カエルくん(以下カエル)
「ねえねえ亀爺。このブログでさ、よく『完成度』って言葉が出てくるけれど、実際完成度ってなんだと思う?」
亀爺(以下亀)
「……まあ、このブログで完成度という言葉を語る際は、映画が良くてテンションが上がっておることも多いからの。一週間もして改めて冷静に考えると『言いすぎたかな?』と思う部分も多々あるの」
カエル「よくも悪くもだよねぇ……まあ、いい方にテンションが高かったら怒られにくいからいいかもしれないけれどさ」
亀「シンゴジラなど、テンションが高すぎておかしなことになっておったからの」
カエル「そうだよねぇ……冷静に考えるとツッコミどころも多々あったけれど、それでもそんな欠点を上回るほどの長所に溢れかえっていて、物語を語る難しさを感じたよね」
亀「『うまい映画』と『面白い映画』はまた違うし、さらに言えば『穴は多いが魅力も多い映画』と『穴はないが魅力もない映画』というものもあるからの。これは映画だけではないが、完成度だけで評価することはできんの」
カエル「じゃあ、今回はその『完成度』について考えていこうか」
亀「それでは記事の始まりじゃ」
- 1 完成度とは何か?
- 狙う点数と獲得した点数
- 2 完成度とは?
- 100点を狙って60点と、60点を狙って60点の違い
- 最後に
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