毎週月曜日恒例にしたい『亀の歩みより遅い⁉️エンタメ遅報』のコーナーです‼️
今回も先週1週間のエンタメ関連の報道・情報に関して振り返って行こうかの
カエルくん(以下カエル)
先週は決算シーズンということもあり、経済的なニュースが多くなっています
亀爺(以下亀)
色々と新しい動きもありそうなので、そちらにも要注目といったところかの
カエル「それでは、早速記事を始めましょう!」
先週のエンタメ遅報はこちら
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映画関連
ジェームズ・キャメロン アバター3の再撮影中断、理由はタコ!?
映画界の大巨匠、ジェームズ・キャメロンがアバター3の再撮影を中断したとのニュースです
カエル「ディズニーが製作に入ってシリーズ化が進んでいる『アバター3』ですが、ジェームズ・キャメロン監督はその撮影を中断して、タコのドキュメンタリーを制作することを発表しました」
亀「本当は海洋生物などに興味があるとの話が多く、映画撮影はそのための資金調達の手段だと言われておるが、まさにキャメロンらしい話じゃな。
しかし、このキャメロンのドキュメンタリーも面白いものに仕上がっていそうじゃ。
ナショナルジオグラフィックの『シークレッツ・オブ・ザ・オクトパス(原題)』は4月22日にHuluとディズニープラスで配信されるとのこと。
こちらも要注目といっていいじゃろうな」
デンゼル・ワシントンとスパイク・リーが黒澤明の『天国と地獄』をリメイク
こちらは黒澤明の名作をAppleとA24が組んで、リメイクするという記事になっています
カエル「アップルTVでの全世界配信に加えて、A24がアメリカでは公開する模様だと記事は伝えています。日本ではどうなるかまだ未定だと思いますが、おそらくこの流れだとアップルTVで配信オンリーになるのかな?」
亀「『天国と地獄』は古い作品ではあるが、紛れもない名作じゃからな。
現在はアメリカでも映画の題材がないと話題じゃが、このような過去の名作も色々とリメイクされるのかも知れんの。しかし、スパイク・リーが今作を手がけるということは……今のアメリカの薬物乱用の状況を踏まえた、かなりの今の社会を反映した社会派になりそうな気配があるの」
Netflixの新作配信スケジュールが発表、日本の目玉は実写版『シティハンター』
https://about.netflix.com/ja/news/netflix-unveils-japanese-slate-2024
Netflixの新作配信スケジュールが発表されたの
カエル「日本で公開されるNetflixの新作邦画・ドラマの配信スケジュールが公開されました。目玉は『イカゲーム』の2期や『三体』になるでしょうか。
日本からは『シティハンター』の映像予告が公開され、 鈴木亮平のモッコリ❤️な描写が大きな話題を呼んでいます」
亀「近年、ますます見逃せない存在となってきたNetflixなどの配信コンテンツの新作じゃが、魅力的なコンテンツが並ぶ。一方でこれは日本の優れたクリエイターが海外を舞台に活躍しているという意味でもある。
それ自体はとても喜ばしいし、いい人材は国境を越えて活躍するべきだとも思うが、日本の、特に大手エンタメ企業は今の状況を指を咥えてみているのかと、わしは指摘したいかの。
極端な物言いじゃが……先のニュースで挙げたスパイク・リーを連れてきて『天国と地獄』を日本で制作するくらいのスケール感を欲してしまうのは、わがままなのかの?」
ディズニースタジオ、『モアナと伝説の海』の続編を公開を発表
『#モアナと伝説の海』
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) 2024年2月8日
待望の続編制作&劇場公開🎞
『#モアナ2(原題)』
2024年11月27日、アメリカ公開決定✨
(※日本公開日未定)
〚US版超特報〛解禁🌊
“海に選ばれた”少女 #モアナ の物語が
再び劇場に帰ってくる‼️ pic.twitter.com/rjvo87HClh
モアナと伝説の海の続編が発表されました
カエル「全世界で6.4億ドルを記録したといわれている『モアナと伝説の海』の続編公開が発表されました。日本公開日は未定ですが、数週間程度のズレであれば、2024年の年末最大のヒットを記録する可能性がある作品として、高い注目を集めています」
亀「それだけのヒットを記録していた作品なので、当然と言えば当然の流れとも言えるじゃろう。
一方でディズニー/ピクサーは近年興行的な苦戦もいわれておる。
どちらにしろ、本作の興行結果が今のディズニーの状況を如実に示すことになりそうじゃな。
作品の出来以外でも注目ポイントが多いの」
アニメ・漫画関連
『葬送のフリーレン』アウラのフィギュアが制作決定
アウラ フィギュア pic.twitter.com/emL7zzI0d4
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) 2024年2月11日
ついに、アウラがフィギュア化まで達成しました
カエル「大人気TVアニメの『葬送のフリーレン』から、主要キャラクターであるフリーレン、フェルン、そしてなんとアウラのフィギュア化が発表されました。
いや、そりゃフィギュア化はわかるけれど……なぜ、このラインナップでアウラが入ってくるのw」
亀「面白い流れとなっておるの。
アウラは本編ではフリーレンに敗れる、中ボスくらいの役割であったはずじゃが、そのキャラクターがネット上で大ブレイク。もはやみんな存在しないはずの記憶を作り出し、アウラが仲間になったifの二次創作が無数に作られている状況じゃ。
それに公式が乗ったような状況じゃが、これも現代のSNS対策として評価されるべきかもしれんの」
……あの、シュタルクは?
男子よりはまず女子、じゃろうな
集英社・講談社などが早バレ問題に取り組む。著作権法違反の疑いで容疑者逮捕
ついに早バレが著作権法違反で正式にお縄となった
カエル「以前より問題視されていた、漫画の雑誌発売日前に内容を発信してアクセス数を稼ぐ早バレ情報ですが、ついに著作権法違反の疑いにより容疑者が逮捕されました。
また『週刊少年マガジン』を運営する講談社もこの流れに引き続き、厳しい態度を示しているとのことです」
亀「うちも人のことは言えんが、ネットの発達によってPV数を稼ぐために違法な手段で稼ごうとする人が増えた弊害じゃな。
この動きは至極当然であるし、支持するものと同時に、個人ではあるがネットメディア運営者として、早バレ、試写会で見た作品の重要な内容の公言などをしないように、一層気を付けていく次第じゃな」
『フルメタル・パニック!Family』が連続重版の大ヒット!
伝説的なライトノベル作品『フルメタル・パニック!』の新作が大ヒットを記録しています
カエル「一定の世代以上では、ライトノベル界で知らぬものはいないとされる大ヒットシリーズの続編が登場し、あの相良宗介が千鳥かなめと結婚し、家族を作った後の話が連続重版の大ヒットです!」
亀「うちもこの作品を愛好しており、もちろん発売日当日に読んでいたが……当時の感覚を思い起こすようで、非常に楽しませていただいたの。
あの頃のキャラクターたちと出会える同窓会のような要素もありつつ、新キャラクターたちの個性豊かな様子もまた良かった。これは是非とも感想記事を書きたい作品じゃな」
KADOKAWA、前年同期比で減収減益も映像部門は好調
KADOKAWAの決算が発表され、減収減益の結果を報告しています
カエル「決算内容としては黒字ではあるものの、前年と比較して減収減益となっており、通期でも厳しい数字が並ぶと予想されています。出版部門は海外では北米で大幅減益も、アジアでは増益とのこと。
一方でアニメ・漫画などに関係するところではライセンス収入が注目ポイントでしょうか」
亀「出版部門では『無職転生』が1位を記録、その後は『SAO』『ぱんどろぼう』などが並ぶ。
一方で映像セグメントでは『推しの子』が1位、2位は『わたしの幸せな結婚』3位に『影の実力者になりたくて!』が並んでおる。
そして総合では『推しの子』『影の実力者になりたくて!』『文豪ストレイドックス』『わたしの幸せな結婚』と並んでおる。
今後は『ダンジョン飯』がこの中に入るのは確定的とわしは見ておるが、1作のヒットだけで覆るほど小さな会社ではないので、少し厳しい状況が続くじゃろうな」
みなさん、少しでもKADOKAWAの業績を好転させるために、うちの本を買ってくださいね
……今更売れたところで、それこそ焼け石に水どころか、火山にスポイト水みたいな話じゃがな
ゲーム・IT関連
任天堂、決算発表で増収増益、新ハードに関しては『研究開発中』と言及を避ける
ゲーム会社の任天堂が決算を発表、増収増益で順調な経営を報告しました
カエル「任天堂は株価も絶好調でグングン伸びているほか、今回も増収増益を記録。時価総額は10兆円を越え、日本の時価総額ランキングもTOP10に入ろうかという躍進を見せています。
『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』『Super Mario Bros. Wonder』『マリオカート8 デラックス』『ピクミン4』などがミリオンセラーを記録するなど、当期のミリオンセラーの作品数が17作品とPの強さが目立っています」
亀「Nintendo Switchの年間プレイユーザー数は過去最大に拡大、7年目となっても堅調な様子が窺えるの。
一方で映画のヒットの記憶が新しいが、IP関連費用で言えば昨年比で93%増と爆上がりしているものの、全体の中ではまだまだ大きな数字ではない。
映画などのIP関連に関しては、まだまだ発展途上と言えるじゃろう。逆に言えば、発展途上でもこれだけヒットしているわけじゃな。
一方で任天堂の話題でよくあがるのが次世代ハードじゃが、こちらは質疑応答でも開発中以上の回答はなし、という状況じゃ。
また、発表していないことを報道するメディア等に対して釘を刺している内容となっておる」
2022年の国内eスポーツ市場、順調に成長中
『日本のeスポーツ白書2023』が発売され、その内容から市場規模が順調に伸びていることが紹介されておるの
カエル「2022年国内eスポーツ市場は前年比27%増の125億円に拡大、さらに2025年に向けて市場規模は年平均20%を超える成長率で拡大していることが発表されました。
こちらの書籍は9万円と非常にお高いので簡単に読めませんが、日本でも順調にeスポーツが伸びている模様です」
亀「最近はプロゲーマーの配信などもあり、より身近な存在になり始めてきている印象じゃ。あとは梅原を越えるスターの誕生を待つのみ、というところまできているかもしれんの」
ブルースカイ、X (旧Twitter)の代替先として人気に
定期的に話題になる旧Twitterの代替先の話題じゃな
カエル「ブルースカイがそれまで行っていた招待制を解除した結果、日本でブレイクして一気に登録者数が増えました。
うちも登録してみたので、よろしければフォローしてください」
亀「この現象は時に起こるが、今は絵師を中心に動いているような状況と認識しておる。
UIなどもXに似ており、確かに日本でも受け入れやすいかもしれんが……結局はどれだけの層が動くか、ということが重要になる。
それでいうと、似ているUIであれば革新的なものがない分、後から参画する分不利なのは間違いない。
今後に注目ではあるが、Xアカウントの緊急避難先以上の効果は……残念ながら、薄いとわしは予想するかの」
猫ミーム、流行る
かわいらしい猫が踊るネコミームが話題です
カエル「ネットの流行のは光陰矢の如し、むしろ光よりも早いのではないかと思うほどですが、爆発的にヒットしているのがネコミームです。
一種の現場ねこ的なものなのかなぁ……社会の理不尽や苦しみを猫で表現することで和らげる効果があると思います」
亀「……これにどうコメントしろと?
わしとしては、なんとなくみてしまう中毒性があるのはわかるが……」
カエル「まあ、亀爺向けではないよねぇ。
新たなヒットで、2024年の年末までヒットし続けるのか? 要注目です!」
音楽関連
UNIVERSAL MUSIC グループ、TikTokとの契約を解除へ
世界的な音楽レーベルであるUNIVERSAL MUSICグループがTikTokとの契約を解除しました
カエル「前回お伝えしたように、今や世界の音楽市場においてTikTokはとても重要です。
一方でその契約がAIに対する規制が甘い、金銭が安いなどアーティストを守っていないということで、契約を解除して大量の楽曲が使えなくなったとの報道です」
亀「先にあげた猫ミームが流行の理由の1つがこれでないかと、わしは睨んでおる。つまり音楽が使えなくなって、ダンスなどの動画できなくなった。その中で猫ミームが流行ったのではないか、と。
それは想像ではあるが、今回の事例で使える楽曲はかなり制限される。しかし同時にマイナーなアーティストなどがピックアップされる可能性があるとの見方もあるし、もしかしたら日本の初音ミクなどが使われているような楽曲が使用されバズる可能性もある。どのように変化していくのか要注目じゃな」
Vtuber関連
エニカラー社、海外で大炎上
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5032/ir_material/223223/00.pdf
にじさんじを経営するANYCOLOR社が海外で炎上しています
カエル「こちらの経緯としては、海外のタレントである80万人以上の登録者数を誇るセレン龍月を、問題行動が多いという理由でANYCOLOR社が契約解除しました。一方でセレン龍月はこの主張に真っ向から反論、会社の体制が問題だとして騒動に。
海外ファンからはライバーを支援する意見が多く、グッズ販売会社なども今後はANYCOLOR社のグッズは取り扱わないと表明するなど、大きな問題となっています」
亀「この辺りとしては事前情報として、にじさんじが国内外を問わず大量のタレント離脱社が相次いでいることも問題視されておる。会社の体制が悪いと非難する声もあれば、一方でライバー側の非常識を追求する声もあるが、国内の人気タレントや日本語を話せるライバーを重視して、それ以外はおざなりなのではないか? という意見もあった。
元々にじさんじは圧倒的なタレント量産力によって大量のライバーを生み出して業界をリードしてきたが、現体制では限界を指摘する声もあるの」
この辺りは事情もよくわからないけれど……新興企業だからこその問題かもね
うちとしても今回の件は、かなり重大視しておる
カエル「一応、ここの株も持っていたしね…今回の騒動で怖くて売っちゃったけれど」
亀「現在のVtuberの成長の面白いのは海外展開が他のタレントと比べて容易という、物理的障壁のなさにある。
そして海外のタレントは今後の成長の生命線じゃ。
その後に発表したIRのように、今期の決算の影響は少ないかもしれん。しかし、ここで人気を落とすと一気に成長余地がなくなる可能性がある。
ここで対応を間違えると、第一人者の企業であるために、今後の業界全体にも関わるために、しっかりとマネジメントして欲しいの」
あおぎり高校、プレゼントにGPS。刑事訴訟も検討
こちらもVtuberグループであり、よく言えば自由な活動が魅力的なあおぎり高校に所属するメンバー宛のプレゼントにGPSが取り付けられていました
カエル「プレゼントシステムってVtuber独特の文化なのかなぁ?
運営会社宛にタレントへのプレゼントを贈る習慣があったのですが、その中身にGPSを取り付けるという悪質な行為が行われていました。
以前はホロライブなどもプレゼントを受け付けていましたが、小型で高性能のGPSが発売されたことにより停止した例もあり、あおぎり高校もプレゼントは停止しています」
亀「これはもう、今の時代にプレゼントシステムはできないということじゃろう。
もちろん、その多数は善意によるものじゃろう。例えば手作りのグッズ……ぬいぐるみやキーホルダーなどになるのかの、そういったアイテムを送って喜んでもらいたいという気持ちが多いじゃろう。
一方で不届きものは一定数いるものじゃから……これはプレゼントシステムそのものを停止しているが、もっと大々的にいう必要があるのかも知れんの」
また、あおぎりって……何というか、自由というか、色々とフリーダムな社風だからこそ、悪ノリがあるのかもね
ワシは好きではあるが、きちんとファン側も線引きする必要があるの
宇推くりあに聞く、宇宙開発について
最後は明るい話題で終えましょう
カエル「Vtuberといえばアイドル活動やゲーム配信というイメージが根強いですが、最近は得意分野に特化したVtuberも多く誕生しています。
その中でもホロライブデバイスの美術系Vtuberの儒烏風亭らでん(じゅうふうてい)が近年は注目を集めていますが、やはり宇宙工学の宇推くりあの存在も欠かせないでしょう」
亀「さらに科学系Vtuberの北白川かかぽなども、注目を集めておる。
Vtuberというコンテンツ、ツールを活かして、より広義の”好き”を伝える人々が増えてくるとさらに面白いことになるの」
最後に
今週はこの辺りで終了になります!
あんまり決算の話をしても面白くないと思うので、代表的な2社にとどめたの
カエル「こっちは面白いんだけれどね、先週のように決算シーズンだと、チェックするだけでも大変だし……
ちなみにカバー社も決算がありましたが、上方修正と良好な決算でした。なぜか株価は落ちましたが」
亀「経済関係は少し増やしていきたい気持ちもあるので、もしかしたら別記事や別ブログを立ち上げて決算の説明などもしていくかもしれんの」
果たしていつまでこの企画が続くのか⁉️ 次週の月曜日をお楽しみに〜‼️
よろしければ投げ銭をしていただけると嬉しいです