物語る亀

ネタバレありの物語批評

映画『君の膵臓を食べたい』感想 原作との印象が結構違う気がする…… ネタバレ、原作の解説あり

カエルくん(以下カエル)

「今回取り上げる『君の膵臓を食べたい』の作者である住野よるは……多分年齢性別非公開だけれど、デビュー3年目とまだまだ若い作家だよね。20代くらいだと思うけれど……」

 

ブログ主(以下主)

「正直、ここ最近の作家って全然わからないんだよね。知識が10年前で止まっている感じ」

 

カエル「10年前ぐらいというと……誰だろう、森見登美彦とか?」

主「あとは『告白』などの湊かなえ、大ヒットメーカー有川浩、桜庭一樹に辻村深月、西加奈子に万城目学とかかね。

 ここ5年くらいで『桐島、部活やめるってよ』などの朝井リョウが出てきて、そのあとはほとんど知らない。

 『ラメルノエリキサ』などの渡辺優とかがその次の世代になってくるのかな?」

カエル「渡辺優も朝井リョウと同じくらいの年代の若い作家だから、次の世代とかいうとややこしいけれど、デビュー年でいうと6年離れているから次の世代と言ってもおかしくはないのかなぁ」

 

主「ここ最近はめっきり小説を読まなくなって映画三昧だから、余計にわからなくなってきて、もうダヴィンチを読んで勉強しているような有様だよ。

 でもここ数年の中では……又吉などの芸能人組を除いたら、最も売れている作家の一人じゃない? しかもデビュー経緯などが特殊だし、これは注目せねば! と思ってこの本を買ったのが1年以上前。

 で、読み終わったのがつい先日というね

カエル「……本当に本を読まなくなっているね」

主「読み始めると数時間で読み終えるけれどさ……

 で、その作品の劇場化とあって少し注目をしていたけれど、さてどうなるか」

カエル「こういう邦画大作の若者向け作品は賛否が荒れる印象があるねぇ。特に、現段階で結構荒れています」

主「では感想記事のスタートです」

 

 

 

 

 

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1 感想

 

カエル「ではまずはいつも通りTwitterの短評から感想を始めるけれど……

 

 

なんというか、評価に困っている?」

主「もしかしたら自分が原作を追っかけすぎたかもしれない。あんまり普段は原作との違い云々を語らないようにしているんだよ、これでも。映画は映画の味があるというのが基本方針ではある。

 でも、本作は直前に小説を読み返していて……その時点で失敗したかもしれない

 

カエル「予告編に結婚式のネタがあるのと、ネタバレにならない範囲でいうと、原作とは結構変えてきている部分もあるよね。当然、小説だとカットされた部分も時間の都合上どうしても出てきてしまうし」

主「あとは小説と映画の媒体の違いってのはどうしても出てきてしまう。それもまた味になるべきなんだけれど、自分は拒否反応が多かったかなぁ。

 これは原作も同じかもしれないけれど……こうして映画にしてみるとちょっと不可解なことが多すぎるというのもあるんだよ。それは物語ってそういうものだからしょうがないってこともあるけれど……」

カエル「その辺りは後々詳しく語るとしようか」

 

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キラキラ画面が光るのが印象的
(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
(C)住野よる/双葉社
 
原作について

 

カエル「では軽く原作について語っておこうか」

主「本作は住野よるが手がけて、本屋大賞2位を受賞したけれど、この人のデビューの経緯はかなり特殊なものになっていて、新人賞を受賞しないでデビューしたんだよね。『小説家になろう』というサイトの出身であり、ネットから出てきた作家でもある」

カエル「なろうから出てきたというのも象徴的かもしれないね」

主「なろう系って書籍化したものばかりを見ると、やはりラノベのような作品が多い印象だな。今時の作家希望者ってその……実感としては8割がラノベ志望者と言ってもいいくらいに多い。多分、今の10代20代ではライトノベルを読まないで作家志望になる人はほとんどいないだろうね。

 上記のように10年前から知識が止まっているというのはもちろん自分の勉強不足も大いにあるけれどいい逸材がほとんどラノベに流れているというのもあるんじゃないかな?

 

カエル「近年は大ヒットした一般小説もまるでラノベのような設定だったりすることも多いよね。それが良いのか悪いのかは別にして」

主「面白いから売れるわけで、ラノベ的であるというのは自分は否定的表現じゃないよ。それこそ、定義の難しい分野でもあるし。

 本作の印象は『ラノベ+携帯小説』ってところかな。一時期大ヒットした病気ものに加えて、ラノベのような強烈なキャラクター性でグイグイと引き込ませるわけだ。

 橋本紡+西尾維新のテイストに携帯小説の持つ独特の展開の力を足すと本作になるんじゃないかな?

 

カエル「この文脈だと携帯小説を馬鹿にしているようだけれど、そうじゃないんだよね?」

主「というかね、あの当時のブームの時から一貫して言っているけれど、ネットメディアで読ませることを考えると短くするか、強烈なキャラクター性でファンを獲得するか、刺激的な展開で読者を引っ張るかという勝負になってくる。

 直木賞、本屋大賞をW受賞した『蜂蜜と遠雷』をネットにあげたところで多分話題にならないと思う。長いしさ、今のネットメディアで売れるようなものじゃない」

 

今年の小説では高い評価を受けるのも納得の1冊

blog.monogatarukame.net

 

 

 

原作の解説

 

カエル「ちょっと映画の話とは逸れるので、映画の感想がみたい方がこの部分を飛ばして、次の『キャストについて』をお読みください」

主「住野よるは『西尾維新やピーナッツ(スヌーピーの出てくる漫画)の影響も大きい』と2017年8月号のダヴィンチでも言っている。それはよくわかるんだよ、自分もこの小説で好きなところは前半だし、2人の掛け合いがすごく良かった。

 西尾維新の魅力の1つにキャラクターのダジャレのような掛け合いがある。例えば本作でその色が濃いなと個人的に思った掛け合いでは

 

P67

『だから私みたいに徳を積んでおくんだよ』

『そうだね、君が死んだら仏教徒にでも』

『私が死んだからって、私以外の女に手を出したら許さないわよ!』

『ごめんね、君とは遊びなんだ』

 

 こういうやり取りが多いんだよ。本作っていい意味で軽い小説で、下手するとジメジメしてしまいがちな病気ものをコメディとして掛け合いで軽くしている。だからこそ湿っぽく、涙腺を刺激しないようにしているけれど、それが後半に生きてくる」

カエル「……もう映画のこと関係なくなったね」

主「そう予告はしているから。

 文体にも季節感ってあるんだよね。例えば同じように『今、会いに行きます』などの病気ものを多く書いている市川拓司も自分も好きだけれど、彼の文体は冬のように静謐で冷たいものなんだよ。もちろん、これはすごく褒めているよ。

 一方の住野よるは春の文体。夏ほどギラギラとこちらに訴え抱えてこないけれど、静かにほのかに暖かさを感じる。女の子の笑い方が『うわはは』などを選択するところが彼の特徴であると考える」

 

カエル「……それって作中の季節にも引っ張られているよね」

主「もちろん!

 だけれど、それがすごく良かった!

 おそらく、住野よるってラノベをそれなりに読んで、影響を受けている人だと思う。この2人の関係性はハルヒとキョンということもできるし、彼の名前が出てこないのも西尾維新の戯言シリーズのいーちゃんや、キョンの本名が出てこないところからも影響を受けていると推察する。

 他にも短文を重ねていく文体もあるけれど、それは西尾維新がノベルスで小説を書いていたからこそ映えた文体の1つで、大きな影響を受けているのがわかる。

 あとは、個人的には好きじゃないけれど『ああああああああ! うあ、ああああああ!』という泣き方なども近年のラノベを中心によく見られるものでもある。

 本作自体が『非モテオタク系の僕が膵臓病の明るいクラスのかわいい女の子に好かれた話!』といういかにもハーレムラノベにありそうな設定でもある。相当ラノベの影響を受けている」

 

カエル「しかもラノベの年代的に好みが主と似ているんだよねぇ」

主「住野よるが最も影響を受けた本が有川浩の『海の底』と中村恵里加の『ダブルブリット』シリーズだというのは自分も一緒。特にダブルブリットシリーズはラノベ界屈指の名作だから!

 デビュー経緯やら何やらも含めて、面白い作家だなぁ」

 

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やっぱりイケメンだわなぁ……

(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
(C)住野よる/双葉社

 

 

キャストについて

 

カエル「ではようやく映画の話に戻って……今作のキャストだけれど……」

主「これも原作のイメージに引っ張られすぎたかなぁ……

 主人公の桜良って前述の通り、笑う時はうわはは! と笑うような女の子なわけだ。そんなにおしとやかな子じゃないし、それが本作の魅力に繋がっていた。

 だけれど、主人公の浜辺美波が正統派美少女になって見事に演じているんだよ。じゃあ、その変化によって何が生まれたかというと……儚さが出てきてしまった。すると本作に湿っぽさが生まれてしまう。

 自分はそれがいらなかったんだよね」

 

カエル「えー、かなり面倒くさい映画好きの愚痴大会になってきておりますが、何卒お付き合いください。あ、若者向けの大規模邦画だと『PとJK』『チアダン』などを絶賛しておりますので、そちらを読んでいただいた方がいいかもしれません」

主「次に男役の北村匠海だけれど、彼も個人的なイメージとは違うんだよねぇ……もっとさ、ジョークを簡単に言えるタイプのオタクなんだよ。丁々発止のやり取りが気軽にできるんだよ?

 あとは、これは全体的に言えるけれど高校生役の子たちの演技のプランがあまりうまくない印象がある。喋り方に台本が見えるんだよ。相手が何を言うかわかっていて、それを待ち構えて言葉を喋る。

 だからお芝居感がすごく強いのが気になった」

 

カエル「……ほら、大人組は小栗旬とかさ」

主「『銀魂』の方が100倍生き生きとしていたよ。今年の小栗旬のベストアクトになると思う? 本作が。小栗旬じゃないと見えてこない味ってもんが……」

カエル「銀魂とは演技の方向性が全然違うんだよ!!

 さっきからギャーギャーと原作が、原作がと言いやがって! 普段は原作と映画は別モンだって言っているのに、真逆じゃねぇか!

 文句を言うのは簡単なんだよ! 少しは褒めろ、少しは!」

主「……はい、すみません。

 まあ、でも演技の方向性が合わなかっただけで、役者が悪いかというと……どうだろう? 浜辺美波はきちんと可愛らしかったし、あんな女の子に迫られて理性を保っていられるのは難しいよなぁ、と思ったほどで。

 今後が楽しみな女優さんだね」

 

以下ネタバレあり

 

 

 

2 映画として一気に観ると……

 

カエル「ではここからはネタバレアリだけれど……」

主「なんかさ、これは原作の掛け合いを減らしたことの影響もあるかもしれないけれど、映画としてみるとかなりの違和感があって……

 単純に桜良って最低の女に思えてきたんだよね。やってることは原作と同じなのに」

カエル「……え?」

主「そのつもりがないのに福岡まで行って、高校生男子と同じベットで寝るって、もう最低の行為だと思うんだよね。しかもずっと思わせぶりな態度でさ。

 本作は恋愛要素がない(薄い)っていう人もいるんだけれど、だとしたら余計にこういうことはしちゃダメ! それは童貞の男子高校生の一生を左右しかねない、本当に不幸なことだから!」

 

カエル「あー、なんか最近見た映画でそういうのあったよね、夜な夜な幼馴染のエル・ファニングがやってくるけれど、指1本触れさせないくせに他の男と寝ているから同居人が怒る映画」

主「特に本作の場合、彼女が亡くなることは冒頭で示唆されている。彼女への思いをずっと引きずったり、操を立ててしまう男だっている。高校生男子は二分化されると思うけれど、すっごく貞操観念が緩いタイプと逆にガチガチなタイプがいて、この主人公は後者でしょ?

 本作が未来を描いたことによる映画オリジナルの改変の結果でもあるんだけれど、彼女のことが傷となってしまって、将来の仕事を辞めるか否かという部分にまで発展している。

 それを理解していて、でもどうしても好き、死ぬまでに一緒にいたい! という感情ならば仕方ないと思うし、それが人情だよ。だけれど、恋愛感情もないのにそういう行為に働くというのはさすがに自分はいただけなかった。

 ただのビッチじゃん、あれじゃ

 

カエル「小説だと彼の一人称で軽いタッチで語られるから見過ごしがちなことだけれど、映画だと一人称にはならないから余計にそう見えるのかもね」

主「相当性格が悪い女に見えてきた。何もかもが勝手すぎるんだよなぁ……」

 

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光がとても強くてキラキラ感の演出をしているけれど、こういうのはメリハリなんじゃないかなぁ……

(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
(C)住野よる/双葉社

 

 

唐突な展開

 

カエル「これは原作でもあったよね?」

主「あった。自分は前半が好きだけれど、ここから先の展開で一気に冷めたんだよね。彼女が死を迎えるわけだけれど、その理由があれって……いや、やりたいことはわかるよ?

 でも、もっとやり方あったんじゃない?

カエル「一応前半でこれ見よがしな伏線はあったけれど……」

 

主「あれだと物語は別の重みを生じてくるわけじゃない?

 これがさ、事故だったとかならまだわかる。だけれど、連続殺人の被害者だよ? それは物語の重さが全然違う。命がどうこうとか、そういうものとは別の重さが出てきてしまう。

 自分が本作を携帯小説的といったのは、このような唐突で意味があるかはわからないけれど、読者が強く印象づけるような展開なんだよね。そういうものが悪いとはまでは言わないけれど、でもそういう展開でないといけないという理由も全く感じない。

 『犯人のバカヤローが!』とかさ『すっごく悔しくて……』という苦悩が生まれてきてしまい彼女が『病気を懸命に生きた女性』ではなく『犯罪被害者の女性』になってしまうのではないか? 

 これまでの紡ぎ上げてきた病気ものの物語の否定になるし、これは主題がそもそも違う方面に行っちゃうんじゃないの? という思いもある」

 

カエル「う〜ん……でもこれは大人版のキャストが小栗旬だったこともあるかもね。

 小栗旬って、その犯人を捜査して追い詰めていきそうな役柄が多いじゃない? だからこそ、静かに終わっていくというのが余計に……違和感につながったのかもね」

主「犯罪被害者が云々が本作の主題でないのはわかっている。だけれど、それを主題じゃないからすっ飛ばす、としていいほど軽いものなのだろうか?

 本作が劇場公開されたことで、自分は根本からの違和感が浮き彫りになってしまったような気がする」

 

 

 

3 オリジナル要素について

 

カエル「では、原作と違うオリジナル要素について語っていくけれど……」

主「もう酷評だよ!

 まずさ、図書室が無くなります! の意味がわからないし、生徒にこんな重い過去をペラペラ喋っているけれど、そんなに絆があるようにも見えなかった。あの小栗先生、そういうことをペラペラ話すタイプには全く見えなかったんだよね。

 まあ、でもそれはいいよ。だけれどさ、あの結婚式のシーン……あれなによ?

 

カエル「何よというと?」

主「ウエディングドレスをまとった新婦との初めての対面です、という場に連れて行くのは別にいいよ? それは説明がつくし。

 だけれど、新婦のウエディングドレス姿を見て『あ、友達来ているんだ』くらいの感想かよ! もうちょいなんかあるだろうよ! 新郎と新婦の晴れ舞台の場だよ!?

 なんで新郎が蚊帳の外になっているんだかよく分からないしさ。本当に見る目のない女だなって印象につながってくる。自分だったら思うね、あんな男でいいのかよ? って。

 あと彼女の描写が薄いのにラストでフューチャーされたのも不満だった」

カエル「えらい細かいところだね……」

主「そういう細かいところの1つ1つが『物語のための設定』に終始しているんじゃないの? で、派手な音楽が流れて、最後にミスチルが流れて、はいハッピーエンドってか?

 それでカバーするには自分には無理があると思った。これでミスチルファンだったら少しは印象が変わったのかもしれないけれど……」

 

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感動のシーンなんだろうけれど、なんだかなぁ……

(C)2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
(C)住野よる/双葉社
 
細かいところの『作り物感』

 

カエル「……作り物感?」

主「これはキミスイもそうだけれど、実写邦画のほとんどに言えることなんだけれど……制服の着こなし方などが全くリアルじゃないんだよね。

 もちろん、キャストは新品の制服を衣装として着ている。これ自体は悪いことではないんだけれど、それがみんな、モブも含めて新品で無個性な制服の着方をしているわけだよ。

 これがさ、違和感がバリバリあるわけだ」

 

カエル「まあ、3年生になると2年間は同じ制服を着ている生徒も多いだろうし、それなりに汚れは目立ってくるものだけれど……」

主「個性は着こなし方にも出てくるんだよ。例えばさ、女子生徒のスカートの長さ1つでも個性は出てくる。すっごくオタク気質な女の子が膝上何十センチという短いスカートを履いていたら、それはそれでアリだけれど違和感につながる。逆にクラスのかわいい人気者が膝下何十センチでもそうでしょ?

 制服ってみんな同じものを着るからこそ、それぞれに個性のある着崩しかたができる。アクセサリーなどもそう。髪を染めたり、ピアスが禁じられているからこそ、例えば靴下1つでも個性って出てくるんだよ」

 

カエル「男子でいうとブレザーを着てネクタイをきっちりと締める生徒もいれば、下にシャツを着ないで素肌にYシャツという人もいるわけだしね。それからカバンなども個性が出てくるかなぁ」

主「特に本作は10年以上の時代が過ぎているんだよ。その10年間で制服の流行も変わっているけれど、でもどの映画も画一的。だからこそ個性が出てこない。違和感になる」

カエル「でもさ、この映画を撮るおじさんたちは流行ってわからないんじゃ……」

主「この映画に出ているのは現役高校生が多いわけでしょ!? だったら、その子達に制服だけ渡して『普段のように着てよ』とか言えばいいじゃない。

 神は細部に宿るものだと思うけれどね

 

 

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本作の違和感の正体

 

カエル「……なんかさ、さっきから話聞いていると、本作の違和感の正体が分かった気がするだよね

主「……え?」

カエル「映画などの物語を見過ぎているんじゃないの?」

主「……どういうことよ?」

 

カエル「例えば『死ぬまでにやりたいことリストを作ってそれを消化していこう』というのは『最高の人生の見つけ方』というジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演のコメディタッチの素晴らしい病気ものがあるわけだよね。

 で、この記事の中でも出てきたのが『20センチュリーウーマン』は明らかに最近の映画だから偶然としても『半分の月がのぼる空』とか西尾維新ぽさとかいう言葉も出てきた。そういった作品と比べているとことがあるわけじゃない?

 原作も読んで、住野よるのインタビューも読んで、影響を受けた作家や作品が主も好きで……そうなってくると『あの描写はこうあるべき』という思いが強くなりすぎているんじゃない?

 

主「…………」

カエル「予習しすぎたんじゃないかな?

 元々若者向け映画って毀誉褒貶が激しいものだけれど、それに拍車をかけているのが主の意識じゃないの?

 多分、それが酷評を引き起こしているところがあるんじゃないかな?」

主「…………う〜む」

 

 

 

最後に

 

カエル「今回は荒れても仕方ない記事になっちゃったね」

主「まだ公開初日だけれど、最も酷評した記事になるかもね。

 なんか終始泣かそうとする演出も気になったし……自分は好きじゃないかなぁ」

カエル「でも本作が好きっていう人もいるわけだし」

主「大規模公開の邦画は難しいなぁって改めて思い知ったよ」

 

 

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君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

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君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))

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か「」く「」し「」ご「」と「

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また、同じ夢を見ていた

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