今回はアカデミー賞でも注目を集めたスパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』の感想記事になります!
……アカデミー賞ねぇ
カエルくん(以下カエル)
「え〜……映画ファンならば誰もが注目している1大お祭りイベントではありますが、うちは毎年、アカデミー作品賞を受賞した作品に対してイマイチのりきれないところがあります」
主
「今年はアカデミー作品賞にノミネートされた中で、すでに日本で公開された作品でも好きな作品は……『ボヘミアン・ラプソディ』くらいかなぁ。
もっとも、あれもアカデミー賞関連の映画という見方よりは、にわかだけれどクイーンが好きという思いで高評価を与えた印象だけれど」
カエル「まあ、そもそも『アカデミー賞ノミネート! ハリウッドが絶賛!』という触れ込みがすでにハードル爆上げな部分もあるけれどね」
主「あとは政治性は理解できれるけれど、それが強すぎる気がするんだよねぇ……
このあたりは個人の好みもあるけれど、主演男優賞なんかは政治的な重要人物や同性愛者などのマイノリティを演じた人に与えられる傾向が強いけれど、その割には作品賞などはかなり保守的にも見受けられる。
まあ、結局はアカデミー会員が選ぶし”アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための映画賞”なので、日本人がグダグダ言うこともないんですが」
カエル「そろそろ”アカデミー賞はさすが!”と言いたくなるような、手放しで誉めたたえる傑作が見たいところなのかなぁ」
主「……今作も黒人差別を扱った映画だからなぁ……
どうなることやら。
では、感想のスタートです」
- 作品紹介・あらすじ
- 感想
- 映画としては?
- 映画に込められた多くの差別を象徴するワード
- 国民の創生-初期ハリウッド映画にて賛否を巻き起こした作品-
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