物語る亀

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物語愛好者の雑文

オススメのマイナーアニメ13作品を紹介! 知っている作品はどれだけあるかな?

カエルくん(以下カエル)

「今回はマイナーアニメを紹介するっていうけれど……結構はてな内では良く見る企画だよね」

 

ブログ主(以下主)

「元々記事自体は2016年にあげていたけれど、このブログ運営していく上で少しずつオススメしたいマイナー作品が増えていったので追記する形です」

 

カエル「でもさ、今回紹介するマイナーアニメの基準って何?」

主「個人的な独断と偏見です!

 面白いと思うけれど、オススメアニメランキングとかであまり見ないなぁって作品とかを特に上げていく。

 この情報化社会ではさ、オススメのアニメを紹介するって結構大変なんだよね。少し検索すればすぐに情報が出てくるし実はマイナーだと思っていたものがメジャーな存在ということもある。

 後は世代もあるしね……あんまり古いと若い人は興味を持たないから」

 

カエル「お! 色々と予防線を張り始めた!!」

主「……じゃあ、マイナーアニメを紹介していくけれど、今回はマイナー度で1から5の5段階にクラス分けしている。

 決して5が特別オススメというわけでもないことは先に言っておきます。

 どれもオススメなのは変わらないけれど。

 あと、マイナー度が低い作品はどちらかというと、その作品内容の割にランキングなどに入ってこない作品が多めだから、人によっては全然マイナーじゃない作品も登場します

カエル「じゃあ、オススメマイナーアニメ紹介、いってみよう!!」

 

 

 

  • マイナー度 1
  • マイナー度 2
  • マイナー度 3
  • マイナー度 4
  • マイナー度 5
  • 最後に

 

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小説『お手洗い純恋歌』

 男子トイレの個室に広がっていたのは、呑み屋といえども近年稀に見るゲロの海でした。


 父はよく申しておりました。
 酒は人生の小便だと。
 誰もが触れたくないだろうし、忌み嫌うものだろうが、生きている限り毎日やらなくてはならないことだ、と。
 それは毎日飽きることもなくアルコールを摂取し続けて、母に小言を言われて記憶をなくしても痛飲していた父の自虐的な言い訳であったのでしょう。何回も同じく痛い目にあい、原因もわかりきっている。それが体にいいわけもなく、懐も少しずつ薄くなっていく。

 それでも毎日のように何処かに繰り出しては、飲み、吐き、痛める。
 母もいつも言っていました。やめるまではいかなくとも、酒量を控えればいいだけの話だと。しかし出し始めた小用が止まらぬように、飲み始めた酒は止まらんと我が父は豪語しておりました。
 痛めた頭と吐き戻した食物の数だけ成長することができたならば、きっと今ごろ人類は太陽系すらも超えて銀河へと旅たっていたことでしょう。
 少なくとも我が家は庭付き三階一戸建てになっていました。
 もったいないことです。

 

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eスポーツと梅原大吾 『リビング ザ ゲーム』を観て考えたこと

カエルくん(以下カエル)

「え〜、今回はいつもと趣向を若干変更しまして、プロゲーマーのカリスマ、梅原大吾について語っていこうと思います」

 

「いや〜……一気にはまっちゃったんだよね!」

 

カエル「えっと……今更?」

主「ここ最近、eスポーツ関連の注目度がかなり高くなっていて、自分はあまりゲームは最近は時間が取られることもあってプレイしていないけれど、でもかなり大きな動きがいくつもある。

 例えばVR技術の発達により、これから先……おそらく5年後にはゲームセンターなどではVRで普通にプレイすることができるようになりそうなぐらい浸透し始めているし、またeスポーツが世界的な盛り上がりも見せている。

 日本のゲームも負けていなくて『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』が旋風を巻き起こし、世界のゲーム賞を総なめにしている現状もある」

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド  - Switch

 

カエル「switchの大ブームもあって、かなり面白いことになっているよね」

主「色々と語りたいことが多い中でも、ゲーム業界の象徴ともいうべき梅原大吾について、映画『リビング ザ ゲーム』を交えながら考えていこうという企画です」

カエル「ふぅ〜ん……

 では、記事のスタートです!」

 

  • ゲーム業界のめまぐるしい発展
    • ゲームの凄さ
    • 梅原大吾の革命
  • 2 映画『リビング ザ ゲーム』とeスポーツ
  • 作品紹介・あらすじ
    • 『強さ』と『面白さ』と
    • 強さから面白さへ
    • 重要な『勝敗論』
    • 最後に

 

 

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映画『ボスベイビー』ネタバレ感想 ドリームワークスの新作はちょっとお下品だけれど楽しい作品!

カエルくん(以下カエル)

「では、3月公開の中でも『リメンバーミー』と同じくらい注目を集めているボスベイビーの感想記事になります!」

 

亀爺(以下亀)

「劇場内ということもあって子供が賑やかじゃったの」

 

 

カエル「アニメ映画に関して言えば、子供が多い方がいいよね。その反応もダイレクトで楽しめるし、何よりも楽しいし!

 子供向けアニメで子供が退屈しているようなら、もうその時点でダメだってはっきりわかるしね」

亀「他の映画であれば静かな方がいいがの。

 しかし、春分の日に公開ということもあるのか人が多かったの……チケットを買うまでにかなりの時間を必要で、間に合わんかと思ったわい」

カエル「ちょっと早めに着いたんだけれどね。やっぱりドラえもん、プリキュア、リメンバーミー、ウルトラマンと子供向けアニメや映画が次々と公開しているし、大人も休みだからといっぱい来るから多いよねぇ」

 

カエル「そしてこれからコナンやクレヨンしんちゃんの公開も控えており、非常に大変じゃが……興行としてはどこが笑うのか、少し楽しみじゃな。

 では、感想記事を始めるとするかの」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • アメリカのアニメーション業界について
    • 短編映画『ビルビー』について
    • 吹き替え版について
  • 以下ネタバレあり
  • 2 様々な工夫とオマージュ
    • 本作のテーマ
    • セリフの味
    • ちょっとした毒も炸裂!
    • まとめ

 

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映画『リメンバーミー(COCO)』ネタバレ感想 主題歌なども世界的に評価の高い作品も個人的には……吹き替え版感想

カエルくん(以下カエル)

「今月でも特に注目集めるピクサーの最新作、リメンバーミーの感想です!

 アメリカアカデミー賞に輝くなど、高い評価を受けているよね」

 

亀爺(以下亀)

「日本でも大ヒットは間違いなし、劇場も子供を含めてたくさんの人がおったわい」

 

 

カエル「今回はピクサー作品ではあるものの、もはや今はディズニー傘下でありその影響も非常に強いために、ディズニー/ピクサー作品として表記します。

 あと……あの面倒くさい人が来る前に、さっさと記事を始めて終わらせてしまおうか」

亀「世間では高い評価を連発しておるディズニー/ピクサー作品であるが、このブログではどちらかというと辛口なことも多いからの。

 下手なことを言う前にさっさと紹介して、大雑把に思うことを書き連ねた方がいいかもしれんの」

カエル「というわけで、今回はちょっと特殊な形式になりますのでご了承ください!

 では感想記事のスタート!」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ 
  • 1 感想の前に
    • 高い評価の弊害として……
    • 吹き替え版について
  • 以下ネタバレあり
  • 2 感想
    • アナと雪の女王の短編について
    • リメンバーミーの欠点
    • 安全圏からの表現?
  • 3 世界のアニメーションの現在
    • 日本のアニメの社会性
    • 世界のアニメーションと比べると……
    • 他にも違和感が……
    • 最後に

 

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映画『ちはやふる 結び』ネタバレ考察&感想 本作こそが百人一首の完璧な映像化作品だ!

カエルくん(以下カエル)

「ちはやふる-結び-のレビュー第2弾です。

 こちらはより作品世界に踏み込んだ、考察の記事となっています」

 

「今回もまたそれなりに長い記事になっています」

 

カエル「久々だよねぇ、この2記事に分けて語るって。語りたいことが沢山ある映画じゃないとできないし」

主「ちなみに今回はガッツリとネタバレしていきますので、それはご容赦ください。

 それと単なるネタバレ抜きのレビューが見たい方はこちらの感想の記事をご覧ください。こちらはだいぶネタバレ少なめの記事になっています」

 

blog.monogatarukame.net

 

カエル「というわけで『ちはやふる結び』のネタバレ考察記事のスタートです!」

 

  • 1 序盤について
    • 脚本や演出のメリハリ
    • 新入生説明会
    • 静の演出
    • 特にお気に入りのシーン
    • 競技かるたのいくつもの要素
  • 2 3つの和歌について
    • 『しのぶれど』と『恋すてふ』
    • 競技かるたと恋の選択
  • 3 和歌の映画として
    • 百人一首の物語として
    •  最後に

 

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映画『ちはやふる 結び』ネタバレ薄め感想 原作や前作を見事に拾い上げた卒業制作のような作品!

カエルくん(以下カエル)

「2016年に大ヒットを記録したちはやふるの完結となる映画作品が公開されました!

 今思うと、あれも2年前の話なんだよね」

 

「なんかあっという間に過ぎていったなぁ……」

 

 

 

カエル「ちはやふるに関しては何度も記事にしていたこともあって、結構思い入れの強い作品でもあって映画版も評価の高い作品だったよね」

主「今回は原作ファンでもあるので、その視点からの記事になります。それから過去作も鑑賞済みなので、ちはやふるを全く知らないという人とは意見が異なるかもしれないということは最初に挙げておきます。

 また、今回は非常に語りたいことが多いので、こちらの記事では基本的にネタバレがないor薄めの感想記事になっています

 

カエル「これに考察を足していくととんでもない文量になるのでご容赦ください。

 では、ネタバレなしのちはやふる結びの感想記事のスタートです!」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ 
  • 感想
    • 構成・脚本について
    • 演出について
  • 役者について
    • 特に印象に残るキャスト
    • 重要な意味を持つ役者の役割
    •  最後に

 

 

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