物語る亀

物語る亀

物語愛好者の雑文

映画『ちはやふる 結び』ネタバレ考察&感想 本作こそが百人一首の完璧な映像化作品だ!

カエルくん(以下カエル)

「ちはやふる-結び-のレビュー第2弾です。

 こちらはより作品世界に踏み込んだ、考察の記事となっています」

 

「今回もまたそれなりに長い記事になっています」

 

カエル「久々だよねぇ、この2記事に分けて語るって。語りたいことが沢山ある映画じゃないとできないし」

主「ちなみに今回はガッツリとネタバレしていきますので、それはご容赦ください。

 それと単なるネタバレ抜きのレビューが見たい方はこちらの感想の記事をご覧ください。こちらはだいぶネタバレ少なめの記事になっています」

 

blog.monogatarukame.net

 

カエル「というわけで『ちはやふる結び』のネタバレ考察記事のスタートです!」

 

  • 1 序盤について
    • 脚本や演出のメリハリ
    • 新入生説明会
    • 静の演出
    • 特にお気に入りのシーン
    • 競技かるたのいくつもの要素
  • 2 3つの和歌について
    • 『しのぶれど』と『恋すてふ』
    • 競技かるたと恋の選択
  • 3 和歌の映画として
    • 百人一首の物語として
    •  最後に

 

続きを読む

映画『ちはやふる 結び』ネタバレ薄め感想 原作や前作を見事に拾い上げた卒業制作のような作品!

カエルくん(以下カエル)

「2016年に大ヒットを記録したちはやふるの完結となる映画作品が公開されました!

 今思うと、あれも2年前の話なんだよね」

 

「なんかあっという間に過ぎていったなぁ……」

 

 

 

カエル「ちはやふるに関しては何度も記事にしていたこともあって、結構思い入れの強い作品でもあって映画版も評価の高い作品だったよね」

主「今回は原作ファンでもあるので、その視点からの記事になります。それから過去作も鑑賞済みなので、ちはやふるを全く知らないという人とは意見が異なるかもしれないということは最初に挙げておきます。

 また、今回は非常に語りたいことが多いので、こちらの記事では基本的にネタバレがないor薄めの感想記事になっています

 

カエル「これに考察を足していくととんでもない文量になるのでご容赦ください。

 では、ネタバレなしのちはやふる結びの感想記事のスタートです!」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ 
  • 感想
    • 構成・脚本について
    • 演出について
  • 役者について
    • 特に印象に残るキャスト
    • 重要な意味を持つ役者の役割
    •  最後に

 

 

続きを読む

少女終末旅行(全6巻)漫画版、アニメ版感想 本作が描いた偉大なる人生と引き立てる演出たち

カエルくん(以下カエル)

「今回は最終巻も発売された『少女終末旅行』の感想記事になります!」

 

「ここ最近、好きな作品が次々終了していくんだよねぇ。

 記事にはしやすい分、ちょっと寂しい部分もあるかなぁ」

 

 

カエル「特にアニメ化されたばかりということもあり、このタイミングで終わるのはちょっと意外でもあったけれど……でも物語としてはこれ以上ないタイミングだから、仕方ないのかな」

主「2期とかがあっても残り話数からすると難しそうだよねぇ。

 ちなみに今回はアニメ版についても語っていこうと思っています」

カエル「シンプルな絵柄の中で見所のある面白い漫画だと思います!

 では、感想記事のスタート!」

 

  • 1 アニメ版の感想
    • 根源的なアニメーションの魅力とは?
    • EDと雨だれの歌
  • 2 漫画版の感想
    • 死に向かう物語
    • 漫画としての単行本構成のうまさ
    • 人生を描ききる
    • 最後に

 

続きを読む

映画『去年の冬、君と別れ』感想 ミステリーのトリックが分かっても楽しめる映画作品!

カエルくん(以下カエル)

「今回はミステリー作品の紹介ですので、肝心要のトリックや犯人に対する言及はなしで書いていきます。

 そのせいでかなり読みづらい&作品を鑑賞してもわかりづらい記事になるかもしれませんが、配慮の結果ということで勘弁してください」

 

亀爺(以下亀)

「この手の作品の語り方の難しさじゃの」

 

カエル「映画として結構練られている作品でもあるんだけれどね。

 ただ、ちょっと語りづらいところもあるので……独特だけれど、面白い作品だとは最初に言っておきます。

 あと一応ごまかしていますが、ニュアンスなどで分かってしまうこともあると思いますので、そこもご注意願います」

亀「それでは感想記事の始まりじゃな」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • 演出の魅力について
    • 役者について
  • 以下致命的ネタバレを避けながら言及
  • 2 演出の色について
    • 違和感のあるシーンも……
    • 映画の味として
    • 最後に

 

続きを読む

実写映画『坂道のアポロン』ネタバレ感想 漫画とアニメの魅力にはどうしても勝てないか……?

カエルくん(以下カエル)

「今回は漫画原作映画である『坂道のアポロン』について語っていきます!」

 

「原作もアニメ版も鑑賞済みの意見になるので悪しからず」

 

カエル「アポロン、いい作品だよねぇ。

 青春の香りが漂うし、音楽もとてもよくてこの作品からジャズに入門したという人もいるんじゃないかな?

主「実はアニメとジャズって最近ジワジワきているジャンルでもあって、ヨーロッパのプレイヤーであるラスマス・フェイバーが『プラチナジャズ』というシリーズを発表しているけれど、昔の作品から今の……いわゆるオタクアニメに至るまでカバーしているけれど、これが素晴らしい楽曲なんだよね。

 ジャズは日本でも流行っているとは言い難いけれど、でも根強い人気があるジャンルでもあるし……それをどのように映画とミックスさせるのか、とても楽しみな作品だな」

 

カエル「では、映画版『坂道のアポロン』の感想にいってみましょう!」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
  • 本作の主役は?
    • 原作とアニメ版について
    • 役者について
  • 以下ネタバレあり
  • 2 褒めるポイントもたくさん
    • 一方で思うところとして
    • 大きな不満点
    • 最後に

 

続きを読む

映画『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』『劇場版 Infini-T Force ガッチャマンさらば友よ』感想

カエルくん(以下カエル)

「では、今回はこちらのアニメ映画2作品のレビューといきましょう!」

 

「どちらもテレビアニメシリーズの劇場版作品ということもあって、ファン向け要素が強い作品でもあるな」

 

カエル「ちなみにテレビシリーズは観たの?」

主「どちらも全部は観ていないかなぁ……

 数話だけ見て、それで止まっている。だけれど文ストは漫画をチラッと読んだことはあるし、ガッチャマンも内容はなんとなく知っているから全くの知らないというわけではないけれど……ほぼ初見に近いと言えるかもね」

カエル「どちらも新鮮な気持ちで映画館に向かうことになるんだね。

 では感想記事のスタートです!」

 

  • 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
    • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • ファン向け作品として
    • 作画について
    • 脚本について
  • 劇場版 Infini-T Force ガッチャマンさらば友よ
    • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • CG作画とお話について
    • 最後に

 

続きを読む

『映画ドラえもん のび太の宝島』感想 動きや作画に魅力が多い分、脚本には突っ込みどころも…… ネタバレあり

カエルくん(以下カエル)

「今年もドラえもんシーズンが始まりました!

 それにしても、すごい人だったね……ほぼ満員で埋まっていたよ」

 

「子供がたくさん訪れるからなぁ……劇場が賑やかなことでさ。他の映画だとイラッとくるかもしれないけれど、この手の映画に関してはリアルな子供の反応も知りたいから、むしろ騒がしいくらいがちょうどいいんだよね」

 

 

カエル「それにしても大人だけで来ている人もいるもんだね。隣に座っていたのが5、60代くらいのお爺さんだったのが印象に残っているよ」

主「意外と大人のファンも多いよ。

 あとは自分のように映画はなんでも見る人だったり、アニメ業界関係者もいるだろうし、それから子供向け作品を知っておくと話題にできる人……例えば先生とか小児科医とかも見にくることがあるらしいし」

 

カエル「子供向け作品だからといって馬鹿にするもんでもないしねぇ」

主「むしろ子供向け作品の方が作るのが難しいからね。

 では今年のドラえもん映画は果たしてどのような作品だったのか、感想記事を始めていきましょう!」 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • 一方で課題としては……
    • 今回のドラえもん映画の特徴
  • 以下ネタバレあり
  • 2 本作で強く意識した作品
    • OPの重要性
    • 流れの悪さ
    • 本作最大の欠点
    • それでも泣かせにくる映画!
    • 最後に

 

 

blog.monogatarukame.net

 

続きを読む