毎週月曜日恒例にしたい『亀の歩みより遅い⁉️エンタメ遅報』のコーナーです‼️
今回も先週1週間のエンタメ関連の報道・情報に関して振り返って行こうかの
カエルくん(以下カエル)
先週も決算シーズンということもあり、経済的なニュースが多くなっています
亀爺(以下亀)
色々と新しい動きもありそうなので、そちらにも要注目といったところかの
カエル「それでは、早速記事を始めましょう!」
先週のエンタメ遅報はこちら
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映画関連
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』がメガヒットスタート!
3日間で約22.3億円の発表があるほどのメガヒットです!
カエル「2020年に惜しまれながらも終了したジャンプで連載されていた大ヒット漫画『ハイキュー‼︎』の劇場版がメガヒットを記録しています。
初日の0時に行われた舞台挨拶では倍率が50倍を超えるなど、衰えない人気を見せつけました」
亀「もはやアニメ映画は1つステージが高まったと言えるじゃろう。
先月、2024年の公開スケジュールを見たら、毎年公開の『名探偵コナン』以外は100億円どころか50億円も難しいかもしれないと考えていたが……蓋を開けてみたら2ヶ月でガンダム、ハイキューとメガヒットが早くも生まれておるの。
もちろん売れている作品ばかりではないが、明らかにトップ層は実写洋画・邦画と比較するとステージが違い、1つ抜けていると言えるかもしれんの」
中国で『百円の恋』リメイク版が大ヒット!
中国では邦画の『百円の恋』のリメイク版が大ヒットです‼️
カエル「日本では2014年に公開された、安藤サクラが主演のボクシング映画『百円の恋』のリメイク版が、春節シーズンに公開されたこともあり3日間で237億円を超える大ヒットを記録しました‼️」
亀「3日間で237億円という、まさに桁外れの大ヒットを記録しているの。
こちらは『热辣滚烫』(英語タイトル:『YOLO』=You only live once.)というタイトルのようじゃが、まだ日本では公開未定となっておる。
映画における中国市場の大きさは度々話題になるが、こういう景気のいい話を聞くと経済的に難しいところに入っているが、まだまだ注視するべきということが伝わってくるの」
東映、決算発表で好調な数字を発表
上記と同じ東映関連のニュースでは、東映の決算が発表され、非常に好調な数字を発表しました
カエル「東映が決算を発表しました。IRには『売上高は第3四半期として 2004年度以降過去最高となり、また営業利益、経常利益、当期純利益は過去最高である前年同期に次ぐ成績、「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD」「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が大ヒットし、「映画プリキュ アオールスターズF」がシリーズ歴代第1位の興行収入を記録しました。』とのことです」
亀「より詳しく見ると、8月は前年同月比では18.2%と非常に悪くなったが、これは2023年の8月に『ONE PIECE FILM RED』のメガヒットの影響であるため、予想通りではある。
注目すべきは11月で、ここは昨年同期比で255%記録しているが、これは『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のヒットによるところが多い。
また決算では『エバーグリーン化』という言葉で説明しており、常緑樹のように、季節が変わっても落葉せず常にグリーンであり続けるように、いつまでも人気であり続けるコンテンツを製作できているという自負があるのじゃろう。
これに関しては立派な数字であり、とても明るいニュースとして受け止めたいの」
『ルックバック』6月28日に劇場公開決定!監督は押山清高が担当
『ルックバック』の劇場アニメ化が発表されました
カエル「『チェンソーマン』などの藤本タツキが書き下ろし、発表直後に大きな話題を呼んだ『ルックバック』の劇場アニメ版が発表されました。
監督・脚本などを『フリップフラッパーズ』などの押山清高が担当することが発表されています」
亀「これは大発表じゃな。
押山監督は近年『SHISHIGARI』という個人制作アニメーションを制作している。企業が作るようなエンタメ系作品を手掛けているアニメーターが、個人制作アニメーションを発表するのは非常に稀なことと言えるじゃろう。
それだけの個性を持ち、天才とも称される押山の手腕と、藤本の個性が合致した瞬間にどんな作品が生まれるか……
これはおそらく2024年でも必見の作品になること間違いなしのため、要注目じゃな」
『オッペンハイマー』日本でもIMAX上映が決定
何かと話題を集めている『オッペンハイマー』がIMAXで上映されます
カエル「2023年のアメリカ公開時から大きな話題をよび、原爆描写もあるとのことから日本での公開も危ぶまれた『オッペンハイマー』ですが、3月29日の公開に向けて順調に調整が進んでいる模様です」
亀「クリストファー・ノーラン監督らしくIMAX上映されるとのことでファンも一安心じゃろうな。
2024年はストライキの影響もあって、洋画がどうしても弱くなってしまう中で今作は洋画ファン垂涎の作品と見受けられるため、大きな話題を集めそうじゃな」
アニメ・漫画関連
徳島で開催の『マチ☆アソビ』が中止発表、内容の見直しも
徳島県で行われていた『マチアソビ』の中止が発表されました
カエル「マチアソビは、徳島県徳島市で開催されるアニメやゲームなどのエンターテインメントが集まる総合イベントであり、アニメ制作会社のufotableが徳島スタジオを持つことから中心的な役割となり行われていました。
経済効果も大きく、東京などの都市圏以外の、地方発のアニメイベントとして成功を収めていましたが、さまざまな理由により中止が発表されています」
亀「行ったことはないが、残念といえば残念じゃな。
県知事の交代なども要因として挙げられているが、ufotableも社長の脱税など経営上における問題もあった。さらにコロナ禍などもあり、中止したり再開したりと不規則になっておった。
今後はどうなるかわからんが、地方発のアニメイベントの成功例として注目されていただけに、この影響は決して小さくないように思うの」
新潟国際アニメーション映画祭にて一部の賞が発表
第2回開催を控える新潟国際アニメーション映画祭に向けて、一部の賞が発表されました
カエル「今回発表されたのはアニメーションの中でも技術職のスタッフやスタジオの業績を讃える賞である大川博賞、蕗谷虹児賞です。
大川博賞は『映画大好きポンポさん』の制作スタジオのCLAP、蕗谷虹児賞では『アリスとテレスのまぼろし工場』の美術監督である東地和生、『君たちはどう生きるか』 作画監督の本田雄、『かがみの孤城』の脚本の丸尾みほでした」
亀「とても良い顔ぶれとなったの。概ね、文句がでなそうな印象じゃ。
まだ出来て間もない賞レースということもあり、方向性も模索しているような状況じゃと思うが、エンタメ作品を中心としているのはとても良いことじゃと思う。
気になる作品もあるので、予定がつけば新潟に出向いてみたいものじゃな」
アニー賞が発表され大賞は『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
アメリカ最大のアニメーション映画際『アニー賞』が発表され、長編アニメーション賞など複数の賞を受賞しました
カエル「日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がキャラクターアニメーション賞(長編)と絵コンテ賞(長編)を受賞しています」
亀「アメリカでは最もうちが信用しているアニメーション賞であり『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の受賞は、アメリカのアニメーション表現の評価の場と考えれば妥当なところではないかの。
後編次第だとは思うが、どのような表現が見られるのか、今から楽しみじゃな」
ゲーム・IT関連
押井守、AIについて語る
アニメや映画の監督を多く手掛けてる押井守監督が、AIについて語りました
カエル「押井監督は『攻殻機動隊』などのSFを多く手掛けていることもあり、その先進性にも注目を集めています」
亀「内容としては最も面白かったのは『現代におけるスマホの話』じゃな。
すでに多くの人がスマホを普通に扱っており、無くすと大騒ぎをすることを説明し『それは、スマホがもう自分の腕と一緒になっているんですよ。とっくにサイボーグになっている』と解説している。
うちもAIは単なるツールであり、インターネットなどと同じように道具にすぎんと考えておる。一方で超高性能の道具になるから、色々と一変するのじゃろうが……気がつけばPCやコピー機が職場に当たり前にあるように、AIを使うのが当たり前になる時代が来るのじゃろうな」
AIの『sora』が作った動画が世界中で話題
最新AIであり、オープンAIが開発中の『Sora』が開発した動画生成技術が話題になっています
カエル「AIが動画生成するのはもう少し先かと言われていましたが、もうその未来はすぐそこにきているのかもしれません。
こちらはまだ一般公開されていませんが、一定の調整を施したのちに動画生成AIとして一般公開される可能性もあるとのことです。」
亀「AIの進化があまりにも早すぎて、専門家ですらついて来れていないのではないかの。
今後インターネット上をはじめ、創作技術は大幅に変わる……そう思わざるをえない話題じゃな」
アメリカ・カルフォルニア州でAIと著作権の裁判が結審、AI側の主張を多く認める形に
アメリカでOpenAIに対し、ChatGPTが著者3名の書籍の違法なコピーを促したとして裁判になり、その主張の大部分を却下しました
カエル「日本でも大きな話題となっている著作権とChatGPTの問題ですが、アメリカでは1つの裁判が結審しました。その結果、ChatGPTが著作権を侵害したとは言えないとしてほぼ棄却、ただし著書を無許可で学習させたことに関しては主張を認めています」
亀「著作権とOpenAIに関しては、まだまだ揉めそうじゃな…
アメリカでも…というよりも、アメリカこそ多くの裁判が起きているが、その中で著作権侵害を証明することができない、とわしは文章を解釈した。
うちは以前から同様の立場であり、文章を書くなどの基本スキルはAIの方が得意となるじゃろうし、ライターの9割が収入を減らすと考えておる。その中でどのようにAIというツールを使いこなすのか、という時代が始まっているわけじゃな。
この辺りは感情論も絡むじゃろうが……今更、車やパソコンを使うのを止められないように、AIも止められない時代はすぐそこまで来ていると感じるの」
音楽関連
今週は特になし
Vtuber関連
エニカラー社、海外で大炎上で社長が動画にて説明
にじさんじを経営するANYCOLOR社の問題で海外向けに動画を発表しました
カエル「先週にお伝えしたANYCOLOR社が海外で炎上した件について、創業者で社長の田角陸代表が動画を公開しました。
英語でのコミュニケーション不足を反省し、今の会社の立ち位置を説明した内容となっています」
亀「海外リスナーではにじさんじENの扱いはひどく、ブラック企業だという認識が根強くなってしまった。今後、発展するために海外展開は欠かせないために、ここで会社としての立ち位置を明らかにしたという形じゃな。
一旦は沈静化に向かっているようにも見えるが、今後の展開にも影響を与える出来事だけに今後も注視していきたいかの」
GREE、決算発表もVtuber事業は未だ投資段階
最後はゲーム等を幅広く展開するGREE社の決算内容から説明します
カエル「GREE社の決算が発表されました。
全体としては微減といったところでしょうか。
決算資料を見てもスマホアプリゲームの『ヘブンバーンズレッド』の話題が多いので、そこが中軸になっているといったところでしょうか。
この項目ではVtuber関連の決算も発表されましたが、まだまだ投資段階ですね」
亀「新人もデビューしているものの、やはりホロ&にじが2強なのは間違いない。
その後に続くのもぶいすぽとあおぎりであり、個人勢の活躍も目覚ましく、この分野はだいぶレッドオーシャンになって来ているの。もちろん利益率は高くなるので、それだけ挑戦する価値があるのであるが。
わしとしてはVtuberはあくまでもツールでしかなく、同じようなアイドル売りをするのであれば後発組はかなり厳しい戦いを強いられている。
後発するのであれば、その売り出し方をもっと考えないと、単に埋もれてしまうのではないかの」
最後に
今週はこの辺りで終了になります!
今週はAI関連のニュースが目立った印象じゃ
カエル「やはりAIは大注目だもんね!
今後、どのように展開していくのかがとても注目すべきコンテンツだと思います!」
亀「また来週以降も賞レースが本格化してくるので、その辺りも話題にしていこうかの」
果たしていつまでこの企画が続くのか⁉️ 次週の月曜日をお楽しみに〜‼️
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