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物語る亀

ネタバレありの物語批評

2016年春アニメ 24作品の1話のオススメ度をレビュー!!

 2016年春アニメの1話だけで作品を簡単に解説とオススメ度をつけていく。

 まず全体的な印象としては今季は非常に豊作!

 

  始まる前の記事はこちら

blog.monogatarukame.net

 

オススメ度 1

 1話の途中で切った作品

 

 ニンジャスレイヤー

 今期と言っていいのか微妙な作品だが、ニンジャスレイヤーは明らかに見る人を選ぶ作品だと言っていい。それは内容もそうなのだが、尖った絵柄や演出が肌に合うか合わないかが非常に大きい作品だ。

 元々低予算作品だから仕方ない面もあるのだが、私には相性が悪すぎてちょっと見ていられなかった。

 

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オススメ度 2

 あまりいい作品がなければ観るかもしれないが、基本は1話限りでやめてしまう 

 

 アンハピ

 不幸な女の子たちがいっぱい出てくる日常系萌えアニメ作品。ロリな登場人物が繰り広げる光景は可愛らしい。私の趣味に合わずオススメ度は2になるも、特異な設定などもあった。ロリな女の子が好きだったらもっと評価は上がると思う。

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 パンでPeace!

 こちらは5分の短編アニメーションだが、この評価の理由は上記と同じ。ロリな女の子が好きならオススメ。

 原作も軽く読んだがパンアニメという特殊な設定の中、よくアニメ化しようと思ったなぁと驚いた。

 

 ハンドレッド

 何だかこの作品と同じタイプの物語は毎期毎期見ている気がする、テンプレラノベアニメ。最近のたくさんの女の子に囲まれる主人公という作品が大好き! という人であればいいかもね。

 でもそろそろこういったタイプではない硬派なラノベアニメも見たいのだが、今はこういった作品しかないのかな?

 

 三者三様

 動画工房のゆるふわ日常系アニメ。

 これもこんなロリな女の子が好きならありかも。丁寧な仕事に定評のある動画工房だけに、このタイプのアニメが好きな人にはいい。

 

 ぼのぼの

 あの名作漫画ぼのぼのが8分アニメになったものの、私は大のぼのぼのファンだからこそ少し納得のいかない作品になった。

 漫画だとコピーじゃない? と疑うコマが何回も続いてそれが独特のゆるい空気感を作っているのだが、アニメは短いこともあってサクサクと進んでしまうのでその空気感が失われてしまっているように感じた。

 でも短くて話のつながりなんてないので、気になった時に適当に見ていく気がする。

 

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オススメ度 3

 悪くはないがおそらく3話から6話頃に見なくなるレベル

 

 創生の陰陽師

 ジャンプSQ連載作品で私も追っている作品。おそらく終わりのセラフとスタートのアイディア(編集者?)は同じと思われる。

 子供向けアニメとしてしっかりとしているし、学校から帰った小学生が見るにはちょうどいい作品と思う。最近深夜アニメばかりだから、こういった子供が見て楽しめるアニメがもっと増えてほしい。

 

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 文豪ストレイドックス

 なんだろう、なんか一目見て「ああ、五十嵐監督、榎戸脚本だな」とわかってしまった、ボンズらしい一作。このコンビでいうと『スタードライバー輝きのタクト』や『キャプテンアース』が有名だが、オシャレ&スタイシッリュで攻めてくるんだろうな、という印象。

 このコンビだとあまり脚本どうこう関係なく、「考えるな、感じろ!」という作品なので、1話を見て何となく合いそうと漠然と思ったら視聴継続でいい。

 EDが梅津康臣なので、そこも合わせて注目。かっこいい。

 

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 はいふり

 1話放送後にタイトルが変わったという変わり種。戦艦の艦長を目指す女の子たちという例えるならば艦これ+ガルパンといったところだろうか。兵器と萌えの親和性は意外と高いし、吉田玲子脚本なので変なことはしないと思うので安心なのだが、あんまりロリな女の子が好きではないんだよなぁ……と言いつつも、引きがうまくてこれから先どうなるのか展開が気になる作品。 

 兵器とロリな女の子が好きならありかも。ちなみに私はガルパン1話を5分で切って損しているタイプ。

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 宇宙パトロールルル子

 キルラキルの一家をそのままアニメにしたような、どことなくカートゥーンの勢いとノリが感じられる作品。個人的にはTRIGGERらしさ全開で面白かったなという印象。ただ間違いなく人は選ぶ。

 10分アニメと非常に短い分、勢いとテンポだけ乗りきってしまう強引さがあるが、これはこれであり。EDのボンジョール鈴木がすごく癖になる。

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 迷い家(感想記事候補)

 今期1番期待していた作品がここできてしまった、水島努監督、岡田麿里脚本コンビの新作。まず1話で30人近い登場人物を一気に説明されて、誰が誰だかわからず余計に混乱してしまう。もう一部意外はモブでいい気がするんだが、ダメなんすかね? どうせ描写なんてほとんどないんでしょ?

  とか文句言いつつもSHIROBAKOもメチャクチャな人数を出しておいて見事に顔と名前を一致させた水島努監督なので、1話は様子見。だがこれが続くのであれば視聴継続は難しいかも。

 「煮卵ぉ」は生活感を感じられていいセリフだったなぁ。

 

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 田中くんはいつもけだるげ

 あのゆったりとした雰囲気が非常にいい、ガンガンらしい作品。空気感の良さが見事に表現されていた。何かを語ろうとすると難しいが、疲れた日につけたテレビから流れると癒されるかも。

 

 キズナイーパー(感想記事候補)

 こちらも岡田麿里がシリーズ構成を担当しているTRIGGER作品であり、中々尖った作画と演出を魅せてくれる。小林監督は今作がテレビアニメーションは初監督のようだが、過去の演出集を見てみると中々良さげな印象。

 設定も独特なため、この先の展開の予想ができないから3にしたが、化ける可能性は十分に感じられる作品。

 以下の記事が非常に興味深かった。

d.hatena.ne.jp

 

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 僕のヒーローアカデミア

 原作の1話を削ってアニメでは2話に分割してきたが、これも子供向けの日5ということを考えれば良かった作品だろう。大ヒットした『ガンダム ビルドファイターズ』の監督と脚本のコンビの作品なので、こういった少年向けのテイストでいうと安定した力がある。

 1クールでどこまで描くのか少し謎な部分もあるが、子供も大人も安心して見ていられる1作になると思う。

 

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 マクロスΔ

 今期のマクロスがここでランクイン。なんというか、ワチャワチャしていてわけがわからないのだが、バルキリーと三角関係と歌があれば、それはもうマクロス! なので特に気にしないでいる。

 歌はやはりいい。ここ最近の河森正治監督作品は(最近に限った話ではない?)歌はいいがお話が……になりやすいのでそこだけが心配かな。個人的にはマクロスプラス路線を期待していたが、まあ売れないから妥当な選択肢だろう。

 

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 くまみこ

 日常系田舎もの。先ほど挙げた日常系萌えアニメと同じロリな女の子作品ではあるものの、田舎と熊と巫女という点において差別化を図る。

 ギャグアニメにしてはテンポの悪さが気になったのだが、日曜の夜を締めくくるにはこのぐらいのゆったり感の方が向いているのか?

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 ジョーカーゲーム

 この作品を見て思い出したのは『RAINBOW 二舎六房の七人』だったのだが、こちらも戦争中(もしくはこれから戦争突入?)の日本を舞台にしたシリアスな作品。男性声優ばかりだが、女子ウケを狙ってというよりは硬派な雰囲気を出すための措置だろう。

 非常に続きが気になる引きをしたし、スパイの化し合いでその場をしのげという設定も中々いい。

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オススメ度 4

 全話見てしまうほどに熱中する作品

 

 ジョジョの奇妙な冒険〜ダイヤモンドは砕けない〜

 ジョジョの新作がここでランクイン。1部、2部、3部と続いてきてヒットを飛ばしているし、原作の人気もあるし、もはや約束された勝利でしょう。

 過去作を見ていれば特に目新しい部分もないのだが、ジョジョらしい面白さは健在でこの先も安定して楽しめる。

 

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 クロムクロ(感想記事候補)

 今期 の PA枠。一風変わった作風の岡村天斎監督というのがこの先を考えると不安材料ではあるものの、動きもいいし1話の滑り出しは良かった。だが、この設定をきちんと回収できるのかは今から不安に……

 登場人物たちのトンデモなさといい、キャラ立ちもしっかりとしているし、作品内容に一定の安定感のあるPAなので大外れはないと思う。

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 甲鉄城のカバネリ(感想記事候補)

 今期おそらく世間的には覇権と言われている、圧倒的作画で話題になったノイタミナ作品。例えるならば進撃の巨人+屍者の帝国だろうか。クロムクロとカバネリの二つが作画は圧倒していた印象がある。

 この枠で荒木監督というとギルティクラウンを思い出すが、進撃の巨人の社会現象と言っても過言ではない大ヒットの勢いそのままに突っ走ることができるのか?

 あとは1話の作画クオリティを維持できるのか? 相当大変だと思うが、作画に定評のあるノイタミナということもあるので期待したい。

 

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 坂本ですが?

 漫画よりもアニメで動いた方が面白い。特に『男子高校生の日常』らしい手抜きとも思われるバレーボールのシーンなんて、いいメリハリになって思わずクスリと笑ってしまったほど。

 声優知識もあると楽しめる作品で、緑川ボイスがつくと声優イメージもあって坂本のよくわからんスタイリッシュなカッコよさが倍増されていく。杉田智和、森久保祥太郎などもみんな『らしい』役だし、ちょっと出の女子たちも豪華声優陣でびっくりした。

 

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 とんかつ DJアゲ太郎

 マジで!? という声が聞こえてきそう……私は非常に高評価します。

 多分世の中の8割は「hahaha、意味わからん」と視聴をやめるだろうが、私はこの作品が非常にツボにハマってしまった。まずCMが実写で頑固親父がとんかつを作るだけというものだし、このバカバカしさにヒット。短い時間だからこそテンポよくサクサクといけるし、1話だけに限って言えば笑ってしまった。

 大地丙太郎監督作品に限った話ではないが、ギャグは本当に合うか合わないかが非常に大きいのであまり参考にならないかも。

 

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オススメ度 5

 今期はこれを見て欲しい! 自信を持ってオススメする作品

 

 機動戦士ガンダムUC RE0096(感想記事確定)

 これも今期といっていいのか微妙だし、むしろこの作品と同じラインで争うのは間違っているのだが、それでもやはりオススメ度は5。

 このクオリティの作品を毎週タダで見られるということがもはや異常で、質の面では圧倒的。先がどうなるか知っているのもあって、非常に面白いよと太鼓判を押すことができる。

 欠点はガンダムを知らないと楽しむポイントが減ってしまうということだろうか。その意味ではファン向けかも。

 UCは是非とも感想記事を書きたかったので、これを機にまとめていく。

 

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 ふらいんぐうぃっち

 今期No,1はこの作品で決定!

 もともと原作ファンなので非常に期待値は高かったのだが、あのゆったりとした世界観を崩すことなく、空気感をアニメにも落とし込んだことが素晴らしい。女の子がたくさん出てくるので萌え作品になるのかもしれないが、それも素朴で自然な可愛さで人間味あふれるものになっている。

 肌を露骨に見せてエロで釣ることをしないスタイルや、音楽などを聴くと例えるなら『ARIA』に近い作風だと思っている。

 いとこの圭の演技は賛否あるだろうが、この自然な過剰ではない演技というのがこの作品にぴったり合っている。

  OP(1話はED)も非常にいい

 

 結局は可愛いとか、雰囲気がいいという感想になるので記事はあげないつもりだが、強くオススメしたい。

 

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 総評

 今期は飛び抜けた作品は日常系の『ふらいんぐうぃっち』のみにになったが、(ガンダム  UCは特殊なため例外)ここから先の期待も込めて非常に平均点の高い作品が並んだ。

 3ばかりで甘いんじゃないの? と思われるかもしれないが、ある程度下調べをして視聴する作品を選んでいるとはいえ、これだけ評価が高い作品が並ぶことはそうそうない。1も今期と言っていいのかわからない上に趣味が合わない『ニンジャスレイヤー』だけだし。

 期によっては見るものがないと嘆く時もあるのだが、今期は泣く泣く切らないと、と嘆くことになりそうだ。

  

 感想記事はどうしようか今だに迷っているのだが、様子を見ながら上げていこうと思う。

 

 

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