物語る亀

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物語愛好者の雑文

考察記事

映画『メアリと魔女の花』感想と考察 ジブリや宮崎駿を脱却した米林監督の決意宣言!

カエルくん(以下カエル) 「えー、先に言っておきますと、このブログはアニメ映画を多く論評しています。当然のようにジブリ映画は昨年の『レッドタートル』なども鑑賞していますが、比較的厳しい論調が多いということを念頭に置いていただきたいです」 ブ…

リトルウィッチアカデミア 最終回(25話)感想、考察 『好き』の気持ちは世界とつながる!

カエルくん(以下カエル) 「いよいよリトルウィッチアカデミアも最終回を迎えたねぇ」 ブログ主(以下主) 「来週からは何を楽しみにすればいいんだ……」 カエル「と言いながら毎期何か注目作品を見つけては、全話見ているんだけどね」 主「でも2クールアニ…

少女革命ウテナが示した女性の変化〜20周年を記念して考察する(ネタバレあり)〜

カエルくん(以下カエル) 「今年はウテナのメモリアルイヤーなんだね」 ブログ主(以下主) 「テレビシリーズの放映開始からちょうど20年と今年はメモリアルイヤーでもあるし……色々とある年だったんだな」 カエル「主演を務めた川上とも子さんが2011年の6月…

映画『夜明け告げるルーのうた』感想&考察 誰よりも『優しい』湯浅作品がここに誕生!

カエルくん(以下カエル) 「そして今週公開作品ではヴィルヌーヴに続き、大好きな監督の新作公開第2弾のお話をするよ!」 ブログ主(以下主) 「湯浅政明ワールド全開だ! 注目のアニメが来たぞぉ!!」 カエル「いやー、これだけ好きな監督の新作が連続で…

映画『メッセージ』ネタバレ解説&感想! ヴィルヌーヴらしさに溢れた『言語のSF』登場! 

カエルくん(以下カエル) 「えー、今回は語ることが多いので、記事前のコントはほとんど省略します」 ブログ主(以下主) 「ヴィルヌーヴの新作だからね! 仕方ないよね!」 カエル「ちなみに原作未読、ヴィルヌーヴ作品は『静かなる叫び』以降は全て見てい…

映画『3月のライオン 後編』感想と考察、批評(前編から通して感想) 今年度トップクラスの邦画が登場!

カエルくん(以下カエル) 「それでは3月のライオンの後編の話だけど……なんだか興行は苦戦しているという話だよね?」 ブログ主(以下主) 「あんまり興行に興味ないからわからんけれど、ランキングにはあまり絡んでこないね」 カエル「う〜ん……やっぱり前後…

映画『キングコング 髑髏島の巨神』考察と批評、ちょっと感想 僕たちが怪獣映画を見る理由 ネタバレあり

亀爺(以下亀) 「それでは、ここからはキングコングの考察の記事と行こうかの」 ブログ主(以下主) 「今回も語ることがたくさんあるから、長い記事になりそうだねぇ……」 亀「最近、この手の記事が長文化の一途を辿っておるの」 主「一応短くまとめようとい…

映画『チアダン』批評と考察 この映画がなぜ『チアダンス』をテーマにした映画なのか? ネタバレあり

カエルくん(以下カエル) 「では、このブログの特徴である批評記事を展開していくけれど、それがまさかチアダンになるとはね……想像もしていなかったよ」 ブログ主(以下主) 「トンデモなくハマってしまった映画でさ、自分でも驚いた。まさかチアダンでここ…

ネタバレあり! 映画『ラ・ラ・ランド』批評と考察、感想も少し なぜこの映画は『ジャズ』なの?

カエルくん(以下カエル) 「それじゃ……ラ・ラ・ランドの批評記事だけど……あれ? 主は?」 亀爺(以下亀) 「今回は姿を見せんようじゃな。メモ書きだけ残して、あとはわしらに任せるらしい」 カエル「デジモンやヤマトの公開週でもあるしねぇ……そっちに行っ…

ネタバレあり 『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-(SAO)』考察と批評

カエルくん(以下カエル) 「じゃあ、引き続いて感想記事とは別の批評記事を書いていくことになるけれど……」 ブログ主(以下主) 「このやり方も久々だなぁ……ちょっと前は結構やっていた気がするけれど」 カエル「あんまりそれだけやる意味のある映画がなか…

映画『僕と世界の方程式』感想と批評 この世界は数学に溢れている! 作り込まれた名作!

亀爺(以下亀) 「……まさか、ここまで思うところがあるとは」 ブログ主(以下主) 「ああ、このTweetのこと?」 僕と世界の方程式鑑賞。素晴らしい作品! このレベルの脚本の完成度と巧みな演出の映画はそうないよ!しかも自閉症を題材にしたドラマなんだけ…

『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン』感想と批評 物語の抱える問題を突きつけた映画!

カエルくん(以下カエル) 「さあ〜て、今回は『映画妖怪ウォッチ』のお話だね」 ブログ主(以下主) 「…………」 カエル「ある意味では僕たちも妖怪みたいなものだから、すっごい人気者になったりして!」 主「…………」 カエル(あ、これ大絶賛か大批判のパター…

映画『この世界の片隅に』批評と考察 失ったものと、得たものとは? ※ネタバレあり

亀爺(以下亀) 「では続いて、ネタバレありの批評、考察記事を書くとするかの」 ブログ主(以下主) 「……この件に関しては少し失敗したんだよなぁ……」 亀「失敗? 何をじゃ?」 主「もうさ、あまりにも評判がいい上に、元々原作大好きで……しかもアニメも当…

映画『千年女優』感想と評論 『虚構』の中に潜む『真実』を暴いた映画

カエルくん(以下カエル) 「今回は今敏の千年女優について語っていくんだね」 ブログ主(以下主) 「ちょっと前に今敏について語った際に、千年女優を語ってみたいなって思ってさ」 カエル「もう何年前の作品だっけ?」 主「2002年公開だから、もう14年前か…

映画『君の名は。』考察&批評 作品タイトルに込められたテーマとは? ※ネタバレあり!

亀爺(以下亀) 「ここからは選手交代じゃ、カエルに変わってわしが担当するぞい」 ブログ主(以下主) 「いや、この記事から読み始めた人が意味不明だから、そういう紹介やめろよ」 亀「最近、わしの出番が少ない気がするからの。評論系の記事で存在感を出…

映画『シン・ゴジラ』ネタバレ考察&評価、感想 核と戦争について語り、初代ゴジラを現代に甦らせた名作!

// さて、シン・ゴジラの評論記事だけど、少しは落ち着いた? 感想記事の時はあまりに熱すぎて、オタク特有のウザさがマックスだったけれど ……まあ、熱は冷めてきた。だけど、やっぱり胸に残る感動はすごく大きいね カエルくん(以下カエル) 「また公開2日…

映画『お熱いのがお好き』感想と評論 ワイルダーのヘイズ・コードとの戦い

私のような映画を観る際は脚本に注目する人間からすると、40年代から60年代付近にかけてのハリウッド映画というものは大好物で、その中でも特にビリーワイルダーは脚本で映画を語るのであれば必ず通らねばならない監督だろう。 今回はその中でも代表作『お熱…

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』感想と考察、そして『愛』の分析 

久々にこの作品を語ってみたいなぁ、と思い立ち記事を書くことにしてみた。 なぜ今更になって『砂糖菓子の弾丸』なのかと問われると、「暴力も喪失も痛みもなにもなかったふりをしてつらっとしてある日大人」になった、今の私だからこそこの作品を読み返す意…

ズートピアと響けユーフォニアムから見る、日米のアニメの現状と未来

今週はズートピアと響けユーフォニアという年間ランキング(アニメ部門、映画部門の両方)でも屈指の作品が同時公開された。いい機会なので日米のアニメ分野における現状とこれからについて、考えていきたい。 当然のことながらバリバリの私感なので、突っ込…

チャップリン『街の灯』の本当の主題は何か?〜作品考察と評論〜

久々にチャップリンの『街の灯』を鑑賞したので、その感想と考察をしていきたい。 チャップリンは私の少ない映画鑑賞歴でも特に好きな映画監督の1人であり、数あるチャップリン映画の中でも街の灯はやはり代表作だけあって非常に上手く作られている。 映画監…

アニメ『SHIROBAKO』感想 本作はなぜ人の心に響くのか? 〜物語構造の研究と評論〜

記念すべき1発目の記事。 再放送で一挙放送がやっていたので新年はそれで潰れてしまいました。それだけこの作品が好きなんだぁと思いつつも、いろいろと書きたいことができたので書いていきます。 「記号的な表現って綺麗でも飽きるよ! 挑戦、挑戦、新境地…