物語る亀

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物語愛好者の雑文

漫画『3月のライオン』既刊11巻までまとめて感想! ハチクロとの関係性も考察するよ!

カエルくん(以下カエル)

「こっちの記事では3月のライオンの1巻〜11巻までの内容を書いていくのね」

 

ブログ主(以下主)

「本当はこの記事を公開日である10月2日は12巻の発売後だけど、1巻から11巻の内容の感想も書いておきたかったから、この記事を書くよ」

 

カエル「結構ざっくりとした内容になるだろうけれどね」

主「大まかな感想になるだろうけれど、これほどの作品の感想、考察記事を書かないのはねぇ。現在連載中の作品の中ではトップクラスに好きな作品なんだよね」

カエル「それじゃ、1巻から11巻までのざっくりとした感想記事を始めようか」

 

  •  1 一話の衝撃
    • 1話の素晴らしさ
  • 2 香子の存在
    • 悪人が書けない漫画家
  • 3 孤独な棋士
    • 成長する零
  • 4 ハチクロと3月のライオン
    • 最後に

 

 

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漫画『3月のライオン』12巻感想 雷堂さん、すっごくいいわぁ!

カエルくん(以下カエル)

「3月のライオンの最新刊が発売したよ!!」

 

ブログ主(以下主)

「アニメももうじき放送開始、さらに実写映画も決定……まだ13巻の発売時期は未定だけど、3月と考えていいんじゃないかな?」

 

カエル「そう考えると映画も3月に合わせてきたんだねぇ。タイトルを考えたら当然か」

主「これはリアル路線の漫画だし、話題の大ヒットメーカー神木隆之介主演ということもあって、非常に高い注目度があるな。もしかしたら、2017年最も話題になる映画化もしれんね」

カエル「……あれ? 主って漫画原作の邦画大作はあまり評価高くない傾向がない?」

主「一部作品だけだ、それは。ちはやふるとかは実写映画もなかなかいい出来になっていたし、3月のライオンは現在連載中ではトップクラスに好きな作品だから、非常に高く注目していきたいね」

 

カエル「アニメ化もあるし、記事も多くしておきたいところだよねぇ」

主「あ、多分アニメの感想記事も書く予定なので、よければ読みに来てね」

カエル「……宣伝はここまでにして、12巻の感想記事を始めるよ」

 

  •  あらすじ
  • 以下ネタバレあり
    • 雷堂VS土橋
    • これまでになかった『家族の形』
    • あかりの恋愛の行方は!?
    • 最後に

 

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漫画『アンノ対ホノウ』感想 島本和彦がシンゴジラで果たした役割

カエルくん(以下カエル)

「シンゴジラも公開2ヶ月目も終えようとしているけれど、さすがに落ち着いてきたねぇ」

 

ブログ主(以下主)

「公開時期に加えて『君の名は。』が大ヒットしちゃっているからな。結構こっちの方にミーハー層というか、ブームだから行こうぜってファンは流れているんじゃないの?」

 

カエル「どちらも相手次第では100億を狙える作品だし、それだけの勢いだっただけに惜しいといえば惜しいね

主「どこの配給会社やクリエイターたちも負けてられないからさ、そんなに甘いもんじゃないってことね。ここ数年でもベスト級が被るってことがあるんだなぁ」

カエル「これで100億届かなかったのは『恋愛などの一般層に受ける要素が少なかったからだ』とか語る論評が出てきたら、本当に悔しいよ」

主「さすがにこれだけの売り上げがあればケチのつけようはないだろうけれどな」

 

カエル「で、今回はその『シンゴジラ関連本』の中でも特に熱いファンである、島本和彦の『アンノ対ホノオ』を取り上げるわけね。ついに同人誌まで手を出すかぁ」

主「……実は同人誌って初めて買ったんだよね

カエル「……え? オタクってみんなコミケとか行くもんじゃないの?」

主「だって夏は暑いし、冬は寒いしさ。人は多いし、冷やかしでいくにはハードルが高いでしょ? 大体、今時ネットで大体買えちゃうし、現地でしか買えないようなものは積極的に調べなければ知りようがないしさ。

 結局買うものがないから、わざわざ行かなくてもいいやってなるんだよ

 

カエル「そんなもんかなぁ? 今回はシンゴジラを取り巻くSNSの動きと、島本和彦の影響ということについても語っていくんだよね」

主「そうね。シンゴジラがこれだけヒットしたのは『ファンが熱いから=育てたから』というのも大きいだろうし、そこもセットで語りたいね」

カエル「じゃあ、長い前置きはここまでにして感想記事スタート!!」

 

  •  1 アンノ対ホノオの感想
    • リメイクの意味
  • 2 『シン・ゴジラ』という現象
    • 最後に

 

 

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さらばこち亀!! 全200巻を最終回までざっくりとまとめて感想!!

ブログ主(以下主)

「まさかこち亀の最終巻の感想記事を書くことになるとはなぁ……このブログを始めた時は、全く思いもしなかったよ」

 

亀爺(以下亀)

「こち亀が終わるということは、間違いなく漫画界における一大ニュースじゃからな。この作品は間違いなく漫画界のレジェンドであり、国民作家ならぬ『国民漫画』じゃな

 

主「こち亀を読んだことがないという人は……まあ女性を中心にそこそこいるかもしれないけれど、こち亀を知らないって人はいないんじゃないの?

亀「それこそテレビなどで一生懸命探しに行き、ど田舎のお爺ちゃんとかでようやく発見するレベルかもしれんの。

 して、主はこち亀を何巻まで読んだんじゃ?」

 

主「結果的には全巻読んだよ。

 生まれた時から連載されていたけれどさ、家に1巻から当時の最新刊まで揃っていたんだよね。だから何回も繰り返して読んだし、最近はコミックスを買ってはいなかったけれど、ジャンプでなんだかんだ言いながら読んでいたからさ、結果的には全巻読んだね」

 

亀「200巻もあれば読むだけでも、それこそ1カ月という単位の時間がかかるじゃろうが、そんなファンはたくさんおるんじゃろうな

主「今回のことがあったから、全巻揃えたくなったしね。本棚が一杯だから難しいけれど、どこから読んでもいいし、暇なときに適当に手にとってぼーっと読むだけでいいから、子供時代には重宝したなぁ」

亀「それではこち亀の思い出について、語っていこうかの」

 

  •  何巻までが好き、という異常性
    • 時代を切りとる鏡
    • 100巻以降は……というけれど
    • 個人的に好きな話
    • 200巻とジャンプ本誌
    • 最後に

 

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漫画『そんな未来はウソである(桜場コハル)』全6巻の感想 この巻で終わりなの!? 

カエルくん(以下カエル)

「主〜!! 大変だヨォ!!」

 

ブログ主(以下主)

「なんだよ、騒々しいなぁ……」

 

カエル「『そんな未来はウソである』が完結したヨォ!!」

主「何!? あの『みなみけ』で大ヒットを飛ばし『今日の5の2』もアニメ化をした、桜場コハルの日常系漫画がアニメ化もせずに完結だトォ!?」

カエル「そうだよ! たくさんの女の子に囲まれるんだけど、本命のミツキにはそれが伝わらなくて、ヤキモキするナオトを助けるうちにアカネともいい感じになっていくあの『そんな未来はウソである』がヨォ!!

主「アニメ化したら『ミツキ派? アカネ派?』『俺江口さん派』なんて会話が必至だった、あのキャラクターにも個性があって面白かった『そんな未来はウソである』が完結したのかぁ!!」

 

 

カエル「……ねぇ、この三文芝居、いつまで続けるの?」

主「説明台詞の多さによっていかにわかりやすく伝わるかの実験だったが、ただのウザい三文芝居になってしまったかもな。邦画の説明台詞が如何に作品のクオリティを下げているか、よくわかるよな」

カエル「いや、そんなことじゃないよ! これからレビューと全体を通しての感想を書いていくんでしょ!?」

主「はいはい……じゃあレビューと感想を開始するよ」

カエル「……唐突にやれやれ系主人公みたいになるんだね」

 

 

 

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漫画『とつくにの少女』(既刊4巻)感想と紹介 独特の世界観が素晴らしい!

カエルくん(以下カエル)

「今回は漫画『とつくにの少女』の紹介記事だね」

 

亀爺(以下亀)

「最近は『魔法使いの嫁』を筆頭に、少女と人外系の交流漫画が増えてきたような気がするの」

 

カエル「ファンタジー色の強い作品が人気だよね。グルメ漫画ブームもひとしきり過ぎたかなっておもったら『ダンジョン飯』が一気に流行ったし」

亀「発行元のマックガーデンからしたら、魔法使いの嫁の大ヒットを受けて二匹目のドジョウを狙ったのかもしれんが……しかし、普通は二匹目は一匹目よりも小さいはずであるのに、もしかしたらこの作品、魔法使いの嫁を超えるかもしれんぞ

カエル「どうかなぁ。魔法使いの嫁の方がなんというか、漫画的だし、とつくにはそこまで万人受けではないような気もするけれど……」

亀「そうかの? しかし、これから先が楽しみな作品ではあるの」

カエル「じゃあ、紹介と感想スタート!

 

とつくにの少女 1 (BLADE COMICS)

とつくにの少女 1 (BLADE COMICS)

 

 

 

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漫画『聲の形(全7巻)』感想〜『障害を描く』ということの難しさ〜

カエルくん(以下カエル)

「いよいよ今週、聲の形の公開だね! 君の名は。が注目されているけれど、この作品が君の名は。の3週連続1位を落とす可能性は十分あるんじゃない!?」

 

ブログ主(以下主)

「今週末はシルバーウィークということもあってそのラインアップも注目映画がズラリと並んだし『BFG-BIG FRIENDLY GIANT』なんかは相当伸びるんじゃないの? それでもまだまだ伸び続けたら、本物だね。100億も達成するかも」

 

カエル「その君の名は。も注目度が高いけれど、それと同じくらい注目されているのがこの聲の形だね。試写の評判もいいみたいだし、すごく楽しみ!」

主「今回は映画公開に合わせて、漫画版の聲の形について語っていくとするか」

カエル「それじゃ、感想記事スタート!」

 

  •  登場人物紹介
  • 1 聴覚障害について
  • 2 『三重』の弱者
  • 3 ストーリー作り方の難しさ
    • 最後に

 

 

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