物語る亀

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物語愛好者の雑文

『2018年の新作映画を緩〜く語るオフ会』のご報告&4年目を迎えるにあたって

 

皆様、あけましておめでとうございます

 

……え、もうお正月も終わりなんですけれど

 

「うちのお正月は1月10日と決まっていますので、これでも挨拶には早いんだよ」

 

カエルくん(以下カエル)

「……え? それ、僕も初耳なんだけれどいつ決まったの?」

 

主「ちょうど今日、たった今決まった」

カエル「……あ、思いつきなのね」

 

主「物語る亀は2016年1月10日に運営を開始して、今年で丸3年を経過しようとしています。

 多くのブログが半年ももたずに消えていき、1年で30パーセント、2年で10パーセントしか残らないと言われる中で3年間続けてこれたのも、ひとえに皆さんが読んでくださり、コメント欄やTwitterなどで反応をいただけることが大きいです。

 

 皆様の日頃のご愛好、またご協力に感謝いたします。

 

 時にはキツイ言葉をもらう時もあります。

 このような映画作品に好き勝手言っている身としてはしょうがないかな、と思いますが、それ以上に暖かいお言葉をもらえることが多いので、励みになります」

 

カエル「今回は4年目に突入するにあたり思うことと、1月5日に映画オフ会を主宰させていただきましたので、そのご報告をさせていただきます!

 では、早速記事のスタート!」

 

 

 

 

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2018年の新作映画を語るオフ会について

 

開催動機

 

まずは、オフ会について語ろうか。これを書いている時はまだ余韻が冷めないね

 

反省点もありながらも、とても盛り上がっていただき大成功と言えるのかな

 

カエル「そもそも、なんで今回このようなオフ会を企画したの?」

主「……ブロガーの収入源って知ってる?」

カエル「え? アドセンスとかの広告収入と、あとは商品やサービスを売るアドセンスだよね。ぶっちゃけ、映画ブログは物を売るのに向かないけれど……

 急にどうしたの?」

主「多くのブロガーが行う収入源の1つが”セミナー活動”なんだよね

 

カエル「……急にきな臭い話になってきたんですけれど、結局はお金のためってこと?」

主「いや、そうじゃなくてさ。

 ”なんで一部のブロガーがセミナー活動を重視するのか?”という話なんだよ。もちろん、カリスマ性があれば会いたい人が増えて、それがお金になるというのもある。だけれど、1番大きいのはそれだけ集客できる媒体=ブログを持っているということなんだよね

 

カエル「宣伝機関としてのブログだね」

主「ブロガー以外でもオフ会を開催される方も多いと思うけれど、Twitterなどで募集をかけても目に付きにくいかもしれない。

 結局、どんなにいい企画や商品があっても、宣伝が出来なければ埋もれていって、奇跡を待つしかない。逆に、ある程度のレベルの企画や商品であれば宣伝の効果である程度は成功する。もちろん、宣伝費用などとの絡みもあるけれどね。

 その点、ブロガーというのは一定の宣伝力を持っているんだ

カエル「だからセミナーで人が集まるわけだもんね。ファンが1万人いたら、参加者が1%でも100人集まるという話だ」

 

オフ会にちょうどいい? くらいのサイズ

 

映画が好きだけれど、語る相手がいないってTweetなどもたくさん見るなぁ

 

オフ会を開こうにも、宣伝は簡単にはできないこともあるかな

 

主「今の時代、趣味の多様化した問題で映画好きは減っているというデータもある。

 身近に映画を語る友達はいないという人も多いけれど、オフ会を企画しても宣伝などができずに人が集まるか不安という人もいる。

 あとは、有名な映画ライターさんやもっと大手の映画ブロガーさんだと逆に集客力がありすぎるから、講演会はともかくオフ会みたいなことは難しくなってくる。

 そうなると、うちくらいの規模だとちょうどいいと思うんだよ。

 映画好きやアニメ好きを対象に宣伝もできるし、人も集まりすぎるということもないだろうし」

 

カエル「企業、大手さんや評論家さんではできない活動の一環かぁ」

主「企業と違ってブログでどんな人が企画しているのかも、なんとなく知っているだろうし。

 それに映画ブロガー4人で”俺たち映画ならず者(おれなら)”のTwitter動画配信の活動を月1回をめどに行っているけれど、それで普段の我々が映画を語るときの雰囲気が伝わるのかな。

 何よりも、モンキーさん、Machinakaさん、しーまんさんも仰るように映画好きと繋がりたいという思いもあります。

 いつも配信で『声をかけてくれれば一緒に飲んだり、配信しましょう』と言っているけれど、あれは本音です。

 やっぱり話したいという思いがある人は多いし、熱意がある人をつなげることで映画業界や物語全体に対する活性化になればいいなぁ、という思いで開催しました」

 

 

当日の流れ

 

それでは、当日の流れについて説明しましょう

 

 

17時40分 受付開始

18時より 第1部開始(ランキングを元にお話)

19時より 第2部開始(ジャンルごとに分かれてお話)

20時 終了……片付け後、2次会へ

 

ほとんど参加者の皆さんに丸投げです

 

 

カエル「まずは受付をしてもらって、名刺カードと名札入れ、そして2018年の個人的ベスト10 or 語りたい作品10選について1テーブル6人ほどで語り合ってもらうというものでした。

 初対面の方も多かったと思うけれど、ランキング表を元にしたらお話ししやすかったのかな?」

主「特にベスト10を組めるような映画好きな方が集まったし、詳しくなくても1作品は共通してわかる作品があると思うんだよね。そこから話が広がればいいなぁ、という思いもあります」

 

カエル「そして第2部ではジャンルごとに分かれてもらい、お話してもらいました。

 『洋画(アジア映画含む)』『アメコミヒーロー映画』『邦画』『アニメ』『フリーワード』の5つのジャンルです」

主「どうしても好きなジャンルは分かれてしまうから、好きなところで語って欲しいので。

 ここは反省点も多いにあるけれど、でも盛り上がってもらえたのかなぁ。

 自分はアニメと邦画にいたので、洋画とアメコミヒーロー映画の雰囲気はわからなかったけれど」

 

カエル「……2019年の5月以降は、間違いなくアメコミヒーロー映画に人がいっぱいだろうね」

 

 

みなさんの映画ランキングベスト10 or 10選の集計結果の発表!

 

では、ここでどの作品がこの会で支持を集めたのか集計したので、結果発表します!

 

ランキングはわしも進行するぞ。やっぱり映画好きだけあって、集計も大変じゃったの

 

カエル「ちなみに、今回参加された方は26名でした。

 その中で挙がった作品は……まさかの127作品!

亀「予想以上に多い!

 たった26人でもベスト10になるとここまで作品が集まるもんじゃの。しかも、わしらも結構2018年の映画は見てきたし、噂は聞いている作品も多いが、全く聞いたこともない作品もいくつもあってびっくりしたの。

 その中で、今回はランキングは1位10点、2位9点……10位1点として加点。

 10選は全て3ポイントで集計しておる。

 また、どちらか判断できなかった場合はランキングとして集計しているぞ。

 その結果、2人以上から投票された作品は46作品まで減っておる

 

カエル「それでは、ベスト10の発表です。

 今回はいきなり1位からスタート!」

 

 

1位

57P 11人投票

 カメラを止めるな

 

 

 

 

2位

50P 8人投票

リズと青い鳥

 

 

3位

45P 9人投票

スリービルボード

 

 

 

4位

40P 9人投票

ボヘミアン・ラプソディ

 

 

 

5位

33P 5人投票

レディ・プレイヤー1

 

 

 

同率5位

33P 6人投票

万引き家族

 

 

 

7位

31P 5人投票

若おかみは小学生

 

 

 

7位

31ポイント 9人投票

ウインドリバー

 

 

 

9位

28P 3人投票

映画HUGっと! プリキュア

 

 

 

10位

26P 3人投票

ローマ/ROMA

 

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……これは、主催者の色が出た選出か!

 

これはこれで面白いランキングになったの

 

カエル「まず1位に納得のカメ止め! やっぱり人気があるね

 そして2位はリズ! やっぱりうちが主催者だと、アニメ映画が好きな人が集まるというのがあるのかな」

亀「3位のスリービルボード、4位のボヘミアンなども納得の流れじゃな。

 ウインドリバーが若おかみと同数の7位であるが、あの公開規模でこの順位というのはやはり高い評価をうかがえる。

 このTOP10では、ローマはNetflix限定なので除外するが、おそらく唯一の100館以下の公開規模なのではないかの? アメリカでも当初は4館からスタートして大ヒットした、まさしくカメ止めを連想させる現象を巻き起こしておる。

 これから上映する劇場もあるようなので、鑑賞してほしいの。

 もちろんソフトでもいいぞ」

 

カエル「”おれなら”のランキングでも1位に選出したけれど、本当に色々な意味でいい作品だよね。大作すぎず、でもニッチすぎず、誰もが納得する作品というか。

 そして……このオフ会の色が濃く出たのが9位のプリキュアです。

 もちろん1票はうちの1位票の10Pだけれど、たった3人の投票で28Pって……」

亀「いやー、まさかTOP10入りするとは思っておらんかった。

 うちも1位に選んだ甲斐があったの」

 

カエル「ちなみに20位までの作品は以下の通りです」

 

 

 

11位 25P

 さよならの朝に約束の花を飾ろう(4人)

 

 

12位 23P 

 バーフバリ 王の帰還(※3人)

(※バーフバリだけの票が1つあったので、それも含めています)

 

 

13位 20P 

 ワンダー 君は太陽(3人)

 君に名前で僕を呼んで(4人)

 

 

15位 17P 

 ヘレディタリー/継承(5人)

 

 

16位 16P 

seach(4人投票)

ファントムスレット(3人)

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー(3人)

 

 

19位 15P

ペンギン・ハイウェイ(4人)

 

 

20位 14P

デットプール2(4人)

 

 

 

今回の反省点

 

では、個人的な反省会をしていきましょう

 

全体的には成功で、良かったのかな

 

カエル「今回はみんなガヤガヤと賑やかに話してくれていたし、受付や色々な雑務があったためにすべてのテーブルを見れたわけではないけれど、みんな楽しそうにお話をされていた印象です」

主「正直、予想以上に盛り上がりました。

 映画愛が熱い方が多いので、それも良かったなぁ。

 男性が多めではあるけれど、男女比も年齢層もちょうど良かったかも。

 濃い映画好きの方が集まってくださり、楽しい会になったのではないでしょうか」

 

カエル「2次会もおそらく6日が最後の休みという人が多い日ではあったこともあって、予想以上にたくさんの方に参加していただいたしね。

 その中で、反省点としてはどのようなものになるの」

主「この3点は特に反省しています」

 

  • 狭くて人口密度が高かった
  • 2次会のセッティングが運頼り
  • もっと多くの人と交流すればよかった

 

カエル「今回やって1つはっきりとわかったのは、28人でやるからといって、28人用のスペースを借りてはぎゅうぎゅうになるということだよね……

 考えてみれば当然だけれど」

主「特に第2部は個人的には途中で席を移動してもらって、あっちこっちと交流してもらう形にしてもらいたかった。

 でも椅子の都合やそもそもスペースが狭すぎて簡単に移動できない状況になってしまった。

 あとは荷物置き場なども考えると、やっぱりこの人数ならば……40人ぐらいのスペースは必要だったのかな」

 

カエル「そして2次会のセッティングは参加人数も当日にならないとわからない形式にしたから、運頼りだったね」

主「東京駅周辺で、年末年始で人が少ないから大人数でも入れたけれどここは運頼みすぎるからからなぁ。結果オーライじゃ、ちょっとね。

 そして1次会は進行や受付もあったから、主催者側として仕方ない面もあるけれど、2次会などはもっと交流すればよかったなぁ、と反省しています。

 古くから読ませていただいているブロガーさんや、嬉しい言葉をかけてくれる方も多かったので……

 やっぱり、主催だから挨拶程度でもしっかりと回っていかないといけないと反省しています

 

カエル「席がないから行きづらいとかもあったとはいえ、そこは積極性を出さないとね」

 

 

 

今後、オフ会を開催するにあたって

 

そして、これは反省ではないけれど、大きな懸念というか思いがあるんだよね

 

もちろん、今回来ていただいた方に何も不満はありません

 

主「これだけ映画に熱い方が集まってくださり、かなり濃い会になったと思います。

 これはもう手前味噌ながら、大成功といっていいと思います

 カエル「おそらく2018年に限定したことで『昔の映画はよく知らないけれど最近のならわかるよ!』という方も参加しやすかったのかなぁ。

 あとは年間ベスト10は、みんなが語りたい内容だというのも大きいのかな?

 そもそも、古い映画となるとうちがわからないという事態もあるし……」

 

主「だけれど、1つ懸念としてあるのがもっとライトな層……映画は月1本程度観ます、興味があるけれどそこまで詳しくないです、という人をどのように巻き込んでいくかという問題だよね。

 少なくともベスト10を組める人が集まったけれど、それって映画好きの中でもかなり熱い方じゃない。最低限、月1本くらいのペースで見ないと年間ベスト10はつけられないから。

 でも、そうじゃない人たちがもっと入り込みやすい会のあり方なども考えないといけないなぁ……という思いはあります」

 

カエル「一応会の名称でもあるように、うちは『緩〜く』を重視しているので……

 もちろんガチの方は嬉しいですし、主催者やゲストの方々がかなりガチなのでどうしてもそっちよりになりがちだけれど、そこは別の形で行うのかも含めて、色々考えたいね

 

主「それと『コードブルー』『コナン』ではないけれど、年間1作しか映画を見ない層に、2回、3回と通ってもらうためのやり方は大事なわけで。

 その方法でオフ会が向いているとは言わないけれど、もっと色々な形ややり方を考えたいね」

 

 

4年目を迎えるにあたって

 

最後になるけれど、4年目を迎えるにあたって今年の抱負や目標をどうぞ!

 

……今年は充電期間にしようかな

 

カエル「あれ? 1年目で種を蒔き、2年目で育て、3年目で花を咲かせて飛躍する予定だったじゃない」

主「明確な数字は言えないけれど、1年目、2年目と比べると3年目はかなり飛躍させていただきました。特に1年目が『君の名は。』などがあって出来過ぎだったので、2年目は実はあまり成長がない、少し苦しい期間でもありましたが、3年目はそのようなこともなく飛躍を実感していています。

 そして4年目はさらに上を! ……というのも大事だけれど、今年は小休止の年にしたいかな

 

カエル「……オフ会やブログを減らすってこと?」

主「そちらは続けるけれど、たとえばライター仕事を自分から取りに行くとかはやめる。

 もちろん、寄稿依頼は引き続き引き受けています。

 あとは、月に観る本数を少し減らしてみるとかね。

 その分……たとえば本を読んだり、聖書や宗教、あるいは絵画などの美術、英語などの語学を含めた勉強をしたりする

 

カエル「……すごく努力家なようだけれど、実際はボケーっと寝て、ゲームしておしまいな日も多いよ?」

主「それはそれで大事なんです! いや、本当に。

 もちろん映画に詳しいことはいいことだし、特にブロガーとして重要だよ。

 だけれど、結局映画について語るときでも、自分の知識がないと何も語れない。

 飛躍して大きな花を咲かせたけれど、その次に枯れないためには根をしっかりと張る必要がある。

 その根というのは、たとえばブログのリライトもそうだし、勉強して知識を入れたりね。

 どうしてもマンネリに陥ることもあるから……それを防ぐためにも、しっかりと一度小休止するつもりで、あまり外に出ていかないで、深い仲間を増やしたりする活動などを重視していこうという考えです」

 

カエル「……でもさ、多分近々新しいこと始める予定だよね?

主「まあ、それはそれで。

 どのような形でいつ始めるかは、また後日発表します!」

 

 

 

最後に

 

今回、とても嬉しい言葉をたくさんいただきました。

 

 こういうブログを運営しているので『その見方は違うだろう』『何を言っているんだ』と思うこともあると思います。

 正直、厳しい言葉をもらうかもしれないな、という思いもありました。

 もちろん、わざわざ文句を言うためだけに来る方は少ないかもしれませんが……もしかしたら一部の記事に腸が煮えくり返る思いをする方もいるかもしれません。

 ただ、それはそれで自分の本音ですので『ゴメンナサイ』は言えても『記事を言う通り直します』とは絶対に言えない自分もいます。

 そんなある種の覚悟もしていた中で、今回、暖かい言葉を多くいただきました。すごく嬉しかったし、多くのブロガーがセミナー活動を続けているのって、この言葉が欲しいからなんだな、というのもわかりました。

 今回のことは、3年間ブログを続けてきたご褒美だと考えています。

 

 ただ、それと同時に日頃の記事をしっかりと書かないといけないと意識しました。

 この思いに答えていかなければいけないなと考えています。

 ”昔の方が良かった”

 ”マンネリ化したよね”

 そう言われる方もいると思います。たかが3年、されど3年続けていますので、どうしても型が決まってしまっている部分もあり、そこからの脱却や変更をしなければいけないけれど、いうほどたやすいことではありません。

 英語、スペイン語などの海外を意識したサブブログを立ち上げたいという思いもありますが、小学生以下の語学力の自分の能力ではまだまだそれは難しいと思います。

 それをどのように打破していくか、そして共に戦う仲間を増やしていくか、今年はその戦いになると思っています。

 

 

 今回参加していただい方、本当にありがとうございます。

 また、日付や体調によって参加できなかったかった方、遠方でそもそも東京駅に行けない方もいるでしょう。

 せめてブログだけでも届くように努力していきます。

 また次回以降も開催しようと思いますで、その際は是非お気軽にご参加ください。

 

(多分次は……まだはっきりとは言えませんが、あのハリウッド超大作が公開した後のGWくらいになるのかな?)

 

  今回の会についてご意見、感想がある方はTwitterで直接メッセージを送っていただくか、コメント欄も『非承認でお願いします』と書いていただければ非承認にしますので、お気軽にお書きください。