物語る亀

物語る亀

物語愛好者の雑文

映画『新聞記者』に対する強い憤りと非難の意見表明

 

『新聞記者』の映画が好きな人は読まないでください。

 

また『新聞記者』を見ないで反感を抱いている人も絶対に読まないでください。

 

 特定の政治団体のサポーターもお断りです。

 ただの映画の愚痴の記事です。

 政治信条や個人の主張そのものを批判するつもりはありません。

 

Netflix版の記事はこちらです

blog.monogatarukame.net

 

 

 

 

 

 

今回は話題の政権批判の映画『新聞記者』の記事になりますが……かなり大荒れの記事になります

 

 

はい、どうも〜ネトウヨです

 

 

カエルくん(以下カエル)

「いや、うちは物語る亀ですから!

 名前だけでも覚えて帰ってください!」

 

自民党をぶっ壊せ!

 共産党万歳!

 

 

カエル「これから政治映画ネタだからって、こんなことを話すんじゃない!

 だいたい、なんでネトウヨなのになんで自民党をぶっ壊して共産党を褒め称えるんだ!」

主「好きな芸人は爆笑問題!

 好きな映画監督は是枝裕和!

 どうも、ネトウヨです!

 

カエル「……とりあえずリベラルな芸能人や文化人を挙げておけばいいと思うなんて、浅はかですなぁ」

主「いやー、一部では『この映画を公開しない劇場(特にTOHOシネマズ)はそういう映画館なんだろうな』とか言われているようですが、すごいイチャモンもされているようで。

 TOHOしか上映しない映画がどれだけあるかって話ですよ。

 それが許されるならばこっちだって全国300館クラスで公開して欲しい映画なんて腐るほどあるんですけれどね」

 

カエル「特に地方の方は上映されていなくて観ることのできない映画ってたくさんありますからね。この時期は大作も多いので、どこの映画館も大変なんです」

主「あれだけ勧めたのに『スモールフット』に客が入らないで忘れ去られそうになっていますから。

 あと、是非とも多くの方に見て欲しいのは『FFⅩⅣ 光のお父さん』を見に行って欲しいものですね。

 名作だから!

 

 

カエル「うん、なぜか違う映画の宣伝を挟むんだね。

 というわけで、この記事は最初に比べると趣旨は変わらないものの書き方が大きく変わっていますので、ご了承ください。」

主「あくまでも映画の話ですから。

 右派の思想も左派の思想も、なんだかんだというつもりはありませんので、ご了承ください。

 だから”映画としてダメだった”とか書くけれど『このネトウヨが!!』『どうせ自民党サポーターなんでしょ』とか怒られがちですけれど、違いますからね」 

 

カエル「まぁ、政治ネタをするとどうしても言われがちなんですよ」

主「俺はサポーターは膝にする!」

カエル「うん、そのボケはつまらないからやめようね」

 

主「えー、ということで今回の記事は『新聞記者』が大好きな人は絶対に読まないほうがいいと思います。

 あと『新聞記者』を見ないで反感を持っている人も読まないでいいです。

 ”ただの映画好きが大好きな前作を撮っていた監督をずっと追いかけていきたいと思っていたのに、プロパガンダ映画を卓越した技術力で撮影し絶望し、映画文化そのものが嫌いになっていく姿”を楽しみたい人のためのコンテンツとなっています」

 

カエル「……えらい限定的な話になりましたが、今回はこのノリでやっていきます。

 では、記事のスタートです!」

 

  • 感想〜よくできた映画だからこそ〜
    • 政権批判の映画そのものは肯定
  • 作品に対して批判する理由
    • 手法とメッセージの不一致
    • 卓越した演出力を持つ映画だからこそ、注意しなければいけないメッセージ
    • 役者の座組と演技による誘導
  • 根本的に大きな問題を抱える作品
    • 今作で問題となる”イメージの演出”
    • 都合のいいリアリティライン〜ノンフィクションとフィクション〜
    • 右派がこの描き方をしても許せるのか?
  • 自分だったらどのような政権批判映画を撮るか?
    • コメディとして
  •  余談〜個人的なお話〜
    • 自分が高く評価してきた映画たち
    • 藤井道人監督へ

 

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2019年上半期映画ランキングの発表! オススメしたい傑作揃いです

 

 

それでは! 2019年の上半期映画ランキング発表です!

 

 

 

今年も多くの作品が世の中に出てきたの

  

上半期で鑑賞した90作品の頂点には立つのはどの作品かな?

 

 

カエル「それでは早速ですが長くなりますので記事のスタートです!」

 

 

  • ルール説明
  • 25位から13位まで
  • 12位から4位まで
    • ここまでを振り返って
  • TOP3の発表!
    • 第3位
    • 第2位
    • 第1位 
    • 総評

 

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2019年上半期新作映画部門賞発表! この年の上半期を代表する女優や男優は一体誰なのか!?

ざわざわ……

  ざわざわ……

 

 

えー、みなさま、大変長らくお待たせいたしました。

 

 

 

カエル

これより、2019年度上半期の新作映画年間各部門賞 通称”カメデミー賞上半期部門”の発表を始めます。

 それでは、毎度のことながら審査委員長であるブログ主からの挨拶と参ります』

 

登壇

 

えー、本日も梅雨の大雨もありジメジメした中でこの記事を読んでくださり誠にありがとうございます

 

 

主「みなさまのご愛顧もありまして、この賞も3年目を開催することができました。

 ここに日頃の感謝の念をお伝えしたく存じます。

 

 えー…2019年上半期に劇場で鑑賞した映画・アニメのOVA作品などの本数としましては90ほどの作品を鑑賞し、約半分ほどの作品を記事にしていると思います。

 今回は2019年に公開された全作品、さらにNetflix限定作品も含めさせていただきますが、劇場公開前の映画祭出品作品は除外させていただきます。

 2019年もいい映画がたくさんあり……(以下略)』

 

 

カエル『それではこれより、各部門賞を発表していきます。

 当然のことながら独断と偏見に基づく評価となっておりますので、ご了承ください。また、どのような作品がノミネートしているのかは以下の記事をお読みください。

 

 

blog.monogatarukame.net

 

 

 このブログの最大の特徴はアニメ映画を中心に鑑賞している点ではありますが、アニメ、実写、ドキュメンタリー、洋画、邦画関係なく選んでいきますので、他の映画ブログとはまた違うものになると思います。

 そちらも楽しみながら読んでいっていただければ嬉しいです。

 それでは、部門賞の発表に入ります』

 

 

  • 最優秀音楽賞
  • 最優秀脚本賞 
  • 最優秀演出賞
  • 最優秀作画賞
  • 最優秀助演女優賞
  • 最優秀助演男優賞
  • 最優秀主演女優賞
  • 最優秀主演男優賞
  • 最優秀監督賞
  • 尖っていたで賞 
  • 最優秀記事賞
    • 作品賞は……!?

 

 

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映画『今日も嫌がらせ弁当』ネタバレ感想&評価 篠原涼子と芳根京子の美人親子と八丈島の自然の美しさを楽しめる作品!

 

今回はブログ発の映画である”今日も嫌がらせ弁当”の感想記事になります

 

 

 

 

……ブログ発の映画って最近増えているよなぁ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「人気になればそれだけ原作としても売れている作品ということで興行収入も見込めるとか、いろいろな計算もあるんだろうね」

 

「……いつかうちも映画化する日が来たりして」

 

 

カエル「……いや、うちはただの映画やアニメなどを中心としたレビューサイトだから、それは難しような気がするんだけれど……」

主「えー、難しいの!?

 キャラクターだってカエル、亀、主と3人もいるのに!

カエル「それだけで映画は成り立たないでしょ?

 主要な物語はどうするのさ?」

 

主「……映画ブロガーたちが集まって映画を撮る、何てどうよ? 普段いろいろとこだわりがあるからこそ、全くまとまらないコメディ映画」

カエル「いや、それうちを下敷きにする必要ないじゃん!

 しかも『嫌がらせ弁当』にしろ『光のお父さん』にしろ”実話!”という部分が売りの1つでもあるのに、これじゃ完全にフィクションでしょ?」

主「……なるほど、映画を撮ってリアルにしてしまえばいける気が……」

カエル「じゃあもう自分で映画を作りなさい!

 馬鹿な話をしていないで記事のスタートです!」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 演出や見せ方の工夫
    • 見えないものを可視化すること
    • 脚本の問題点
    • 役者について
    • まとめ

 

 

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2019年上半期に鑑賞した映画一覧! ここからどの作品がランキング入りするのでしょうか?

 

それでは、毎年恒例の上半期映画ランキングを発表する前に、いったい何んお映画を映画を見ていたのか振り返ってみましょう!

 

 

 

 

月間ランキングも最近はつけていないからの

 

カエルくん(以下カエル)

「別にやめたわけではないですが、最近はつけられていないので…」

 

亀じい(以下亀)

「いかんせん、更新頻度そのものが下がりがちじゃからの」

 

 

カエル「そのあたりも何とかしたいと思いつつ……ちなみに、2019年はアニメ映画も非常に多く、あまり小規模公開映画を見にいくことができていません。

 そのあたりも後半はどうにかしたいけれど……まあ、難しいかなぁ」

亀「できる範囲で少しずつやっていくとするかの。

 では、記事のスタートじゃ」

 

  • 鑑賞した作品一覧
    • 1月公開作品
    • 2月公開作品
    • 3月公開作品
    • 4月公開作品
    • 5月鑑賞作品
    • 6月公開作品
    • ちなみに……

 

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映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』ネタバレ感想&評価 FFを知らない人にもオススメしたい万人向けの娯楽傑作!

 

 

今回はFFのオンラインゲームを中心とした家族の物語を描いた『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の記事になります

 

 

 

 

タイトル長いなぁ……もともとはブログ発のコンテンツなんだよね

 

 

カエルくん(以下カエル)

「ちなみに多くの映画サイトでこの映画の元になった連載がされていたブログ『一撃確殺SS日記』の総PV数が1000万超えという話だけれど、これってどれくらいすごいの?」

 

「正確な数字やどれくらいの期間の話なのかがわからないのでなんとも言えないけれど、少なくともうちよりはすごいね」

 

 

カエル「……それはちょっと、そりゃそうでしょう以外には言葉が見あたらないけれど…」

主「ブログにも色々なものがあるけれど、みたところ攻略などよりも本当にプレイ記録をつづっている昔ながらの……なんというか、公開日記としてのブログのようだね。

 それだけだと検索流入なども少ないとは思うけれど、それで1000万超えは本当にすごい。

 読み物としてしっかりしていて、コンテンツとして面白くないとできない。

 ドラマ化、映画化も納得です」

 

カエル「確かにアクセス数を稼ごうとしたら攻略サイトやまとめサイトの方が多いだろうしね……」

主「ちなみに、今回はFFXIVもドラマ版も知らない、完全シリーズ初見の感想となりますので、ご容赦ください。

 というわけで、感想記事のスタートです」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 今作の工夫① 専門用語は極力排除
    • 今作の工夫② 初心者の父親
    • 今作の工夫③ 基本は家族の物語
    • 役者について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 映像的な多くの工夫
    • 脚本の構成について
    • 今作が描いた重要なメッセージ
    • まとめ

 

 

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映画『きみと、波にのれたら』ネタバレ感想&評価! 湯浅政明監督らしさが感じられる、シンプルでストレートな恋愛感動作が登場!

 

それでは、2019年に最も注目する映画として名前を挙げていた『きみと、波にのれたら』の感想記事といきましょう!

 

 

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この時が来るのをどれほど待ちわびたことか……

 

 

カエルくん(以下カエル)

「2019年始まってすぐに発表した”注目する映画”としても紹介していたもんね。

 個人的な注目度もマックスを記録していました

 

湯浅政明は最も注目するアニメ監督の1人である。

 特に近年は『夜明け告げるルーのうた』が世界最大のアニメーション映画祭とも言われるアヌシー国際映画祭にてグランプリにあたるクリスタル賞を受賞。この年は日本勢では『この世界の片隅に』や『聲の形』もノミネートされていながら、それらを抑えての最優秀賞受賞という結果となっている。

 他にもテレビアニメでは『四畳半神話大系』『ピンポン』で確かな評価を得ているし、特に2018年はすべての映像表現、物語表現の中でも1番と評価した『デビルマン crybaby』をNetflixにて配信するなど、精力的に活動している」

 

 

カエル「毎年これだけの規模の作品を監督できるのだから、素晴らしい才能だよね。

 湯浅ファンからするととても嬉しいことではないでしょうか?」

主「今回は試写会に参加させていただき、一足お先に鑑賞してきたので、その内容についてネタバレなしでは魅力について語り、ネタバレありパートではより詳しく論じていきたいと思います。

 では、感想記事のスタートです!」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 魅力① 映像表現
    • 魅力② 多くの人を意識したストレートな物語!
    • 欠点として……ストレート”すぎる”物語
    • 声優について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 本作の問題点① 参考になった作品と比較して問題点を挙げる
    • 本作の問題点② 楽曲の使い方
  • 褒めるポイント① オムライスに代表されるキャラクターの見せ方
    • 吉田玲子作品という観点から見て
    • 今作のもう1つのテーマとは?
    • まとめ

 

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