2024年、初の記事はVtuber論に関する記事になります!
書き初めにしては、かなり長い記事になってしまった……
カエルくん(以下カエル)
前回、これでブログの更新を終えるかも……なんて言っていたとは思えない、長文記事になったね
主
前回の記事でも書きかけたんだけれど、それを別記事にして追記をしていったら、この記事量になってしまった……
カエル「それだけ語りたいことだったと、ご了承ください。
Vtuber論になりますが、ずっと考えていたことではあったんだよね」
主「先に言っておくと、自分はスパチャなどはしないけれど、Vtuber事務所を株式投資対象としています。
なので、なぜ投資対象とするほど魅力を感じるのか? という記事にもなります。
同時に、ホロを中心に見ていて、にじさんじも好き、それ以外はちょいちょい見ているレベルのVオタです。
一応、この記事を読めばVtuberの魅力は何かというのが伝わるような記事になっています」
新しい試みで長い記事なのでchatGPTに3点を要約してもらいました
それだけ読んでもいいと思いますね
カエル「それでは、記事のスタートです!」
chatGPTによるこの記事のまとめ
○ Vtuberの成功の背後には、日本の豊富な人材とコンテンツがあり、キャラクターのコラボレーションや上場企業によるブランド価値のまとまりによって、日本でのVtuber文化の隆盛に貢献している。
○ Vtuberの可能性は、①海外展開、②著作権の一部流用の許可、③IPビジネスの許可が挙げられます。著作権の一部流用やIPビジネスの許可は、コンテンツの寿命を延ばす一因となり、Vtuber事務所がゲームなどの二次創作を認めることで、さらなる成長が期待されます。
○ Vtuberは市井の才能を生かし、切り抜きアニメーション動画を通じて新たな表現様式を提示している。これが日本のアニメーションに革命をもたらし、クリエイターに新たな収益の機会を提供する可能性も。Vtuber関連企業の促進により、エンタメ界に新風が期待されています
なぜVtuberが日本で生まれたのか考察
Vtuberが誕生するのに必要な3つの条件
まずは、Vtuberが日本で発生して流行した要因について考えていきましょう
極めて日本的なオタク文化からスタートしているムーブメントだよね
カエル「日本でVtuberが発生したのは、以下の3つの要因が考えられます」
日本でVtuberが誕生するために有利だった3つの条件
○ ニコニコ動画などを基とする配信文化
○ アニメや漫画調の絵(キャラクターデザイン)が描ける人の多さ
○ 歌ってみた用の楽曲を含めた、配信に使えるコンテンツの豊富さ
もちろん、機材が豊富などの要因もあるけれど、この3点がとても大きかったと考えている
カエル「ふむふむ……1つ1つを考えていきましょうか」
主「まずは何より、配信文化の存在。
これはニコニコ動画やYouTubeもそうだけれど、そもそも配信という文化がないと、発信者がいないので成立しない。その点、日本では顔出し、顔を出さないなどの違いはあるけれど、配信者がいた。
同時にそれは、お客さんであるファンもいるということを示している。日本がアニメなどに親和性が高い国だったというのが、とても大きい」
配信者とファンがいて、日本国内の内需だけで一定の収益が発生するだけのオタクたちがいたのは、とても大きい
主「次にキャラクターデザイン。
これは同人文化もあり、日本オタク文化の強みが最大限に発揮され、キャラクターイラストなどが描けるクリエイターがプロアマ問わず、豊富にいた。だからこそ、2万人を超えると言われているほどのVtuberが生み出される要因となった。
3つ目が楽曲などの配信で使えるコンテンツの豊富さ。
例えば音楽の場合、初音ミクなどのボーカロイドブームもあり、配信者が歌うための楽曲を製作できる人がたくさんいた。
楽曲に関しては、プロの音源を使うと著作権、著作隣接権の両面からNGだとしても、ボーカロイドを使用した楽曲ならばその権利関係が比較的クリアしやすかったというのも大きい。ゲーム実況配信も相当揉めたけれど、その結果、ガイドラインが制定された。
問題はたくさんあったし、中には違法状態みたいなものもあったけれど、日本は配信に使えるコンテンツそのものは豊富だったんだね。
以上、この3点がVtuberという文化が生まれるために必要だった要因であり、日本がとても有利だった理由だろう」
Vtuberだからこその強み
配信という新しい文化に対応するために色々な問題がありつつも、成長していったわけだね
ここで重要になるのは、実際の人間が活躍するYouTuberと異なる点はどこだ? という点だ
カエル「それでいうと、既存YouTuberにはなくて、Vtuberにはある強みって話になるけれど、それは何?」
主「簡単に言えば、以下の点になる」
Vtuberが持つ強み
○ キャラクターだからこそできるコラボレーション
○ 上場企業が持つ強み・ブランド価値
主「まずはキャラクターだからこそコラボレーションがやりやすくて豊富になる。
実際にいる人との商品コラボレーションは、キャラクターの商品コラボレーションよりもハードルが高い場合が多い。
例えばエヴァとか鬼滅、呪術などもそうだし、今ならスパイファミリーって、色々な商品とコラボレーションしているでしょ? 特に映画公開中はコンビニに行けばどこでもコラボレーション商品を見る。さらにスマホアプリゲームなどともコラボレーションが可能だ。
一方で実写は……邦画も洋画も、コラボレーション商品はあるけれど、アニメ系よりも数が少ない。もちろん著作権管理だったり、役者の写真撮影の時間がかかるなどの問題もあり、コラボレーション自体がキャラクターIPは段違いにやりやすい」
同時に、Vtuberは炎上リスクが高いと言われているけれど、そこについてはどう考えるの?
もちろん、炎上リスクもあるけれど、今の時代はYouTuberもVtuberもさして変わらない
主「ネットに依存している分、Vの方がくだらないことで炎上する可能性もあるけれど、リアルの芸能人だって今は不倫なども含めて炎上するリスクはあまり変わらないのではないか。
むしろ、大御所芸能人や大手事務所の問題が着目され、リアルな芸能人のリスクが露見したのが2023年だろう。老舗芸能事務所は黒い噂もあるから、もしかしたら新しい事務所であるYouTuber、Vtuberの方が爆弾は少ないかもしれない。
その点では、もはや炎上リスクはYouTuberもVtuberもリアルな芸能人も、さして変わらなくなってきている印象がある」
企業や団体でまとまり、ブランド価値を生み出す重要性
そして大きいのは企業としてまとまることで、上場したりブランド価値を獲得するということですが……
この辺りはVtuber全体の話というよりも、大手事務所の話になってしまうけれどね
カエル「Vtuber文化を語る際に、HIKAKINとか、気まぐれクックなどのYouTuberの方が登録者数も多いじゃん、という指摘は当然あるでしょうね。
2024年1月現在でも、YouTube上の主流はあくまでも顔出ししている配信者であり、Vtuberはあくまでも配信者の中の1つのジャンルでしかない、という見方もあるよね」
主「ここで重要なのが、上場企業のブランドだ。
まず一般的に上場企業というのは、とても信頼できる存在として知られている。
収益なども透明化できるし、コンプライアンスの重視なども求められるわけだ。
個人だと、やはりその信頼感はどうしても劣ってしまう」
企業としては個人事業主よりは、上場企業を相手に商売をした方が色々な意味で安心できるよね
ここがとても重要なプロセスだったのではないだろうか
主「ここで重要なのは企業としてまとめるということだ。
個人でスターがいても……それこそHIKAKINがいても、それを束ねる組織がなければ、文化や会社としては成立しない。
わかりやすい例が……やっぱり芸能事務所でいうとジャニーズで、すんごいイケメンが登場しても、目立った人材がその人物だけしかいない無名事務所だったら、後輩など全体が盛り上がる可能性は少ない。だけれど『ジャニーズから出てきた新人です!』というと、あのジャニーズか! となり、後輩がスターとなっていく。
お笑い芸人でも、やっぱり吉本興業という名前は大きくて、ちょっと特別な印象がある人も多いのではないだろうか。
もちろん、個人のブランドもあるけれど、文化や商業規模をさらに広げるためには個人に限界がある以上、それを束ねる会社や事務所、つまり箱こそがブランド価値に繋がるんだ」
UUUMとVtuber事務所の違い
ふむふむ……ちょっと経済の専門的な話になるけれど、YouTuberを集めた事務所となると、UUUMじゃダメなの?
UUUMに所属していることに魅力を感じている消費者がいるかどうかだよね
主「UUUMはあくまでも、YouTuberの管理団体という印象で、チャンネルなども含めて権利を持っているのはYouTuber側だ。そして、個々のチャンネルからスタートしているから、会社が持っている権利は少ない。
さらに言えばUUUM自体にブランド価値があるかといえば……あまり大きくないのではないだろうか?
一方でえにからにしろ、カバーにしろVtuberの権利関連はタレントではなく会社が持っていることが多い。
だからグッズに関してはもちろんタレントと折半など色々な条件はあるだろうけれど権利者である会社の収益になるし、同時に箱というブランドを持っていることで『あのにじさんじ、ホロライブから出てきた新人だ!』ということで、ブランド人気も獲得できるわけだ」
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