今回は今年の大作洋画の中でもうちは一番注目している”ゴジラ キングオブモンスターズ”の感想記事になります!
……今回はどうなのかね?
カエルくん(以下カエル)
「うちは面倒くさいタイプのゴジラファンでもあるので、どうしても日本のゴジラを引き合いに出して語ってしまうところがあります」
主
「ゴジラファンなら当然のことだろうけれどね!
特に今作は『シン・ゴジラ』以降初の実写のゴジラ映画ということで、注目度もとても高いだろうし。
アニゴジ? そんなものはなかった!」
カエル「……まあ、いろいろな評価があるってことで……
ちなみに、前作の評価はどうだったの?」
主「う〜ん……イマイチかなぁ。
映画として、怪獣映画として悪いわけではないんだけれど、ゴジラである必要性が皆無だったし、熱くはなるけれど暗いシーンも多くて単純に見づらかった。
観たいのはゴジラであって人間ドラマでもムドーでもないわけでさ、そこがどうしてもイマイチになってしまった印象がある。
ただ、悪い作品だとは思わないよ」
カエル「ふむふむ……今作に対する期待値は?」
主「半々かなぁ……だいたいキング・オブ・”モンスター”ズって時点で少し不満。だからゴジラはゴットでもあるわけで”モンスター”ではないって何度も言っているんだけれど、そこが受けれ入れらないのかねぇ。
ただ予告編を見ないようにしてまでずっと待っていたから、今作についても全力で受け止める準備はできています!」
カエル「というわけで、感想記事のスタートですが……最初に少しだけ。
今作は絶対に最後まで立ち上がらないようにご注意願います」
作品紹介・あらすじ
2014年にハリウッドで制作されて公開された『GODZILLA』の続編にあたり、ゴジラなどの怪獣たちが活躍するモンスターユニバース構想としては3作品めにあたる作品。予告ではゴジラのほか、モスラ、キングギドラ、ラドンといった怪獣たちが登場することでも話題に。
監督はゴジラ愛の強い監督として知られるマイケル・ドハティが担当し、ザック・シールズと共同で脚本も担当する。
前作にも登場した芹沢イシロウ役で渡辺謙がゴジラ研究に注力する科学者として演じるほか、カイル・チャンドラー、ベラ・フォーミラ、ミリー・ボビー・ブラウンなどが出演する。
ゴジラとの戦いによって世界が衝撃を受けたのち、調査の結果世界中には17体の怪獣が確認されており、さらに増えると思われていた。怪獣研究の特殊機関であるモナークの一員として所属する芹沢博士たちは、強硬に武力による怪獣撃退を主張する強硬派を説得する日々が続いていた。
そんな中、中国においてモスラの卵が孵化する兆候が確認された。しかしそのタイミングを狙ったかのように環境テロリストが突入し、研究をしていたラッセル博士とその娘をさらう事件が発生するのだった……
四大怪獣の壮絶バトル『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』日本版予告編
youtubeにて本作を語った動画をアップしました!
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映画レビュー『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ネタバレ感想&解説動画!カメガタリ#7〜物語る亀〜
感想
では、いつものようにTwitterの短評からスタートです!
#ゴジラ #キングオブモンスターズ
— 井中カエル@物語るカメ/映画・アニメ系VTuber(初書籍発売中!) (@monogatarukame) 2019年5月31日
怪獣映画としてゴジラ映画として完璧すぎるほどに完璧な作品
シン・ゴジラと本作にてゴジラは完全に現代に生ける神として蘇った
全てが美しく自然と涙がこぼれゴジラへの愛に溺れそうになり拍手をしてしまった
ラストのラストまでファンサービスを忘れない大傑作! pic.twitter.com/miqymheIem
怪獣映画としても、ゴジラ映画としてもパーフェクトな作品でしょう!
カエル「今年の映画ランキングベスト10入りは間違いなく確定だし、大作洋画ではこれ以上の作品が生まれる気配なんて一切しません!
また、上映が終わった後では劇場内で拍手が巻き起こり、それに当然のように参加しています!」
主「別に映画の魅力は映像だけだとは言わないけれど……いくらハリウッドの超絶技巧に凝ったスタジオや、アクションやSFXなどが素晴らしい作品の公開が控えているとはいえ、今作を超える作品なんて出てくるはずがない。
それほどまでに圧倒的に美しいビジュアルが画面を支配していたし、あふれんばかりのゴジラへの愛に溺れてしまうほどだった。
本当に、ありがとうございます!」
カエル「前作を見ていなくても物語としては問題ないのではないかな?
これでゴジラ・ユニバースも今後が楽しみになる一方で、この高すぎるハードルを越えることができるのだろうか? という思いがあるかな。
だけれど、アメリカでは批評家評を中心に若干意見が割れているようだけれど……」
主「ハハ、映画を素直に楽しむことのできないアホどもの意見なんて聞かなくていいのさ!」
カエル「……うちもいつもは、どちらかといえば批評家評に近いことを語っているのに、その言い草なんだ。どんな感想を持っても自由だからね?」
主「真面目な話をしたらこの映画がアメリカでは特に叩かれやすいというのはよくわかる。
その理由は後述するけれど、かなり攻めた映画でもあるんだ。
だけれど、だからこそ怪獣映画らしい部分もあって、自分はそこが胸にきた。
物語上の緩さを指摘する声もあるけれど基本は怪獣たちを楽しむ作品だから、むしろ人間ドラマは添え物と思ってほしい。
怪獣たちが大好きな人にはたまらない作品に仕上がっているよ」
マイケル・ドハティ監督について
今作の監督を務めたのはマイケル・ドハティであり、うちは今作が初めましてになるのかな?
ゴジラへの愛がとりわけ強い監督でもあるようだね
カエル「あまり聞きなれない名前ではあるけれどゴジラへの愛は本物です!
4、5歳の頃に『ゴジラ(1954)』を始めて鑑賞し、ゴジラに目覚めていこう19歳のベトナム旅行中もゴジラのTシャツを着ていたというほどの筋金入り!
パンフレットにはマディソン役のミリー・ボビー・ブラウンに対して怪獣の発音や性別を指導するほか、ゴジラ関連のドキュメンタリー番組のDVDを渡すほどの熱意で演技指導に取り組んでいます」
主「今作からは愛がビンビンと伝わってきた。
それこそ、本作と比較対象になるのは前作の『GODZILLA(以下ギャレゴジ)』よりも『シンゴジラ』に近いだろう。あの作品もゴジラに対する愛が強かったけれど、今作もそれに一切負けていない」
カエル「ちなみにモンスターユニバースでは『キングコング 髑髏島の巨神』の監督を務めたジョーダン・ロバーツ監督も日本通で有名だよね。作中では海外でも絶大な人気を誇る日本のゲーム『ワンダと巨像』のオマージュシーンを入れたり、またデビュー作である『キングス・オブ・サマー』でも日本要素を取り入れていたね」
主「やっぱり怪獣物を取り扱うし、このような作品である以上日本の影響を避けることはできないということなのだろう。ただ、ロバーツ監督の場合はゴジラを扱ったわけではないからゴジラ愛というよりは日本愛が強かった作品だったけれど、これも怪獣映画の魅力や大事なところをきっちりと取り入れていた。
その点、ギャレゴジに対してイマイチのれないのは、ルックなどは確かにゴジラなんだけれど、ゴジラである必然性などを感じないこと。
今作はその点に関して完璧!
120点の出来の作品となっているし、その強すぎるほどの愛で自分も既視感を覚えるシーンがたくさんあってとても楽しめたよ」
シン・ゴジラとKOM
じゃあさ、シン・ゴジラと今作を比べるとどのようなことが言えるわけ?
どちらも”ゴジラ”を強く意識し、それを更新しようという作品だ
主「シン・ゴジラの場合は様々な論争があったけれど、シンの部分を感じで表すとしたらやはり”真”ないしは”深”となるだろう。つまり真のゴジラの復活……1954年に多くの人が味わったあの衝撃の復活、そしてゴジラシリーズや怪獣映画が抱えるテーマに対する深化が進められる作品だった」
カエル「うちでも色々と語ったけれど、いまだに『あのシーンの意味は?』などの論争などになる場面もあるのではないでしょうか?」
主「一方で今作は”進”ないしは”新”ゴジラと言えるものだったろう。
はっきりと言いますが、ゴジラ映画としての、また怪獣映画の”深さ”としてはシンゴジラの方が上だったと思います。それこそ全く新しい形ながらも、原作の持つ社会性などのテーマの魅力を見せつけた作品だった。
だけれど、シン・ゴジラが全く描くことのできなかった怪獣映画の魅力……それは怪獣同士が戦うバトルの熱さ、そしてダイナミックな魅力がある。
その点においては今作の方が上だし、エンターテイメントとして間口が広い作品であり”新たなるゴジラシリーズ”を見せつける作品となっているだろう。
だから”新しく””進化した”ゴジラ映画といえるわけだ」
カエル「ふむふむ……」
主「だけれど、両者に共通しているもの……それは圧倒的なゴジラをはじめとした怪獣の美しさである。
ここにおいて他の映画を引き離すルックを手に入れていたのではないだろうか?」
圧倒的な美しさが延々と続く
予告の段階でも怪獣たちの美しさが大きな話題となっていたよねぇ
怪獣や役者、それ以外も含めてとても”美しい映画”になっているんだ
カエル「今作ではサリー・ホーキンスなどもびっくりするほど美しく撮られていて、もちろん元々美人な方ではありますが、ドキドキしてしまうようなシーンもあるほどでした。
他の方々、特に役者さんに関しては文句のない撮り方をされていたのではないでしょうか?」
主「だけれど今作の主役はあくまでも”怪獣たち”なんだよ。
自分は冒頭でも述べたけれど、ゴジラは決して”モンスター”ではない。
彼らは神であり、怪獣であり自然の脅威でもあれば福音でもある。そのような様々な意味合いがある存在であり、決して人類と対立し戦うだけのクリーチャーではないんだ。
今作のパンフレットはとても素晴らしくて、特装版を買ったけれど1080円なのがお得に思えるほど情報量も多いけれど、残念なのが監督インタビューで”クリーチャー”という表現をしてしまっている部分。
元々の表現がわからないから監督がうっかりと口を滑らしたのかもしれないけれど、ゴジラはクリーチャーではなく、怪獣であるという作品だから、そこはしっかりと書いて欲しかったかな」
カエル「細かいツッコミだね……」
主「だって、この映画はその自分が語る意味を120%理解していますから!
多分、監督が誰よりもそのことを理解している。
そうでないとこのような映画は撮れないんだよ!
また、1つ1つのルックが素晴らしいのはドハティ監督がアニメーター・イラストレーター出身というのが大きいのかもしれない。1枚の絵、あるいはキービジュアルをしっかりと作りこむ能力が高いからこそ、このようなルックの作品に仕上がったとも言えるだろう。
この映像の美しさと迫力を体験してもらうためには、ぜひとも映画館に向かっていただく他はないね」
以下ネタバレあり
今作を語る上での3つの視点
宗教映画としての本作
では、ここからはネタバレありで語っていきましょう!
今作を語る上で重要な3つの視点があると自分は考えている
カエル「その1つがこの”宗教映画としての本作”ということだけれど……この後の怪獣映画、ゴジラ映画としての本作はとてもよくわかるけれど、なんで宗教映画のことを語るの?」
主「先ほどから語るように、今作のゴジラは”神、あるいは人知を超越した存在の象徴”なんだ。これはシン・ゴジラでもそうで、まるでゴジラが神のような振る舞いをしているシーンもあった。
大きくは自然災害の象徴などでもあるんだけれど、それらを含めての神でもある。
それを象徴するシーンが十字架とキングギドラのシーンだ」
カエル「あれは……アメリカの映画であれを描いたことは、とても勇気がいるよね」
主「本作の批評家の評価が芳しくないのは、この描写が原因と考える。つまり、ゴジラなどの怪獣を神、あるいはそれと同等の存在として描き、明らかな宗教的モチーフを描くことでまるで”キリストを超える力を持ったキングギドラ”と受け止められかねない場面を描いたからだ。
また、ゴジラの住処とされた海底のシーンでは古代遺跡などがあり、古代の神々を連想させる像がたくさん並んでいた。その奥に存在するゴジラ=神の化身とも受け取れるようなシーンが多くあるんだ」
カエル「先ほどから何度も語る”モンスターではないゴジラ”の描き方の象徴的なシーンだね」
主「実際、ある調査によるとアメリカ人の半数近くが今後50年以内に人類が滅びるような災厄=ハルマゲドンが訪れると考えているらしい。だからこそディザスタームービー(災厄映画)が作られ、それが大きな人気を呼んだりする。
アメリカはプロテスタントが中心となった一神教の国だけれど、熱心な信者にとってみれば世界の滅亡は笑い話ではない。むしろ、実際に起こりうることなんだ。
そしてそれを起こしたのが神でも天使でもない怪獣だった……これはどれほどの衝撃をもっていることだろうか?
日本でもゴジラが核の恐怖を体現したというのは有名な話だけれど、アメリカでも怪獣を世界の終焉の象徴とするように描いたのではないだろうか?」
怪獣映画としての本作
続いて語るのが”怪獣映画として”の本作です
キングコングの時に語ったけれど、怪獣とは”何らかの脅威に対する祈りのメタファー”だと捉えている
カエル「『キングコング 髑髏島の巨神』は日米の怪獣の夢の共演企画のひとつであり、日本やベトナムといったアメリカと重要な戦争を行っていた敵国と、アメリカを象徴する存在であったキングコングが、まるで1つの目的に向かって進むように手をとる姿が感動的で平和への祈りが込められているのではないか? という論評だったよね」
主「本作もその意味では全く同じである。
今作におけるゴジラ、あるいは怪獣たちには様々な意味合いがあるわけだ。例えばその1つが”自然の脅威”
これは説明するまでもないだろう、人類が自然を害するからこそ、それを排除する免疫機能としての怪獣たちの存在があった」
カエル「それを示唆するシーンは山ほどあったね」
主「そして自分がより大きく感じたのは”核や過去に対する精算”なんだ。
今作でとても強く印象に残ったシーンとして上がるのが芹沢博士が語る『傷を癒すためには傷をつけた悪魔と和睦する必要がある』というシーンである。これはゴジラを強く憎むマーク博士に対して諭した言葉であるけれど、これは他にも大きな意味がある。
というのは、ゴジラというのは”核兵器に対する啓蒙”で作られた存在であり、また一部では”第二次世界大戦で亡くなった英霊たちの魂の象徴”という説がある。だから1954年の初代ゴジラの進行ルートの先には皇居を目指していたという話もある」
カエル「その説の是非はともかく、戦争が大きな意味を持っていることは間違いないよね」
主「そしてゴジラというのは核兵器の象徴であるならば、日米の戦争による被害の結果に生まれた怪獣である。
それが日本で人気となり、アメリカがユニバース構想で作っているけれど……ここで一度アメリカと日本は過去の戦争について精算する必要性があったのではないだろうか?
日本にとってみたらゴジラは過去のアメリカの暴力によって生まれた象徴である。
映画の中ではマーク博士はそのゴジラを憎むことをやめることで、世界を救う大きな決断ができ、ひいては家族を救うことができた。
日本にとってアメリカは、あるいはアメリカにとって日本は今でも第二次世界大戦の敵であり悪魔だ、と思う人もいるかもしれない。現に核兵器を憎む日本人はたくさんいる。
だけれど、その自分の中の悪魔と和睦することでしか、傷は癒すことはできないんだ」
カエル「……日本では核兵器は絶対悪の存在だよね?」
主「そこはすごく難しい言論になるけれど、アメリカにおいては核兵器は正義として扱われることがある。今作でもゴジラが核兵器の象徴すれば、扱いの難しい武器という見方だってできる。その見方に対して様々な思いがある人もいるだろう。
だけれど、ここで重要なのは……”自分が悪だと思うもの、自分を傷つけた者と向き合いなさい”というメッセージであり、それが怪獣映画としての大きな意味を持っていたのではないだろうか?」
ゴジラ映画としての本作
そしてゴジラ映画としての本作について語りましょう!
もちろん、今作は”ゴジラでないとできない”作品なんだ
カエル「音楽などもゴジラを強く意識していたし、やっぱりゴジラのテーマを聞くだけでもグッとテンションが上がるところがあるよねぇ」
主「ここで語りたいのは主に2点。
- オキシジェンデストロイヤー
- 芹沢博士とゴジラ
まずオキシジェンデストロイヤーだけれど、ゴジラが核兵器の象徴だとしたら、これは”核兵器を超えるかもしれない超威力の兵器”という意味合いがある。だからこそ初代ゴジラにおいて芹沢博士はゴジラとともにその作り方を封印することになった。
だけれど、ゴジラはともかくとしてキングギドラを倒すことはできなかった……これは人類の力では抗うことのできない、自然の猛烈な脅威を象徴していると言えるだろう」
カエル「シン・ゴジラでは結局出てくることがなかった兵器だよね」
主「そしてオキシジェンデストロイヤーによって倒れたゴジラを救うために芹沢博士が決死の覚悟で放射能を届けに行く。
これは初代を知る人から見たら驚愕であり、もしかしたら怒るところかもしれないけれど……芹沢博士は核兵器や戦争を憎んでいた。だけれど、それを象徴するゴジラを復活させようという行為は、まさしく上記の”自分の傷を癒すためには悪魔と向き合う必要がある”という言葉と直結するものである。
芹沢博士の最後というのは、初代ゴジラもKOMも未来への祈りを込めたものである。だけれどその結果が180度違うもの……つまり”ゴジラを葬るための犠牲”ではなく”ゴジラを救うための犠牲”となっているのが、自分には芹沢博士という存在に対する救いにも感じられた」
カエル「ゴジラを敵としていた芹沢博士が、今作ではゴジラを救うために行動していたわけだもんね……」
主「この”敵に対するいたわりの視線”というのは世代や宗教などの様々な分断が進む現代社会において極めて重要なものだと言える。
その差は断絶しか産まず……今作では家族ドラマとして母親の暴走と父親の怒りというものに翻弄される子供という形になってしまっていた。だけれどそう言った別の思いを受け入れることが、世界を平和に導くという思いが込められているのではないだろうか?
前述の通り、ゴジラはアメリカによって生み出された存在と解釈することもできる。そんなに単純ではないけれど……ある種の日米合作とも言える本作において”悪魔に向き合い、理解する視線”が幸福な結果を生むということをこの映画は示しているようにも感じられるね」
まとめ
では、この記事のまとめです!!
- ゴジラ映画としての愛が感じられるこれ以上ない大傑作!
- とにかく美しい映像美に酔いしれろ!
- 宗教映画としても多くの挑戦が見受けられる作品に!
- ゴジラだからこそできる映画に仕上がっています!
もう、これ以上のゴジラ映画は出てこないのではないか? と思うほどだよ……
カエル「ちなみに……何か文句はないの?」
主「少しだけかなぁ……冒頭のモスラの攻撃があったけれど、モスラって人間に対して相当優しい怪獣だからあのような行動を起こして欲しくなかったのと、ラッセル親子のピンチを救うモスラのシーンがあればさらに上がったかなぁ。
そうしたら文句無しの100点満点中の150点を挙げられたのに」
カエル「……もう限界突破しているんだね。
だけれどゴジラファンのみならず、ライトファンにもオススメした大傑作です!
ぜひ劇場で鑑賞してください!」