物語る亀

ネタバレありの物語批評

映画『カーズ クロスロード(カーズ3)』感想 最ッッ高の物語になれるはずだったのに……

カエルくん(以下カエル)

「さて、ではここでピクサーが手がけるカーズの新作映画だけど……」

 

ブログ主(以下主)

「来たねー、ピクサーの新作! やっぱりこれがあるのとないのとでは全然違うから! ディズニーとピクサーで年2作は観ることができるって、中々贅沢な状況だよ?」

 

カエル「いつもはディズニーとピクサーは技術的には完璧に近い素晴らしい作品だと語るけれど、実は好きか嫌いかで言われると、そんなに好きではない作品が多いんだよね」

主「でもカーズは別!

 すっっっっっごく好きな作品で、どうしてもポリコレに配慮してしまいがちで教育的な面が強く出て来やすいディズニー、ピクサー作品だけど、本作も教育的な面や物語を作る技術が非常に高いというのもあるんだけど、カーズという作品自体がちょっと対象年齢が高めなんだ。

 だってさ、ED曲が奥田民生だぜ!? しかもベストマッチなんだから!

 2がPerfumeだったことを考えると一気に対象年齢を上げてきたな」

カエル「そこも詳しい話は記事中で語るけれど、実はおじさん向けの映画でもあるんだよね。もちろん、メインのターゲットは子供やファミリー層であるのは当然だけど」

 

主「そのカーズの最新作にして……おそらく今作で最後になるんじゃないかな?」

カエル「実際、本作の内容どうのこうのではなくて、3まで作るとその先が惰性になってくるところもあるしね。お約束化しちゃうというか……」

主「ピクサーでは『トイ・ストーリー』が4の制作が発表されているけれど、この先どうするんだろうね?

 あのテーマをやってしまった以上、次の作品は難しいような気もするけれどなぁ」

カエル「ピクサーならうまくやってくれるんじゃない?

 じゃあ感想記事を始めるよ」

 

 

 

 

 

カーズ/クロスロード オリジナル・サウンドトラック

 

1 ネタバレなしの感想

 

カエル「じゃあ、まずはネタバレなしの感想だけど……Twitterの短評では以下のようになっています」

 

 

主「傑作だよ。

 中盤までは1が大好きだからというのもあるけれど、涙が出てくるほどだった。あー、このシーンはこういう意味があるんだな解釈して、途中からマックイーン達が車ではなくて人に見えてきたほどなんだ。

 予告を見ていて連想するような、100パーセント予想通りの内容であり、展開なんだけれど、それでも納得するほどに感動していた。

 だけどさ、あのラストはないよなぁって気分だな」

カエル「ネタバレなしだからどのようなラストかは言わないけれど、でも賛否があるということだけは伝えておこうか」

 

主「まあ、確かにさ。テーマを考えればあり得る内容ではあったけれどねぇ。そこが納得がいかないから、それまでの感動が失われてしまったようで……

 本当に大好きなんだよ。

 だからこそどうしても高いハードルを課してしまったけれど、さすがはピクサー、それを超えてきた。その感動はあったけれど……ちょっと興ざめしてしまったかな。

 ここがうまくいけば年間TOP10もありえた作品だっただけに、ちょっと残念だな」

カエル「詳しくはネタバレありの項目で語ります」

 

カーズ (吹替版)

多くの人に見て欲しい名作、カーズ1

 

 

カーズ1、2の解説

 

カエル「では、ここでカーズ1と2の解説を簡単にしておこうか」

主「本作はカーズ3ということで、この1と2の流れを……特に1からの流れを知っておくことが非常に重要になる。

 カーズは車を擬人化したレースの作品だけど、物語としてはボクシングとかプロレス映画などの格闘技映画に近いんだよ。

 カーズ1は一匹狼で才能はあるけれど他に支える人を持たない生意気なチャレンジャーが、町の人と出会い自分を支えてくれる人やファンがどういう人間なのかを知ることにより変化していく物語」

カエル「本作も人間に見えてきた、という話だけどそれは格闘技映画が好きだからというのもあるのかもね」

 

主「だけどちゃんと車であることにも理由がある。

 カーズの主な舞台となる町、ラジエーター・スプリングスがあるのはルート66という古き良きアメリカを象徴する街道だ。これは現実でもに高速ができたことで寂れてしまったんだけど、今ではレトロな雰囲気があって味があると話題になっている、車好きの中では憧れの街道らしいね。

 あと、カーズはお仕事ものの映画でもあるんだよ。

 マックイーンというエリートスポーツカーはホワイトカラーであり、町の人や彼のファンである錆びた自動車達はブルーカラーの象徴である。ホワイトカラーがブルーカラーと出会い、融和していくことでレースの勝敗のさらに先にある本当に大切な先人を敬う心を教えてくれる」

カエル「だけど、車のお話である理由は他にもあるの?」

 

主「もちろん子供は……特に男の子は車が好きってこともあるよ?

 だけど車という産業そのものがルート66と同じようなもので、一昔はアメリカを支える誇り高き産業だった。だけど今は一時期ほどの力も失い、今ではGM、クライスラー、フォードなども破産してしまった。

 車業界自体が斜陽の産業でもあるんだよね。

 ルート66や古いチャンピオン達という過去の遺産と時代の流れによって潰れていく車たち……そういったものと新しい文化、最新の技術の象徴であるマックイーンが出会うことにより、温故知新ともいうべきメッセージ性が宿っているのがカーズ1

 

カエル「ふ〜ん……じゃあカーズ2は?」

主「続編だけど、実際はどちらかというとスピンオフだよね。ピクサーって大体2になると親友を主人公にしたり、色々詰め込んだりするものだけど……カーズ2はそこまで深いものは感じなかったかな。

 基本は007のようなスパイアクションものだよ。これも男の子が好きなタイプの映画だよね。まあ、ちょっとカーズに求めたものとは違うけれど……これはこれで面白いけれどね」

カエル「じゃあ、2よりも1との流れの方が重要ってことなんだね」

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

2 カーズ1からカーズ3へ

 

カエル「じゃあ、ここからネタバレありだけど……カーズ1を見ていた人なら結構予想通りの内容になったんじゃないかな?

主「カーズ1において老いていく者たちを追い越してきた新時代の象徴だったマックイーン。だけど、そんな彼にも衰えはやってくる。

 かつてはドックやキングが古き者、偉大なるチャンピオンという立場にいたけれど、マックイーンがその立場になってしまう時が訪れた。競技を行う者には必ずついてくる引退の時が刻一刻と近づいてきているわけだ。

 じゃあ、その時を迎えたらどうするのか? というのが本作の主題なわけ」

 

カエル「カーズ1とは逆の立場になった物語なんだね」

主「そうだね。1もなかなかおじさん向けの映画だったけれど、本作はさらにおじさん向けにレベルアップしてきた。

 特にさ、マックイーンとサリーの関係性が結婚して10年、20年は過ぎている夫婦っぽさがあるんだよ。

 落ち込んでいるマックイーンに対して『あら、掃除とボディの下塗りはうまくやっているみたいね』とかさ、『私はいつも若い子の応援をしているから』というセリフがあるけれど、むやみやたらと応援することなく、軽口を叩いて彼を励ましている。こういうのは若い夫婦ではなくて、現実なら……少なくとも40代にはなっているか、子供も独立するような年齢の夫婦のような会話だよね。

 この会話だけでもぐっと来る。1の頃はナンパしていたマックイーンだったけれど、もうあの頃の彼とは違うんだなって」

 

カエル「それでいうとラスティとダスティのスポンサー兄弟もすごく良かったよね。彼らも引退するときを見つけたけれど、その時の軽口がまた涙腺を刺激して……

 今更といえば今更だけど、小さい兄貴に大きな弟というのも、なんかわかっているなぁ……って印象を与えてくれるというか」

主「2人で頑張ってきたんだなって印象を与えるよね。

 今作は1ではバリバリの現役世代だった車たちがそれぞれの生き方を選んでいる。そしてドックは……もう、ね」

 

カエル「あれを説明しなかったのがまた泣けるね。

 実は調べたら2ですでに……ということらしくて、カーズ1で声優を務めたポール・ニュートンの死去に伴ってドック自体もそういう設定にしたらしい。カーズ2はそういう物語ではなかったから気がつかなかったけれど……マックイーンの物語になるとやはりドックの不在は目立つなぁ」

主「下手な邦画だと大々的にそういうシーンを流してさ、ここが1番の感動ポイントですよってくらいに説明して感情を煽ってくるけれど、そういう下品なことは一切しない。

 ただ、いないんだよ。

 もういないの。その空白感、空虚な心境がよく出ていて……マックイーンの気持ちがすごく伝わってきたなぁ」

 

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マックイーンとライバルのジャクソン・ストーム

車に詳しくなくても色でわかりやすく、それが個性になっている

(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

 

スポンサーの商品

 

カエル「スポンサーの商品?」

主「あんまり車に詳しくないからわからないけれど、でもマックイーンが新しいスポンサーに反感を持つ理由はうまいんじゃないかな?

 新しいスポンサーは泥除けを売っているんだけれど、マックイーンはそこに複雑な印象を抱いている。それまでのスポンサーだったラスティーズは錆び取りクリームを売っていたけれど、これはマックイーンの主なファン層がそういった錆び付いた人たち=昔から働くブルーカラーだから、そういう人に夢を与えようというマックイーンの思いと合致していた。

 だけど新しいスポンサーは泥除けなんだよね。これがマックイーンの心情に合っていない」

 

カエル「マックイーンは泥まみれになりながら苦労して早く、巧くなってきた車だしね」

主「カーズ1を見てもわかるけれど道路舗装やダートコース(砂、泥のコース)で鍛え上げてきたことに誇りを持っている。

 その泥を避ける商品の広告になるということは、ある意味では作業者ではない車……高級車などに向けた宣伝材料になるということだ。それは今までのマックイーンの方向性とは180度変わってしまうことになる。

 だからあんまり良い気がしないんだよ」

 

 

 

 

3 特訓シーンについて

 

カエル「そして復帰のために今回から登場する新キャラクターのクルーズと出会うわけだ。クルーズもまた今作のライバルであるジャクソン・ストームと同じく『新しい技術を持つ世代』の象徴なわけだよね?」

主「ここでクルーズを女性にしてきたのは、ピクサーらしい配慮だよなぁ。

 カーズって男の継承の物語であったけれど、女性はそこまで活躍しなかった印象がある。カーズ2だと一応戦うヒロインにはなっているのかな?

 ここで男から女への継承の物語にしたのはポリコレの配慮だろう」

 

カエル「教育的配慮だよね。あんまりそれが強いと冷めちゃうけれど、このレベルであれば別にいいでしょ?」

主「これも現代的といえば現代的だよね。それまで男の世界だと思われていた産業に女性が進出していくというのは女性の社会進出という意味でも、なかなか悪くないんじゃないかな?

 ちょっと話が変わるけれどカーズ2がメーターの物語になったのは、カーズ1でマックイーンが偉大なチャンピオンに成長してしまったこともあるだろう。だからこそカーズ1で極限まで成長してしまったために、主人公としては欠点がなくなってしまった。

 だけど、今作ではクルーズと出会うことによって1の頃のワガママでちょっと自分勝手マックイーンが復活しているんだよね。

 新たなるトラブルにより欠点の登場だ」

 

カエル「物語の主人公って欠点がないと魅力的じゃないよね。その欠点を克服しての成長こそが重要なわけだし……」

主「ここで若い女性にしたのは物語が分かりやすくなって良かったよ。

 ベテランの偉大なるチャンピオンにとってみたら、いくら有能なトレーナーであっても若い女性にあれこれ言われるのはカチンとくる。しかもやっていることはストレッチなどばっかりだし……これはストレスが溜まるよな、っていうのが伝わってきた」

 

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今作はロードムービーとしても素晴らしく、背景や景色が美しい

(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

中盤について

 

カエル「今作は中盤にアクション満載なレースシーンがあるね」

主「自分はプロレスものとしてみていたんだよ

カエル「……プロレス?」

主「輝かしいリングに戻るためにマスクをつけて、覆面レスラーとして地方の小さなプロレス団体へと上がってみたら、そこは大日本プロレスのようなデスマッチを得意とする団体だった。

 蛍光灯マッチや電流爆破などのギミック満載、反則なんてものが存在しない荒くれ者の地で再びリングに立ち上がるわけだ

 

カエル「あー……なるほどね。あのなんでもありな戦い方をそんな風に解釈したんだ……」

主「あのレース自体はそれまでお上品なレースにしか出てこなかったマックイーンにも新鮮だったし、お嬢さんだったクルーズには新鮮な体験だったでしょう。

 そしてなんとか生き残った先で……ふとした拍子で顔のマスクを剥がされてしまい、その正体がばれてしまうわけだ

カエル「プロレスのお約束だね

主「だからこうやってみると本作が格闘技の映画だっていうのがわかりやすいでしょ?

 似ている映画は何か? と尋ねられたら『ロッキー』とか『グリード チャンプを継ぐ者』とか、老いていく者の末路という意味では『レスラー』に近いものがあるんだよ。

 あ、ちなみに自分はこれらの作品は全部好きです」

カエル「……そりゃハマるのも当然だよね」

 

 

 

 

4 不満点その1

 

カエル「さて、いよいよ本作の最大の課題である不満点について言及していくとしようか」

主「まずさ……今回の新スポンサーだけど、かなりいい人なんだよね。

 正真正銘のファンで、マックイーンのグッズも多く集めている。マックイーンの主要なファン層……それまでのスポンサーだったラスティーズは確かに錆び付いた車たちとは違って大成功者だし、あれだけの施設を作れるほどの資産家であることは間違いない。

 だけどさ、その扱いが邪険すぎるよね

 

カエル「う〜ん……でもさ、マックイーンに引退勧告をしたのも彼だし……」

主「別に間違ったことは言っていないじゃない?

 マックイーンにガタがきているのは事実。そして新時代の車に勝てる要素もほとんどない。技術はあるよ? でもそれだけで勝てるほどあまい業界ではない。

 そしてどんな名選手であろうとも、名チャンピオンであろうとも引退の時は必ず来るんだよ。劇中でも出てきた中ではチックがいたけれど、彼も1で印象が悪いキャラクターで今回もそこまでいいキャラクターではないけれど、いかにもアメリカらしい司会者になっているじゃない?

 引退後のビジョンは極めて重要。そこで失敗して人生を滅茶苦茶にしてしまう人もいる。あのスポンサーはその道まで用意してくれているわけだ」

 

カエル「経営者だから選手の思いと経営は別というのも納得できるかなぁ」

主「そう考えると新スポンサーが語っていることは何1つとして間違ってない。だけど、それがまるで悪の言葉のように描かれてしまったのがすごく気になる。

 慈善事業じゃないし、あれだけ高価で売りだった設備を壊しても許してくれるような寛大な人なのに……なんだかなぁ、って気分だよ。

 その意味ではジャクソン・ストームも単なる悪役になってしまったのがなぁ……」

 

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藤森慎吾と松岡茉優もなかなかいい演技でした

(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

 

もっとも重要な不満点

 

カエル「そして1番気にかかったポイントのお話です。

 あ、一応濁しながら語っていきます」

主「あのレースの突破口、あれ何よ?

 あんなのただの反則でしょ!?

 あれが許されるならばもっと色々なやり方があるはず。

 どうしてもあの展開にしたいならば、もっと前段階で色々な伏線を張っておくべきでしょ。敵が逆にそのやり方をしてくるとかさ。それなら納得できるかもしれない。だけど、急にあんなやり方をしてしまって、それであのラストになりました、はい終わり……って誰が納得するか!」

カエル「え〜、愛ゆえの叱責と御受け取りください」

 

主「どうしても話の都合上ああいう形のラストにしなければいけないのもわかる。そういうテーマだし、夢を諦めた車のチャレンジという教育的テーマも立派だし、1から続く継承の物語にもなっている。

 だけどそのやり方が最悪なんだよ! 

 しかもさ、あれだけの差を詰めてのゴールというのも理屈が合わない。確かにあの子は最新の技術やトレーニングも熟知している、だけどレーサーとしては勝てる要素が一切ないじゃない?

 1はマックイーンが最新だったし、その上で技術も身につけたからという理屈ができている。だけど3はそこいらへんの勝利のロジックが全くうまくいっていない上に、単なるテーマに合わせるためのご都合主義でしかない。

 こんなの反則だよ! 認められるか!

カエル「あくまでも個人の感想です」

 

 

 

 

5 スタッフについて

 

カエル「でも、ここで最後にスタッフのお話なんだね」

主「自分はピクサーについてそこまで詳しい人間というわけではないけれど、カーズ1の時にジョー・ランフトに捧ぐという言葉が出てきて気になったから調べたんだよ。

 ジョー・ランフトはカーズ1においてジョン・ラセターと共同監督をやっていて、その制作中に事故で亡くなっている。もしかしたらラセターはここである程度現場で見切りをつけて、ランフトに現場を任せて自分はもっと上の地位に上がるつもりだったのかもしれない。

 だからこの継承の物語を作ったのかな?

 

カエル「実際にラセターはカーズ1を制作した後は、制作総指揮と監督とはまた違う役職になっている。具体的に何が違うのかよくわからないけれど……日本でいう総監督みたいなものかな?

 カーズ2は引き続き監督を務めたけれど、それ以降の作品の多くがエグゼクティブ・プロデューサーとしての活躍になっていて、現場を統括というよりはもっと上にいったみたいだね」

主「そしてカーズ3においては監督はブライアン・フィーになっている。制作総指揮では名前があるけれど、現場を統括する立場にはもういないということだろう。

 これを考えてみるとさ、カーズ3のクロスロードってスタッフの継承の物語にもなっているんだよね

 

カエル「ラセターは現場を去り、新たなる才能が現場を……監督を務めるということだね。そしてそれまでの監督はさらに上の指導者的役割になると」

主「ブライアン・フィーがインタビューの中でも語っているけれど、ラスターはマックーンという言葉は正しくその通りなんだろう。

 本作はピクサーという大きな会社の継承の物語でもあったのかもしれない……ただ、本当はランフトがマックーンであり、ラセターはドックのはずだったんじゃないかな? という思いもある」

カエル「実際にラセターはカーズ3の公開日にトイ・ストーリー4の監督から降板するという報道も流れたよね」

主「60歳と考えればまだまだ現役でできる頃だけど、そろそろ引退したい年頃なのかもね。日本とは違う価値観がありそうだし、リタイアを念頭に入れているのかも。

 その考えながら見ると……本作の見え方もまた少し変わってくるんじゃないかな?

 

 

 

最後に

 

カエル「色々語ったけれど基本的には大好きな1作ということは間違いないんでしょ?」

主「ラスト付近の物語さえキッチリとしていれば、今年のTOP10には入る作品になっていた。

 アニメーションのレベルも高いし、ロードムービーとしても風景が圧倒的に美しいし、音楽も最高! 完成度の高さは飛び抜けている。

 だからこそあのラストが気になったなぁ……」

カエル「これも愛ゆえの苦言だと思ってください。

 それにしてもあれだね。メアリの時は『内容はあれでもメッセージ性が素晴らしい』と絶賛したのに、カーズ3は逆で『メッセージ性は素晴らしいけれど内容が……』というんだね」

 

主「それはそれ、これはこれ。

 ダブルスタンダード結構、二枚舌外交ですから。評価なんて簡単に変わるものですよ」

カエル「……信用できない奴だなぁ」

主「いつも一貫している人の方が自分は怖いと思うけれどね」

 

 カーズもいいけれどメアリもね

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ピクサー、ディズニー作品はこちら

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