物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『コードギアス 復活のルルーシュ』ネタバレ感想&考察! ルルーシュ・ランペルージの物語はこれで完結!

 

それでは、コードギアスの記事の2つ目になります!

 

 

 

 

 

 

いつもは”以下ネタバレあり”で書くけれど、相当長くなるので分割しました 

 

カエルくん(以下カエル)

「それだけ語りたいことがたくさんある作品ということだね」

 

「実はまだまとまっていない部分もあって……

 ロボットアニメとしてのコードギアスだったり、ギアスという物語の総括もしたいなぁ……と思いつつも、まだまとまりそうもないので、とりあえず記事をあげています」

 

カエル「ふむふむ……

 この記事はほぼ全編ネタバレありで語っていきます!

 ネタバレが嫌な方は、こちらの記事を御覧ください!

 

blog.monogatarukame.net

 

カエル「それでは、ネタバレ記事のスタートです!」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • コードギアスらしい物語
    • 冒頭からお約束がいっぱい!
    • コードギアスが描いてきた”正義”
    • 谷口作品の正義と悪の描きかた
  •  中盤の描写について
    • お約束の復活と戦い
    • 緩い日常の描写
  •  終盤の戦闘シーンについて
    • ヘイトを溜めやすい2人の描きかた
    • お約束があるKMFの戦闘
  •  今作の描いたことの意味とは?
    • シャムナとシャリオ〜ルルーシュ・ナナリーの対になる存在として〜
    • ナナリーとの決別〜過去への贖罪の物語として〜
    • 今作が描かれた最大の理由と意義
    • CCのための物語
    • まとめ

 

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『劇場版シティーハンター新宿プライベート・アイズ』ネタバレ感想&評価! 昔の作品を現代に蘇らせる難しさ……

 

国民的人気漫画の1つといっても過言ではない、シティーハンターが復活です!

 

 

 

 

……実は読んだことないんだよねぇ

 

カエルくん(以下カエル)

「続編の『エンジェルハート』からこのシリーズに入ったからね。

 エンジェルハートは面白いけれど最初の衝撃的な設定もあり、賛否が別れてしまうのもそれはそれで納得かなぁ」

 

「当たり前なのかもしれないけれど、エンジェルハートの絵に慣れてしまうとシティハンターの絵柄があまり合わなかったんだよねぇ」

 

カエル「今作の登場に心踊るオールドファンも多いのではないでしょうか?

 最近はちょっと前の作品のリメイクや続編が相次いでいたけれど、その流れの一巻だろうね」

主「『デジモン』『カードキャプターさくら』などの、90年代後半から00年代前半に人気を集めた、今アラサー付近を狙い撃ちにした作品と比べると、ターゲット層はちょっと上だよな。

 オリジナルキャストを集めてのアニメ化となると、この年代の作品は珍しい印象もあるかな。

 キャスト一新などならちょいちょいあるけれど」

 

カエル「では、そんなシティーハンターがどんな作品に仕上がっていたのか、記事を始めましょう!」

「最初に語りますと、この記事は否定的な感想が多めになります

 かといっても、フィルマークスやYahoo映画レビューだったら3,0くらいの評価で、罵倒するほどではないありません。

 そこはご了承ください」

 

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 時代設定との演出や音楽のちぐはぐさ
    • 当時のギャグを現代で描くことの難しさ
    • 声優について
  • 以下ネタバレあり
  • 映画としての違和感
    • スポンサーへの配慮が多すぎる?
    • テンションのコントロール
    • サクサク進む物語の単調さ
  • まとめ

 

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映画『コードギアス 復活のルルーシュ』感想&評価! 尺不足な感もあるものの、ギアスファンなら必見のお祭り映画に!

 

みんな大好きなコードギアスの完全新作が公開です!

 

 

 

果たしてルルーシュは出てくるのかな?

 

カエルくん(以下カエル)

「今回で果たして完結するのか、それとも続編ができるような形になるのか?

 そのあたりも楽しみだよね」

 

「完結して10年が過ぎるけれど、今でも高い人気を誇るシリーズだしね。

 劇場総集編3部作を作ったこともあって、この作品も相当盛り上がっているね」

 

カエル「ちなみに、今回は劇場版総集編の続編となる新作であり、テレビシリーズとはまた別物のようです。

 その最大の違いは……これはもうネタバレではないだろうけれど、シャーリーが生存しています!

主「あの判断は嬉しかった!

 自分はシャーリーがコードギアスの正ヒロインだと思っているので、彼女の生存は物語の多くの部分が変わる可能性すらあるしね。3部作ではマオの描写などもカットされたことがあって、シャーリーの感動シーンへ繋がらないから生存したらしいけれど、それだけでもファンとしては涙目ものですよ!」

 

カエル「それでは、コードギアスの新作映画の感想へと行きましょう!」

主「とりあえず、こちらの記事ではネタバレなしで見所や雑感を紹介していきます」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • コードギアスの魅力が全部入り!
    • キャラクターのその後と、夢の対面が観れる!
    • おなじみの光景も!
    • キャストについて
    • まとめ

 

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映画『ちいさな独裁者』ネタバレ感想&評価 ヒトラーの衣を借りた脱走兵をなぜナチスドイツの将兵は信じてしまったのか?

 

今回は試写会で拝見させていただいた”ちいさな独裁者”のお話です

 

 

 

ナチスドイツを扱った骨太な戦争映画です映画

 

 

カエルくん(以下カエル)

「最近、ナチスドイツを扱った映画が増えているよねぇ」

 

「その政治的背景はわかる範囲で載せているけれど、やはり右寄りになってきている世界に対する啓蒙ということもあるんだろうな」

 

カエル「今回は試写会ということもあり、そこまで悪いことは書かない予定ですが……そもそもそこまで否定することがない映画でもあります。

 ただ、純粋にオススメかと言われると映画のクオリティとは違うところで迷うところも……」

主「今作は相当過激な作品だからねぇ……

 『サウルの息子』などのような作品が苦手な人はちょっと無理と思うかもしれない。それほどリアルに戦争犯罪を描いています。

 ただ、最初に語るけれど映画としての欠点は少なく、見るべき価値のある作品なので、ナチスドイツを扱った映画に興味がある方は是非鑑賞してほしいです

 

カエル「というわけで、記事のスタートです!」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 映画の見所
  • ヒトラーの死後70年を超えて
    • 制服の力
    • 日常でも起こりうる話
  • まとめ

 

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2019年1月の新作映画ランキング! 1月から良い映画作品がたくさん出てきた一ヶ月!

 

久々の月間ランキング記事です

 

 

 

結局昨年の12月は作らなかったからの

 

 

カエルくん(以下カエル)

「年末のランキングにはTOP30にも12月公開ランキング作品がノミネートしなかったことでご察しください」

 

亀爺(以下亀)

「まあ、多くの人と同じように『ROMA』が一択かの」

 

カエル「というわけで、早速ですが久々のランキング記事のスタートです!」

 

  • ノミネート作品
  • 第5位
    • 映画刀剣乱舞
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第4位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第3位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第2位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 第1位
    • 作品紹介・あらすじ
  • 総評
    • 2月の注目作品について

 

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絶賛!映画『DAY AND NIGHT(デイアンドナイト)』ネタバレ感想&考察、解説 山田孝之プロデュース作品は本気度が伝わる2019年屈指の大傑作!

 

なかなか評判がいい作品だよね

 

 

 

山田孝之がプロデュースということで、話題性が先行している印象もあるけれどね

 

 

カエルくん(以下カエル)

「でもさ、近年は芸能人が主要スタッフを務めた作品でも骨太な作品だってあるじゃない。

 特に山田孝之は独特の感性がある人だけれど、こと演技や物語への情熱に関しては間違いない信頼の置ける役者さんだし」

 

「売れるためには大事なことかもね。

 話題先行だとしても、60館という規模で上映してくれるならば、ありがたいお話です」

 

カエル「それでは記事を始めますが、今回も長いですので心してください。

 だけれど、長いだけの価値はある記事だと思います!」

主「やっぱり好きな作品を語るときは楽しいなぁ。

 というわけで、記事のスタートです!」

 

  •  作品紹介
  • あらすじ
  • 感想
    • 表現が目指すべきもの
    • 演出上の見所
    • 役者について
    • 圧倒的な清原果那の存在感
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 冒頭のバス
    • 3人の服装
    • 境界線の演出
    • 車の演出
    • 風車のある町
    • 魔性の小悪魔、奈々
    • 黒く汚れていく
    • 幾つもの正義と、思い
    • ラストのバスに乗って
  • まとめ

 

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映画『メリー・ポピンズ リターンズ』ネタバレ感想&評価 ミュージカル描写は楽曲はいいものの、物語が雑すぎる!

 

今回はディズニー映画の往年の名作『メリー・ポピンズ』の新作のお話です!

 

 

50年前の作品が現代でリメイクされるというのも不思議な気分だな

 

 

カエルくん(以下カエル)

「ちなみに、今回は吹き替え版で鑑賞しました!」

 

「吹き替え自体は特に問題もなく、とても楽しめるものだったな」

 

 

カエル「ディズニーは吹き替え声優もちゃんとした人を選ぶし、違和感がある人は少ない印象があるかな?

 このあたりが人気の高さの理由の1つかもね」

主「今作も平原綾香をはじめとして、ミュージカルなどで歌唱力に定評のあるキャストなので、そちらも見所でしょう。

 というわけで早速記事を始めますが……世間評価とはまったく違う感想になりそうなので、そこはご注意ください

 

カエル「……本当、うちはディズニーとの相性が最悪だよねぇ」

 

  • 感想
    • アニメーションのレベルの高さ
    • ミュージカルの弊害
    • メリー・ポピンズ自身のキャラクター像について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品批判
    • 脚本の作り方の歪さ
    • 無駄なシーンだらけ
    • 必要のない悪役
    • 終盤の描き方の不満点
    • 終盤の描き方の提案
    • ラストのありえない描写
  • まとめ

 

 

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