今回は6月公開のアニメ映画ラッシュの中でもとりわけ評価の高い『海獣の子供』の記事になります!
試写会組の評判が異常にいいんだよな
カエルくん(以下カエル)
「マスコミの方や評論家、アニメライターも含めて多くの方が絶賛しているよね。
こういう映画の時はハズレがない印象でもあるけれど……」
主
「最近だと『若おかみは小学生』や『この世界の片隅に』が試写会組に異常と言えるくらい大絶賛されていて、蓋を開けてみたら納得のクオリティだったな。
もちろん、個人個人の合う合わないがあるだろうけれど、少なくとも変な作品ではないのだろう」
カエル「目の肥えた人たちが絶賛するということは、そういうことなんだろうねぇ。
自ずと期待値は上がりますが、そのハードルを軽々と超えてきそうなことは予告編からも伝わってきます」
主「ちなみに、今回は迷った上で原作は未読で鑑賞します。
原作に引っ張られることなく、この映画の……特に映像表現をしっかりと味わっていきます。
では、記事のスタート!」
- 作品紹介・あらすじ
- 感想
- スタジオ4℃について
- キャストについて
- 作品解説の前に
- 今作を読み解くうえで強く影響を与えたと思うスタッフたちについて
- あの名監督たちの影響も
- 以下ネタバレあり
- 作品解説
- 今作が描いたものとは?〜今作を読み解くうえで参考にしたい2つの作品〜
- 今作と比較対象になる『ピノキオ』
- スタジオ4℃が描く鯨
- ”祭り”が示す意味合い
- うまく使われている対比表現について
- まとめ
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