物語る亀

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物語愛好者の雑文

テレビアニメ『映像研には手を出すな!』全12話感想&評価! ”アニメを作る覚悟と思いと狂気”を描きかった湯浅節のこもった傑作!

 

今回は2020年の1月から始まったテレビアニメ『映像研には手を出すな!』のアニメ版の感想記事になります!

 

 

すんごい高い人気を誇る作品だな

 

カエルくん(以下カエル)

「これほどまでに話題になるとは……さすがは湯浅政明監督だよね!」

 

2010年代を代表する監督なのは間違いないし……作品の質・量ともに突出しているものがある監督でもある。

 そういえばこちらも現代を代表する同年代の名匠・水島努監督もしんちゃんに関わっていたし……あの時代のシンエイ動画やしんちゃんに、何かあるのかねぇ」

 

カエル「しかも、2020年だけで『日本沈没』も監督して、さらに2021年には『犬王』の監督もして……映画だけでも2年に1作ペース、そこにテレビアニメスケールの作品を何作も挟むんだから……超人としか言いようがない……」

主「どうか、お体にお気をつけください、としか言いようがないです……

 それでは、感想記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 4話、8話、12話の衝撃
  • アニメの歴史を語る映像研
    • 宮崎駿・庵野秀明などの衝撃
    • 9話以降の現代的なアニメ制作
    • 湯浅政明作品として
    • 狂気に満ちた映像研の世界
    • 世界と繋がるアニメへ
    •  最後に

 

 

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映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』ネタバレ感想&評価! スースクよりもだいぶ良くなったものの、やっぱり悪党を描くのは難しいか?

今回は久々の洋画大作! アメコミ映画の『ハーレイクインの華麗なる覚醒』の感想記事です!

 

 

 

アメコミ映画音痴だけれど、悪党を描いているから受け入れられる…と信じておるぞ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「自他ともに認めるアメコミ苦手人間がどんな反応になるんだろうね?」

 

亀爺(以下亀)

「あのゲキエロなハーレイ様が見れるならば、映画館に一目散で向かうかの」

 

カエル「……そんな視点で観に行く奴は、ハーレイに滅ぼされちまえ!

 というわけで、早速ですが記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 本作の難しさ①  悪役が主役の物語の作りづらさ
    • 本作の難しさ② 成長できないキャラクター
  • 本作の問題点〜凝りすぎた物語とキャラクターの変化〜
    • 女性が主人公の映画として

 

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『100日後に死ぬワニ』は現代に蘇った、死を安易に消費する携帯小説なのではないだろうか?

 

今回は、もはや社会現象といってもいい話題を呼んでいるネット漫画『100日後に死ぬワニ』の感想記事です!

 

 

これほどまでに流行るとはなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「もしかしたら、ネットコンテンツとして漫画のあり方を変えるかもしれないくらいの大事件だよねぇ」

 

「今後出版社や編集がいらなくなるのかもしれない。

 ただ、この作品が実はかなり周到に、多くの人の手が入っている可能性もあるから、なんともいえない部分もあるけれど」

 

カエル「それでは、早速ですが記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • マーケティングの巧さで勝負した作品
    • ストーリーの構成について
    • 現代に蘇った”携帯小説”のフォーマット

 

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2020年2月度の新作映画ランキング! 混戦必死の中でも、あの映画たちがやっぱり強かった!

 

2020年2月の月間ランキング記事です

 

 

 

2020年はきちんと書いていきたい……といいながら、もう半分が終わったの

 

 

カエルくん(以下カエル)

「……これは毎月書けるのか? と疑問に思うんだけれど」

 

亀爺(以下亀)

「まあ、何はともあれ、続けていくことが大事なんじゃな。

 特にコロナ関連で映画館に期待の新作が流れない今だからこそ、2月公開の映画にも頑張ってもらねば!」

 

カエル「というわけで、ランキング記事のスタートです!」

 

  • ノミネート作品
  • 第5位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第4位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第3位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 同率1位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 同率1位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 総評
    • 2月の注目作品について

 

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映画『仮面病棟』ネタバレ感想&評価! ダメ邦画の要素はいっぱい! だけれど、本当にダメな映画とは思えない!

 

今回は公開から1週間過ぎてからの記事となりますが『仮面病棟』の感想記事になります!

 

 

ミステリーは書きづらいんだよなぁ……

 

カエルくん(以下カエル)

「直接的に犯人やトリックを語ることは憚られるしね。

 とは言っても、いつもネタバレありの記事を書いている身からすると、今更ミステリーだけで何を言っているの? という意見もありそうですが……」

 

「これはこれ、それはそれってね!

 今回の記事も直接的な犯人を告げたり、あるいはトリックを明かすような真似はしませんが……やっぱり、言外から感じてしまうものがあるかもしれません。

 特にネタバレありの項目については、ドラマについて色々と語っているので、ご承知おきください」

 

カエル「それでは、記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 木村ひさし映画に関して思うこと
    • 役者について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • ミステリーとして
    • 本作が描いた”覚悟”
    • 木村ひさしの作家性
 

 

 

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祝!KADOKAWAより書籍発売が決定しました! その他、重大発表がいくつかあります!

 

今回は重大発表がいくつかあります!

 

どれも大事な話です!

 

カエルくん

「それでは、早速ですが記事のスタートです!」

 

  • 重大発表① 書籍を発売します!
  • 重大発表② アニメ限定のオフ会を開催します!
  • 重大発表③ 動画配信をはじめました!

 

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映画『Fukushima50』ネタバレ感想&評価! 賛否両論必至の難しい題材を、いいバランスで描いた作品!

 

 

今回は福島原発事故を描いた話題作『Fukusima50』の感想記事になります

 

 

また、難しい題材じゃなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「えー、先に言っておきますが、この記事のメインは”映画としての評価”です。

 あの当時の民主党政権の対応などを語るつもりはありません!

 

亀爺(以下亀) 

「こんな当たり前のことを予め言っておかないと、”ネトウヨ・パヨク”と言われるつまらん世の中じゃからの」

 

カエル「うちは自民党も民主党も支持しているわけではないんだけれどね……

 な〜んか、映画の評価の話が、いつの間にか政治の評価の話になっていることも多々あるよねぇ」

亀「どう書いても叩かれるかもしれん記事ではあるからの。

 というわけで……のんびりと始めるとするかの」

 

  • 感想
    • 映像表現の迫力とエンタメ性
    • 政治的なバランスの描き方について
    • 人間を描くことを重視
  • この作品があらわにした日本
    • いくつかの違和感
    • 現場主義国家・日本

 

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