2016年10月度のオススメ映画と、記事候補を書いていく。
9月はシルバーウィークもあって、魅力的な大作映画がたくさん公開されたが、結果を見れば君の名は。がV5、さらに120館と大規模でない聲の形が2位,3位とアニメの強さとそのレベルの高さを見せ付ける結果となった。
……しかもディズニー×スピルバーグの組み合わせや、ジブリの新作と一昔前ならば大ヒット間違いない作品がそこまで伸びることなく、ひっそりと終えていくということになるとは……
時代の移り変わりを見た月になったような気がしている。
それでは2016年、9月度の注目作品を紹介していこう。
10月1日公開作品
この日は映画の日で1000円で鑑賞できるので、たくさん鑑賞することになるかもしれない。1800円なら考えるけれど、1000円なら観たい作品がたくさん。
SCOOP!
福山雅治主演ということもあり、ここ数ヶ月劇場で毎回の予告編を見ていた作品。それだけ力を入れているのがわかるし、テレビ等でも宣伝をバンバンしているのだろう。
ここ最近、本人に責任のないような事件、事故に巻き込まれるなど不運続きではあるが、その実力、人気は誰もが知るものなので、この作品もヒットをするのだろう。
試写会の評判も中々良好な模様。
世界一キライなあなたに
映画『世界一キライなあなたに』予告篇【HD】2016年10月1日公開
交通事故で車椅子生活の男性とそのヘルパーの女性の恋愛を描く。
わかりやすい『障害』と『病気』の壁を乗り越えて、さらに『死の気配』を漂わせるという色々と恋愛の障害を越えていく様を描いている……らしい作品。詰め込みすぎな詰め込んでいるけれど、これだけあるとさすがにわかりやすく人気がでるんだろうなぁ、なんて思いながらも、障害と物語という最近注目のテーマなので興味あり。
アングリーバード
この週のアニメ枠。
アングリーバードのゲームについてはよく知らないが、予告編を見る限りコメディあり、感動ありのアニメに仕上がっているらしい。
ピクサー、ディズニー以外の海外アニメの大作ということもあり、個人的注目度は高め。ただ、多分字幕で見に行くんだろうなぁ……
イエスタディ
あの世界的大スタービートルズを追いかける青年たちを追った青春映画。大スターを自分たちに重ね合わせて、その成長を描いている……と思われる作品。
こういう若者の青春映画は大好きなので、1000円ということもあって是非とも見に行きたいと思っているが……公開館数の少なさがネックか。
アイ・ソー・ザ・ライト
こちらも音楽と人生を描いた映画。
29歳にて夭折したシンガーに迫った作品。こちらも上映館数は少ないが、非常に面白そうな一作。ちなみに監督は『ロボコップ』のプロヂューサーのエイブラハム。
この週は他にも魅力的な作品があるが、物理的に見られるのはこの5作品が限度だろうか。でも聲の形が土曜日からフィルムを配るから、そっちも行きたいんだよぁ……シンゴジラと君の名は。もまだ見たいし……
10月7日 8日公開
この週は前週ほどの数は多くないものの、邦画を中心に注目作がいくつか公開される。
ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
こちらは戦前のベストセラー編集者でありヘミングウェイの『老人と海』(ノーベル文学賞受賞作)などの編集者として知られるパーキンズにスポットをあてた1作。これも中々雰囲気のある、いい作品のようだが、果たして!?
少女
『告白』などで一躍ベストセラーになった湊かなえの小説を原作に映画化。こちらは原作も読んでいるが、まあ、いつもの湊かなえらしいダークで女性の情念がこもる作品に仕上がると思われる。
若手女優もたくさんいるが、どちらに転ぶのか楽しみな一作でもある。
グッドモーニングショー
こちらもこの数ヶ月間予告編が続いていた作品。
なんだかここ最近、キャスターがテロに巻き込まれるという作品が洋画、邦画を問わず続いているなぁという印象。ニュースという題材もありテレビでも話題作として取り上げられる様子が見えてくる作品。
予告編を見る限りでは……多分、突っ込みどころ満載なんじゃないかなぁという印象。
10月14 15日公開(激戦区!!)
この週も邦画を中心に話題作、大作が続く中でも、さらに個人的に注目したい作品も多く、この月一番の激戦区になりそうな予感。
永い言い訳
揺れるなどで有名な西川美和の最新作がいよいよ登場! 今月一番注目している作品!
直木賞候補になるなど、自身が書き下ろした小説版も評判がいいが、私は映画を楽しみにしているので、まだ読んでいない。
試写会の評判も非常によくて、もしかしたら今年の邦画大豊作の中でも、さらに天下を取るのではないかと期待している作品。
GANTZ,0
この週のアニメ枠。
ガンツ自体はそこまで好きな作品ではないが、このリアル路線のCGアニメがどれほどの出来に仕上がっているのかという意味でも注目の作品。
しかし、今年はFFという強力なライバルがいるが、果たして!?
何者
本ブログでは蛇蝎のごとく嫌われている朝井リョウの直木賞受賞作を映画化した作品。なぜ酷評するかって? 高学歴、リア充、イケメン、さらに地位と名誉を獲得した存在のどこに好きになる要素があるというのかね!?(暴論)
でも作品が売れるのはわかる。
ただ本作を読んでもいないが、結局この手の作品って『ありそうでない若者像』な気もするんだよなぁ。
プロデューサーは『君の名は。』が大ヒット中の川村元気。主題歌が米津玄師と中田ヤスタカのコラボと、人と人を組み合わせる才能はさすが(プロデューサーだから当たり前か)
ゼーガペイン ADP
実はこの週の本当のアニメ枠はゼーガペインの方だったりする、非常に楽しみな作品である。
今をときめく花澤香菜の初主演作である。10年前ということで……なんというか、独特な演技で話題になった。しかし、それなりの人気はあるものの、大ヒット作でもなくて、誰もが絶賛する名作というわけでもないのに今更総集編を作ることがあるんだ……とラストエグザイルと同じく驚いている。
でも個人的には結構好きな作品なので、期待値もそれなりに高いが、どうなるか。
TUKIJI WONDER LAND
築地市場を追ったドキュメンタリー!映画『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』予告編
何かと話題の築地市場に迫った映画。
このブログで見に行きたい映画のジャンルとしてアニメが目立つが、実は『料理』というもの重要視しているテーマだったりする。
『二郎は鮨の夢を見る』は素晴らしいドキュメンタリーだったなぁ……
そのため、今作も大注目! 我々の食の台所を支える、築地の本当の姿が今、明かされる……
10月21 22日公開
この週は個人的に注目する作品は少なめ。なのでこの週は、それ以前に公開で観ることのできなかった映画を中心に重点的に回っていこうと思う。
われらが背きし者
事前情報はほとんど無しなので、予告編を見て判断した。
マフィアものってことでいいのかな? 面白そうな作品ではあるものの、個人的には未知数な作品。
奇跡がくれた数式
こちらも感動の実話系の作品。
結構数学系というか、理系の天才に関する話は好物なので鑑賞予定。
10月28 29日公開
手紙は憶えている
ナチスドイツをテーマにした復讐劇。さらにそこに忘却という病気とサスペンス、ミステリーが組み合わさった作品。
このブログではナチスものも取り扱う機会が多いような印象。特別思い入れがあるわけではないが、やはり戦争犯罪を扱う上でナチスというのは特別な存在なのだろう。
デスノート Light up the NEW world
映画『デスノート Light up the NEW world』特報第2弾
もはや説明不要の大ヒット作品、デスノートの続編。
なんとなく邦画大作らしさが溢れる予告編となっているが、なんだかんだ言っても良作が多い印象のあるデスノートなので、今作も期待。
多分、アクションが少なめな割には派手な絵も作りやすくて、日本の実写映画向きな設定なのかなぁ? って思ったり。
湯を沸かすほどの熱い愛
こちらも結構前から予告編をたくさん見たなぁ。
癌をモチーフにした病気ものだろうが、そのありきたりの設定をどう覆し、どのような個性を発揮するのか期待かなぁ。
最後に
他に注目する作品というと『シーモアさんと、大人のための人生入門』『うつろい標本箱』(黒木華は面白そうだなぁと思い)『秋の理由』辺りも注目しているが、これだけ多いと見に行くことは難しそう……
もちろん、ここで挙げた映画を必ず見るわけではなく、その日の気分や都合によって変化することは先に言っておく。
今月は最初にも述べたが『これは是非とも!!』という期待作は少ないが、なんとなく見たい作品が多いので、これはこれで大変だなぁ……と誰に頼まれているわけではないのに、勝手に悩んでいる。
チケット代もバカにならんしなぁ……
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