今回は映画も公開された『流浪の月』について語っていきましょう
原作既読の感想になります
カエルくん(以下カエル)
原作は本屋大賞を受賞するなど、大きな注目を集めているね!
主
だから、この記事は原作との比較を中心とした記事になるかもしれない
主「映画の感想ってどうしても主観的な面が強くなって……ここ最近はなるべく客観・具体的な記事を書こうという意識はあるんだけれど、今回は色々といつも以上に主観が強い記事になるかもしれない」
カエル「え、何かあったの?」
主「詳しくは語るけれど……結論から先に述べてしまうと、この映画としての出来はともかくとして、原作の解釈と映画の解釈が全く異なるように感じてしまうんだ。
むしろ、真逆と言ってもいい。
そこがすごく大事な部分だと自分は認識しているから……そこを中心に書いていきます。
なので、今回は
○ 映画の解釈
この両方を表記します。
だから、正確には映画の感想というよりは”流浪の月論”として読んでほしいかな」
カエル「感想文というよりは、意見文になるということかな。
というわけで、記事のスタートです!」
この記事の短評
- 全体的な感想 → 映画としては○ 原作と比較したら×
- 原作の解釈 → 性愛に頼らない関係性を描いた作品
- 映画の解釈 → 既存の価値観しか反映できていないので?
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- 感想
- 役者について
- 以下ネタバレあり
- 原作解釈の前に〜恋愛作品論〜
- 恋愛作品に対する障害
- 生まれ持ってしまった性癖との対峙
- 原作解釈
- 『流浪の月』が描いてきたこと
- 誘拐犯と真実の愛
- 凪良ゆうが描いた関係性の行き着く先
- 映画版の問題点
- 性愛や暴力を使いたがる李監督
- 過激な恋愛描写や暴力描写の弊害
- 最後に
- 今記事が面白かった方にオススメしたい記事
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