物語る亀

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物語愛好者の雑文

<良作>映画『アキラとあきら』ネタバレ感想&評価! 面白い映画に作家性は必要ないのだろうか?

 

今回は経済小説を基にした映画『アキラとアキラ』の感想記事になります!

少し公開から遅くなりましたが、語りたいことのある作品でした

 

(C)2022「アキラとあきら」製作委員会

 

カエルくん(以下カエル)

本当は公開日か、その次の日くらいに見に行ったはずですが、2週間くらい過ぎてのレビュー記事となります!

 

語りたいことは、実は色々とある作品なんですよねぇ

 

カエル「では、この作品をどのように解釈するのか?

 意外と深いような……? 話になるといいですね!

 それでは、記事のスタートです!」

 

 

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  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 大きなテーマと小さなテーマ
    • 今作の演技について
  • 私見〜映画としての顔が見えない作品に?〜
    • 『物語のテーマ』と『制作のテーマ』
    • 作家性を持たないことが持ち味の三木監督
    • 長所は短所・短所は長所
    • 最後に

 

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<良作紹介>『夏へのトンネル、さよならの出口』感想 アニメとしての映像化がとてもうまい作品に!

 

今回はアニメ映画『夏へのトンネル、さよならの出口』の紹介記事になります!

 

基本的にはネタバレなしで書いていこうと思うぞ!

(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会

 

カエルくん(以下カエル)

今回は劇場公開前に試写会で見させていただいたので、作品紹介の記事ということになります!

 

亀爺(以下亀)

なのでネタバレはなし、褒め重視のレビュー記事となっておるぞ

 

カエル「今作も9月公開のアニメ映画で、それなりに注目している方が多いのではないでしょうか?」

 

亀「原作はガガガ文庫で新人賞を受賞した作品であり、こちらもライトノベルファンの中では話題になった作品のようじゃからな。

 夏にふさわしい、爽やかな作品じゃな。

 それでは、紹介記事をスタートしていくぞ!」

 

↓ネタバレありの感想記事はこちら↓

blog.monogatarukame.net

 

 

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  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
  • 本作の見どころ!
    • 見どころ① 映像・演出
    • 見どころ② 原作を見事に再構成!
    • 最後に
  • 本作が好きな人にオススメしたい作品・記事はこちら

 

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<良作>映画『劇場版ツルネ はじまりの一射』ネタバレ感想&評価 京アニらしい1本筋の通った総集編に!

 

今回は『劇場版ツルネ はじまりの一射』の感想記事になります!

 

総集編ながらも、楽しみな作品だね

 

(C)綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会

 

 

カエルくん(以下カエル)

今回は事前にテレビシリーズを観てから、劇場にいきました

 

総集編とは知っていたけれど、京アニの総集編って他の作品の総集編とは違う場合が多いからね

 

カエル「再構成とかがとてもうまいスタジオだよね。

 総集編だから1話から13話までの物語を詰め込みました! ではないというか」

 

主「何が出てくるのかはお楽しみってところもあるからね。

 今回もテレビシリーズとは違った一面が見られるといいなぁ……ということで、感想記事のスタートです!」

 

 

 

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  • 感想
    • 弓道を舞台としたスポーツもの(武道もの)の難しさ
    • 動きが少ないストーリーを魅せる技術
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 育成を大切にする京アニ
    • 今作が描き出した京アニらしいテーマとは?
    • 最後に
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映画『ハウ』ネタバレ感想&評価! 田中圭とベックの感動の再会…だけではない物語!?

 

今回は『ハウ』の紹介記事になります!

 

タイトルが短すぎて、検索するのが大変な作品じゃな

 

ハウ (朝日文庫)

 

カエルくん(以下カエル)

色々と画像とか調べようとすると『ハウス〜〜とかが出てきて、肝心のハウが出てこないという……

 

亀爺(以下亀)

しかもハウ以外で検索するのが監督名や、役者の名前になるので、それはそれでめんどくさいというの

 

カエル「最近の長文になっているタイトルもどうかと思ったけれど、逆にカタカナ2文字というシンプルイズベストでも、こんな弊害があるんだねぇ」

 

亀「まあ、それはこちら側の問題じゃし『ハウ〜1000キロmの旅路〜』みたいな副題であれば、ダサいと思う人もいるから、これはこれでいいのかもしれん。

 あくまでもネット上の検索の問題じゃな。

 それでは、早速じゃが感想記事をスタートするかの」

 

 

 

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  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
  • 良かった点
    • 名役者・ハウ!
  • 以下ネタバレあり
  • より深く入り込む作品感想
    • 犬を用いたことの意味が感じられる作品に
    • 今作が描きたかった"思い"
    • 最後に
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<考察>『天使のたまご』ネタバレ感想&解釈 押井守の難解作に込められた意味を独自解釈で読み解く

 

今回は旧作の『天使のたまご』の感想&考察・解釈披露の記事になります!

 

いやー、久々に観たけれと、語りたいことが大いにある作品だったね!

 

天使のたまご

 

カエルくん(以下カエル)

押井監督が好きだから、かなり昔に鑑賞したけれど、その当時は『???』という印象しかなかったような気がするかなぁ

 

やっぱり、映画やアニメをたくさん語ってきたことで、色々と読み解く力が出てきたのかもしれないな

 

カエル「色々と難解な作品だけれど、明確な答えが見つかったの?」

 

主「そうだね。

 ただし、これから語るけれど、今回の解釈を”正解だ!”と豪語するつまりはありません。

 あくまでも解釈の1つだとして、捉えてください」

 

カエル「それでは、記事のスタートです!」

 

 

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  • 感想
    • 『物語を語る』ということが持つ意味〜ストーリーは果たして重要なのだろうか?〜
    • 本作を楽しむために重要な姿勢
  • 作品の解釈について
    • 今作に用いられた宗教的モチーフ
    • 処女懐胎と救世主の誕生を夢見る少女
    • なぜ青年はあのような行動に出たのか?
    • 本作が問いかけた『神話の終わり』
    • 最後に
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️<絶賛!>映画『灼熱の魂』ネタバレ感想&評価! ヴィルヌーヴの作家性全開! 必見の名作です

初出 2017年10月17日  改訂 2022年8月12日

 

なんだか、久々に洋画を扱う気がするの。ここ最近はアニメに次ぐアニメばかり語っておったし……

 

あれ、もしかしたら『ダンケルク』以来の洋画の記事になるのか? ここ最近はアニメ映画が多かったとはいえ……確かに久々かも

 

灼熱の魂 [DVD]

 

亀爺(以下亀)

まあ、半分以上アニメ記事ばかりじゃからな

 

亀「特に洋画に関しては詳しい人がいくらでもいるから、改めて主みたいな門外漢が語ることもないじゃろう。来月から洋画の大作がたくさん公開されるが、それだってどうするか決まっておらんのが実情だからの

 

ブログ主(以下主)

どうせみんな『このブログはアニメ記事だけ見ればいいや』とか思っているんでしょ……知っているよ、洋画だってそこまで詳しいわけじゃないしさ……

 

主「でもね、ヴィルヌーヴは別なんだよ!

 自分が心から『好きだ!』って叫びたくなる監督って洋画ではヴィルヌーブなんだよ!

 

過去に幾つかの作品を語っておるが、今回この作品を選んだ理由は何になるのかの?

 

単純に大好きだから!

 

主「オールタイムベストを選ぶとしたら、間違いなくこの作品は10作品の中に入ってくるだろうし、1位に選ぶ可能性だってある。

 もちろん、他にも名画が……アニメ、邦画、洋画を問わずにたくさんあるから簡単には言えないけれど、それほどまでの作品だからだよ。

 今回はヴィルヌーヴや洋画ファンの中では評価の非常に高いこの作品がいかに優れているのか、その点について語り明かしたいと思います!」

 

亀「ブレードランナーの新作もあるからの」

 

主「ちなみに、先に言っておくと自分は『ブレードランナー2049』は2017年でNo1の傑作になると思っているし、ヴィルヌーヴの代表作であり、またSF業界を一変させるとすら思ってます!

 

亀「……ファンの贔屓目込みじゃがな。今年そう語った作品もたくさんあったが、それだけの期待を寄せている作品であるのは間違いないじゃろう。

 では『灼熱の魂』について語るとするかの」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 情報量の制御
    • ヴィルヌーヴの作家性
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 序盤の問答
    • 大学の講義
  • 生まれてくる子供と……
    • 連鎖する悪夢
  • 母と子
    • 娘と息子の旅
    • 全てを内包した愛
    • 最後に
  • 本作が好きな人にオススメしたい作品・記事はこちら

 

 

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<普通>映画『TANG タング』ネタバレ感想&評価! ニノとTANGの可愛らしい2人旅を楽しもう!

 

今回は『TANG タング』の感想記事になります!

 

このようなタイプの実写邦画は、久々な気がしてくるの

 

映画「TANG タング」オリジナル・サウンドトラック

 

カエルくん(以下カエル)

ジュブナイルSFって感じで、夏にこういったファミリー映画があると、少し安心するというか

 

亀爺(以下亀)

それだけで応援したくなる気持ちがあるの

 

カエル「今回は嵐のニノが主演ということもあって、この夏の作品として注目している方も多いのではないでしょうか?」

 

亀「しっかりとレビューしていこうかの。

 それでは、記事のスタートじゃ」

 

 

 

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  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
  • 良かった点
    • 良かった点 とても可愛らしいTANGのキャラクター像
    • 良かった点② VFXを用いた世界観の設定や映像
  • 評価が分かれそうなポイント
    • ポイント① よくいえば万人向け、悪くいえば攻めない物語性
    • ポイント② 予算の問題? の映像表現
    • ポイント③ 役者の演技について
  • 以下ネタバレあり
  • 今作の大きな疑問点
    • TANGの扱いについて
    • 最後に
  • 本作が好きな人にオススメしたい作品・記事はこちら

 

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