りましょうか 

 

 

 

少しばかり3月、4月の反動が来た印象もあるかの

 

 

カエル「特に4月は選ぶのも難しいくらいの傑作、名作揃いだったからね。

 5月は鑑賞した作品数自体がそこまで多くないこともあるけれど……」

亀「少しばかり文句の出てしまった作品も多かったかもしれんの。

 あとは語っていない中では、はっきりと賛否が分かれてしまったフロリダ・プリジェクト』なども大きな話題を集めた作品である。わしはどうにも合わなかったが、会った人からは『今年1番の傑作!』という声も聞こえてくるの」

 

カエル「こう、どのような政治的スタンスを取るのか? というので意見が割れてきそうだったね。社会派の映画であり、議論を巻き起こすというのはいい映画である証拠だろうけれど……

 あとは『ランペイジ』などもランクインしても良かったかな? という思いもあります」

亀「中にはとてつもない酷い作品もいくつかあり、ファン心理として複雑な感情を抱く作品もあったが……

 バラエティに富んだ1ヶ月だったと言えるのかもしれんの

 

 

 

まとめ〜6月の映画について〜

 

 

カエル「じゃあ、最後に6月の映画について語ろうか 」

亀「やはり『デットプール2』『ハン・ソロ』に注目であるのは間違いないの」

 

 

カエル「あとは……是枝監督の『万引き家族』もあるしね。W杯もあるから大作は少なめだという話だけれど、みたい作品は続くのかな?

 アニメ映画は……『あさがおと加瀬さん』くらいかなぁ」

亀「『PEACE MAKER 鐵』などもあるが、ほとんどお休み状態かの。

 ……『アンパンマン』もあるにはあるがの」

 

カエル「幼児向けアニメと女児向けアニメはノータッチだからなぁ……観たらそれなりに面白いものもあるんだろうけれど……

 アニメは春アニメが終わるから、そちらでカバーしていく形になるのかな?」

亀「来月も楽しみにしていきたいところじゃな」