今回は重大発表があります!
物語る亀は、さらに進化していきます!
カエルくん(以下カエル)
どんな風に進化していくのか、というのをこれから発表していきますね
主
色々と準備してきて、ようやく少しは発表できる段階になったかな
カエル「まだ発表できない部分もありますが、優しい視点でみていただけると嬉しいです」
主「それでは、記事のスタート!」
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3つの重大発表
重大発表① 宣材写真の変更
まず1つ目の重大発表は、各登場人物の宣材写真が変更になります!
お仕立て担当 卯月凪沙 様
背景画像はフリー素材サイトから引用しています
亀爺
わしはこのように仕立ててもらったの
主
自分は和風のコーディネイトをしました
また、書籍を読んでいただいた方にはご存知かもしれませんが、巳実美(みみみ)ちゃんも仕立ててもらっています
今後はこの宣材写真で行かせていただきます!
重大発表② 漫画化します
このブログの内容を漫画化します!
作画担当 東条えてろう 様
(第1弾は『秒速5センチメートル』)
続きは2月23日の12時ごろにアップ予定、全4Pの4コマ漫画です
カエル「漫画化と言っても商業雑誌や媒体から連載などというわけではなく、個人で他の方に書いていただく形になります。
発表の場はX(Twitter)やブログなどになります。
発表頻度は今後の活動次第ですが、4月以降は週に1本、月4作を目標にしています。
アーカイブの場として、ある程度溜まったらKindleに置ければなぁ…と思っています」
主「絵の担当の方には自分は絵は描けないので、あくまでも作画をお願いしている形です。
内容に対する責任は井中カエルによろしくお願いします。
作画担当の方は、こちらの指示で書いていただいています」
亀「絵を描いていただく方の負担もあるので、作画は色々な方にお願いして、絵柄などは変わっていく予定じゃ。
漫画を描きたいという方がいれば、ぜひ井中カエルに相談をしていただけると助かるの」
重大発表③ 海外向けブログを準備中
こちらはまだ準備段階ですが、海外向けのブログも作る予定です
WordPressでこちらとは全く異なる形になりますが、日本人には必要ないのかな?
今回の変更の目的
理由① 「市井の天才」の顕在化、収益化
そもそも、なんで今回はこのような変更をするの?
いくつか理由はあるけれど1番大きな目的は『市井の天才』の収益化なんだ
カエル「何度か説明していますけれど、改めて説明すると『市井の天才』とは日本にたくさんいるXなどで活躍している絵師さんだったり、あるいは配信者、ブロガーなどの個人で活躍している人のことです。
ただし、それらの人々が全員が収益的に満足しているかというと、そんなわけはなく……寧ろ日本はその収益化ができていないのではないか? という思いが強いです」
主「この市井の天才をいかにして収益化するのか? というのが、今後のクリエイター界隈を左右するのではないか? という思いがある。
そして天才ではないけれど、自分という存在がどこまで収益化を達成できるのか、ということの身を挺した実験でもあります」
理由② 売り物の変化〜アメリカの鉄道会社の衰退の例〜
次に挙げる理由が『売り物の変化』ということだけれど……
何を売って収益を上げるのか、ということが問題になるね
カエル「普通に考えればうちはブログの文章を読んでもらって、お客さんを呼んで、広告収益を上げることだよね」
亀「それも間違いではないが……果たしてそれでいいのかの?
1月にAIに関する話を書いたことを繰り返すことになるが、今後はライターという職種はかなり厳しいものになるぞ」
実際、何を売るのかということを見失うことはよくあるんだ
主「有名なところではアメリカの鉄道業界だ。
アメリカの鉄道業界は廃れたものの代表例だが、その理由は経営陣が『鉄道業界』しかみていなかったからと言われている。つまり、お客さんが本当に必要なもの(お金を払う理由)は移動手段であり、飛行機でも車でもなんでも良かった。
だけれど、鉄道業界は輸送業者であることを忘れて、鉄道という手段に固執してしまったために、衰退していったという」
時代の変化によって衰退するもの
色々な理由はあるだろうけれど、近視眼的な見方では経営が失敗する例と言われているよね
もちろん、時代の流れの変化や技術の進歩もとても大きい
主「例えばわかりやすいのがCD・レコードショップだろう。
彼らが売っていたのは音楽であって、CDやレコードというのは媒体でしかない。だけれどサブスク全盛期になってしまった場合、CDやレコードの必要性は激減してしまった。
同じことが本屋にもいえて、電子化によって書店は減る一方だけれど、これは売るものが時代の流れとともに変化した例だ。
これは仕方ないことで……車が馬車を淘汰し、冷蔵庫が氷屋を激減させた。
TVの登場で紙芝居屋は必要無くなった。
今の時代に『馬車を残そう、紙芝居の良さを守ろう!』と言ったら、何を馬鹿なことを……と思うかもしれないけれど、でも時代の転換期ではそのようのことが当然のように起こりうる」
何を売るのかを考える
ただ、うちはちょっと古くからあるものを変革することを是としすぎるところがあるのは、先に言っておきます
では、うちは何を売るのか? という話にもどろう
カエル「そうなると……ブログ記事?」
亀「それもそうかもしれんが、それは手段じゃ。
売り物は基本的には思想や感覚。
そしてキャラクターという考え方じゃな」
主「冷静に考えたらブログにこだわる必要はないんだよ。
ただ自分が文章が好きで、文章人間で、書くことができたからブログを選んでいた。なんなら2016年のブログ開設時点で他の道を……例えばYouTuberの方が稼げたかもしれないし、絵が描けたら漫画を描いていた。
つまりブログは手段である。
できることは全部やろう。
そのためにまずは漫画化を果たしたんだ」
理由③ 批評・紹介のアンバランス
3つ目の理由としては、批評・紹介のアンバランスということだけれど……
これは映画やアニメを語るブロガーはよく思うことなのではないか?
カエル「基本としてうちはエンタメに限らず、表現文化には制作・観客・批評の3部門を想定しています。
とても簡単にまとめると、以下のようになっています」
この3つのバランスが整っているのが、とてもいい創作環境ということだね
カエル「制作・創作者はそのまま作り手のことだね。
そして観客はそのまま金銭を提供する人。
そしてこの2つの他に、研究・批評の分野があると」
亀「ここが小さく見られているかもしれんが……例えば今の時期ならばアカデミー賞などの賞レースがあるが、これは興行収入以外の”価値”の提供じゃな。
文化的な意味とでもいうかの。
また、テーマの解説などの社会論、あるいは手法の研究、歴史の研究なども重要じゃ。そういったことを行うのが研究・批評である」
うちは多分、この研究・批評の部類に入るだろう
主「同時にもう1つ重要な役割としては広報・宣伝というのがあって、それは研究・批評とともに、この矢印に該当すると思っている。
つまり作品の紹介をして観客に届ける、あるいは研究・批評の意見を伝えるという役割だ。
そして日本のエンタメ業界は、相対的に研究・批評が弱いし、広報も世界規模では全く足りていない。
色々な理由があるだろうけれど、この分野を個人ができる範囲で強化するとともに、作品や研究を”人に伝える”ことをより強く行うには、どうすればいいだろう? と思った結論として、今回の決定に至りました」
エンタメとして伝える
その伝える手段として、ブログではなくて、漫画を選んだのは?
単純に個人ができることというのもあるけれど……エンタメとして伝えることを考えたからだね
カエル「うちが研究・批評として優れているとは思わないけれど……その優れた研究・批評をしている人の意見が、果たして観客層に伝わっているのか? という問題だね」
主「単純にさ、研究・批評の発表方法が文章ばかりで、つまらないんだよ。
ある種の論文とか、読む人を限定するものだったらそれでもいいけれど、マス層にアプローチしようと思っているのに、つまらないのは決定的にダメで……だから色々な方法がある中で、自分は漫画という手法を選んでみた」
文章を読める人って、実はかなり限られているんだよね
主「伝達手段というのは文章→絵・画像→動画と段階を踏んで大衆にマス化していくと考えている。
もちろん混在しているけれど伝達手段は小説・文章→絵巻もの漫画→TV・映画などの映像と進化していくし、ネットもブログ→画像サイト→youtubeなどの動画、と進化していったと考えている。
その中でまずは漫画という絵での伝達を考えてみた」
知識×キャラクター×物語
ここでうちの強みを考えたわけだね
うちの強みって、一体なんだろう
カエル「えっと……知識は、そんなにないよね。みている作品本数も少ないし、現場のことは何も知らないし、うちより詳しい人はいくらでもいるわけで……
文章も上手いわけではないし……あれ、なんだろう?」
主「……改めて言われると傷つくなぁ。
でも知識は武器にはなっても、それだけでは上には上がいる。
だけれどうちには8年間培ってきた”会話形式”と”キャラクター”がいる。この形式自体は他にもブログとしてあるけれど、個性があるものだと感じている。
そして自分は……これはプロにはなれないけれど、物語が好きで書くことに抵抗がない」
1つ1つはそこまで強くないし、プロになれるレベルではないけれど、掛け合わせてみたらって話だね
正直、それでも自分以上の存在はいくらでもいると思うけれどね
主「ただ、あとは個人で活動しているからこそのフットワークの軽さになるのかなぁ。
結局は二次創作に過ぎないのかもしれないけれど、二次創作でどこまで行けるのだろうか?
なのでできる範囲で、量産化してこの形式でどこまで行けるのか、挑戦してみようと考えているんだ」