物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『ルパン三世 血煙の石川五ェ門』感想 ハードボイルドルパンが好きな人は必見の1作!

カエルくん(以下カエル)

「ルパン三世シリーズの新作が公開されたね!」

 

ブログ主(以下主)

「ルパンシリーズも息が長いよなぁ」

 

カエル「結構珍しいシリーズだよねぇ。

 ドラえもんなどの長期間テレビ放映されているシリーズものは別として、ルパンはそうじゃないもんね。

 別にテレビシリーズが人気があってずっと放送してるわけじゃないけれど、テレビスペシャルとか映画とかがコンスタントに作られる作品って他にあるかな?

 

主「国民的人気キャラクターであることは間違いないだろうな。つい最近も『LUPIN the Third -峰不二子という女-』や新作の『ルパン三世 PART IV』もテレビでやっていたし」

カエル「不思議な作品だよね、作風からすると子供向けってわけでもない人気シリーズって他にないかも。

 今回はその新作映画……といっていいのかは微妙だけど『次元大介の墓標』に続く第2弾作品の感想を書いていくよ!」

 

 

  • 1 ルパンシリーズとは?
    • 変化するルパン
  • 2 作品感想
    • ハードな世界観
    • 難点
    • 最後に

 

 

 

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2017年1月度 オススメ映画ランキング!

カエルくん(以下カエル)

「早くも2017年度も1月が過ぎ去ったね……」

 

亀爺(以下亀)

「1月は行く、などというが、年々早くなっていくの。このままだと100年後には1年が1週間で過ぎ去ってしまうぞ」

 

カエル「……また突っ込みづらいネタを」

亀「さて、では2017年1月の映画ランキングじゃが、今月は意外と豊作じゃったな。

 1月は正月休みもあって、初週は公開する映画の数が少ないから、必然的に良作、名作は減る印象があったが」

カエル「結構大作も続いたし、いろいろと面白い映画が多かったね」

 

亀「今月1位ということは、暫定ではあるが2017年1位ということじゃ。その栄誉に輝く作品は何になるか!? 楽しみじゃの」

カエル「……当たり前のことではあるけれど、でも単純に考えて月間1位は年間TOP10クラスってことだからね。もちろん単純にそうはならないだろうけれどさ。面白い映画だったことは保証するよ」

亀「相性はあるがの。

 それではランキング、スタートじゃ」

 

 

  • 今月鑑賞した作品 
  • 第5位
    • 今月は少し特殊です
  • 同率2位(コメディ部門)
  • 同率2位 (尖った作品)
  • 同率2位 (アニメ部門)
    • 1位の発表、でもその前に!?
  • 第1位
    • 最後に

 

 

 

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大切なお知らせ

 いつも『物語る亀』を読んでいただき、誠にありがとうございます。

 皆様の格別の御愛好に、深く感謝いたします。

 このブログが1年以上という長い期間存続できているのは、読んでくださる皆様のご協力があってのものです。

 

 いきなり何の話を始めているのか、訝しがる方もいるとは思いますが……

 

 ここで大事な発表があります!

 

 前回はリニューアルのお知らせでした。

 亀爺とカエルくんが登場し、半年ほどが経過し、彼らの存在もまた、このブログの個性となっていると思います。(ブログ主の登場回数の多さは考えものですが……)

 では、今回はどのような発表になるのか……?

 

 もしかしたら新キャラが!?

 ブログの閉鎖!?

 

 さて、どうなる!?

 

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映画『虐殺器官』感想と考察 言葉と行動は密接にリンクしているのか?

カエルくん(以下カエル)

「これで伊藤計劃作品の映画化も終わりだね」

 

ブログ主(以下主)

「紆余曲折、様々なことがあってようやく公開されたからな。感慨深いし……少しだけ寂しい思いもあるかもしれん」

 

カエル「これで伊藤計劃作品もおしまいだしねぇ……」

主「長編としては『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』の小説版もあるけれど、こちらは映画化したとしてもゲーム版の新作ということになるからな。短編を、ということも考えづらいし、まあ、これ以上の展開はないと考えていいだろう」

カエル「こればっかりはどうしようもないなぁ」

主「自分は伊藤作品ではメタルギアソリッドが1番好きなんだけどね。やっぱり伊藤計劃が深く思い入れのある作品だし、世界観も素晴らしく、キャラクターも立っているから小説として読んでも面白い。

 力の入れ方も半端なかったし、是非映画で見たいけれど、それはまた小説版が関係なくなるか

 

カエル「ありえない、とは言えないけれどね。

 じゃあ、そろそろ感想記事をスタートしようか」

主「了解。

 ちなみに、今回は虐殺器官を少し読み返してみたので、お遊びとして伊藤計劃の文体を若干真似して(乗り移って?)書いてみようと思う。どうなるかはわからないけれどね」

カエル「読みやすくなればいいね」

 

  • 1 ネタバレなしの感想
    • 小説から映画になったことによって
    • 映画化による影響
  • 以下ネタバレあり
  • 2 物語の主題
    • 時代遅れの機能
    • この作品の語ること
  • 3 言語と思考
    • 個人的な違和感
  • 4 映画版がみせてもの
    • 同一の存在
    • 最後に

 

 

 

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2017年2月度の注目映画と記事候補映画作品を紹介!

 2月度の注目映画と記事候補作品を紹介していく。

 なお、この月はコミティア119(2017年2月12日、東京ビックサイトにて開催)に同人誌を配布する予定なので、12日までは非常に忙しく、記事の数はだいぶ減ることになる……。

 

Y21b、HADAKA電球さんのスペースを借りてやるので、ぜひ来てね!

 配布する作品は

『映画 聲の形超批評』

『オリジナル短編小説集』

 になります。 詳しくは後ほどリンクを貼ります!)

 

 2月度はあの大物映画もあるし、アニメ映画も大規模公開映画こそは少ないものの、数はたくさんあるので結構大変! 

 また前述の状況なうえ、3月末に大きな小説の賞の締め切りが多いためにブログの更新や小規模公開映画は切り捨てて行く必要があるかも……

 そんな中でも見に行きたい映画はこちら!

 

 

  •  2月3日週公開
    • 2月10日週公開
  • 2月18日週公開
    • 最後に

 

 

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映画『僕と世界の方程式』感想と批評 この世界は数学に溢れている! 作り込まれた名作!

亀爺(以下亀)

「……まさか、ここまで思うところがあるとは」

 

ブログ主(以下主)

「ああ、このTweetのこと?」

 

 

亀「いきなりこういうのもなんじゃが、そこまでの大絶賛なんじゃな」

主「もうね、この映画のレベルの高さがとんでもないのよ。確かに地味だし、この週は『ドクターストレンジ』『マグニフィセント・セブン』をはじめとした大作映画が多くて、この映画って見向きもされないかもしれないけれど……個人的にはこの作品がNo,1の評価だよ!

 この週はまだ4本くらいしか見ていないけれど!」

亀「……ジャンルが違うからなんとも言えないの。そういう比べ方をあんまりすると、作品ファンから反感を買うぞ」

 

主「やりたいことも違うしねぇ。

 でも、もっと評価して欲しいなぁ……

 こういう映画を広めていきたいよ!

亀「……前々から思っておったが、主はハリウッド大作エンタメに向いておらんな。もっと小規模な公開映画に絞って記事を書いた方がいいのではないか?」

主「やっぱりそう思う? 薄々感づいていたけれど、趣味の問題かなぁ……

 さあ、感想記事を始めるよ!」

亀(ふむ、どうやら思わぬクリティカルヒットで絶賛記事の始め方に迷っておるな……)

 

 

  • 1 ネタバレなしの感想
    • 音楽映画と手堅い演出
    • これからこの映画を見る方へ
  • 以下ネタバレあり
  • 2 練りこまれた脚本
    • 会話の面白さ
  • 3 ネイサンとマーティン
    • もう1つのマーティンの役割
  • 4 もう1人のネイサン
    • 人の価値はどこで決まる?
  • 5 母とチャン・メイ
    • 絶対に必要な描写
  • 6 勝利のロジック
    • 本当の勝利
  • 7 数学映画として
    • 問題が難しい意味
    • タイトルの意味
    • この映画を激押しする理由
    • 最後に

 

 

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リトルウィッチアカデミア 4話感想 好きを貫く辛さと、クリエイター応援が胸に刺さる!

カエルくん(以下カエル)

「まさかの2週連続でリトルウィッチアカデミアの記事更新とは!」

 

ブログ主(以下主)

「……いい! 今週の話がすごくいい! 

 この話を見終わってから、すごく語りたいことがあってさ! そんなに多くのことは語れないけれど、思わず筆をとった……ならぬ、パソコンを開いてしまったよ!」

 

カエル「今回はオタクに突き刺さる話でもあるしね」

主「いや、今作はすごく面白い!

 色々な見方ができるし、大人も子供も楽しめるし、なのに深夜枠なのが本当にもったいない! こういう作品こそ、もっと明るい時間にやるべきだよ!」

カエル「てっきり話の内容から1クールかな? って思ったら、今作って2クールなんだね。大きな敵もでてこない作品だけど、これから大きな障害とか、バトルとまではいかないけれど、劇的な展開が待っているんだろうね」

 

主「さすがにキルラキルのような学園崩壊とかはないと思うけれど、トリガーだから絶対にありえないとは言えないし……

 もしかしたら今の日常描写が懐かしく思ったりして」

カエル「それこそ賛否両論ありそうだわぁ……

 それじゃ、記事を開始するよ」

 

  •  4話のあらすじ
  • 1 計算された構成
    • ロッテの好き
  • 2 作者とファンの関係
    • ネットと物語の関係
    • 好きなことを貫くということ
    • 最後に

 

 

 

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