物語る亀

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物語愛好者の雑文

テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』全12話感想&考察! グリッドマンのOPで歌われる”君”について考えると、本作の描いたテーマが見えてくる!

 

 

 

2018年の冬アニメも次々と終わっていくね

 

と言っても、今期も見れているのは『グリッドマン』と1年見てきたプリキュアだけなんだよ

 

 

 

カエルくん(以下カエル)

「いつでも観れると思うと、逆に見なくなるんだよねぇ。

 時間を作って少しずつ見ないと録画がたまってしまって、さらに億劫になっていくし」

 

「テレビアニメが多すぎる問題もあるし、キービジュアルやタイトルからは想像もできない物語だったというパターンもあるから、本当は1話くらいはたくさんチェックしたものだけれど……

 どうしても映画が中心になってしまうのを、実はどうにかしたいとも思っているんよ」

 

カエル「話題作ばかりを中心的に見るけれど、それだけ実は隠れた名作! という作品は見逃してしまいがちだしねぇ」

主「来年からはさらに頑張ってテレビアニメも見るようにしたい!

カエル「……いや、頑張ってテレビアニメも見るというのも変な話だけれどね。

 というわけで、今期の中でもTwitterを中心に話題に挙がることも多いグリットマンの感想記事のスタートです!

 

  • 感想
    • 本作のオリジナリティとは?
    • 平成最後の年だからこそ
  • 作品考察
    • 本作の主人公は誰?
    • アカネとは何者なのか?
    • 今作を貫く”退屈”とは?
    • ”神様”を救うために
    • まとめ

 

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映画『アリー スター誕生』ネタバレ感想&評価 アカデミー賞も!? アメリカで高い評価はわかるが、個人的には思うところも……

 

 

 

 

 

この冬でも注目を集める『アリー/スター誕生』の感想です

 

公開前から映画好きの中では話題になっていた作品じゃな

 

 

 

カエルくん(以下カエル)

「何と言っても監督が『アメリカン・スナイパー』など、多くの作品に出演する人気俳優のブラットリー・クーパーだからね!

 しかもアメリカでの評判も高く、アカデミー賞候補は間違いなし、受賞だって可能性はあると言われているし!

 

亀爺(以下亀)

「それだけに年末に年間映画ランキングをつける人は本作を鑑賞してから、という方も多いのではないかの?」

 

カエル「ここ最近は音楽映画にも傑作が続いているし、この作品もヒットしそうだなぁ……

 難点は2時間16分と少しだけ長いけれど、ライブシーンがたくさんあれば気にならないしね。

 今は『ボヘミアン・ラプソディ』が異例の大ヒットを記録しているけれど、この作品も応援上映などが増えれば異例の大ヒットの可能性があるかも!」

亀「最近流行し始めた”体験する映画”という意味では音楽映画をライブ感覚で聞くというのは、これ以上ない物であるからの。

 では、早速映画の感想を始めるとするかの」

 

  • 感想
    • 圧倒的な音楽描写!
    • 少し退屈なシーンも?
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • ハリウッドの依存症問題
    • ジャクソンの苦悩
    • ラストの問題
    • まとめ

 

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映画『シュガーラッシュ2 オンライン』ネタバレ感想&評価! ディズニーらしく面白くて意義のある作品に!

 

 

 

 

ディズニーの人気アニメーション映画、シュガーラッシュ続編が公開です!

 

あんなゲームセンター欲しいよなぁ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「あのゲームセンターってレトロゲームを愛する人たちにとっては夢のような場所だよね。

 それにしても経営状況は謎だけれど、店主がおじいちゃんだから道楽もかねて経営できているのかぁ?」

 

「レトロゲームはなくなる一方だし、どこかで1カ所に集める記念館みたいな施設が公的に必要かも」

 

カエル「歴史的価値がどんどん増していくと思うし、ゲームは今や世界的で人気の高い娯楽であり、日本が誇る大人気コンテンツもたくさんあるから、今から保存しようという動きを公的機関がしてもいいかもね。

 もしかしたらそういう動きもあるのかな?」

主「ゲームを取り巻く状況は刻一刻と変化していて、昔は通信ケーブルで対戦などをしていたのに、今やオンライン対戦は当たり前の時代に。

 いまだにPS3が家にある最新ハードの自分はすっかり取り残された気分ですよ」

 

カエル「……いや、PS3ってまだまだ現役だしオンライン対応だから取り残されている感が伝わりにくいような……

 とにかく、シュガーラッシュオンラインの感想記事を始めましょう!

 

  • 感想
    • 前作から見えてくるディズニーの可能性
    • 前作が示すディズニーの限界
    • 吹き替え版の声優について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 展開としては若干……
    • シュガーラッシュ2が表現したテーマ
    • ディズニープリンセスが総出演した理由の考察
    • まとめ

 

 

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アニメ映画『グリンチ(2018)』ネタバレ感想&評価 イルミネーションらしい長所と短所に溢れたクリスマス映画!

 

 

 

 

 

 

こちらは2018年に公開されたアニメーション映画版の『グリンチ』の感想になります

 

実写映画もあるから、区別が大変だよなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「特に本作は新進気鋭のアニメスタジオ、イルミネーションエンターテイメントの最新作ということでも注目を集めています」

 

「2000年に公開された、ジムキャリーが主演のグリンチを覚えているという人も多いのかな」

 

カエル「実は僕は今回のアニメーション映画でグリンチの存在を知ったけれど、結構昔から有名な絵本だったみたいだね」

主「かなり独特の文体の文章でもあって、これが大きく受けたみたい。

 どうしても日本語には翻訳が難しい部分もあるから、できれば言語で読んでみたいという思いもあるけれど……自分のあまりにも低すぎる英語力ではそれも不可能なので、諦めています」

 

カエル「英語を習いに行こうとしたら、初心者コースにも届いていないと言われて門前払いを食らったからねぇ……自宅に申し込み表が届くはずだったのに、それすら来ないという……」

主「初心者からでも大丈夫! ほど信用できない宣伝文句はないよ……

 そんな馬鹿話はともかくとして、感想記事のスタートです!

 

  • 感想
    • イルミネーション作品に対する印象
    • 吹き替えについて
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 原作が独特ゆえに実写版、アニメーション版が難しい?
    • ポイントを抑えつつも難しいポイント
    • グリンチの過去で描くテーマ
  • アニメーション映画としての力強さ
    • -”寒さとあたたかさの対比”-
    • 細部のアニメーションが持つ暖かさ
    • CGアニメの細かい描写が与える意義とは?
    • まとめ

 

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『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』ネタバレ感想&評価 またもや迷走中……これでいいのかなぁ?

 

 

 

 

 

 

……では、一応人気シリーズである、妖怪ウォッチの新作アニメ映画の感想といきますか

 

最近、ほとんど話を聞かなくなってしまったよねぇ

 

カエルくん(以下カエル)

「一時期は数年後にはポケモンとかにも匹敵するコンテンツになるのでは!? とまで騒がれた記憶もあるけれど、ちょっと見ない間に急速に市場も縮小しているという話も聞くもんね……」

 

「爆発的な人気の盛り上がりに笑いが止まらないという話が2015年ごろにはあったのに、それも夢か幻かって話だよ」

 

カエル「まあ、別におもちゃやゲームを売ることと映画の評価は別なので、今作が途轍もない傑作だったら褒め称えるだけなんですが……」

主「近年というか、妖怪ウォッチシリーズの映画は迷走がずっと続いているようにしか見えないんだよなぁ。

 シリーズ全体を通した方向性の模索に失敗し、方向転換にも失敗し、迷走を繰り返しているとしか思えないんよねぇ」

カエル「……では、そんな妖怪ウォッチ作品の感想記事を始めましょうか」

 

  • 感想
    • 妖怪ウォッチのコンテンツ力を捨てている?
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 冒頭から物語がチグハグ……
    • 相棒役のイツキとタエも……
    • 全くもって配慮のない描写
    • ゲームの脚本ならばあり?
    • 今作に望んだこと
  • まとめ

 

 

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映画『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』ネタバレ感想&評価! ドラゴンボール超の良さも悪さも出たなぁ

 

今回はドラゴンボールの新作映画を試写会で鑑賞しました

 

公開したので、後半でネタバレありで語っています。前半はネタバレなしです

 

カエルくん(以下カエル)

「あと、当然のことながら作品に関するネガティブな話は一切しませんので、そこもご承知おきください」

 

「ポジティブな感想で記事が書ける作品とも言える」

 

カエル「あとは……後半で、今回の試写会で巻き起こった騒動についても少し触れているけれど……これはなぁ……ちょっと難しいよね」

主「映画を見ることが出来たけれど、いろいろとモヤモヤとしてしまったからなぁ。

 作品とは関係ないところでネガティブな話が巻き起こるのは色々と思うところがあるよね。

 まあ、とりあえずは映画の感想記事を始めましょう」

 

  • 感想
    • スタッフについて
    • キャラクター、声優について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 良くも悪くもドラゴンボール
    • 冒頭から知っている物語を見せられると……
  • 試写会の騒動について
    • 試写会のシステムについて
    • 今回の問題点
    • 試写会というシステムの問題と変化
    • まとめ

 

 

 

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映画『ホームアローン』ネタバレ感想&考察 クリスマスにぴったりの本作が描いた政治、宗教的なメッセージとは?

 

 

 

 

クリスマスといえばやっぱりこの作品だよねぇ

 

今でも人気の高い作品じゃの

 

カエルくん(以下カエル)

改めて鑑賞すると、結構エゲツない物語だよねぇ……

 あのイタズラとも言える泥棒撃退法の1つ1つが結構危ないから……なんだか途中から泥棒に感情移入してしまうというか……」

 

亀爺(以下亀)

「冷静に考えると3回くらい死んでもおかしくないイタズラばかりじゃからの」

 

カエル「よく生きていたよねぇ。骨の1つや2つどころか、動けなくなってもおかしくないような罠ばかりだったけれど……」

亀「大人になってしまった弊害かもしれんの。

 コメディなのだから、もっと気楽に見るべきかもしれんが……大人になってみるととても怖いシーンが多い。

 特に冬に氷で足を取られて転んで転倒などは、お年寄りを中心に大きな怪我や、最悪死亡につながることもあるものじゃから、大人は特に気をつけていることもあるからの」

 

カエル「昔はこれでゲラゲラ笑っていたと思うと、やっぱり映画に限らないけれど物語を最大限に楽しむ年齢って決まっているのかもねぇ。

 ということで、今回はクリスマス映画の代名詞である『ホームアローン』について考えていきましょう」

 

  • 作品紹介
  • 感想
    • 役者、声優について
  • 作品考察
    • 本作が作られた時代の家族像
    • 作中の描写から考える
    • 家族を取り戻すための行動
    • まとめ

 

 

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