物語る亀

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物語愛好者の雑文

2016年12月度のオススメ映画ランキング!

カエルくん(以下カエル)

「では12月のオススメ映画ランキングだけど……こういうのって、正月前にやって観る映画を決めかねている人の手助けにするべきなんじゃないの?」

 

ブログ主(以下主)

「普通はそうだね」

 

カエル「しかも12月も過ぎているし……」

主「……本当はさ、単館系の良作を見てからこの記事を書こうと思ったんだよね。それが『アイ・イン・ザ・スカイ』と『幸せなひとりぼっち』『WILD わたしの中の獣』だけれど……」

カエル「日本でも数館でしかやっていないからねぇ……それを割引デーに見ようとしたら、映画ファンがたくさん来るから、チケットも売り切れるよね」

主「結局、見に行けず……

 でも後々見に行こうとは思ってはいるから、行けたらランキングに反映するかも。結構変動しそうなんだよなぁ、評判いいし」

 

カエル「じゃあ、そういう作品もこれから出てくるとして……12月は17作品鑑賞したね。その中でも半数がアニメになるけれど……」

主「お正月ということもあるのか、アニメ作品が多かった印象かな。それと12月公開じゃない『築地ワンダーランド』などの記事は除外するけれど、こちらも中々面白かったねぇ」

カエル「じゃあ2016年12月度のオススメ映画ランキングを発表していくよ」

 

 

  • 第5位
  • 第4位
  • 第3位
  • 第2位
  • 第1位
    • 総論
 

 

blog.monogatarukame.net

 

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小説『夜行(森見登美彦)』感想と考察 『10年目の集大成』とはどういうことか?

亀爺(以下亀)

「久々の小説の記事じゃの」

 

ブログ主(以下主)

「そうね……新作となると相当久々だよね」

 

亀「そんなに忙しいわけでもないのにのぉ。

 そんなんだから『映画批評ブログ』という認識になってしまうんじゃぞ」

主「ここ最近はそれで全く間違いじゃなかったからなぁ……ぐうの音も出ないとは、まさにこのことか」

亀「本来ならば自作の小説を宣伝するには、小説好きを相手にしなければいけないのに……全くもって、おかしな話じゃの」

 

主「でもさぁ、正直映画の方が感想とか書くのは楽なんだよねぇ……絶対に2時間もすれば終わるわけだし。小説ってモノによるけれど、下手すれば読むのに半日かかるような作品もあるしさ。

 そこから考察して、記事を書いて、とかだとねぇ……」

亀「別に誰かから書いてくれと頼まれたわけではないのじゃから、それでいいんじゃないかの?」

主「……これ以上何を言っても言い訳にしかならないから、感想記事を始めようか」

 

  • 1 簡単な説明から
    • 『夜行』ってどんなお話?
    • 読後感として
  • 以下ネタバレあり
  • 2 個人的な考察
    • 第1夜 尾道
    • 第2夜 奥飛騨
    • 第3夜 津軽
    • 第4夜 天竜峡
  • 3 第5夜に代えて……総論
    • 『夜行』の絵
    • 物語の結末をどう受け取るか?
  • 4 森見登美彦のキャリアを考えると?
    • ガガーリンの例え
    • 最後に
 

 

 

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2017年1月度の注目映画と記事候補映画作品を紹介!

 新年明けましておめでとうございます。

 今年も精一杯映画を見て、記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

 

 1月度の注目映画を書いていくが……元旦が日曜日ということもあってか、今月は上半期にビックネームの映画があまりないために、結構PV数では泣かされそうな予感……

 まあ、そういうビックネームの映画は競合が多いので、生き残るだけでも大変なのですが……

(書評やアニメ、漫画記事に力を入れていこうかな?)

 その代わり相変わらずアニメ映画は多いので、そちらに注目しながら記事を書いていくことにしようと思う。

 

 

  • 1月6日週公開
  • 1月13日週公開
  • 1月21日週公開
  • 1月27日週公開
    • 最後に

 

 

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正月だし、占いについて少しだけ話そうか……占いを見る意味とは? その効能、根拠って?

カエルくん(以下カエル)

「お正月だし、何かそれっぽいことを題材にお話していきたいね」

 

亀爺(以下亀)

「せっかく『長生きな亀』という、縁起物がいるのに、その使い方が下手じゃな、主は」

 

カエル「そうだよね。名画ですっごく面白かったけれど、正月1発目から映画感想記事が、ポーランドにナチスドイツが設置した地雷を掘り起こす、ドイツの少年兵を題材とした『ヒトラーの忘れもの』っていうのはねぇ」

亀「2016年の映画ランキングベスト11位にランクインした名画ではあるが、のぉ

カエル「すっっっっごく面白くて、オススメだけど、お正月にはねぇ」

亀「ちなみに記事は下に貼っておくからの」

 

blog.monogatarukame.net

 

カエル「で、宣伝はここまでとして……お正月らしいネタって何を語ろうか?」

亀「そうじゃの……今年1年の運勢を知る意味でも、占いについて語ってみるかの

カエル「あ! 占い!? 

 何でみんなあんなのが好きなんだろうね? 人間が生まれとか、そういうもので性格や運命が決まるわけないじゃない。そもそも運命って切り開くものだし。

 12星座とかさ、血液型とか、干支とかバカバカしいよね。あの競争にカエルは入っていないけれど、出場していたら絶対1位だよ! 間違いない。

 亀爺も占いなんて嫌いでしょ?」

 

亀「好きじゃよ

カエル「そうだよねぇ! あんなの知りたがるのは女と子どもばっかりで……

 って、ええ! 亀爺、占い好きなの!?」

亀「前置きが長くなったが、記事に入るぞ」

 

  •  1 占いの効能
    • どちらの道を選ぶか迷ったら……
    • 第3者の視点
  • 2 占いが当たるって?
  • 将来の夢や恋愛観
  • 3 特にオススメの占い師
    •  最後に

 

 

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映画『ヒトラーの忘れもの』感想と批評 英題に込められた思いとは? 後半ネタバレあり

亀爺(以下亀)

「新年1発目にわしが出るというのは、なかなか縁起がいいものじゃが……それにしても、のぉ……」

 

ブログ主(以下主)

「なんだよ? 何か文句あるのかよ?」

 

亀「このブログが選出した2016年の映画ランキングでも11位にランクインするなど、高評価の作品だし、中々の良作であることは認めるぞ? しかしの……新年明けて1発目の記事が、こういう……きつい戦争映画というのものぉ」

主「じゃあどういう映画ならいいんだよ?」

亀「若者の青春を描いた映画とか、喜劇などが正月にぴったりなのではないかの?

主「ケッ!

 亀爺、正月だからって浮かれすぎじゃない? 一休さんだって正月にしゃれこうべを手に持って『死を忘れるべからず! メメントモリ!』って布教して回ったわけだよ?

 こういう時だからこそ、見るべき映画なんじゃない?」

 

亀「……それっぽいことを言っておるが、ツッコミどころ満載じゃな。

 ちなみに一休宗純が大人になった時のエピソードじゃからな。アニメは一切関係ないから、そこは勘違いしてはいかんぞ」

主「正月らしい豆知識だよねぇ」

亀「……結構有名な逸話な気もするが、まあいいじゃろう」

 

 

  • 1 緊張感に胸がつぶれそうになる
    • 『ヒトラーの忘れもの』
  • 以下ネタバレあり
  • 2 軍曹と子供達
    • 序盤のうまさ
  • 3 見事な緩急
  • 4 詰め込まれた思い
    • タイトルから見えてくる『思い』
    • 中立的なバランス
    • 最後に

 

 

 

ポスター/スチール 写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン1 ヒトラーの忘れもの 光沢プリント

 

 

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新年の挨拶に代えまして、小説にて書き初めとさせていただきます。

 あけましておめでとうございます。

 

 新年1発目の記事は何にしようかと考えましたが、ここは私の新作小説で書き初めとさせてください。

 構想10分、執筆20分の、何もないお話です。

 普段人の作品に色々とケチをつけていますが、そんな人間が筆をとると、この程度のものしか出来上がりません。

 だけど『舞台に上がることが一番大事』ということを何回も連呼している人間が舞台に上がらないということは、ありえないと思います。

  

 この作品に対する感想やコメントをお待ちしています。

 できれば、お手柔らかにコメントしていただいたら、嬉しいなぁ……

 

 

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映画『甲鉄城のカバネリ 総集編前編 集う光』感想 映画館の大スクリーンで見る価値あり!

カエルくん(以下カエル)

「じゃあ、2016年最後の記事だよ!」

 

 

ブログ主(以下主)

「……まだまだ感想を書けていない作品が溜まっている」

 

カエル「え? やり残しているの?」

主「『ヒトラーの忘れ物』は絶対書きたいし、年始1発目はこれになるのかな? あとは……『映画 クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃 』も書きたいし、『ブルックリン』もあるし……

 それから見たい映画で言ったら、まだまだ山のようにあり、しかも漫画もあれば小説もあって……ここ最近新作小説も書けていないし……」

 

カエル「……忙しいんだね」

主「師走だからね。師は忙しんだよ、いつの世もさ」

カエル「……はいはい、わかったわかった。

 じゃあ来年もいっぱい書いて、バリバリアクセス数稼ぐんだよ。

 それでカバネリの話題だけど……今回は総集編ということもあって、最初からネタばれ込みで語っていくので、それが嫌な人は……映画を観てから読んでください」

 

主「そうね。ネタばれなしで感想を語るとすれば『映画館の大スクリーンで見る価値は間違いなく有るし、未見ならテレビシリーズではなくて、こっちを見た方がいいかも』と言っておこうかな。

 映像もきれいだし、お話もスッキリとまとまっているよ

カエル「それでは、感想記事スタート!」

 

  • 1 テレビシリーズを劇場で見る意味
    • 映画館の大画面で!
  • 2 アニメスタイルを読みながら
    • 生駒が意味するもの
    • キャラクターに投影されたもの
  • 3 見えてきたもの
    • 最後に

 

 

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