物語る亀

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物語愛好者の雑文

91Days 6話までの感想と相関図の整理

カエルくん(以下カエル)

「91Daysも半分を超えたね」

亀爺(以下亀)

「半分を超えたものの、復讐劇はまだ半ばもいかず、といったところかの」

 

カエル「しかし、結構登場人物が入り組んできたね。これだけたくさんの登場人物がいると、整理するだけで大変だよ」

亀「マフィアものの王道を進んでいるんじゃが、それでもイタリア系の名前が混乱しやすいこともあって、あまりこの手のジャンルを見慣れない人には難しいかもしれんの。

 今回は感想記事の他に、現在の状況をまとめてみようかの

カエル「わぁ〜い! これで一度整理ができるね!」

亀「……棒読みなのが伝わらないのが残念じゃわい」

 

 

 

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 1 ここまでの相関図

 

大きな組織関係

 ガラッシア→一番でかい組織。ロナルドがいたところ

 ヴァネッティ→アヴィリオの仇。現在ネロを追っている。

 オルコ→ファンゴに乗っ取られる。

 

 

アヴィリオ

 

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 目的 家族の復讐を果たしたい。

 →ヴァンノは始末した、ネロを狙っているものの、下手に動くと親父のヴィンセントを標的にするのが遠のくかもしれない。

 →あれ、3人じゃなくて4人? オルコじゃないの? じゃあ、4人目誰だよ、手紙をよこした奴なのはわかるけど……状態

 

 

ネロ

 

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 酒を巡るトラブルがあったからオルコファミリーの幹部のファンゴに報復しようか、ヴァンノもやる気だし

 →ヴァンノが死んだ? 仲間を取り戻すついでに、ファンゴに報復だ

 →ミスった!! 逃げろ

 →あれ? ファンゴがオルコに狙われている? ……帰るとするか

 →実家(ヴァネッティファミリー)に殺されかけている!? とりあえず逃げろ!

 →実家、オルコ、ファンゴを敵に回して四面楚歌……オワタ

 →ファンゴと組むぞ! オルコをやるぞ!

 →とりあえずオルコは倒して、ファンゴと組むことには成功っと

 

 

ファンゴ

 

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 ネロと酒のトラブルあったぜ! 火に焼かれて逃げられたぜ!

 →さらにヴァンノに殺されかけたぜ!

 →ヴァンノが死んだ? ネロが復讐にきたぜ! 撃退したらネロ逃げた!

 →しかもボス(オルコ)からも狙われているぜ! こりゃやばい、逃げろ!

 →オルコをやって、組織を乗っ取りたいなぁ……あれ、ネロが来た

 →ネロを助ける代わりにオルコを連れてこいよ

 →本当に連れてきた! これでオルコファミリーは俺のもの!!

 

 

フラテ

 

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 ……父さんの寿命も長くはないだろうし、このままうち(ヴァネッティ)の存続を図るためには、大きな組織のガラッシアと組むしかない。オルコもガラッシア相手に無茶はしないだろう

 →姉さんとロナルド(ガラッシアの甥)の結婚おめでとう! これで家の関係は強化されたね

 →ネロとファンゴが揉めた!? まずい、これをガラッシアに知られたくない!

 →さらに揉めたか……仕方ない、落とし前としてネロの首を……

 

 

オルコ

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亀「とりあえずこんな形かの? 基本的には3つの組織間の抗争と政治的やりとりの話に、ヴァネッティの復讐劇が絡むという構図じゃな」

カエル「結構複雑なんだなぁ……」

亀「マフィアやヤクザものではある話ではあるがの……少しややこしいの」

 

 

2 ここまでの感想

カエル「どう、6話まで見ての感想は?」

亀「まあ、そこまで悪くはないと思うの。先ほども言った通り、少しわかりづらいもののマフィアものとしては王道を行っているのではないか?

 ネロの人間性をしっかりと描くことによって、視聴者もネロに感情移入しておるし、この先の展開がどう転ぶかはわからないけれども、どう転んでも視聴者に感情がこもりやすい状況にはなっておるの

 

カエル「ネロがいいキャラクターだから、復讐劇としてどうなるかは何となく予想はできるけれど、ちょっとこの先は辛い展開になりそうだよねぇ……」

 

亀「ただのぉ……こういう作品に見慣れている人間からすると、もう少し演出を工夫してほしいという気持ちはあるのぉ

カエル「例えば?」

亀「今週のラザニアキッチンはあそこまで丁寧に演出しなくても、わかるじゃろうに。最終的にはオルコだと示さなくても良かったような気がするがの……

 それから、商品(酒)に簡単に手をつけるのもどうかと思うの……」

 

カエル「でも最近この手の作品が少なかったから、これくらいわかりやすく演出するのも大切なんじゃない?」

亀「そうかもしれんが……う〜む」

カエル「でも、実際オルコの描写は疑問があるんだよね……

亀「お、どこが疑問じゃ?」

 

カエル「オルコほど太っているとさ、脂が強すぎるんだよね。あんまり細かい話をするとグロ注意になるけれどさ、牛も豚もある程度の筋肉と脂肪のバランスが取れていないと旨味にならないんだよ。あれだと、どこの部位もラードをそのまま食べているようなものだからさ、美味しいって言えないと思うんだよね」

亀「……そこは別にいいと思うの」

 

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3 4人目は誰か?

カエル「じゃあ、ここで4人目を考察するけれど、前回一番怪しかったのは親友のコルテオだったけれど、それは変わらず?

亀「じゃが、上のようにまとめておると気がつくのが、ヴァネッティとオルコが潰しあって一番得するのはガルッシアじゃ。そうなると、怪しいのはここまであまり活躍がないものの、暗躍をしているロナルドということになるかの。

 ただ、何年も前の話ということを考えたら、ロナルドがヴァネッティファミリーと共に行動していたとは思えんから、これは違うかの」

 

カエル「公式サイトの登場人物一覧にある中の1人だとすると、バルベロも怪しいは怪しいけれどね

亀「ただバルベロはここまであまり目立っておらん。ネロとセットで登場はしておるが、少し黒幕としては今の所弱いのぉ……フラテでは見た目の年齢からもさすがに幼すぎる気がするから除外じゃが、そうなるとやはりコルテオが候補の一番手になるかの」

 

カエル「それ以外となると、あのサル顔の仲間のチェロットだとやっぱり弱いし、まさか結婚した姉ということはないだろうしね……それ以外となると、あの警察官かなぁ。でも3話以降出番がないからそれもないか」

亀「ここで意外性のある人物を用意してもいいが、そのために無理のある内容にはして欲しくないの。コルテオだと意外性がないかもしれんが、それでも構わんからしっかりと描い切ってほしいの」

 

 

最後に

カエル「いやぁ、やっぱりこういうアウトローな復讐劇はいいね! 面白い!」

亀「これだけ女性キャラが出てこない中で、今の所一番出番の多い女性キャラがファンゴの愛人じゃからな。しかも、おそらく男同士のカップリングもあまり語られておらんようじゃし、そんな作品は近年では少ないかもしれんの。

 まあ、これがどれだけ売れるのかは知らんが……」

 

カエル「売れる売れないは僕たちファンが考えることでもないけれどさ、こういった作品もたまには放送されて欲しいよね」

亀「毎期50本近く放送されておるようじゃからな……その中にはこういった無骨な作品があってもバチは当たらんじゃろう」

カエル「そうだ! 次は『カエルファミリーと亀ファミリーの決闘』みたいな内容で主に書いてもらおうよ! 酒を巡る争いよりも、女を巡る戦いの方がわかりやすくていいかな?」

亀「……この異種族間で女を巡る争いが成立するとは思えないがの」

 

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