物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』ネタバレ感想&評価 FFを知らない人にもオススメしたい万人向けの娯楽傑作!

 

 

今回はFFのオンラインゲームを中心とした家族の物語を描いた『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の記事になります

 

 

 

 

タイトル長いなぁ……もともとはブログ発のコンテンツなんだよね

 

 

カエルくん(以下カエル)

「ちなみに多くの映画サイトでこの映画の元になった連載がされていたブログ『一撃確殺SS日記』の総PV数が1000万超えという話だけれど、これってどれくらいすごいの?」

 

「正確な数字やどれくらいの期間の話なのかがわからないのでなんとも言えないけれど、少なくともうちよりはすごいね」

 

 

カエル「……それはちょっと、そりゃそうでしょう以外には言葉が見あたらないけれど…」

主「ブログにも色々なものがあるけれど、みたところ攻略などよりも本当にプレイ記録をつづっている昔ながらの……なんというか、公開日記としてのブログのようだね。

 それだけだと検索流入なども少ないとは思うけれど、それで1000万超えは本当にすごい。

 読み物としてしっかりしていて、コンテンツとして面白くないとできない。

 ドラマ化、映画化も納得です」

 

カエル「確かにアクセス数を稼ごうとしたら攻略サイトやまとめサイトの方が多いだろうしね……」

主「ちなみに、今回はFFXIVもドラマ版も知らない、完全シリーズ初見の感想となりますので、ご容赦ください。

 というわけで、感想記事のスタートです」

 

 

 

 

 

 

作品紹介・あらすじ

 

 人気ゲームブログ『一撃確殺SS日記』内で連載されていた、息子であることを隠しながらゲーム好きな父親とオンラインゲームを楽しむ『光のお父さん計画』を映画化した作品。

 監督は実写パートは野口照夫、ゲーム内パートを山本清史が務めている。

 テレビドラマ版とはキャストも一新し、坂口健太郎&吉田鋼太郎が主演を務めるほか、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太などが物語を魅力的に盛り上げていく。

 

 

 単身赴任中の仕事一筋だった父親がある日突然に会社を辞めて家に帰ってきた。何をするわけでもなく1日を過ごしていた父を家族はどのように接していいのかわからずにいた。息子であるアキオは幼少期に父親とプレイしていたFF3のことを思い出していた。そして父親のことを知るべく、オンラインゲームの世界にて別人となり父親と接する計画『光のお父さん計画』をスタートさせたのだった……

 


【公式】『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』6.21(金)公開/本予告

 

 

 

 

 

感想

 

では、Twitterの短評からスタートです!

 

 

これは意外な掘り出し物! 多くの人に勧めたい傑作です!

 

 

カエル「もともとTwitterや大手レビューサイトの評価が非常に高かったので気になって鑑賞したんだけれど……いやー、まさかここまで面白い作品だったとは思わなかったね!

主「面白い映画って一言で表現しても2種類あると思っている。

 1つは”万人に愛されるであろう面白い作品”

 これは日本人でも誰でも知っているシリーズ作品……例えば『バックトゥザフューチャー』とか『スターウォーズ』とか、本当に多くの人に愛されている作品。多くのディズニー映画もこちらに該当するかな。

 もう1つが”賛否がはっきり分かれるけれど好きな人はどハマりする作品”がある。

 今作は明確に前者。

 年齢、性別、その他多くの事情があるだろうけれど誰にでも愛されるであろう確かな傑作に仕上がっている

 

カエル「えっと……FFオンラインやゲームをプレイしたことない人、あるいはドラマ版の鑑賞経験の有無などにも左右されないの?」

主「プレイ経験は左右されません。

 本当に『誰でも』楽しめる映画になっている。

 今作はいい意味でわかりやすく、万人向けに説明されている映画なんですよ。

 邦画の悪癖で説明しすぎとかもあるけれど……それは今作でもあるけれど、一切気にならない。本当に多くのことで工夫されている、面白い作品なんだ。

 脚本・演出・音楽・役者……その全てが高いレベルでまとまっていて、完成度も高い。

 今年1番の映画! あるいは生涯No1の感動! というほどではないかもしれないけれど、でも確かに楽しめる作品に仕上がっています」

 

 

 

今作の工夫① 専門用語は極力排除

 

えっと……何がそこまでうまいの?

 

今作は幾つかの配慮が感じられる

 

主「だいたいこの作品を見て抱く心配って『オンラインゲームやFFを知らなくても楽しめるのか?』ってことになると思うんだよ。

 それを主に以下の3点においてカバーした印象だ」

 

  1. 難しい単語や用語などは一切使わずに映像を見せる
  2. 初心者の父親をコミカルに見せる 
  3. 基本は家族が主体となる普遍性のある物語に

 

カエル「ふむふむ……そういえば、作中では”クエスト”という単語やモンスターの名前などの基本的な単語はあったにしろ、レベルや難しい攻略法などはあまり見せず、あってもあくまでもゲームを楽しむ風景の1つとして描かれていたね

主「レベルやアビリティなどの話って経験者にはわかりやすいけれど、そうでない人にはなかなか辛いものがある。

 例えば同じレベル50でもFFとドラクエとポケモンとテイルズでは意味合いが全く違う。自分が大好きなFEシリーズなんて、レベル50まで行かない作品ばっかりなんだから」

 

カエル「ゲームに関する会話ってわかる人にはわかるニッチな会話になってしまいがちなのかな。専門用語の羅列になっているゲーム原作映画も多い印象かなぁ」

主「だからその専門的な会話はあまり見せなかった。

 だけれど、その代わりにゲーム内世界であるエオルゼアの魅力や……美しいグラフィックやギルドの結びつきなどはしっかりと見せたんだよ。

 それによってゲーム初心者でも理解しやすい物語となっている」

 

ちなみに、今作はエオルゼアの世界がとても美しいのでそこも見どころの1つです!

 

映画の映像のクオリティとして見劣りしないクオリティを発揮していました!

 

 

主「一方で父親がしっかりと勉強している姿、分厚い攻略本を読み込む姿を見せてどれだけ本気で取り組んでいるのかもわかるし、装備や相手モンスターを見ればどれだけ強くなっているのかわかる。このように”視覚的な見せ方”で専門的になりすぎないような配慮を感じた。

 重要なのはゲームの説明ではないんだ。

 ゲームの魅力やどうしてハマるのか、ということを見せるべきなんだ。

 その点において、今作は見事な回答を示している。

 見終わった後に隣に座っていた明らかにオンラインゲームをプレイし無さそうな年配の女性が『面白かったわねぇ』と言っていたけれど、それがどれほど偉大なことかって話だね」

 

 

 

 

今作の工夫② 初心者の父親

 

次にうまさとして評価したいのが父親が初心者ということだけれど……

 

これはお仕事ものなどの王道のパターンでもあるんだ

 

 

カエル「例えば新しい世界に入ってきた新入社員や部活動の新入部員を主人公やヒロインとすることで、登場キャラクターがその世界について学んでいく姿を通して、視聴者や観客も一緒にその世界を学んでいく、という手法だね」

主「今作ではお父さんはFF14については全く知らない初心者として描かれている。

 その一挙手一投足が面白くて、コミカルな笑いとなるし、ムスッとした吉田鋼太郎の顔と裏腹の姿を見せるだけで思わずギャップが生まれていくわけだ。

 またお父さんを通して観客にもFF14や物語の重要なポイントの説明にもなっており、とても親切な設計となっている

 

カエル「初心者らしいあるあるだったり、誰にでも解りやすいミスなどもあったもんね」

主「今作では基本的には”初心者の父親を息子が教える”という図式となっている。ある意味では家庭内では強者であると思われる父親があたふたして、息子や娘を介して問題を解決する姿が1つのコメディとなっている。

 一方で、ちゃんと父親が息子や娘に対して諭すようなシーンもあったりして、相互のコミュニケーションがちゃんと描かれている。

 これが一方的な描き方であったら、子世代か父世代が嫌になったかもしれないけれど、それがない」

 

カエル「確かに一方的に偉そうに教えるって話ではないのかなぁ……」

主「あとはお母さんと妹のポジションがいい。

『よくわかんないけれど楽しんでいるお父さんを眺める』というポジションというのは、観客にも近い。

 プレイしているのを見るだけでも面白いってことは実際にあるわけで、プレイヤー以外の関係性も描いていたね」

 

 

今作の工夫③ 基本は家族の物語

 

今作を語る上では、ここが1番推したいポイントかもしれません

 

基本は家族の物語なんですよ

 

 

カエル「ゲームだけの関係性の物語ではなくて、あくまでもゲームを通した深まる親子や様々な人の関係性の物語ってことだね」

主「これがないと単なるゲーム映画になってしまったかもしれない。

 だけれど、普遍性のある父と息子の関係性をテーマとすることで、誰にでも伝わりやすい物語となっている。

 それに……実は今作って物語の舞台そのものは結構限られているんですよ」

 

カエル「えっと……もちろん色々な場所には行くけれどほとんど自宅か会社が多かったのかな」

 

主「今作は”自宅””会社””エオルゼア”という3つの場所が物語の8割を占めている。それはある種の限られた空間での物語となっているだけれど、その狭さをあまり感じない物語になっていた。

 それはエオルゼアがとても広い世界として表現されていたからだよね。

 登場人物も限られていたけれど、そこに一切の無駄がなかった。

 佐藤隆太なんて会社では単なるコメディ役でもあるんだけれど、物語をいい意味で軽くするポップな役だったし、しかも派手ではないけれど見せ場もあるという配慮がされていたりね。

 こういう部分が限られた予算の中での工夫が見受けられたし……それから演出などもしびれるシーンが多かったんだよねぇ。

 それは後で語りましょう」

 

 

役者について

 

それでは、今作の役者についてはどうだったでしょうか?

 

絶賛ですよ!

 

カエル「基本はコミカルでありながらも、そこまで映画として違和感のない仕事や家族像を見せてくれたもんね」

主「吉田鋼太郎に関しては主演男優賞ものですよ!

 もともと演技評価が高い方であるのは当然だけれど、ゲームキャラのアバターに声優として声を当てているけれど、それもうまかった。またゲームにかける情熱、熱さ、それ以外でも家族を思う気持なども伝わってくる名演技でした!」

 

カエル「今作は坂口健太郎も父と距離感があることが伝わりながらも決して嫌っているわけではないという、難しいバランスを演じていたね」

主「それに山本舞香はやっぱり『SUNNY 強い気持ち強い愛』もそうだけれど、ちょっとギャル系というか当たりが強いキャラクターを演じさせると輝くね。

 今作でもとても印象にのこったし、女性陣では佐久間由衣は初めましてだけれど綺麗な人だなぁ……と。一般の会社にいそうな、ちょっと地味目な演技も良かったよね。もちろん財前直見のお母さんもゲームや家族と適度な距離感があって素晴らしい。

 前述の通り佐藤隆太はコミカルながらも、しっかりといい先輩を演じていたし……悪人や悪役が出てこないというのも本作のポイントの1つでしょう」

 

カエル「それぞれの役者が印象深い演技をしていたね

主「たださぁ……1つだけ悔しい思いがありましてね」

カエル「……はぁ。文句や惜しいではなく、悔しいなんだね」

主「……悠木碧の声に全く気がつけなかった

 

カエル「あー、オタク的な悔しさだ」

主「今回、スタートで役者紹介があって、その中で声優陣も一部は紹介されるんだけれど……それがアルファベットだったから、読めたのは南條愛乃だけだったんだよねぇ。もっとしっかりと聞きたかった……」

 

カエル「それだけ変幻自在のうまい声優さんということです。

 ちなみに今作では南條愛乃、寿美菜子、悠木碧が主に声を当てており、それがいい具合にアニメらしさと、吉田鋼太郎のお父さんのちょっと慣れていない演技が合わせった名采配でした。

 この座組だけでも見事な演出だよね

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

作品考察

 

映像的な多くの工夫

 

では、ここからはネタバレしながら語っていきましょう

 

今作は映像の工夫がとても多くて、それがしびれるんだ

 

 

カエル「単純に『ドラマを映画にしましたよ』ってわけではないんだね」

主「例えば、序盤でアキオがお父さんとの思い出を振り返る時、現代から過去へとシームレスで回想が始まる。おそらく子供役の役者を最初から準備させておいてカメラを動かして視点を少しだけ変えて、後からセピア色の画面になるようにしているのだろう。

 まあ、振り返りパートの……数十年前の家が今と変わらず綺麗で現代的だというのは突っ込みどころなのかもしれないけれど、そんな細かいことは置いておくとしてシームレスに続くというのがこの映画の場合大事なわけ

 

カエル「シームレスってのは、カットを変えたりとかしないで、ワンカットのようにカメラの工夫によって場面を変えているってことだね」

主「そうそう。

 上記の場面ではそれによって”過去と現在のつながり”というのを表現している。また、他にもラストになるんだけれど、ゲーム世界と現実世界をシームレスに繋げており、すべてが意味があるものとしているんだ

 

 

”ゲームの世界””現実の世界”を分けない工夫だね

 

そしてゲームだからできる演出やリンクというのも、この映画には多く込められていた

 

 

カエル「それは先述した”走るシーン”などのこと?」

主「そうだね。ゲームの世界で走るシーンと、現実の世界で走るシーンをリンクさせている。いつも語るけれどこの”走る描写”というのは物語におけるクライマックス前の助走であり、物語が最後のジャンプする前に重要なタメである。

 だけれど、それはとても重要である一方で多くの映画で使われており、印象に残る走りのシーンを生み出すことが難しくなっていると思うこともある。

 今作はその点で非常に斬新であり、衝撃的だった。

 この描き方があるのか! とびっくりしたし、明らかにオンラインゲームを題材にしながらも、決してゲーム世界に閉じこもるような内容ではないからこそできる演出になっている」

 

カエル「ふむふむ……」

「で、先述したけれどゲーム画面が映像的にもすごくリッチだから映画館でも間が持つし、さらに言えばキャラクターたちもゲーム世界できちんと”演技”しているんだよ。

 その意味では今作は”アニメーションと現実の融合”とも言える。CGアニメの代わりにCGで作られたゲームを代用していると言えるからね。

 今はCGで多くの映画が作られているけれど、ゲームの画面がこれだけ綺麗になれば、そのままゲームのプレイ映像を使うというのもありになるかもしれない。

 そんな新たなる可能性を感じさせてくれる映画でもあった

 

 

 

脚本の構成について

 

次に、ネタバレをしながら脚本の構成について語りましょう

 

今作は明確な4段構成となっているんだ

 

  • 父がFFを始めるまでの第1幕…起
  • 息子との関係性を深めて仕事と絡める第2幕…承
  • 娘の結婚話と父の変化を描く第3幕…承
  • 終盤の第4幕…転・結

 

主「先ほど語ったことの繰り返しになるようだけれど、まず1幕でコメディを含みながらも観客にFF14の世界などを説明し、最終目的などを明かす。ここで基本となるキャラクターや物語の目的はほぼ理解できる。

 次に2幕では”子が父に教える”という構図からの変換を図る。そして”お茶漬け”という誰もが食べたことのある伝統的で家庭的なものを入れることにより、FF14の対比関係となっている。

 ここで使われたお茶漬けはコミュニケーションツールの一環なんだよ。

 つまり、FF14と同じ」

 

カエル「伝統的なお茶漬けも最新のゲームも、家族の絆を深めることもあるという意味では何も変わらないということだね」

主「次にこの物語ではちょっと置いてけぼりになりがちだった娘の描写を入れることで、父が全く新しい価値観を向き合い、順応・変化していく姿を描く第3幕。

 ここでゲームを通さないでも子供とコミュニケーションをとる姿を描いているのではないだろうか?

 もちろん、ゲーム内でのアドバイスも効いているし、厳格な父が子供のような扱いを受けるのも面白い。

 そしてラストでは転・結となる物語を、伏線を多く回収しながら描く第4幕という見事な構成だろう。

 さらに言えば本作は笑・笑・笑・泣の構成となっており、変なお涙頂戴映画にはなっていないというのポイントが高い。

 だから、予告編を見れば誰もがわかる物語なんだけれど、それが飽きにつながってこないというのは大きなポイントだね

 

 

今作が描いた重要なメッセージ

 

今作のインタビュー記事において原作者のマイディーさんは『オンラインゲームをもっと多くの人に楽しんでほしい』という言葉を発しています

 

残念ながら、今作はとても時事ネタとしてもクリティカルな映画となっている

 

主「今、ゲームというのはだいぶ偏見がなくなったとはいえいまだに倦厭する向きもある。

 イメージとしては引きこもりがやるものというものも依然として存在し、テレビなどではSNSなど以上に気持ち悪いものとして扱われることだってある。

 つい先日も重度のゲーム依存者で引きこもりの男性が父親に殺害されるというニュースがあった」

 

カエル「ショッキングな事件の後であり、いろいろと考えさせられた人も多いのではないでしょうか?

 映画やドラマなどでも家族のコミュニケーションなどを壊す悪しき存在として描かれがちなのかな

 

主「でもSNSやゲームというのはあくまでもコミュニケーションツールでしかないんだよ。

 そこに対して、偏見混じりの忌避感を抱くのは本当はおかしいのではないだろうか?

 例えば自分もTwitterなどで顔を合わせたことのない人もたくさんいるし、映画ブロガー仲間もいる。実は本名も住所も……まあ、知っている人もいるけれどほとんど知らないようなものだ。それでもしっかりとそこにコミュニケーションがある」

 

カエル「顔が見えないし素性がわからなくても、コミュニケーションとして成立しているんだよね」

主「今作の場合は実の親子であり、初めから仕組まれている計画だったから単純な比較はできないけれど、でもギクシャクしていた家族のコミュニケーションツールとして活用されている。

 そこには良いも悪いもなくて……そりゃトラブルとかもあるかもしれないけれど、でも良いことだってたくさんある。

 それは一般の人間関係と同じでしょ?

『オンラインゲームは楽しい』という誰にでも届くメッセージが、実は現代において大変意義のある偏見に対する大きなパンチとなっている。

 しかも、誰も批判せずに罵倒することもなく、楽しいことをアピールしており、100パーセントプラスなイメージの流布だ。

 だからこそ、現代的な素晴らしい作品で多くの人に届きそうな作品と言えるのではないだろうか?」

 

 

 

 

まとめ

 

では、この記事のまとめです!

 

  • FFファンでもそうでなくても、性別や年齢を問わずに楽しめる娯楽傑作!
  • 誰でも受け入れられるように考えられた脚本や演出が面白い!
  • オンラインゲームだからこその演出もあり、キャラクターの動き(演技)も注目!
  • 現代のオンラインゲームに対する偏見を打破する作品に!

 

これは思わぬところから現れた確かな傑作です!

 

カエル「ちなみに、FFはほとんどプレイしたことがなくてもグッとくる音楽の使い方などもあったよね」

主「1番感動するシーンでFFの代表的な楽曲を用いるなど、ファンならばより目頭が熱くなるシーンも盛りだくさん。

 ちなみに、このゲームのラストも見る人が見たらさらに胸が熱くなるという話なので……その意味ではファンならばさらに美味しい映画の代表なのかな」

 

カエル「話題作が目白押しですが、全力でオススメしたい作品です!」