物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『名探偵ピカチュウ(吹き替え版)』ネタバレ感想&評価! あのポケモンたちが動いているシーンを見るだけでも大興奮!

 

みんな大好きなポケモンが実写化して登場! 『名探偵ピカチュウ』の感想記事なります!

 

 

 

ポケモンの実写化というよりは、名探偵ピカチュウの実写化ということになるんだよね

 

 

カエルくん(以下カエル)

「日本はアメリカに先がけて公開ということで、やはりポケモン発祥の地ということでまずここで盛り上がって欲しいのではないでしょうか!」

 

「ポケモン人気はいまだに根強いからね。それこそ、平成最大のヒットコンテンツじゃないの?」

 

カエル「ちなみにポケモンに関してはどの程度詳しいの?」

主「残念ながら最近はゲーム自体をあまりやらなくなったので近年の作品は手を出していないけれど、ダイヤモンド/パールまではプレイしたし、初代には思い入れも強い。

 レベル100の裏技をしたりさ、ケツバンを出したり、金銀では増殖の裏技を使ってマスターボールを持たせて量産したりしていたよ」

 

カエル「……なんか裏技の話ばかりだけれど、そこそこ楽しんでいるんだね」 

主「ちなみに好きなポケモンはカビゴン。

 あとはドンファンとか、ああいう大きくて鈍そうなポケモンが好き。

 やっぱり初代を1番楽しんだ身としてはピカチュウよりもリザードンの方が思い入れがあるかな。今作でも予告でリザードンが出てきているので、そこを楽しみにしています」

 

カエル「では、感想記事のスタートです!」

 

 

 

 

 

作品紹介 ・あらすじ

 

 世界中で愛され続ける日本のキャラクターコンテンツの代表的作品である『ポケットモンスター』シリーズの1つである『名探偵ピカチュウ』をハリウッドにて初の実写化をした作品。

 監督はアニメーション映画やファミリー向け映画などを手がけてきたロブ・レターマンが担当。英語版では本作の中心的キャラクターであるピカチュウをライアン・レイノルズが演じ、ジャスティス・スミスが人間の主人公であるスミスを演じる他、渡辺謙がヨシダ警部補役として登場している。

 また日本語吹き替え版には竹内涼真がティムを担当し、ポケモントレーナー役でカメオ出演も果たしている。ピカチュウの吹き替えキャストは公開初日まで発表されていないことから、そちらも話題を呼んでいる。

 

 

 幼い頃にポケモンが好きだったティムの元に、父親が事故によって亡くなったという知らせを受ける。父の荷物を整理するために人間とポケモンが共生する街、ライムシティについたティムは、父の荷物からアンプルに入った紫色の科学薬品らしきものを発見する。

 父の家には”人の言葉を話せるピカチュウ”がおり、父のパートナーであった彼はまだ父親が生きていると告げため、真相を探るために動き始めるのだが……

 

 


『ポケモン 名探偵ピカチュウ』 予告編 (2019年)

 

 

感想

 

まずはTwitterの短評からスタートです!

 

 

ポケモンの可能性と魅力を再確認させてくれる作品に!

 

 

カエル「結構CGらしさは感じてしまうけれど、でもあのポケモンたちが映画の中で生きている姿を見ると、やっぱり胸が踊るよね!

 最初に人とポケモンが共生している社会を見るだけで満足感があるというか!

主「予算や技術の限界は感じたけれど、全体的にはいい映画だったんじゃないかな?

 ミステリー、アクション、バディなどの様々な要素もありつつ、他にも多くのジャンルを内包しており、ポケモン映画のもつ可能性を強く感じさせてくれた。

 是非とも大ヒットして、今度はゴーストタイプのポケモンが活躍する”ホラー版ポケモン”とか、あるいは格闘タイプが戦いあう熱いバトルドラマのポケモン、それにポケモントレーナーだけでなくブリーダーとポケモンの友情などを描く作品なども作って欲しいね」

 

カエル「もはや世界的にも多くのファンを獲得している作品だし、ポケモンの数も非常に多いから色々なジャンルが作り出せることを証明した作品になったんじゃないかな?」

主「ただし、不満もある。

 というのはポケモンが出てこないシーンなどは退屈な感もあり、また多くのジャンルを内包しているのはいいものの、突き抜けたものがなかった印象だ。

 これは暴論ではあるものの、仮にポケモンが出てこない物語として……つまりピカチュウが普通の人間として登場した場合、今作は凡庸な作品に見えてしまう可能性は高いのではないだろうか?」

 

カエル「ちょっと色々なものを詰め込みすぎた印象なのかな?

 あとは、これはもうしょうがない部分もあるけれどポケモンを知らない人には面白さが伝わりにくいかも……

主「その意味ではファンムービーではあるけれど、でも子供も大人も楽しめるいい作品だったのではないだろうか?」

 

 

 

本作がもつ重要な役割

 

ただ単にポケモンを実写映画化した、というだけではない重要な意味合いがあるんだよね?

 

2019年はポケモンにとって大きな変化を迎える年なんだ

 

カエル「その大きな変化って具体的にいうと?」

主「もちろん、以下の2つだよ。

 

  • ポケモン映画初の実写化
  • ポケモン映画初の3DCG化

 

 これまでポケモンは他の日本のアニメと同じように手描き作画で作られてきた。だけれど、今年はそれをやめて実写映画化とCGアニメとして『ミュウツーの逆襲』をリメイクすることが発表されている」

 

カエル「うちもちょっとそれに対して否定的な意見を出したこともあるよね」

主「だけれど、今になって思うと……”世界展開するポケモン”としてみると、それにも納得するところがあるんだ。今やアニメーションは世界的に3DCGが一般化しているからね。

 今作の公開時期でも日本は特別で、実はアメリカでは5月10日公開であり、日本では1週間も前倒しとなっている。これはハリウッド大作映画としては異例のことではないだろうか?」

 

カエル「普通はアメリカとよくて同日公開、悪いと半年とか1年とか待つことになるよね……もちろん、ポケモンは日本発のコンテンツだし、人気も高いから前倒し公開も理解できるけれど……」

主「この背景には日本とアメリカの異なる映画事情があると考える。

 というのは、アメリカの4月末から5月頭は間違いなく『アベンジャーズ エンドゲーム』が話題を席巻しており、世界中で歴史的な大ヒットを記録している。日本でも爆発的なヒットをしているけれど、コンテンツの力だけで言えば日本の場合はアベンジャーズとポケモンでは……おそらく、ポケモンの方が知名度、人気共に上だろう

 

カエル「映画だけで20年以上前から公開していて、今の30代以下ならゲームをプレイしたことない人はいないと言っても過言ではないくらいの作品だからねぇ。映画としてはアベンジャーズブランドの方が上だろうけれど、キャラクターコンテンツとしてはポケモンの方が上なんじゃないかな?」

 

主「本当は日本側としてはGW前に公開したかったんじゃないかな?

 だけれど流石にアメリカの2週間前は無茶だし、エンドゲームと直接戦うのも避けた結果が、5月3日公開だったのではないだろうか?

 まだ興行がどうなるかはわからないけれど、コナン、エンドゲーム、ピカチュウの三つ巴はほぼ間違いない。

 その中でどれだけ力を発揮できるかが重要だし……日本側としてはこのまま『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』のヒットに繋げ、近年は盛り上がりにいまいち欠ける……というか、スタートが凄すぎただけの気もするけれど、ポケモン映画が再び爆発的ヒットを記録して欲しいという切実な願いがあるのではないだろうか?」

 

 

 

 

吹き替えについて

 

今回は吹き替え版で鑑賞したので、その感想も上げていきましょう!

 

……すっっっっっごく評価が難しい! いい所と悪いところがはっきりしている!

 

カエル「今回、主人公のティム役には若手イケメン俳優の竹内涼真、ヒロインであるルーシーには飯豊まりえ、あとは……これは当然? なのかもしれないけれど渡辺謙が演じるヨシダ刑事は渡辺謙が吹き替えをしています。

 そして長らく伏せられていましたが……公開初日に発表になりました!

 ピカチュウ役は西島秀俊です!

主「……後出しになるんだけれど、吹き替え版のピカチュウの声を聞いた時から『これ、西島秀俊以外考えられないなぁ』と思っていたので予想通り。少なくとも本職の声優ではないことはわかった」

 

カエル「で、どうだったの?」

主「う〜ん……ファンの方にはごめんなさい。

 もともとさ、竹内涼真も西島秀俊も演技の幅が広いタイプではないんだよね。ルックスやキャラクター性を売りにしているから……今回はその幅の狭さが目立ってしまった。

 特に竹内涼真かなぁ……ティムは決して明るいタイプではないんだけれど、ボソボソと同じような演技を続けるから飽きてしまう部分もあり、決して手放しでは絶賛できない。

 本作はティムとピカチュウの掛け合いが重要だけれど、そこが一辺倒な印象を与えてしまった

 

カエル「本職の声優さんも多いし、ポケモンたちの鳴き声だけで多くの感情を表現しているから、余計に感じてしまったところがあるのかなぁ」

主「大谷育江がピカチュウの声を当てるだけで涙が出てきそうなんですよ。

 それだけ表現力の塊だし、セリフがなくても感情は伝わる。

 それとどうしても比べてしまうと……竹内涼真はイマイチだった」

 

カエル「一方の西島秀俊は?」

主「少なくとも、今回のピカチュウに西島秀俊を当てた人はナイスジャッジだと思うよ。

 役としてはぴったし、ピカチュウではなく人間だったら西島秀俊が演じているんじゃないかな?

 ただ、やっぱり西島秀俊も演技の幅が広い方ではないので……こちらも一辺倒に感じたシーンも多かった。

 飯豊まりえは『劇場版シティーハンター』でもいい演技をしていたけれど、そこまで違和感がなかった。渡辺謙は……変な話だけれど、渡辺謙から渡辺謙の吹き替えが出てくることが、逆に違和感だったかも(笑)」

 

 

 

吹き替え版をオススメしたい理由

 

でもさ、評価が難しいってことはすごくよかった面もあるんでしょ?

 

今回、吹き替え版には更なるビックサプライズがあります!

 

カエル「これはもう言っていいのかな?

 今回……林原めぐみ、三木眞一郎のおなじみロケット団コンビが声優で登場しています!」

主「このあたりはファンサービスを忘れてないなぁ……と胸が熱くなった。当然といえば当然かもしれないけれどさ、やっぱりこういうシーンがサラリと入ってくると、ポケモン映画を見ていた世代としてはグッとくるものがあるんだよね」

 

カエル「そして˘、今回山寺宏一も参加していますが、その演技をぜひ聞いて欲しいです!

主「最大のポイントですよ!

 結構重要なキャラクターの吹き替えなんだけれど、当然日本でもトップと言っても過言ではないくらいの声優でうまいのは当然なんですが˘……今回聞いて欲しいのはその演技!

 ポケモン映画を代表する伝説的なあのキャラクターを演じた方の重厚感のある演技を真似しており、最初は『あれ、これはあの人がこちらも吹き替えしているのかな?』と思ったほどの演技!

 やっぱり山寺宏一はすごい! となること間違いなし!」

 

カエル「結構ニッチなようだけれど、その感動を味わって欲しいね」

主「もちろん字幕版でもいいとは思いますが、今回吹き替え版は長所と短所がはっきりしています。

 だけれど、吹き替え版だからこその日本オリジナルの感動するポイントもあるので、こちらで鑑賞すると別の楽しみ方があるよ! というのはお伝えさせてください

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

作品考察

 

冒頭について

 

では、ここからはネタバレありで語りますが……できればこの衝撃を味わってもらうために、未見の方はおかえりください

 

最初でテンション爆上げなんですよ!

 

 

 

 

 

 

 

カエル「一応これだけ行を開けたのであとは自己責任ということで語りますと……今回、ミュウツーが登場します!」

主「しかもさ、状況が完全に『ミュウツーの逆襲』とそっくりなんだよね!

 もともと人工的に作られたポケモンという設定だけれど、それを踏襲している。さらにいえば、カントー地方で20年前に発見されて、現在はいなくなったということだけれど、おそらくあのミュウツーの逆襲と同一個体なのではないか? と想像させる!

 しかもさ、あのミュウツーが『人間は悪だ〜』の後に繋がるセリフをいうだけで、思わず目頭に熱くなるところがあるじゃない!

 

カエル「このあたりは『ミュウツーの逆襲』がリメイクされるけれど、おそらくアメリカの実写版とすり合わせが行われたんだろうね。そうでないと絶対にこのような作品にはならないだろうし」

主「内容も”科学の功罪”をテーマとしており、共通するポイントはある。アメリカらしい味付けになっているね。

 ただ、あの重厚さで哲学的なストーリー性は残念ながら感じられなかった。

 でも逆襲の方はある意味では奇跡の作品でもあるし、比べるのはちょっとかわいそうな面もあるかもしれない。

 子供&ファミリー向けの映画としてうまくまとめてきたという印象かな」

 

 

 

生きて動き回るポケモンたち

 

やっぱり、生きて動いているポケモンを見るだけでも感動だよね

 

街中で人間と一緒に歩くシーンは最高のOPなんじゃないかな?

 

 

カエル「それこそ『ズートピア』でたくさんの動物が街中で歩き回るシーンなんかもあるけれど、大きな世界が広がっていくシーンってとても感動するよね!」

主「今回、面白かったのはその街並みがニューヨークなどのアメリカの大都市を思わせる未来都市である一方で、中国風の雰囲気もあった。

 だけれど、ティムが父親の家に向かうときは東京風の町並みでもあり、アジア&アメリカという、ごちゃ混ぜなオリエンタルな感じを受けたんだよね」

 

カエル「今回、アメリカでは一部で主人公が黒人に変更されたことに違和感があると声を上げている方もいるようですが、黒人、白人、黄色人種(アジア系)などの多様な人種で物語を盛り上げます」

主「すごく多様性を感じた理由として、やっぱりポケモンの存在が大きいと思うんだよ。

 もちろん中には可愛いポケモンもいっぱいて、ガーディとかペットにしたいじゃない。だけれどそれだけではなくて、ベロリンガとかバリヤードってちょっと気持ち悪いところがある。

 だけれど、それらも特に区別なく普通に存在している。

 プリンがBarで歌っているけれど、あれだけ可愛らしいのにどこかやさぐれている印象も与えるし……ちょっと不思議な光景がたくさん見られたおかげで、多様性のある作品になっていたのではないか?

 

 

 

ポケモンはモンスターなのか?

 

今回のポケモンは恐ろしい存在としても描かれていて、人間では絶対に勝てない、あるいは亡くなる可能性も感じさせたよね

 

……このあたりってミュウツーの逆襲にも繋がると思うんだよ

 

カエル「ゲッコウガのシーンなんて完全にホラーであり、まるで『エイリアン』を見ているような気分だったよね。それ以外でも恐ろしい存在として描かれるポケモンたちもすごくたくさんいたし、リザードンとの戦闘シーンなんて『あんな小さな金網では安全性に問題がある!』と突っ込みたくなるほどの迫力だったし」

 

主「地下格闘技施設をモチーフにしているだろうから、あれはあれでわかるんだけれど、やっぱり無理はある。あと、あのリザードンのバトルもミュウツーの逆襲のオマージュも兼ねているんじゃないかな?

 でもさポケモンらしいなって思うシーンもあるんだ。

 ミュウツーの逆襲の脚本を務めた首藤さんがネットで回想録みたいなものを公開されているんだけれど、その中で『涙を感情で流すのは人間だけであり、多くの動物は瞳の保護機能でしかない。だけれど、ポケモンは感情で涙を流す』というようなことを書いている。

 それはフシギダネなどの野生のポケモンと会うシーンなどでも感じてさ……決してポケモンというのは”恐ろしいという意味でのモンスター”ではないんだよ

 

カエル「あれはあくまでも人間によって暴走させられた姿であり、本来はおとなしい存在なのかもしれないね」

主「ポケモンは対立するものではないし、利用するものでもない。

 本当に”友達”なんだということがよく伝わってきた。それは野生とかそういうことも関係なくね。

 そりゃ、カラカラだって泣いているところで急にトレーナーに来られたら怒るよ。そういう当たり前の感情を描き、人間と共に生活している……その姿に心を打たれたね」

 

 

 

 

ポケモンの裏設定を感じらせる物語

 

今回MVPをあげるポケモンを選べと言われたら誰になる?

 

ピカチュウ……と言いたいけれど、やっぱりメタモンではないでしょうか?

 

カエル「あの設定は痺れたよね……テレビの収録中に人間に変化するシーンを見て度肝を抜かれたし、その後の活躍も多くて、こういうサスペンス調の作品ではメタモンは反則級に便利だなぁ……と感じさせられたなぁ」

主「今回褒めたいのは、敵が”メタモンを使用している”ということ。

 あくまで噂レベルの裏設定ではあるけれど、メタモンってミュウツーの失敗作という話があるんだよね。

 その生まれも、なぜ変身できるのかもよくわかっていない。それは科学的に誕生したからではないか? という、あくまでも裏設定。

 だけれど、ポケモンってこの手の穏やかでない話がたくさんある」

 

カエル「……結局フジ老人がミュウツーを作ったとかって、もう正史になっているのかな?

 最初のポケモンもどこまでが元々存在した設定で、どこからが偶然生まれたり、ファンが勝手に言い出した設定なのかよくわからない部分もあるけれど……

主「でもそこもポケモンの面白さなんだよ。

 そして今回は敵がメタモンを使い、ミュウツーを研究する施設を運営していたということで、作品に想像する余地や奥行きが生まれていると思う。妄想じみたお話だけれど、でも楽しみ方としてはありなんじゃないかな?」

 

 

 

ただし、問題点も多い

 

最後になるけれど……やっぱり批判点は多いのかなぁ

 

肝心のミステリーとしては全く評価できない

 

主「物語のほとんどがティムやピカチュウが解き明かすものではなく、誰かに教えてもらった情報を元にどっかへ行き、偶然のようにトラブルに巻き込まれる……ということに繰り返しで、全く名探偵要素がなく、面白みも少ないのは大きな問題だ

カエル「それが理由で中盤はかなり退屈な思いをしてしまったのは事実だよね」

 

主「それから、やっぱり御都合主義はどうしても感じてしまうし、ホラーとしても見所はあるものの中途半端。

 アクションは良かったものの、そもそもなぜお父さんがミュウツーを捕まえるのに協力したのか? という問題は解決されていない。

 また人間の進化という敵の目的も……なんとなくはわかるような気もするんだけれど、でも目的に対する手段としては弱い気もする。

 やっぱり、手放しで褒めることはできないフワフワした作品だ」

 

カエル「ヒロインのルーシーももう少しなんらかの魅力や活躍ポイントを出して欲しかったよね」

主「その意味では問題が多い作品ではあるし、予算や技術の問題があるのかな? と思うシーンもあったけれど、ほぼ明るいシーンを中心に画面を構成していたりして見やすい絵作りなどの評価もしたい。

 その意味では……ポケモンの実写映画のスタートとしては、十分合格点と言える作品に仕上がっているのではないだろうか?

 

 

 

まとめ

 

では、この記事のまとめです!

 

  • あのポケモンたちが生きて歌ってバトルして動き回る姿に感動!
  • アクションなどの魅力もあり、ポケモンらしさもたくさん1
  • 声優陣は思うところはあるものの、サプライズもあり楽しめる!
  • ただし、全体的にはつきぬけたものがあまりない印象も……

 

今後も作られて欲しい作品です!

 

カエル「本作が世界的に大ヒットして、この続編であったり、また違うジャンルのポケモン映画を作って欲しいよね!

主「それこそ”ポケモンユニバース”だってできるんじゃないの?

 今回は初代のポケモンが多かったけれど、最近のポケモンなどもうまく出してさ、ロケット団や喋るニャースなども出したりして!」

 

カエル「ユニバースにする意味があるかはわからないけれど、色々な発展系はありそうだよね。願わくば日本もこの流れに続いて欲しいけれど……日本の場合はアニメが限界なのかなぁ?」

主「なにはともあれ、今後の実写版ポケモンの動向も当然ですが、ポケモン映画全体がどのようになっていくのかも含めて注目していきましょう!

 

 

 

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