物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『もみの家』と引き込もりの問題〜映画などの物語表現の評価の難しさについて〜

 

今回は『もみの家』の感想記事になります

 

 

どちらかというと、社会論が中心かなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「もみの家という作品を通して、映画を評価するということについて考えていこう、という趣旨の記事の方が近いのかな」

 

「物事を評価するというのは、とても難しいことでもあるからね。

 多分、ドーデもいいやと思われるかもしれないけれど……とても大事なことだから、あげておこうと思います」

 

カエル「では、記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 映画の評価と個人のスタンス
    • 子供の問題の描き方〜引きこもりは悪なのか?〜
    • 最後に

 

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Netflix映画『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』ネタバレ感想 2020年のネトフリ映画の主役の1つになるのでは?

 

今回はNetflixで配信されている『ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから』の感想記事になります!

 

 

 

おそらく、2020年のNetflix映画では屈指の話題作になるのではないかの?

 

 

カエルくん(以下カエル)

「話題になってから知ったけれど、大絶賛相次ぐのも納得の作品だよね」

 

亀爺(以下亀)

「ぜひとも、新作映画に飢えている人にはチェックしてほしい作品であるの」

 

カエル「では、早速ですが感想記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • ピラミット型の階層社会ではない、学生たちを描く
    • 描き方のもったいなさ

 

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映画『淪落の人』ネタバレ感想 移民・障害を乗り越え夢を追い、今の香港を変えるために戦う映画

 

今回は香港映画の『淪楽の人』の感想記事になります!

 

 

小規模公開ながらも、映画館が再開したら是非見てほしい作品の1つです!

 

カエルくん(以下カエル)

「これから語りますが、上半期でも屈指の作品だと思います!」

 

「何度も記事にしようと思ったけれど、手が動かなかったけれど……やっぱり、改めてやるべきだと思い、遅ればせながら記事にさせていただきます」

 

カエル「それでは、早速ですが記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 映像面について
    • ”映画で戦う”ということ〜政治な批判のあり方〜
    • 最後に

 

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『GTO』が捉えた2000年代前後の学校教育と学生の問題〜エヴァからGTOへ到る流れ〜

 

今回は、なぜに今更? 感もありますが『GTO 』の記事になります!

 

 

やるんだったら、せめてリメイクドラマが放送されていた数年前だよねぇ

 

 

カエルくん(以下カエル)

「……いや、歴史的な漫画だけれど、新たな展開もないのに今更語るの?」

 

「しかも、今回はそれなりに熱が入っています。

 本当にね……なんでこんなことを書いているだろう」

 

カエル「その理由も含めて本文で明かしていきますが……そもそもGTOを知らないって人も、若い人では出てくるよね」

主「流石に名前くらいは知っているだろうけれど、漫画は20年くらい前だからなぁ。当時はめっちゃ絵がうまいと思ったけれど、実際に絵がうまいけれど、実は女性キャラクターの書き分けがあんまりできてないんだ〜とか、この年になったからこそ気づくこともあったよ。

 あと、思ったよりもエロが少なかった。

 当時のマガジンは『GET BACKERS-奪還屋-』とか『SAMURAI DEEPER KYO』とかもあったけれど、むしろそっちの方がお色気度が高いというか……あの描写でドキマギしていた時代が懐かしくもある」

 

カエル「はい、そんな郷愁はどうでもいいから、さっさと記事を始めます!」

 

  • 感想
  • GTOが切り取った時代と教育
    • エヴァンゲリオンとGTO
    • 時代性を反映した作品
    • 教師らしくない教師だからこそ、破壊してくれると信じられる姿
  • GTOの物語論
    • ヒロインとしての神崎麗美
    • 恋愛漫画としてのGTO
    • 天使部隊以後のGTO
    • 歪んだ教育社会の被害者たちは誰だったのか?
    • まとめ

 

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テレビアニメ『BNA』最終回(全12話)感想&評価! 世界を取りに行ったメッセージ性が前面に出すぎたか?

 

それでは、Netflixで先行公開されている『BNA』の最終話までの感想になります!

 

 

 

trigger作品ということで、注目している人も多いのかな

 

カエルくん(以下カエル)

「ちょうど『プロメア』の配信なども始まったという話だし、これを機に更に注目度を増して貰えばいいね!」

 

「間違いなく、これからの日本アニメ界の中でも存在感を発揮するスタジオだからね」

 

カエル「それでは、早速ですが感想記事のスタートです!」

 

  • 感想
    • 何を物語の目的とするのか?
    • 社会問題の取り入れ方の難しさ

 

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テレビドラマ『映像研には手を出すな!』6話ネタバレ感想 過剰化する物語と無いものばかりの現場で浅草は叫ぶ

 

今回はテレビドラマ版の『映像研には手を出すな!』の感想記事になります!

 

 

この作品は漫画・アニメ・実写ドラマ・映画と注目しているからね

 

カエルくん(以下カエル)

「これだけ多種多様な媒体で作られている物語も、そこまで多くないしね。

 ましてや、ほぼ同時並行的に制作されているし!」

 

「本来はアニメ→ドラマ→映画と一気に注目度をあげたかったのだろうし、その試みはある程度成功しているだろうからこそ、コロナ騒動がなければどうなっていたのか、というのは気になるな」

 

カエル「そればっかりは誰のせいでもないからねぇ。

 では、気を取り直して感想記事のスタートです!

 

  • 感想
    • ”アニメを作る必要がなかった”映像研
    • 浅草氏の叫び
    • ドラマ的な作品が求められていく世の中に?
    • 最後に

 

 

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『エヴァンゲリヲン新劇場版Q』ネタバレ考察&解説! エヴァQのラストに込められた、今作にかける意気込みと覚悟を読み解く

 

では、いよいよエヴァQの感想記事とまいりましょう!

 

……今回も難産だった!

 

カエルくん(以下カエル)

「少し日が空いてしまったね」

 

「家だと書けない人間なんだよねぇ。

 外に出たいけれど、自粛生活なので…はぁ」

 

カエル「今回も”ぼくがかんがえたエヴァンゲリヲンのかいしゃく”ですので、ご承知おきください。

 結構とんでもも多いかも?」

主「エヴァ自体がとんでも作品でもあるけれどね。

 じゃあ、記事のスタート!」

 

  • 感想
  • シンジの思い・ミサトの怨念
    • シンジがエヴァに乗ってはいけない理由
    • 説明できないミサトたち
    • ミサトの怨念と人間らしさ
  • 中盤以降の描写について
    • 渚カヲルの語り口
    • 冬月との会話
    • 碇シンジはどこへ?
    • ラストバトルにおける渚カヲルの行動
    • ラストの衝撃
  • エヴァが問いかけるもの
    • アスカたちが老けない”エヴァの呪い”とは
    • 庵野秀明とガイナックスの歴史を語る?
    • 終わりに

 

 

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