この記事では2021年のアニメ作品の優秀賞を発表していきます!
アニメ映画はすでに発表したが、テレビアニメやその他配信・MV系なども含めて発表していくぞ
今回は初めての試みとなりますが、とりあえず考えてみたので発表していこうと思います
カエル「ランキング形式も考えましたが、同じ映画媒体ならばともかく映画と配信など順位づけをするのも難しいので、今回は優秀賞などの形式で発表していきたいと思います。
一応、最優秀賞は決めようかなぁ。
今年からの初めての試みなので、今後は色々と変更もあるかも知れませんが、お手柔らかにお願いします。
また、これはかなりその日の気分の要素が多いので、映画よりも変動の可能性が大きいです。
それでは、記事のスタートです!」
ルール説明
それではまずはルール説明からスタートです!
- 2021年1月1日から2021年12月31日の期間に公開された作品が対象
- テレビアニメ・アニメ映画・MVやCMなどの短編作品の3部門で表彰していきます
今回はこの程度の説明になるが、今後はまた増えていくかもしれんの
亀「ちなみに、先に語っておくと、当然ながらアニメ映画は正確にはわからんが7割ほどの作品を追いかけているはずじゃから、それなりの母数の上に成り立っておる。しかし、テレビアニメはそもそも1話もみていない、1話切りがあったり、あるいは途中で時間がなくて見れなくなってしまったなどもあるから、あれがない、これがないということもあるかもしれんが、ご了承くださいというところじゃな。
またMV・CM系の短編は、そもそもわしが気づいとらん可能性もある。
何とか追いかけてはいるが、こちらも一覧などがなかなかない分野だけに、ご了承願いたいところじゃな」
色々と言い訳がましくはなってしまいますが、初めての試みだからとご了承ください
ただし、個人的には推したい&伝えたい作品がたくさんということは言っておきたいね!
主「それでは、早速ながら記事を初めていきましょう!」
アニなら部門
こちらは2021年12月29日に行われて、うちのYouTubeチャンネルで毎月1回配信している『アニなら』で作成された、2021年の年間ランキングの結果になります!
詳しくは以下のTwitterや動画を見てほしいの
#アニなら
— 井中カエル@物語るカメ/映画・アニメ系VTuber(初書籍発売中!) (@monogatarukame) 2021年12月30日
2021年アニメ映画ベストランキングTOP10の結果発表です!
いっぱい拡散してね!
(つうさん作)
↓本編は下記リンクより↓https://t.co/6jQMZYKmAI pic.twitter.com/ntLCTUS3qS
↓選考過程はこちらからどうぞ↓
アニメ映画部門
優秀賞作品
『アイの歌声を聴かせて』
ミッチェル家とマシンの反乱
ARIA 青のカーテンコールシリーズ
シン・エヴァンゲリオン 劇場版
竜とそばかすの姫
最優秀作品賞
映画大好きポンポさん
アニメ映画部門の発表はこんなところじゃな
すでにアニメ映画ランキングで発表しているような作品たちが並んでいるね
カエル「まず、大きな括りで言えば2021年のアニメ映画は
- 邦画豊作・洋画不作
- 平成を代表するコンテンツの終焉
ということが挙げられるのではでしょうか。
洋画の不作は……当然ながらコロナの影響もありますし、そもそもヨーロッパアニメーションが上陸すらしていないということもあり、仕方ない面も大きいかと思います。逆に言えば、ヨーロッパアニメーションは過去1、2年くらいが、びっくりするくらい大豊作だったしね」
亀「アニメーション洋画に関しては独自の配信プランを持つディズニー・ピクサーとNetflix以外は、ほぼ劇場での公開も少なかった状況じゃからな。
そしてエヴァ、ARIA、シドニアの騎士、ファフナーなどのように平成前期〜中期を代表する作品が完結したことも挙げられるかの。
エヴァに関してはそれが数字としても結果を残したことも含めて、綺麗な着地だったと感じておる」
全体的にはクセが強い作品が多かったんじゃないかな
おそらく、今年は何を重視するかによって大賞が異なるであろうな
カエル「うちではポンポさんが圧倒したと語っているし、映画ファンの中でも評価の高い作品だとは思います。ただ一方で厳しい意見が一部である気もしているし……それこそ、うちでは全く評価できていないけれどレビュースタァライトみたいな作品もあったしね」
亀「おそらく、多くの人の投票制ならばエヴァがかなり強いじゃろうな。
安定して強い作品は……もしかしたら、なかったかもしれんの」
テレビアニメ部門
優秀賞
SK8
オッドタクシー
無職転生
古見さんは、コミュ症です
最優秀賞
小林さんちのメイドラゴンS
ここは、完全に話題作ばかりになったね
うちはミーハーな作品ばかり見ているからの
カエル「ここに関しては1つ言わせて貰えば、テレビアニメは1話を見るハードルは低いけれど、全話見るハードルは映画よりも遥かに高いということかな。続きものだし、途中で諦めちゃったり、それこそ数が多いから面白くなければ切るだけだしね。
アニメ映画は本数が多いけれど、まだギリギリ全部追えなくもない数だと思うんだよ。
だけれどテレビアニメを全部追えている人って、日本中探してもいないんじゃないかなぁ」
亀「いや、日本クラスになれば誰かしらいるかもしれんが……普通の仕事をしながらでは無理じゃな。
その意味では、この作品たちは『全話追いたいと思わせる力と話題性の両面を兼ね備えていた』ということもできるかの。
その中でもオッドタクシーは、近年高まり続ける作画の過密化などとは違う面白さを提示してくれたことも、評価してもいいのではと感じておる」
その中でも1位はメイドラゴンSでした
もちろん、京アニファンの贔屓目はあるがの
カエル「多分、メイドラゴンSって優等生な作品だと思うんだよね。キャラクター同士がわちゃわちゃしている様が楽しいし、作画も安定しているしすごくて、物語も日常系ながらも作り込まれているしで、多くの要素が高水準でまとまっているというか」
亀「わしが評価したいのは『アニメで何を表現したいのか』ということじゃな。
近年は作画技術の向上により、素晴らしい映像を誇るアニメ作品が相次いでおるし、今回優秀賞に選んだ作品も濃密な映像表現が楽しめる。
じゃが”映像表現がすごい”で終わりがちな中で、その先に……映像表現を通して何を伝えるのか、という点を見たときに、メイドラゴン、ひいては京アニが1番優れていると感じた。
もちろん、これはうちが京アニ贔屓なこともあるがの。
映像を……アニメ表現を作るのではなく、その先にあるメッセージの強さという意味では、今年はポンポさんとメイドラゴンSが2強じゃと思ったし、それが好ましいものだったということかもしれんの」
MV・CMなどの短編部門
優秀賞
平行線 Eve×suis from ヨルシカ MV
高野交差点 伊藤瑞希
ヒマリとくま
ホロライブ・にじさんじなどのVtuberの楽曲たち
&
切り抜き・アニメ動画
最優秀賞
カロリーメイト web movie 『夏がはじまる。』篇
ここは説明が絶対必要だよね
短編アニメーションの中でも色々な作品を選んでみた
カエル「まずはEveのヨルシカとコラボレーションした MVは、近年の短編アニメとしてのMV文化を語る上ではEveは外すことのできない存在となっています。今作は依田伸隆を起用するなど、アニメ表現の分野でも話題となりました。
1つの短編作品として、なかなかレベルの高い作品だよね」
亀「次に高野交差点は短編アニメーションの分野では新星として色々なところで話題となっている作品のようじゃな。こちらもみてみた結果、音楽の使い方や独特の絵のタッチなどが気に入り、今回入れてみた結果じゃな」
上記の作品たちが従来のMV・CM系とコンペディション的な短編アニメーション系ということになるのかな
その後に紹介する作品たちは、今の時代だからこそ生まれてきた作品たちじゃな
カエル「ヒマリとくまシリーズはTwitterなどでも話題のサカイタカヒロが制作するオリジナルキャラクターです。こちらは個人で製作する短編アニメシリーズであり、キャラクターがかわいらしくドラマ性がきちんとあること、そしてアニメ的な快楽性が感じられるために、今回優秀作品に選んでいます。
正確には2021年の作品とすると語弊はあるかもしれませんが……とりあえず選んでおきたかったですね」
亀「もう1つが過熱するVtuverの分野からじゃ。
もちろん、企業勢として活躍するホロライブ、にじさんじのVtuberが歌う楽曲やアニメーションが素晴らしく、今後もさらに成長していくことを加味した評価もある。しかし、それ以上にわしが感嘆の声を漏らすのが、配信の一部を切り取った動画、いわゆる切り抜き動画にアニメーションをつけるという動画が多くみられることじゃな。
これらは既存のYoutuberなどではない文化ではないじゃろうか。
キャラクターが確立されているVtuberだからこその文化・アニメーション形式であり、今まで短編アニメというとコンペディション的なアート的感覚の強いアニメーションが多かった印象であるが、もっと娯楽要素の高い部分から、しかも個人がアニメーションを作るという点と継続性、娯楽性などを加味して、今回は優秀賞に選ばせてもらった」
最優秀賞はカロリーメイトのCMです!
カエル「こちらは2021年……というか、ここ数年で1番話題になっているあのウイルスに関することを取り入れて、それぞれの青春を描いた部分などを評価しています。
この作品が2021年の夏に公開された意義というのは、とても大きいものではないでしょうか」
亀「短編アニメーションは今年多くチェックしたわけではないが、ポケモンのYouTube作品などは変わらずにいい作品が相次いでいた。今後もこの形式がプロ・アマ問わずにさらに発展していくのではないじゃろうか。
今回は、その未来にベットした作品が多かったかの」
最後に
というわけで、各アニメ作品の優秀賞などの発表でした
少しでも参考になれば嬉しいの
カエル「2021年はかなりサボりがちだったので、2022年はもう少し更新頻度が増えるように頑張りたいと思います。
とは言っても、仕事があったり、色々と堕落することもあるだろうから、1日1記事とかは絶対に無理ですが……目標は週に3記事、最低でも週に1記事は目指さないとね」
色々と賛否があるであろうが、2021年も読んでいただきまして、ありがとうございました。
2022年もよろしくお願いいたします
それでは、良いお年を!