みんな大好きなコードギアスの完全新作が公開です!
果たしてルルーシュは出てくるのかな?
カエルくん(以下カエル)
「今回で果たして完結するのか、それとも続編ができるような形になるのか?
そのあたりも楽しみだよね」
主
「完結して10年が過ぎるけれど、今でも高い人気を誇るシリーズだしね。
劇場総集編3部作を作ったこともあって、この作品も相当盛り上がっているね」
カエル「ちなみに、今回は劇場版総集編の続編となる新作であり、テレビシリーズとはまた別物のようです。
その最大の違いは……これはもうネタバレではないだろうけれど、シャーリーが生存しています!」
主「あの判断は嬉しかった!
自分はシャーリーがコードギアスの正ヒロインだと思っているので、彼女の生存は物語の多くの部分が変わる可能性すらあるしね。3部作ではマオの描写などもカットされたことがあって、シャーリーの感動シーンへ繋がらないから生存したらしいけれど、それだけでもファンとしては涙目ものですよ!」
カエル「それでは、コードギアスの新作映画の感想へと行きましょう!」
主「とりあえず、こちらの記事ではネタバレなしで見所や雑感を紹介していきます」
作品紹介・あらすじ
2006年に放送を開始し、2008年に第2クールの最終回で衝撃のラストを展開して大ヒットを記録した『コードギアス 反逆のルルーシュ』の完全新作劇場版作品。今作はテレビシリーズの続編ではなく、17、18年に3部作で上映された劇場3部作の続編という位置付けにあたる。
監督はテレビシリーズに引き続いて谷口悟朗が務め、脚本は大河内一楼、音楽は中川幸太郎と同じみのスタッフが再集結し、魅力的なコードギアスワールドを作り上げる。
キャストも櫻井孝宏、ゆかな、小清水亜美、名塚佳織などの人気キャストのほか、映画オリジナルキャラクターには戸田恵子、村瀬歩、大塚明夫、津田健次郎などの人気声優が起用されている。
悪逆皇帝として世界に名の知られたルルーシュの計画『ゼロ・レクイエム』から1年が過ぎた。地球上から戦争やテロがなくなった奇跡の1年と後世から評価される中、再編成した超合衆国の1人して活躍しているゼロとナナリーは難民キャンプの慰問に訪れていた。
しかし、その慰問中に謎のテロリスト集団によって拉致されてしまう事件が派生する。
その解決のためにブリタニアの猛攻にも耐えた『戦士の国』と呼ばれる砂漠の国、ジルクスタン王国に潜入していたカレン、ロイド、咲世子たち。そこで出会ったのは世界中を旅していたCCだった。
果たしてCCは何の目的でジルクスタン王国にいたのか?
またナナリーたちを誘拐した犯人たちの目的とは……?
2019年2月9日公開『コードギアス 復活のルルーシュ』劇場予告編 第2弾(90秒)
感想
それでは、Twitterの短評からスタートです!
#コードギアス#復活のルルーシュ
— 井中カエル@物語るカメ/映画・アニメ系VTuber(初書籍発売中!) (@monogatarukame) 2019年2月9日
尺がぁ…涙
あのシーンもあのシーンももっと見たかった!なんなら2時間半でも3時間でも良かったよ!
つうか1クール欲しかったよ!
戦闘、キャラ、ギャグ、ナイトメアなどもギアスらしさに溢れていただけに尺不足がなければもっと絶賛できたろうなぁ… pic.twitter.com/A3te9PLVzl
本当に尺が足りない……もっと余裕を持った上映時間があればさらに良かったのに!
カエル「テレビアニメとは劇場版はパラレルワールドであるとはいえ、あの衝撃のラストの後を描くのだから2時間でまとめるのは難しいよね……」
主「今回ほど尺がないことを呪った作品はないよ!
どうにも谷口悟朗監督のインタビューを読むと、1クールにする予定は最初からなかったようだけれど……作画などの手間を考えると、このクラスの作品を1クール続けて作り上げる体力などは今はない、というのがその理由らしい。
だけれど、今回1クールアニメであれば……もしくは上映時間が2時間半あれば、どれほど良い作品になっていたか!」
カエル「今はどこも120分、2時間が1つの上映時間の目安になっているからなぁ」
主「本当に惜しい!
というのもさ、ギアスらしい物語や作画自体は良いんだよ!
だけれど、時間だけが足りない!
もちろん今作はファン向け映画であり、映画として何一つの欠点もない素晴らしい作品である! というレベルまでではない。
だけれど、コードギアスをずっと追いかけてきて、しかもあの10年前の衝撃のラストに涙を流した人であれば、さらに引き込まれる造りになっているんだ。
コードギアスのファンだったら絶対劇場へ向かったほうがいいです!
あのルルーシュが救った世界の平和のその後を、そしてあのキャラクター達のその後を楽しむことができます!」
コードギアスの魅力が全部入り!
今作は『コードギアス』という物語の魅力を全部入れたような作品だよね
まあ、そのせいで尺に収まらなくなった印象もあるけれどな
カエル「もちろん本作はロボットアクションアニメだったことあって、1番の魅力はロボットであるナイトメアの戦闘描写だ! と主張する方も多いでしょうが、やはりそちらも見所が非常に多いです!」
主「ナイトメア同士の戦闘に関してはボリュームも多くて見所も多かった!
また、いつものように黒の騎士団が得意とした組織的に運営されて、劣勢を跳ね返すような頭脳線であったり、あるいは圧倒的な実力を持つスザクやカレンなどのエースパイロットによる単騎の無双などもあり、そちらもしっかりと劇場で楽しめるクオリティになっています!」
カエル「戦闘の流れなども『そうそう、それが見たかった!』というポイントはちゃんと押さえてあるし、ファンであればニヤニヤとできる場面の連続でした!」
キャラクターのその後と、夢の対面が観れる!
だけれど、コードギアスの魅力はそれだけではないです!
まずは何と言ってもキャラクターの魅力は語っておかないといけないな
カエル「ギアスって男性にも女性にも人気が高いけれど、それは魅力的なキャラクターが多いからだよね!
ルルーシュやスザクはネタになるほど厨二病的な部分もあるけれど、それほどまでに純粋に色々なことを考える青臭さも魅力の1つだし、女性キャラクターたちの真の強さなども魅力だよね」
主「男性のキャラクターのかっこよさ、女性のキャラクターのかわいらしさの両方が目立っている作品だな。
さらに言えば、あのエロチックな魅力も今作は健在!
カレンなどのサービスシーンはもちろん、フェチ度の高いシーンも多くて、男性ファンには嬉しいポイントが多いのではないでしょうか?」
カエル「多くのキャラクターたちもそれぞれの魅力を発揮しています!
特にコードギアスを追いかけてきたファンであれば、見たかった姿がそこにあって……劇場を出た後で『あの中盤のシーンが観れただけでも嬉しかった!』という声も聞こえてきたよね」
主「ただし、ちょっとだけ『このキャラってこんな性格だったっけ?』と思うこともあったりして……そこは視聴者である自分の10年分の思いの差もあるかもしれないかな」
おなじみの光景も!
そして忘れてはいけないのはほっこりとする日常の描写です!
アッシュフォードを舞台とした馬鹿話も多かったけれど、今作でもそのノリは健在!
カエル「さすがにみんな卒業してしまっているのでアッシュフォード学園の制服姿などは出てきませんが、あの時のバカバカしいことでも全力でやりきるコードギアスの魅力は健在!
今回もさすがにキューピットの日などのようなほどではないものの、ギャグにも近いほっこりとする描写が多くあります!」
主「緊迫したシーンが続くからこそ、このような日常的なほっこりとするシーンが響くよねぇ。
ただし、このようなシーンを入れてくれること『ああ、あのコードギアスだ』という嬉しさもある反面、ここを少しカットするともう少し尺に余裕が出てきたのに……という思いもあったりして、そこは痛し痒しといったところか」
カエル「そのシーンがないとファンが見たかったあの場面もないことになってしまうからねぇ。
それから、ギアスらしいオカルト描写……Cの世界を中心とした描写も多く入っています!」
主「今作はコードギアスらしい部分が本当にいっぱいで……
- ナイトメアや肉弾戦などの戦闘描写
- トンデモを含めた戦略重視の頭脳戦
- キャラクターのサービスシーンも含めた魅力あふれる描写
- ギャグやほっこりとする日常描写
- Cの世界などのオカルト描写
これだけたくさんのコードギアスを構成する要素が詰め込まれています」
カエル「……そりゃ、尺が足りなくなるよねぇ」
主「本作はあのコードギアスの物語の……谷口監督の言葉を借りるならば『ギアスで大事な人物の物語のけじめをつける作品』であり、物語としてはファンに向けたご褒美の後日談のような部分もあるけれど、だからこそサービス精神が旺盛です!
あのシーン、このシーンが見たかったというファンにはたまらない作品になっており、是非是非劇場で鑑賞してください!」
キャストについて
まあ、こちらもお馴染みのキャラクターも多いけれど、キャストについて語りましょうか
やっぱり、コードギアスを観たなぁ……となるキャスト陣ですよ
カエル「今回はルルーシュもどのような形でかは伏せますが登場し、福山潤の声も響き渡りますが……やっぱり、あの声があってこそのコードギアス感もあるよね」
主「10年前から活躍しているお馴染みのキャストたちの声が聞けて嬉しいよなぁ……」
カエル「もちろん、お馴染みのキャストはいつも通りの安定した演技を披露しているけれど、今回から参加した組はどうだった?」
主「もう、文句なしですよ。
谷口悟朗監督は同じ声優を起用する傾向にあるよね。櫻井孝宏、保志総一朗などは監督の他作品でも主要なキャラクターを演じているし、今回は出番がないけれど緑川光なども印象深い。
今作ではベテラン声優陣が中心ということもあって違和感なんて皆無だけれど……特に強く語りたいのが高木渉です!」
カエル「今回の高木渉ははっちゃけすぎだよねぇ……谷口ファンなら思わずニヤリとしてしまうところもあったのでは?」
主「あれはもう『スクライド』の立浪ジョージじゃないですか!
わざわざ『固いんだよ!』という名ゼリフのオマージュまでも飛び出して、はっちゃけているなぁ……と笑ってしまった。このあたりも谷口作品をずっと追いかけてきた人へのご褒美になるのかな?」
カエル「監督インタビューでは戸田恵子、津田健次郎が初めての谷口作品に参加だったようだけれど、当然ながら違和感なんてないしね」
主「たぶん、今後のコードギアスってガンダムみたいなシリーズにしたいんだろうなぁって思うんだよ。
ルルーシュやスザクの物語だけではなく、ギアスという世界観を共有した存在であって『亡国のアキト』みたいな作品にして、日本などを離れて世界各国でギアスワールドを作れるだろうし。
キャラクターも世界中にいるからクロスオーバーしやすいしね。
その新キャラクターはその実験的な要素もあるんじゃないかな? と思うけれど、やっぱりすごく良かったね」
まとめ
では、この記事のまとめです!
- コードギアスファンだったら歓喜すること間違いない作品に!
- ギアスに欠かせない様々な要素が詰め込まれている!
- ただし、尺不足も否めない面も……
ファンなら必見です!
ネタバレありの記事が長くなったので分けました!
こちらを参照してください