物語る亀

物語る亀

物語愛好者の雑文

<絶賛>『ブルーロック』原作11巻までの感想 王道と邪道の融合とキャラクター設定の魅力を探る

 

今回は『映画:劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の公開に備えて、原作を読んでいるのでその感想を語っていきましょう

 

まずはキリがいいところでTVアニメ1期分(11巻ほど)までの感想としましょう

 

 

ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

カエルくん(以下カエル)

原作を読んでみて、ここまで面白かったんだ! ってびっくりしたね

 

TVアニメも全話見てハマっていたけれど、もっとハマった気分だよ

 

カエル「それでは、感想記事をスタートします!」

 

 

 

この記事が面白かったり、感想があればTweet、ブックマークをお願いします!

 

  • 感想
    • 11巻までのうまさ
  • 王道と邪道
    • 邪道を王道・正道に変えていく
  • 具体的な計算された上手さ
    • 『全ての読者がサッカーファンではない』という前提
    • キャラクター設定のわかりやすさ
    • 各試合の意味
    • 最後に

 

 

続きを読む

物語る亀(井中カエル)寄稿記事一覧 ※2024年3月17日更新

 

フリーライター、井中カエルとして寄稿した記事はこちらにまとめています!

 

 

 

ライターとしての起用に興味がある方は以下のアドレスから連絡をお待ちしています

 

monogatarukame※gmail.com
※→@

 

  • 映画系 
    • リアルサウンド 映画部
    • 最新記事
    • シネマズPLUS
    • 現代ビジネス
  • 漫画系

 

 

続きを読む

鳥山明先生の功績を振り返る

 

2024年3月8日、鳥山明さんの逝去が発表されました。

謹んでご冥福をお祈りします。

 

 

 

……鳥山明先生が、亡くなられたとの発表があったね

 

とても色々な思いが交差してくるな

 

DRAGON BALL モノクロ版 42 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

カエルくん(以下カエル)

本当は訃報に対する記事で、この形式はふさわしくないという思いもあったんだけれど……

 

でも、あえてエンタメ界の大巨人だからこそ、この形式で楽しく語っていきたいという思いが強かった

 

カエル「うちは鳥山先生に関しては、どれくらい作品を読んでいるの?」

 

主「多分、大多数の人と同じレベルかな。

 幼少期に『Dr.スランプ』と『ドラゴンボール』を読んで『ドラゴンクエスト』をプレイして……という、当たり前に鳥山明という人の作り出したものに囲まれた生活をしていた。

 逆に言えば、当たり前すぎて、それが普通に感じていた部分もあったかもね。

 大ファンということではなかったけれど……でも、いて当たり前、あって当たり前と認識していたかな」

 

今回はそんな鳥山明先生の功績について簡単に振り返りましょう

 

ここから先は敬称略の記事となります

 

 

  • 漫画表現の巨人
    • 最大のヒット作である『ドラゴンクエスト』
    • 漫画という特殊性のある媒体
    • 映像化が難しいほどのレベルの高さ
    • 物語性が薄いという強み
    • 最後に

 

 

続きを読む

<絶賛‼️>漫画『ニャリウッド!』2巻感想&評価 ポンポさんとミスティアによって変化する『夢を失った人々』

 

今回は漫画『ニャリウッド!』の2巻のレビューとなります!

 

これはとても面白かったので、思わず筆がのっちゃいましたね

 

ニャリウッド!2 NYALLYWOOD STUDIOS SERIES 映画大好きアランくん (MFC ジーンピクシブシリーズ)

 

カエルくん(以下カエル)

実は漫画レビューは難しいところもあって……というのも、完結していないので語りにくい部分もあるんでしょね

 

映画のいいところは基本的に1作で完結しているところだからね

 

カエル「その意味では、今作は1巻ずつで完結しているので語りやすいのと、あとそれでも語りたいと思うほどの強いエネルギーを感じたんだよね!」

 

主「すんごくいい作品だったので、是非とも多くの人に読んで欲しい作品だね。

 それでは、さっそくレビューを開始しましょう」

 

 

 

 

この記事が面白かったり、感想があればTweet、ブックマークをお願いします!

 

 

  • 感想
    • メディアミックスのあるべき姿
    • 夢を見つける者と夢に敗れた者
  • 興行面と作家性の二律背反
    • ”商品”と”作品”の対立
    • 投資のあるべき姿とは?
    • 『それでも』『だからこそ』と求めたい姿
    • ポンポさんシリーズはこちら!

 

 

chatGPTによるこの記事のまとめ

  • 「映画大好きポンポさん」シリーズは、クリエイターの情熱やメディアミックスの理想的な形を示しており、作品のオリジナリティとメディアミックスの相互影響が、エンタメ産業の発展に寄与している。
  • 『夢がない人』と『夢に敗れた人』への対比構造が鮮やかで、現代のクリエイターのあり方や自己表現の重要性を描き出している。
  • 銀行側のビジネス視点と、クリエイターの意見が対立し、投資と経営に関する考え方が問われ、ビジネスとしては銀行側の意見が理解できるが、クリエイターの純度と投資の目的についても考えさせられる。
  • 数字を追い求めることの重要性は否定できないが、創作物を観る人々は数字だけでは語れない感動や魂を求めている。創作にはクリエイターの魂が宿り、人生の喜怒哀楽や孤独感などが反映される。作品を通じて観客とクリエイターが繋がり、共鳴することで感動が生まれる。その魂のぶつかり合いが創作の真髄であり、観客との共感をもたらすのではないだろうか。

 

 

続きを読む

<ネタバレ考察>『ワンピース』1044話で明かされた衝撃の事実、太陽の戦士ニカの正体とは?

 

今回は珍しく、週刊少年漫画『ONE PIECE』の本誌の感想記事になります!

 

ちなみに、後半は『ONE PIECE』の本誌のネタバレになりますので、コミックス派・アニメ派の方や、ネタバレが嫌な方は前半部分でおやめください

 

ONE PIECE モノクロ版 101 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

カエルくん(以下カエル)

「ちなみに、前半部分は、1巻の内容から『なぜONE PIECEは面白いのか?』について考察していますので、そこだけでも読んでいただけたら嬉しいです!」

 

「自分としては常々考えていたことなので、この機会に発表しようかなって。

 あんまり物語の設定とかに基づいた話ではないので、人によっては『ぶっ飛んでんな』と拒否反応はあるかもしれないけれどね」

 

カエル「それでは、記事のスタートです!」

 

 

 

この記事が面白かったり、感想があればTweet、ブックマークをお願いします!

 

 

  • 前提として〜『ONE PIECE』が持つ漫画的な面白さとは〜
  • ここからは1044話『解放の戦士』のネタバレを含みます
    • 1044話で明かされたことおさらい
    • 戦士、ニカの正体とは?
    • 今後の展開の予想について
    • シャンクスについて
    • 最後に
    • 本記事が好きな人にオススメしたい作品・記事はこちら

 

続きを読む

漫画『タコピーの原罪』ネタバレ感想&評価・考察 ネット発作品の持つ特徴について考える

 

今回はネットで話題の漫画『タコピーの原罪』の感想記事になります!

 

また、すごい作品が出てきたね!

 

タコピーの原罪 上 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

カエルくん(以下カエル)

「Twitterを中心に、すごく話題だよね! 2022年でもトップクラスの話題作ではないでしょうか!」

 

「しかもジャンプ+で手軽に読めるというのも大きいのかもしれないね」

 

カエル「それでは、早速ですが記事のスタートです!」

 

 

 

この記事が面白かったらTweet、ブックマークをお願いします!

 

 

 

  • 感想
    • 随所に感じる『浅野いにお』イズム
  • 以下ネタバレあり
  • 今作の強みについて
    • 今作の強み① タコピーのキャッチーなキャラクター
    • 今作の強み② わかりやすく描かれた『バカの壁』
    • 今作の強み③ 誰にでもわかる問題と暴力性
    • 個人的に思うこと

 

続きを読む

『GTO』が捉えた2000年代前後の学校教育と学生の問題〜エヴァからGTOへ到る流れ〜

 

今回は、なぜに今更? 感もありますが『GTO 』の記事になります!

 

 

やるんだったら、せめてリメイクドラマが放送されていた数年前だよねぇ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「……いや、歴史的な漫画だけれど、新たな展開もないのに今更語るの?」

 

「しかも、今回はそれなりに熱が入っています。

 本当にね……なんでこんなことを書いているだろう」

 

カエル「その理由も含めて本文で明かしていきますが……そもそもGTOを知らないって人も、若い人では出てくるよね」

主「流石に名前くらいは知っているだろうけれど、漫画は20年くらい前だからなぁ。当時はめっちゃ絵がうまいと思ったけれど、実際に絵がうまいけれど、実は女性キャラクターの書き分けがあんまりできてないんだ〜とか、この年になったからこそ気づくこともあったよ。

 あと、思ったよりもエロが少なかった。

 当時のマガジンは『GET BACKERS-奪還屋-』とか『SAMURAI DEEPER KYO』とかもあったけれど、むしろそっちの方がお色気度が高いというか……あの描写でドキマギしていた時代が懐かしくもある」

 

カエル「はい、そんな郷愁はどうでもいいから、さっさと記事を始めます!」

 

  • 感想
  • GTOが切り取った時代と教育
    • エヴァンゲリオンとGTO
    • 時代性を反映した作品
    • 教師らしくない教師だからこそ、破壊してくれると信じられる姿
  • GTOの物語論
    • ヒロインとしての神崎麗美
    • 恋愛漫画としてのGTO
    • 天使部隊以後のGTO
    • 歪んだ教育社会の被害者たちは誰だったのか?
    • まとめ

 

続きを読む