カエルくん(以下カエル)
「しかし、あれだよね。主って本来こういうテレビ局主導の映画だったり、病気ものは嫌いだって言っているのに、なんで見に行くのかね?」
亀爺(以下亀)
「もちろん公開館数が多い=アクセス数が見込めるというのはあると思うが……実は逆なのではないかの?」
カエル「逆?」
亀「主は確かに障害者や病気を扱ったものは嫌いじゃが、好きな作品だって当然ある。例えば『レスラー』であったり黒澤明の『生きる』であったり、今年ならば『聲の形』は年間ベスト級に好きな作品じゃからの」
カエル「あー……なるほどね、嫌いな分野である分、ハマった時の衝撃はすごく大きいのか……」
亀「こういう病気ものはやはり、ある種のテンプレートがあるからの。それに沿って作品が出来上がってしまうことも多い。
それが目に見えて感動させるための……ある種の煽りが多いような演出になっておると、それが燗に触る結果になりかねんわけじゃが、逆にそういうテンプレートから外れた時の衝撃というのは、とても大きいということかもしれんの」
カエル「病気ものってある程度のお約束とかあるもんね……」
亀「では本作はどうだったかというと……それはこれから語っていくことにするかの」
- 1 ネタバレなしの感想
- 病気ものとして
- 役者について
- 以下ネタバレあり
- 2 ツッコミどころのある設定
- 前半について
- 3 後半について
- ラスト付近について
- 最後に
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