物語る亀

物語る亀

物語愛好者の雑文

漫画『さよならミニスカート(既刊1巻)』ネタバレ感想 少女漫画でこのテーマは挑戦的も、描き方に違和感も……

 

 

今回はSNSを中心に話題を呼んでいる漫画『さよならミニスカート』についての書評です

 

ちょっと言葉を選ぶ必要はあるだろうな

 

カエルくん(以下カエル)

「本作は帯に『このまんがに無関心な女子はいても無関係な女子はいない』というキャッチコピーが付いていて、かなり社会的なメッセージ性が強い作品というのも伺えます」

 

「本来は自分みたいなオタク人間があーだこうだということはないんだろうけれど、ちょっと気になったので」

 

 

カエル「年々”女性の解放運動”は注目度を増しているし、アメリカの映画ではその要素があるのとないのとでは、興行収入が大きく変わってくるというのもあるし……

 日本では政治や運動としての盛り上がりはありつつも、物語として盛り上がっているとは思いづらい面もある分野だからこそ、注目していきたいね」

主「もちろん、りぼんで連載されている少女漫画であるというのは前提として理解しつつも、ちょっと色々と思うところもあるのかな。

 あまりネタバレしない方向性でいきたいけれど、それも難しいかもしれません」

 

カエル「まだ1巻ですので、もしかしたらズレた論調になるかもしれませんが、ご理解ください。

 では、記事のスタートです!」

 

  •  作品紹介
  • 感想
    • 女子が女子である大変さ
    • 一方で本作に対する違和感も
  • 気になるポイント
    • 〜男女の描き方〜
    • 〜光との関係性〜

 

続きを読む

『僕のヒーローアカデミア(既刊21巻)』ネタバレ感想! 熱い! けれどヒロアカの欠点も出てきしまったか?

 

 

 

もしかしたら2018年で1番? ハマったかもしれない漫画『ヒロアカ』の新刊が発売されました!

 

まあ、今更ハマったの? って話なんですが

 

カエルくん(以下カエル)

「8月に公開された映画版からの影響から約20巻一気読みして……と考えると、相当なハイペースではあるけれど……」

 

ちなみに一番好きなキャラクターはジェントルです!

 20巻は本当に感動した……過去のお話全てを含めても、1番好きだね。

 特に悪役好きにはたまらないキャラクターでした……」

 

カエル「悪い人すぎず、さらに出久がたどるかもしれなかった未来を体現していた人だから、余計に思い入れがあるのかもしれないね。

 では、ここから最新刊である21巻のネタバレ感想と、最近のヒロアカに対する思いなどの記事をスタートさせていきましょう!

 

 

  •  21巻のあらすじ
  • 感想
    • そして物語は組別対抗戦へ!
    • ヒロアカの難しさ
    • 能力バトルものの難しさ
    • まとめ

 

 

続きを読む

HUGっと! プリキュアにて”男の子もプリキュアになれる”を表現した偉大性について考える

 

 

 

 

……いよいよ男性のプリキュアが誕生したね!

 

やっぱり、HUGプリはすげえよ

 

カエルくん(以下カエル)

「Twitterのタイムラインを中心に多くの方が賞賛の声を挙げています」

 

「なんか、今年でプリキュア終わるのか? ってくらい、今までやってこなかったことを詰め込んでいる印象だなぁ」

 

カエル「えー、うちでは以前から『今の日本で最先端の表現の1つがHUGプリだ!』ということを熱弁してきましたが、今回もその理由を解説するような記事になります!」

主「特に今回の出来事は歴史的に見てもかなり意義があることと言えるだろう。

 プリキュアというシリーズのみならず、日本の漫画、アニメ文化の特色を示す事例でもあり、これはアメリカなどとは違うジェンダーフリーの歴史を抱えているからこその動きとも言える。

 まあ、そのあたりの歴史的な流れなども考えながら、今回のプリキュアの意義について考えていきましょう。

 というわけで、早速記事のスタートです」

 

  • アメリカのジェンダーの描き方を表す、2つの作品
    • 名作映画の描くジェンダー
    • 手塚治虫の『リボンの騎士』
    • 女性向けのスイーツ作品が恋愛をモチーフにした作品が多い理由
    • ”男の子がプリキュアになれる”ことの重要性
    • はなのキャラクターデザインについて
    • まとめ

 

続きを読む

映画『エンジェル、見えない恋人』『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』ネタバレ感想 2作が描く”映画的な意義”とは?

 

 

 

今回は変則的な記事になります

 

小規模映画の2作品レビュー+映像演出ってなんだろう? みたいな話だね

 

カエルくん(以下カエル)

「かなり抽象的な話にもなるので、ご容赦ください」

 

「今回紹介する『ゴースト・ストーリー』『エンジュル、見えない恋人』の両方を見ている人って相当限られるのかなぁ」

 

カエル「どちらも小規模な上映だからね。

 意義は深いと思うけれど……万人ウケするものではないし」

主「どっちも90分ほどと短くてサクッと観れるので、機会があれば是非とも観てほしいかなぁ。

 どちらも独特だし、見たことがあまりない表現に溢れています。

 あと、この記事は若干ネタバレありなので、ご了承ください……

 ということで記事のスタート!」

 

  • 感想を始める前に
  • ゴースト・ストーリーについて
    • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 定点的なカメラ
    • ゴーストという仲介者
    • 仏教的な映画
    • ロングカットの映像的な美学
  • エンジェル〜見えない恋人について
    • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 見える体と見えない体
    • まとめ

 

続きを読む

漫画『ドリフターズ』(既刊6巻)ネタバレ感想 神に等しき力を前に、人はいかに抗うのか?

 

 

 

 

ドリフターズの新刊が発売されました!

 

スローペースながらも順調に刊行を重ねているなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「ほぼ年1だっけ? 発売当初から平野耕太作品ということもあって注目を集めたけれど、今回もすごい人気だよね。

 アニメも放送されているし……」

 

「あんまりストックもないけれど、その分じっくりと焦ることなくアニメも描いていた印象だな」

 

カエル「確か、今はまだ原作待ちの状況だけれど、きちんと2期なりで最後までやるよって発表されていたはずだよね。

 それだけ原作に対する評価も大きいという証明でもあるんじゃないかな?

主「普通はヒットしてから2期などを決めていくもんなぁ。

 ヒラコーは漫画好きからの信頼が厚い漫画家でもあるからねぇ。

 というわけで、それでは感想記事を始めましょうか」

 

  • 感想
    • なぜ島津豊久が主人公なのか?
    • 展開のうまさ
    • 救世主VS人間

 

続きを読む

映画『機動戦士ガンダムNT』ネタバレ感想&評価 ガンダムUC好きにはたまらないポイントがたくさん!

 

ついに、みんな楽しみにしているガンダムの映画が公開です!

 

まあ、劇場自体ではなんども鑑賞しているけれどね

 

 

カエルくん(以下カエル)

「今回は”宇宙世紀シリーズ””劇場版作品”が久々に公開しているという盛り上がりです。

 UCなどは一応 OVAなので除外なんだよね」

 

「いっても毎年、ガンダム自体は何らかの作品が製作されて発表されているから、久々と言われても『そうなんだ』レベルだけれどね」

 

カエル「うちはUCは大ファンで、歴代ガンダムシリーズでもトップクラスに高い評価をしています」

主「もともとテレビシリーズよりはOVA作品の方が好きなたちだからね。

 ちなみに語ると、自分の中で評価が高い順で語れば

 

  • 1位 0080
  • 2位 ガンダムUC
  • 3位 オルフェンズ or ガンダムX

 

 かなぁ。一応番外編のビルドファイターズは抜きだけれど、ありだったら3位はビルドファイターズが入る。

 初代や逆シャアは順位づけできない部分があるかなぁ。

 あと好きな作品は……ZZとかだね。でも嫌いなガンダムはそうそうない……かな?」

 

カエル「と言っても全て見ている訳ではないので、ガノタとは言えないよね。ガンダムが好きなレベルだと思ってください」

主「という訳で、UCを全話鑑賞したファンの感想になります。

 では記事がを始めましょう!」

 

  •  作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 劇場版ガンダムの欠点
    • 作画について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • もう一つのUC
    • ガンダムUCとはなんだったのか?
    • 運命の物語とNT
    • 鳥の存在
    • まとめ

 

続きを読む

Twitterで映画配信を行いました

  Twitterで映画配信の会『俺たち映画ならず者』の会を行いました。

 #おれなら でコメント募集中です

 

 

 

  • 新作映画語り
    • テーマ語り『アジア映画について』
    • フリータイム&みんなが好きなクイーンの曲は?
    • 次回のテーマと12月の注目映画紹介
      • 感想

 

 

 

続きを読む