物語る亀

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物語愛好者の雑文

傑作!『パパはわるものチャンピオン』ネタバレ感想&高評価! これぞプロレス映画の醍醐味ですよ!

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9月に注目のプロレス映画の記事の始まりです!

 

棚橋弘至やオカダカズチカがどんな演技を披露するのか……

 

カエルくん(以下カエル)

「プロレスシーンは全く疑っていないけれど、演技はどうなるんだろうね?」

 

「怖いもの見たさはあるかなぁ」

 

カエル「ちなみに、プロレスは好きだけれど、詳しくはない人の記事になります」

主「自分はK-1,プライド、WWEとかはよく見ていたけれど日本のプロレスは時々見る程度だからなぁ。

 濃いプオタしか楽しめない作品だったら怖いなぁ」

カエル「では、予防線も貼り終えたところで記事を始めましょう!」

 

 

 


映画『パパはわるものチャンピオン』予告編

 

 

 

感想

 

では、Twitterの短評からです!

 

 

にわかプロレスファンから観ると、プロレス愛に満ちた素晴らしい映画です!

 

カエル「格闘映画の中でもプロレスってちょっと特殊な競技で、もしかしたらマイノリティに該当するかもしれないけれど、プロレスでないと描けない魅力が多く詰め込まれていた作品だったね!

主「どうしてもプロレスって少し……偏見と言ったらあれだけれど、奇異な目で見られているところはあると思う。それこそ、政治家が言及していたけれど、競技なのかショーなのかという問題もある。

 でもさ、だからなんだ? って話でもあって。そりゃまあ、K-1とかUFCとかプライドとは違うよ。凶器出して反則行為をしても、審判に見られなければいいなんて競技は確かにおかしく思うかもしれない。

 だけれど、プロレスじゃないと表現できない熱い想いがあるのもまた事実だ

 

カエル「それはプロレス好きな人はみんな言う事だよね」

主「格闘技というのは”肉体を介した魂の応酬”なんですよ。

 それこそ『血界戦線』という漫画にもあるけれど、銃を持てば子供でも筋骨隆々の大人を撃つ事は出来る。ミサイルなんて撃てば、どんなに鍛えても意味がない。

 だけれど、なぜ人は格闘技に熱中するのか?

 そこには”ステゴロ最強!”って思いがどこかにあるからだ。

 その熱い思いを受け止めて、怪我を負っても、場合によっては生死の境を彷徨う危険性を抱えながらもリングに立つ……それが胸を打つんだよ

 

 

棚橋弘至という男

 

本作の主役は寺田心くんと棚橋弘至という異色の組み合わせです

 

本作は棚橋弘至物語でもあるんだ

 

カエル「簡単にプロレスを知らない方に棚橋弘至選手について紹介すると、日本のプロレス団体でも最大手の新日本プロレスに所属し、エースとして10年以上トップを走ってきたレスラーです。

 また、彼女と喧嘩して包丁に刺された時、包丁を抜かないで自分でスクーターを運転して病院まで行ったという、すごいんだか情けないんだかわからないような逸話を持っています」

 

主「もちろん、そんな一面を持ちながらもレスラーとして人気も高い。

 今はプロレス人気がだいぶ盛り返してきたけれど、それは新日本プロレスをブシロードが買収したことも大きいけれど、それを支え続けてきた棚橋弘至の功績でもある。

 2000年代はじめぐらいに”新闘魂三銃士”として売り出された中邑真輔、柴田勝頼は新日本のリングを去ったりもした。だけれど棚橋はずっと残ってきた大スターであり、ある種の王道のプロレスを貫き、わかりやすく強い、ベビーフェイスのレスラーとして人気を博している、まさしく現代のプロレス界を代表するスーパースターだ。

 WWEに例えると……ハリウッドでも肉体派のスターのドゥメイン・ジョンソンとしても活躍するザ・ロックがいなくなった後のジョン・シナに近い存在だろう」

 

カエル「……いや、プロレスを知らない人用の説明でアメリカのプロレスの例えを出しても……

 やっぱり棚橋好きだったの?」

主「いや、あまり。自分は中邑真輔のファンだから、普通に好きなレスラーどまりかな。

 でもやっぱり棚橋は特別だよね。

 新日本とプロレス界を支え続けてくれたし、武藤とかの次の世代がイマイチ注目を集めないなかで、プロレス界を引張ってくれたから」

 

 

 

 

オカダカズチカについて

 

次に説明するのがオカダカズチカです

 

今の新日本を代表する大スターですよ!

 

カエル「まだ30歳くらいと非常に若いながらも、新日本プロレスを背負って立つ名レスラーです。その登場シーンで(もちろん偽物ですが)紙幣を降らしながら入場することにより、金の雨を降らす男という意味で”レインメーカー”と呼ばれています。

 何と言っても打点の高いドロップキック!

 いまでは誰もが知る古典的な技であり、あまり驚きもないような技のようですが、オカダカズチカの場合、ドロップキックだけでお金が取れると言われています

 

主「何をやっても成功したであろう、高い身体能力を持つ選手だ。

 棚橋以降は間違いなくオカダカズチカの時代だと言える。棚橋、中邑、内藤、AJスタイルズ、ケニーオメガなどの強敵と渡り合い、プロレス人気をさらに盛り上げている大スター。

 作中では金を降らせないけれど、その試合シーンを見るだけで彼の魅力がよく伝わってくるね」

 

カエル「ちなみに……あんまり喋るシーンはなかったけれど……」

主「いやいや、演技が上手いオカダはそれはそれで嫌でしょ(笑)

 マイクパフォーマンスに難があることも可愛らしいと思わない? まあ、プロレスラーとしてそれでいいのか? という不満があるのはわかるけれどさ。

 棚橋と違い、オカダはヒール(悪玉)として活躍しているけれど、映画ではベビーとなっています。

 まあ、オカダもヒールらしいヒールではないけれどね」

 

カエル「このヒールとベビーが現実と違う点も、1つの見どころとなっています」

 

金の雨を降らせるエース、オカダカズチカ!

呼び捨て厳禁、オカダさんだろ!

 

棚橋弘至物語として

 

それでは、ここからが本題だけれど……今作は棚橋弘至物語としても見れるというのはどういうこと?

 

役と役者が一致した形だな

 

主「もちろん、棚橋は押しも押されぬ大スターであり、いまでも人気トップクラスのベビーフェイス(善玉、ヒーロー)だ。そこは映画のゴキブリマスクとは全く違う。

 だけれど、10年前大スターだったことは全く同じだし、怪我をきっかけに低迷してしまったというのも同じ。

 今作は必殺技も名前は違うけれど、実際のレスラーと同じもので、棚橋は”ハイフライフロー”と名付けた、コーナーから飛ぶボディブローを使っている。

 わかりやすい大技だけれど、決して体重の軽くない棚橋が使うには負担の大きな技でもある」

 

カエル「どのプロレスラーも満身創痍だけれど、それだけ体に負荷のかかる大技が近年主流になってしまったということもあるよね……棚橋選手もそれで体をなんども痛めて、おやすみしています」

主「それに年齢も40を超えて、どうしてもピークは過ぎてしまった感はある。

 ここからは衰えていく一方だろう。そろそろ、後進のことも考えなければいけない頃だ。

 そこで登場したのがオカダカズチカであるわけ。

 つまり、作中の大村考志(ゴキブリマスク)と棚橋の状況と、ドラゴンジョージとオカダの状況はかなり似通ったところがあり、半ドキュメンタリーとも見えるわけだ

 

カエル「もちろん、ここから棚橋選手が一気に盛り上げる可能性もあるけれどね……」

主「これは自分が人生でもトップクラスに好きな『レスラー』という映画にも似ている。

 主演のミッキーロークと作中のランディの状況が酷似していて、それがドキュメンタリーのようにも思えて感動を呼ぶんだ。

 今作も同じような興奮と感動を味わえる映画になっています」

 

100年に1人の逸材

最高にいい体をしています

 

他の役者について

 

レスラー以外の役者についても語っていきましょう!

 

褒められた演技ではないとしても、安定していたんじゃないかな?

 

カエル「基本的に子役はいかにも子役演技であり、レスラーはぎこちない演技だったもんね……演技が上手いと言われる作品と比べると、ちょっと見劣りするのはしょうがないけれど……」

主「たださ、みんなバランスがよかったと思うんだよ。

 上手い役者は絵本が原作ということも意識しているのか、比較的演技のレベルを子供向けのものにしていた。大人と絡む機会の多い大泉洋だけは、大人のしっかりとした演技をしていたけれど、奥さん役の木村佳乃などは、あまり浮かないような演技を心がけていたんじゃないかな?

 ここで役者がうますぎると、レスラーや子役が浮くけれど、大人が大人として自重した部分もあって、全体的なまとまりはあったんじゃないかな?

 

カエル「そして何よりもプロレスシーンは迫力満点です!」

主「もうさ、いい試合を見ていると自然と涙がこぼれてくるんだよね……

 プロレスって肉体言語をぶつけ合う、魂の芸術なんですよ。

 この作品もそれは同じで……文句のつけようがない、見事なプロレスです!

 しかも、暴力的でありながらも、しっかりと子供が見て問題ないように配慮されたプロレスになっている。

 ハードコアなどではないんだよ。それがまた面白いね」

 

カエル「それと、有名なプロレスラーが多数登場しているのもポイントです!

 真壁刀義が”スイートゴリラ丸山”という役名で出ているけれど、見た目と全く違って甘いもの大好きな一面を知っていると笑ってしまったり!」

主「天山とか中西がちょっと出てくるけれど、それもコメディ要素が強くて面白かったなぁ……内藤のシーンとか、全く内藤らしくなくて劇場でゲラゲラ笑ってしまうほど!

 プロレス好きであれば、さらに笑えること間違いなしの作品です!

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

作品考察

 

僕たちがプロレスを愛する理由

 

ここからはネタバレありで、さらに踏み込んで語っていきます

 

そもそも、なぜ我々はプロレスを愛するのだろうか?

 

カエル「他の競技もそうだけれど、プロレスは特に危険度の高い格闘技でもあって……三沢光晴さんの死亡事故や、高山善廣が半身不随になったり、柴田勝頼が亡くなってもおかしくないほどの怪我を負ったりと事故も少なくない上に、多くのプロレスラーが早くに亡くなっているのも事実だよね……」

主「ファンとしては過度に体を酷使して欲しくないという思いもありつつも、プロレスの宿命とも言えるものだから、なんとも言えないけれど……

 映画の中でも語られているけれど、プロレスって勝敗じゃないんですよ。

 もちろん、ベルトや勝敗も大事だけれど」

 

カエル「『プロレスって生き様なんだ』という名言だね」

主「基本的にプロレスとは”受けの美学”なんです。

 いうならば”負けるための格闘技”なんです。

 多くのプロレスラーは……ゴールドバーグやアスカなどの例外はあるけれど、当たり前に負ける競技です。ボロボロになるまで技を受けて、それでも立ち上がり、相手を攻撃し、必殺技を返されて負ける……そんなことが日常的に起こる。

 でも、その立ち上がる姿勢に観客やファンは勇気をもらうわけ。

 それがあまり負けることができない、ほかの格闘技とは少し違うところだ」

 

カエル「もちろん最強無敗の王者に憧れることもあるけれど、プロレスの面白さはそことはちょっと違うと」

主「そりゃ技から逃げればいいんだよ。受けないほうが賢いかもしれない。

 だけれど、受けるからプロレスはかっこいいし、最強なんだ。

 技を受けて、受けて、受けて、受けて、それでも返して相手を倒す。その姿こそがプロレスの醍醐味だよね」

 

 

ヒールレスラーへの愛

 

小学生くらいの子供だとお父さんはヒールレスラーって言いずらいかも……

 

特にキワモノ系はねぇ

 

カエル「確かにお父さんがゴキブリマスクだと知ったらと想像すると、子供に仕事を伝えられないお父さんの気持ちもよくわかるかなぁ」

主「大人はヒールレスラーを愛しているからこそ、ブーイングを飛ばすし、罵倒する。

 プロレスにおいてブーイングはラブコールなんです。

 だから好きなレスラーに関しては大ブーイングを起こす。昔WWEでは伝説的英雄ザ・ロックと、こちらもプロレス界の伝説であるハルク・ホーガンが対決した際に、観客はベビーフェイスのロックではなく、ヒールのホーガンを支持するために大ブーイングが巻き起こり困惑する事態に発展している。

 ただ、子供にそれがわかるかというと……ちょっと難しいかも

 

カエル「それこそ作中のドラゴンや、現実世界の棚橋などは子供達からの人気も高いであろう王道のヒーローだしね」

主「プロレスって結構説明が難しいところがあって、例えばあんまり強くなさそうで、戦績もパッとしないレスラーが何年もヒールやコメディ役をやっていたりするけれど、それらは”ジョバー”と呼ばれる存在だ。

 大物をさらにスターダムに登らせるための噛ませ役だったり、あるいは怪我による長期離脱を余儀なくされたレスラーの復帰戦に指名されたりする。

 彼らは基礎がしっかりとしており、実力もあるから、怪我をさせることなく相手のいいところを引き出しつつ、うまく負けてくれるんだ。

 多分、ゴキブリもそのようなポジションにいる、現実では邪道や外道のような存在なんだろうな」

 

カエル「本当に大事な、誰でもできるポジションではないけれど、子供に説明するのは難しいよね……あんまりキャラクターを壊してもいけないし……

 そんなヒールレスラーや、難しい役割にいる人への愛が詰まった作品だったね」

 

 

 

 

何回も泣ける!

 

そして、本作を観て終始泣いていたという話だけれど……

 

もうさ、中盤からずっと涙が止まらないのよ!

 

カエル「もともとプロレスが好きで、いい試合を見ると泣けてくるということもあるだろうけれど……」

主「この映画って、ある種のダークヒーローの映画なんです。

 アンパンマンなどの何が起きても立ち上がる正義の味方の物語じゃない。むしろ、何度やっつけられても立ち上がるバイキンマンの物語。

 寺田心演じる祥太がとても辛い目にあっても、ヒール役として彼はリング(学校の教室)に立つことを選んだ際に、もう涙腺崩壊ですよ。

 そこからはずっと、引かれるくらいに涙が止まらなかった!」

 

カエル「そこまで……」

主「すごく難しいお父さんの思いが、完璧に伝わって時の感動だよね。

 またさ、お父さんも辛くて……先ほどから述べているように、プロレスってとても危険な格闘技です。子供のことを考えたらやめたほうがいいのも事実。それで命を落としている人も何人もいる。

 プロレスをするのは自分のためでもあり、家族のためでもあり、ファンのためでもある……でも、現実としていつまでも続けることはできない。その苦しみがダイレクトに伝わってきた

 

カエル「その後に訪れる、あの最後の試合だよね」

主「もう入場シーンから大感動で号泣ですよ!

 映画館でなければ間違いなく立ち上がって声援を送っていた!

 あれこそがヒールレスラーの意地ですよ! プロレスはベビーだけじゃ成り立たない、立派でみんなが尊敬するようなヒールレスラーがいて、その10年間の思いがあって、あのような試合になるんです!

 そこからは延々と鳥肌も止まらない……」

 

カエル「実際さ、多分マスクマンの正体なんて、特にゴキブリほどの有名レスラーだったらみんな知っているんだよね。だけれど、それに気がつかないふりをするのもまたプロレスの嗜みなわけで……」

主「そして試合展開の見事さ! 

 あれがかっこいいんです、あれがいいんです!

 世界で1番卑怯で、汚くて、だからこそかっこいい仕事なんです!

 そこからの最後の試合展開も泣いたなぁ……あの展開、何度も見てきたけれど、やっぱりあまりにも美しい光景で……自分の目には金の雨が見えたほどだよ」

 

 

 

プロレス映画のあるべき姿

 

カエル「結局、この映画が好きな理由って『レスラー』と同じかもね」

主「レスラーはかつてのスターが没落し、クズ野郎と罵られるような存在になってもまだ立ち上がるという男の美学と切ないラストを描いている、最高のプロレス映画だよ。こちらはマリサ・トメイのおっぱいなども見れてR15の際どい映画になっていて、本作はより子供も鑑賞できるマイルドな映画だね」

 

カエル「その結末も似ているようで、実は180°違うよね」

主「でも、描いていることは同じなんだよ。

 彼らが立つ舞台はリングの上だけ。

 家族や何かを、あるいは自分のプライドを、ファンの思いを守るためにリングに立ち続ける。その姿がとても尊くて痺れるんだ。

 何度も繰り返すけれど、プロレスってのは受けて受けて受けて、それでも立ち上がるんです。だからみんな感動する。

 苦難から立ち上がる姿を見せる、人に罵倒されてもリングに立ち続ける、その思いが描けていれば十分なんです

 勝った負けてはどうでもいい、そんなことよりも重要なものが描けているか。

 その意味では本作は100点ですよ

 完璧なプロレスの美学が映像となっていた見事な映画です

 

 

 

演出上のうまい点

 

最後になりますが、演出面でもうまかった面について語りましょう

 

本作は映像でも優れているね

 

カエル「特に失意に落ちる祥太くんが1人で帰っていく無音のシーンがグッと掴まれたよね。それだけ辛い思いをしていたんだなぁ、いうのがダイレクトに伝わってきたよ!」

主「盛り上げるシーンでは手ぶれカメラで臨場感を煽ったり、時折目線を下げて子供の視点で撮られていたり、光と陰をしっかりと使って演出されていたのも見所が満載だった。

 それから、親子の関係性が変化していく時の演出も素晴らしかった!」

 

カエル「お父さんがベビーターンしようと悩み始めると、祥太はどんどんヒールのような存在になって行き、逆に祥太が徐々に子供らしい素直さを取り戻していくと、お父さんもヒールとして活躍するという姿だね」

主「本来あるべき姿に戻るんだよ。

 それに気がつくことができるかどうか、大事なものを守ることができるのか、という問題でもあり……自分とどのように向き合うのか? ということも1つのテーマにしている。

 子供向け作品と思わせといて、しっかりとした骨太なプロレス映画ですよ、これは!

 

 

 

 

まとめ

 

この記事のまとめです!

 

  • プロレスを愛するファンの気持ちが詰まった作品!
  • 半ドキュメンタリーのような棚橋弘至物語にもなっている!
  • ヒールにはヒールのかっこよさがある!

 

本当にオススメしたい、個人的には今年トップクラスに大好きな映画です!

 

カエル「にわかプロレスファンの意見になるから、プロレスを知らない人に楽しめるのかはわからないけれど、絶対に受け入れられると信じている作品になっています!

主「この9月は傑作しかないんじゃないかな?

 ほんと、見て欲しいいい映画が続いていて、自分が死ぬんじゃないか? って思いすらあるよ」

カエル「嬉しい悲鳴だねぇ。

 子供さんを連れていくのもいいでしょう、ぜひ劇場で大迫力の試合シーンを楽しんしでください!」