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物語る亀

ネタバレありの物語評論

今敏監督を悼む

映画 アニメ

 8月24日は私にとって少しだけ特別な日で、日本を代表するアニメ監督、今敏監督の命日でもあります。

 今年、2016年の8月24日は監督の7回忌であり、一つの区切りとして私も日記にて今監督の素晴らしい業績を振り返り、悼みたいと思います。

 

 記事の内容のこともあり、いつもと違う口調ではありますが、楽しんで読んでいただき今監督を共に悼んでいただければ、1ファンとして嬉しいです。

 なお、8月24日に上げることができなくて申し訳ありません。

 

 

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映画『心が叫びたがっているんだ。』感想 2015年屈指の名作アニメ映画!

映画 アニメ

カエルくん(以下カエル)

「今回は昨年(2015年)に公開された、名作アニメ映画のレビューだね」

 

ブログ主(以下主)

「もう、いきなり感想を語るようだけどさ、2015年のアニメ映画ではNo.1だった

 

カエル「2015年アニメランキングでも2位にランクイン、1位は『蒼穹のファフナー EXODUS 』だったけれど、これは10年以上待ったっていう、ファン補正込みだからね。2015年に公開された作品だけなら、No.1の評価だよ

主「これほどのアニメって中々ないね。さすがは現代のヒットメーカー長井龍雪だよ

 

カエル「じゃあ、この作品の感想と評論を書いていこうか」

主「……今回もそこそこ長くなりそうだぁ」

 

  •  1 完璧なスタート
    • 岡田麿里の脚本について
  • 2 個々のパートについて 
    • 作画の素晴らしさ
    • 声優陣について
    • 歌について
  • 3 後半について
    • 走り出す『感情』
    • 音楽と絵の融合
    • 高揚感の先にあるもの
    • ラストの展開
  • 4 テーマについて
    • 最後に

 

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映画『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』感想 アカデミー候補作が日本上陸!

映画 アニメ

カエルくん(以下カエル)

「今週もアニメ映画が続くね! しばらくはアニメ映画を語る回が増えそうだなぁ」

 

亀爺(以下亀)

「来週以降は日本のアニメが続くが、今回取り上げる『ソング・オブ・ザ・シー』は海外のアニメ作品じゃの」

 

カエル「海外アニメというとどうしてもアメリカのピクサーとか、ディズニー、ユニバーサルが思い浮かぶけれど、この作品はアイルランドのアニメなんだよね。国籍を意識してアニメを見る機会ってあまりないけれど、多分アイルランドアニメって初めてかもしれないね」

亀「日本に住んでおるとアニメが自国で作られているのが当たり前に感じるかもしれんが、世界で見ると自国で作られるアニメがテレビでこれだけ放送している国もないじゃろうな。海外の子供たちは、日本産とは知らずに日本のアニメを楽しんでおるんじゃないかの?」

 

カエル「そしてこれだけ日本でアニメが作られると、海外アニメを見る機会って中々ないよね」

亀「それこそアメリカの大手メディアのアニメばっかりじゃな。その意味でも今回は楽しみじゃ」

 

  • 万人に支持される名作
    • 音楽と絵の融合
  • 以下ネタバレあり
  • 優しい世界
    • 作画面について
    • ジブリの影がチラチラと
    • 最後に

 


ソング・オブ・ザ・シー 海のうた予告編

 

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小説『コンビニ人間(村田沙耶香)』感想、書評 『普通』を際立たせるもの

亀爺(以下亀)

「とうとう話題の芥川賞に手を出したか! もう少し早い段階で読んで、書評を書いても良かったのではないかの?」

ブログ主(以下主)

「……まあ、ね。そりゃ、ね」

 

亀「何か煮え切らないの? どうした、何かあったのかの?」

主「……元々さ、そんなに芥川賞に興味がないんだよね

亀「何と!! 天下の芥川賞に文句があるというのか!

 

主「文句ってほどでもないけれどさ、今回これを読んだのも友人と呑みに行く予定だったのね? それが仕事で上司に捕まったとかで、予定よりも遅れることになったのよ。それで暇だからさ、ブックオフに行ったら、この本が並べられていたから時間つぶしに読んでいたら、意外と読み終えてしまったというわけ。

 だから村田沙耶香が語っていたけれど、『本(芥川賞作品)を読むぞ!!』なんて意気込みは全くなくて、『適当に、なんとなく』読んだ読者なの。

 そういう人の意見も大事でしょ?」

 

亀「なるほどの……できれば買ってあげるべきじゃろうが、それでは書評を始めるとするかの」

 

  •  1 面白いって何?
    • 『物語』と『小説』の面白さは違う
  • 2 『面白い』けれど『つまらない』小説
    • 普通であり、異常な『文体』
  • 3 個人的疑問点
    • まとめと個人的な感想
    • 最後に

 

 

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映画『傷物語Ⅱ 熱血篇』感想  作画のクオリティがすごい! 

アニメ 映画

カエルくん(以下カエル)

「さて、傷物語3部作の第2部作、『熱血篇』が公開されたね」

亀爺(以下亀)

「そうじゃの、大人気シリーズの続編ということもあって、映画館も中々の人混みじゃったの」

 

カエル「化物語シリーズの人気もあるし、制作会社は尖った作風で注目を集めるシャフトでもあるし、さらにドラマ化などの映像化が続く、大人気作家の西尾維新原作ということもあって、注目度は高いよね

亀「こう言ってはなんじゃが、もはや成功は約束されたようなものじゃからな。あれだけの作画クオリティと製作日数でコストもかかっておるじゃろうが、毎週変わる劇場プレゼントにDVD,BDの販売を合わせると、相当の儲けは出るじゃろう」

 

カエル「3部作にしてビジネス面では正解だろうね。あの長さの小説を1つの映画として、約2時間にまとめるのは難しいだろうし、それで展開とかが早くなってしまうなら、3部作にすることも仕方ないのかなぁ。

 あとさ、個人的には『熱血<篇>』っていうのがなぁ」

亀「? そこの何が問題なんじゃ?」

カエル「普通は『熱血<編>』じゃない? みんなそう検索するからさ、今回は間違えなかったけれど、正式名称を間違える原因にもなるし、検索結果も変わってくるからねぇ」

亀「……すごく個人的にな事情じゃな。それではここから『傷物語Ⅱ熱血篇』の感想を始めようかの」

 

 

blog.monogatarukame.net

 

  •  全体感想
  • 以下ネタバレあり
    • 脚本について
    • キャラクターについて
    • 作画面に関して
    • 再び全体の感想
    • 最後に

 

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新海誠作品に関する記事まとめ

アニメ 映画

 新海誠作品を扱った記事が多くなってきたので、ここで一度まとめます。

 カテゴリーで分けるので十分かなぁ、とも思いつつ、少しだけ記事内容の解説もしておきたかったので、記事として1つにまとめてみようと思ういます。

 映画の新海作品は全てレビューしています。PVなどは……どうしようかなぁ

 

  • 新海誠作品のレビュー
    •  彼女と彼女の猫
    • ほしのこえ
    • 雲のむこう、約束の場所 
    •  秒速5センチメートル
    •  星を追う子ども
    •  言の葉の庭
    • 『君の名は』に期待する理由 

 

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映画『超高速!参勤交代』感想 逆転の発想の勝利!

映画

カエルくん(以下カエル)

「今回は続編も発表された『超高速!参勤交代』のレビューだね」

 

亀爺(以下亀)

「知り合いにそれなりに面白い作品だよ、と勧められていたのじゃが、続編があるということでここで一念発起して鑑賞することにしてみてのじゃが……

 一つ、ここで言っておかねばならぬことがあってな」

 

カエル「何? いよいよ内容を覚えることができなくなってきたとか?」

亀「違うわ!! 実はここ最近、見る映画がアニメ映画に偏っておったじゃろ? しかも、押井守や今敏のような『大人向けアニメ』だったらまだ良かったのじゃが、あまりにも子供向けアニメが続きすぎてな……」

カエル「確かに『ファインディング・ドリー』やら『ONE PIECE FILM GOLD』やら『ルドルフとイッパイアッテナ』やらと、アニメ映画が続いたからね」

 

亀「そこでの、さすがに硬派な大人の映画が見たいと思って、この作品を見る前にそれをDVDで鑑賞したのじゃよ

カエル「……それって何?」

 

亀「隠し砦の三悪人もちろん、黒澤明監督のオリジナルの方じゃ」

 

カエル「……亀爺さ、それだと、あまりにも『超高速!参勤交代』がかわいそうでしょ? あの完成度がある種の基準になっちゃうんだからさ、そんな名作に勝てるような作品が今の日本で、できるわけないじゃない

亀「……確かに時代劇では中々難しいかの。そういうわけで、少しだけ『隠し砦』と比べるかもしれんが、そう大して深い意味はないとは言っておこうかの」

 

  • 1 『安い』作品
    • 安いからこそ生きる『魅力』
  • 2 バカバカしい設定
    • アクションについて
  • 3 この作品の意味とは?
    • 最後に

 

 

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