物語る亀

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物語愛好者の雑文

各年代ベストテレビアニメを選出しました!〜2000年から2009年編〜

 

2010年代ベストアニメを選ぼう! 的な企画が巷では話題になっているようです

 

 

 

2010年代も終わろうとしているから、当然の流れかもしれんな

 

 

カエルくん(以下カエル)

というわけで、うちもやりますベストテレビアニメ!

 しかも、まさかの拡大版で2000年代各テレビアニメマイベストを発表しちゃおう! という企画です!

 当たり前ですが、全作品見ているはずがないので『あれがない、これがない』という文句は一切お断りします!」

 

「この中で発表した作品はどれも一見の価値があるものばかり。特に10年以上前とあれば知らない……というファンもいるかもしれないけれど、興味があれば是非!

 中には意外な作品もあるかもしれないけれど……ある程度以上アニメを見ている人であれば、知っている作品ばかりになるかもね」

 

カエル「今回は2000年から2009年までの発表になります!

 多分、1番アニメを見ていた10年だろうし、色々と人生の価値観や好きなジャンルがこの時代に固定化された気がするかなぁ」

主「思い出補正もバリバリあるが、どれも名作です!

 なお、今回はWikipediaを見ながら選出したので、いくつかの作品の年代などを間違えているかもしれんませんが……そこはご愛嬌としていただきたいです。

 それでは、記事を始めます!」

 

 

  • 各年代ベストテレビアニメ!
    • 2000年 
    • 2001年
    • 2002年
    • 2003年
    • 2004年
    • 2005年
    • 2006年
    • 2007年
    • 2008年
    • 2009年
    • まとめ

 

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映画『アナと雪の女王2(アナ雪2)』ネタバレ感想&評価! 前作よりもまとまっている分、力強さが感じられず薄味な作品に……

 

今回は日本でも歴史的大ヒットを記録したディズニーを代表するアニメーション映画『アナ雪2』の続編のお話です!

 

 

 

今作もアナ雪フィーバー再び! となるのだろうか?

 

 

カエルくん(以下カエル)

「冬の映画なのは間違い無いだろうけれど、11月から公開してこのまま冬休み(クリスマス&お正月)映画の目玉の1つになるのは間違い無いだろうね。『スターウォーズ』までは興行収入年内首位独走、場合によっては『スターウォーズ』を抑えて年内ずっと首位もありうるんじゃ無いかな?」

 

「まあ、12月は大注目アニメもたくさんあるから、一概には言えない部分もあるんだけれどね。

 ちなみに今作は日米同時公開となっていますが、ディズニーのアニメーションでは『ファンタジア2000』に続く19年ぶり、2回目の出来事とのこと。やはりあの興行収入はそれだけの衝撃をアメリカ本国でも与えた作品ということなのだろうな」

 

カエル「ちなみに今回はいつも通り吹き替え版で鑑賞しています。

 うちは選べる場合は吹き替え版を優先していることもありますが、特にアナ雪の場合は神田沙也加と松たか子の歌声も、ヒットの要因だからね。

 もしかしたら字幕版を受けた印象も異なるかもしれませんが、そちらはご了承ください」

主「それでは、感想記事のスタート!」

 

  • 感想
    • アナ雪1のテーマなどと比較して
    • アナ雪2の歪みのなさがスケール感の小ささに?
    • 本作の”魅力的な”見方とは?
    • 吹き替え声優について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 本作の物語の弱さの原因①〜物語はどこに向かうのか?〜
    • 本作の物語の弱さの原因②〜ミュージカル映画の難しさ〜
    • 本作の物語の弱さの原因③〜前作が現代的すぎたため?〜
    • 本作で連想した作品
  • まとめ

 

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『2019年の映画ベスト10を語り合おう! の会』in飯田橋 開催決定のお知らせ

 2019年の映画を振り返りながら語り合いませんか?

 

『映画をゆる〜く語る会』東京・飯田橋で開催します!

 当然ながら”物語る亀”が主催になります!

 ぜひとも東京近郊にお住いの皆様、ドシドシ参加してください!

 

 雰囲気としてはいつもの映画配信のようになると思います。

 

 

  • 2019年の新作映画を語り合おう!
    • ゲストとして人気映画ブロガーも来場予定!
    • 日時
    • 参加費
    • 参加人数
    • 開催場所
    • 持ち物
    • 参加資格
    • ※注意事項
  • 参加登録はこちらから!

 

 

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映画『i 新聞記者ドキュメント』感想&評価! 反論する前にまずは相手を知るところから始めてよう

 

今回は東京国際映画祭にて先行的に見させていただいたドキュメンタリー映画『I 新聞記者ドキュメント』についての記事になります

 

 

 

……色々と気を使う記事になりそうだよなぁ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「先に述べておきますが『安倍政権に反対したから』とか『自民党をぶっ壊せ!』という価値観のみで、この映画を評価・あるいは罵倒する人はお帰りください」

 

「あくまでも自分は映画として評価をするし、森達也監督の新作ドキュメンタリーだから見に行った、ということを言わせていただきます。相手が望月記者であろうが、あるいは百田尚樹であっても見にいきます」

 

 

カエル「何度か『政治映画はもう語るのをやめようかなぁ……』とすらつぶやいていたくらいに、毎度毎度荒れるお話ではあるからね」

主「もちろん政権を担う安倍首相や自民党に非難だったり、逆に応援の声があるのもわかる。野党に対して激励を送ったり、あるいは批判の声を送るのも当然だ。だけれど、政権と100%意見が同じ、あるいは異なるってことはないだろう。

 まあ、政治に関してはそれでもいいんですけれど、自分は映画の話がしたいので。

 あと、自分は右派も左派も同じくらい嫌いです。

 そこは先に述べておきたいです」

 

カエル「ちなみに、今回も先行上映ということでネタバレなしでいきます!

 とは言っても……ドキュメンタリーだし、そこまでネタバレを気にするような映画でもないのかな?

 というわけで、色々と慎重さが求められそうですが、記事のスタートです!」

 

  • 作品紹介
  • 感想
  • 多層的なメディアの目
    • 菅官房長官の撮り方の演出
    • 森監督の視線の面白さ
  • 渦中の人物を知ることの重要性
    • 森達也監督が撮ってきたもの
    • 他の人物の一面も知ることができる作品に
  • 個人的なお話
    • 舞台挨拶で変化した河村Pの印象
    • 個人的なこの映画の受け止め方
    •  最後に

 

 

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『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』ネタバレ感想&評価! これぞ2019年屈指の傑作アニメ映画だ!

 

 

今回は子供たちを中心にマスコットとして人気を集めている『すみッコぐらし』の劇場版のお話です!

 

 

 

…すみっコって何? ぐでたまみたいなもの?

 

 

カエルくん(以下カエル)

「僕もよく知らないので、ウィキペディアで調べてみますと2012年に落書きから着想を得て誕生したキャラクターであり、2019年では年間200億円規模の売り上げを誇るコンテンツのようです」

 

「……最近、キャラクターコンテンツビジネスが多すぎてついていけないよ……

 『現場ネコ』や『うさまる』とか、気がつくと大人気! って言われているような気がしてくるし……」

 

カエル「もうおじいちゃんだから、若い子のトレンドについていけないんだねぇ。

 そんなこんなで子供にも人気を集める『すみっコぐらし』の劇場版が今作というわけです

主「……まじで、何一つとして知らないんだけれど大丈夫かね?

 子供向けアニメ映画もチェックしておきたいけれど……これはどうなんだろう?

 流石に理解できないか?」

カエル「まあ、そんな人の感想も時には必要でしょうということで、記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 本作の魅力① 可愛らしいキャラクターたちが動き回る!
    • 本作の魅力② 音楽やナレーションなどの音の魅力! 
    • 本作の魅力③ 優しい色使いと映像の力を信じた演出
  • 以下ネタバレあり
  • 物語の魅力について
    • 3幕構成の童話風の物語
    • 本作が描き出した精神性
    • まとめ

 

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映画『ターミネーター ニューフェイト』ネタバレ感想&評価 現代にターミネーターを蘇らせるのは難しいよね…

 

今回はみんな大好き、ターミネーターの新作映画の感想です!

 

 

 

……今の時代でターミネーターねぇ

 

カエルくん(以下カエル)

「え、そこから?」

 

「いや、別にいいんですが……実際、どこまで人気かはわからんよねぇ。

 結局2以降は下火になっているシリーズでもあり、劇場内はおじさんたちが多くて……今時の若い子って、この手のアクションはMCUとかにいっているから、こっちにくることはないんじゃないかなぁ」

 

 

カエル「懐かしの名シリーズの続編だし、日本では特に人気が高いから頑張ってほしいじゃない!」

主「もちろん嫌いじゃないよ?

 でも今の時代にターミネーターという物語が合致するのか、その方向性を見せてくれるのか? というのが気になるなぁ。

 そんな自分の思いを吹き飛ばしてくれる、快作を見せてもらうことを期待します」

 

カエル「では、記事のスタートです!」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • CG、編集、アクションの粗
  • ターミーネーターとはどういった映画だったのか?
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • ターミネーターという物語を作る難しさ
    • 現代のハリウッドの流れに対して
    • 現代でターミネーターは作るべきなのか?
    • まとめ

 

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京都アニメーションに心を寄せて〜「お別れ そして 志を繋ぐ式」〜

 今回も普通のブログのように書きます。

 まとまりのない上に個人的な思いをダラダラと書いた、長い文章になりますが、読んでいただきますと幸いです。

 

 

 会社の同僚に”新千歳空港で2泊、その後日帰りで京都に行く”と話をすると笑い声すら上がらなかった。どうやら、自分は呆れられるようなことをしたらしい。

 確かに、それが映画祭のためだとしてもわざわざ新千歳空港まで行って一歩も出ずに2泊して、さらにその足で京都まで行き、日帰りで東京に帰るのは、なかなかクレイジーな日程だと自分でも思う。

 

 しかも、だ。今回はスケジュールがギリギリまで決まらず、飛行機のチケットを1週間前に確保した。当然、額は高くなる。

 その理由の1つが東京国際映画祭で上映される映画のスケジュールとの相談ということもあったのだが、何よりも大きかったのが京都アニメーション主催の追悼式典の一般参加がどのような日程や形式で組まれるか、予想できなかったことだ。

(もちろん、怠惰もある)

 

 だから、全てが決まってからスケジュールを立てることにした。

 たとえお金がかかったとしても、これだけはやり遂げたいと思った。

 

 

募金先はこちらから

www.kyotoanimation.co.jp

 

  • 京都アニメーションと私〜そして私は京アニを憎んだ〜
    • ある日、革命が起きた
    • ブログ開設からの大きな変化
  • そして、あの日が訪れる
  • そして11月4日を迎える
    • 京都の街をぶらつく
    • 近距離で紡がれた物語たち
    • 変化する京都の街、そして……

 

 

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