ブログ主(以下主)
「…………あ〜クソ!!」
カエルくん(以下カエル)
「……主、やってる?」
主「……………あ〜!! もう! うまくいかない!!」
亀爺「初めての同人誌制作作業に四苦八苦しておるようじゃな……」
カエル「原稿を書いてアップすれば終わりのブログとはまた違うからね。表紙を作って、レイアウトを決めて、印刷もして製本もして……って考えると相当大変だし」
亀「パソコンに詳しい人ならば、ちょいちょいとできることも主には厳しいのじゃろう。何せ、ブログを始めるまではHTMLの存在すら知らなかったような人間じゃからな」
カエル「プログラム言語って何? それっと美味しいの? 状態だったからねぇ」
亀「そういうわけで、しばらくブログはお休みじゃ。何、どうせ書いても身にならん記事ばかりじゃろう。
あとは記事にしていない映画は『アンチポルノ』と『ホームレス〜ニューヨークと寝た男』という面白い記事になりそうな作品があるが……これもお蔵入りになるじゃろうな」
カエル「今週もいい映画たくさん公開されるのにねぇ……」
亀「じゃが、本人は表現がしたいからブログを始めたようなものじゃ。そのステップアップとして、同人誌に手を出すというのは必要なことじゃろう。
ここから次は電子書籍、次はnoteといったように、自分の文章を商品にしていこうという気概がないといかんじゃろう。それだけのクオリティにしなければいかんし、四苦八苦して手に入るものが必ずあるはずじゃ」
カエル「……今回は同人誌の進捗具合も報告しながら、どのような作品になるか、僕たちが代わりに紹介しようか!」
亀「そうじゃの。主はこっちに手を回せんようじゃからな。
ちなみに、わしらは『Y21b』のHADAKA電球さんのスペースで出すぞ!」
1 表紙ができました!!
カエル「じゃあ、まずは表紙を大公開だね!」
亀「まずは聲の形の批評の方からじゃな」
カエル「お〜〜!!
こうやってみると、表紙はしっかりしているね!」
亀「そうじゃの。これは数年前の大阪に旅行に行った時の写真じゃが、無駄にならなくてよかったわい。
本来ならば作品テイストからも桜がいいのじゃろうが、フォルダになかったからの。苦肉の索で梅の花になったわい」
カエル「桜だと一ヶ月、二ヶ月くらい早いもんね」
亀「じゃがな、もちろんそれだけではない。ちゃんと梅の花の理由もあるんじゃよ。
それがこのオリジナル小説の表紙とリンクしておる!」
カエル「これは! 今回同ブースで誘ってくれた、HADAKA電球のルキさんの描いた絵だね!」
亀「主は一時期オリジナル小説の電子書籍を出そうとしておったのじゃが、それもなあなあのうちに流れてしまっていた。その時に表紙用にルキさんに描いてもらっていたものを、こうしてありがたく使わせていただいたわけじゃ!」
カエル「……本来なら夏頃に出そうと思っていたのが、半年遅れで出てきたわけだね」
亀「まあ、そういうこともあるじゃろう。
ちなみに井中蛙は主のネット上で小説活動をする際のペンネームじゃ。これが初公開となるがの」
カエル「いろいろややこしいよねぇ……ブログ名が『物語る亀』で、ブロガーとしては『カメさん』で、アマチュア小説家としては『井中蛙』でしょ?
しかも賞レースに送る名前はまた別にあるという……」
亀「まあ、そんなもんじゃろう。多くの人は賞レースに送る名前を知る意味もないじゃろうしな。色々と手を出しては挫折してきたが、1年ブログを書き続けたことにより毎日執筆する癖がついたようじゃし、今年は色々と挑戦していくという意思表明でもあるの」
2 『映画 聲の形 超批評』の紹介
カエル「じゃあ、今回配布予定の作品紹介をしようか!」
亀「まず、今回配布するのは『映画 聲の形超批評』の内容じゃが……
こちらは2016年に主が大絶賛した聲の形批評の完全版となる作品じゃ。これを1週間かけてずっと書いておったからの。
正直、自信作じゃと主も息巻いておったぞ」
カエル「こんなTweetもしているもんね」
映画聲の形批評、とりあえず骨子は完成。
— 井中カエル@物語るカメ/映画・アニメ系VTuber(初書籍発売中!) (@monogatarukame) 2017年2月8日
あとはレイアウトや表紙を考えよう……
本としての体裁や作りはあれだが、中身は素晴らしい一作になったと思う。
まずは自己満足が1番よね
カエル「自己満足でいいのかは別としてもお金を取るのに値する批評にはなったんじゃないかな?」
亀「まずは目次を紹介するかの」
目次
1 聲の形という作品について
『聲』の意味 将也と硝子の同一化
2 ストーリー展開と解説
冒頭からラストまでの解説 フラワーピックの意味
3 各キャラクター解説
各キャラクター論 『恋をしたのは』について
4 聲の形が残したもの
物語と障害
カエル「……え? これだけ?」
亀「目次としては簡素なものにしておる。もちろん、追記する可能性もあるがの。これでも2段組みで相当な量になる。まだレイアウトで迷っておるから、何ページかは言えんが……3万文字近い批評になるぞ」
カエル「同人誌の相場はわからないけれど、結構大変だったもんねぇ」
亀「ブログで書いた内容も多いが、今回新しく追加した部分としては
『フラワーピックの意味』
『主題歌について』
『マリアの役割』
などがあるかの。植野に関しても追記しておるし、読み応えがある記事になっておると思う」
カエル「一方でブログから削った部分も多いもんね……」
亀「それを全部入れたら5万字を超える可能性もあったからの。時間的制約もあったが(このお話をもらったのが2週間前だったので、相当急ピッチで仕上げています)印刷コストやお客様に持ち帰ってもらう際に邪魔になると考えると、やはりこのレベルになるかの」
カエル「紙媒体だとどうしてもねぇ。電子ならいくら長くても大丈夫だけど……」
亀「これも苦慮の末の判断と思っていただけたら嬉しいの」
3 オリジナル小説について
カエル「多くの人が興味なさそうな部分だけど……」
亀「こちらも自信作じゃ!! たくさんの人が読んで楽しめるように、4作ほどを厳選しておる!
ではタイトルと内容を紹介していくぞ!」
青梅
短編集の表題作。
ある少年と少女の恋愛模様と、成長に伴う変化を丁寧に描いた作品。この2月の時期に最適な作品で、色々と深読みできるように仕掛けも施してある。
ジャンルとしては……恋愛作品になるのかな?
作者の名刺代わりの1作。自分の本を上梓する際には、この作品にしようと思っていたぐらい思い入れの多い作品。
カーニバル
こちらは一変して男の独白が続く作品。こんな作品もかけるんだよ、と言う意思表示でもある。
どんな作品かは読んでからのお楽しみで!
ナミダダケ
こちらはブログでもアップしていたこともあるコメディ作品。今回を笑い話も欲しかったので、過去にアップしていたけれど、本作を選出。
カエル「……あれ? まだ3つだよ?」
亀「そうじゃの。ラスト1つは……今はまだ内緒じゃ」
カエル「え!? 一体なんだろう!! どんな作品になるの!?」
亀「これから書くからなんとも言えん」
カエル「……え?」
亀「これから書くんじゃよ」
カエル「……後2日くらいしかないのに? これから書くの? しかも構成まで終えるの?」
亀「それが間に合わなかったら別作品を持ってくる」
カエル「そんなので大丈夫なの?」
亀「じゃが、この作品が完成したら、結構面白いものになるぞ。
どんな作品かは、今はまだ秘密じゃ!」
カエル「……秘密が多い宣伝記事だね。
ちなみに、やっぱりレイアウトがイマイチだった場合などは小説集は諦める可能性があります。これも初の同人誌作業なのでどうなるかわからない故のものと思い、その場合はご了承ください」
亀「発売できるように鋭意制作中じゃ!」
最後に
カエル「じゃあ、これで最後にするけれど……他にもHADAKA電球は漫画も出すから、是非見に来てね!」
亀「わしもまだ見ておらんが、グルメ漫画を出すらしいの。どんな作品になっているか、楽しみじゃ。今回は机配置などにも気を配るようじゃしの」
カエル「けっこういたせりつくせりでもあるし、気合も入るよね!」
亀「ちなみに通信販売の件であるが……すこし迷っておるのも事実じゃな。同人誌のコピー本であり、内容のクオリティはともかく、本としての体裁はどうなるかわからん。
とりあえずはコミティアが終わってから決めようと思うが……それでも欲しいという人には、通信販売もするかもしれん」
カエル「もともと電子書籍化はする予定だったしねぇ」
亀「それも挑戦じゃな。確約はできんが、なるべくできるように頑張るかの」
主「……あ〜!! ちくしょ!」
カエル「主、まだ苦労しているんだ……」
主「なんで斧がこんなに出ないんだよ! カミラが欲しいのに! 星5が全くでやがれねぇ! しかも相手ルナティックだとメチャクチャ強いよ!」
カエル「FEヒーローズやっている暇があったら、しっかりと仕事しなさい!!」