物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『ボヘミアンラプソディ』ネタバレ感想&評価! これぞQUEENとフレディの生き様を映した傑作!

 

いよいよクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーを扱った本作が公開です!

 

やっぱり、日本で1番人気の洋楽のバンドといったらクイーンになるんじゃない?

 

カエルくん(以下カエル)

「有名だったらやっぱりビートルズだろうけれど、人気となると多くの世代が知っているし、10年くらい前にもブームがきたクイーンも候補には入ってくるだろうね。ランキングをとれば、おそらくTOP5には入ってくるんじゃない?」

 

「自分も特別好きなバンドだから、かなり熱い思いがあるよ」

 

カエル「洋楽にはあんまり詳しくないけれど、クイーンは別なんだね」

主「やっぱり10年ちょっと前にあったキムタクのドラマから派生したクイーンブームは大きい。

 といっても、自分はK-1が大好きだったから、アンディフグの入場曲だった『We Will Rock Rou 』に馴染みがあったのも大きいけれどね」

カエル「いまだに多くの映画やドラマなどでも楽曲が使われているので、思い入れがある方や曲を聴けばなんとなくわかる方も多いのではないでしょうか?

 というわけで『ボヘミアン・ラプソティ』の感想記事のスタートです!

 

  • 感想
    • 音響のいい映画館をお勧めします!
    • 役者について
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • スタートの演出から涙
    • あまりにも現代的な映画
    • 圧倒的なクイーンの楽曲の良さに痺れていく!
    • 本作の違和感の正体〜伝記映画の難しさ〜
  • まとめ

 

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『GODZILLA 星を食う者(アニゴジ3)』ネタバレ感想&評価! 予想を裏切ろうとして期待を裏切り続けた印象が……

 

 

それでは、紆余曲折もありましたがいよいよアニゴジ最終章の感想です

 

ここまでずっと追いかけてきたしねぇ

 

カエルくん(以下カエル)

「ほぼ1年くらい追いかけてきたコンテンツだし、最後くらいは仲良く笑顔で終えたいけれど……うちはずっと酷評してきたので、それも難しいのかなぁ」

 

「ここから巻き返すってことはほぼほぼ不可能だとは思うから、あとはどこまでやりたいことができたのか? ということに注目しようか」

 

カエル「ちなみに、予告編を見ての印象は?」

主「宮野真守ってすごいよねぇ。

 ほぼ毎週のようにアニメ映画に出演しているんじゃないの?

 もしかしたら山寺宏一と宮野真守が出演しているアニメ映画って、日本でも半分超えていたりして

カエル「……まあ、その程度の興味しかないってことはよく伝わるんじゃないかな。

 うちはここまでほぼ酷評なので、仕方ない面もあるかもしれませんが……果たして今回は今までの評価を巻き返せるのか!

 キングギドラやモスラは出てくるのか?

 では記事を始めましょう!」

 

  • 作品紹介・あらすじ 
  • 感想
    • スタッフ陣の悪いところがでた?
    • 虚構が多過ぎるアニゴジ
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 今までのお話を否定する冒頭
    • 宗教映画より宗教映画
    • ゴジラが見たい!
    • まっっっっっったく配慮を感じない描写
    • ハルオの最後の選択について
    • まとめ

 

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『This Magnificent Cake!』『On Happiness Road(幸福路上)』『少年ハリウッド  HOLLY STAGE FOR YOU-完全版-』感想

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今回は新千歳空港国際アニメーション映画祭で上映された、長編コンペディション作品についてのお話です

 

悔しい思いもしたからなぁ

 

カエルくん(以下カエル)

「今回上映された作品は以下のとおりです」

 

  • FUNAN 2018年のアヌシー国際映画祭でクリスタル賞(グランプリ)を受賞
  • The Breadwinner(生きのびるために) アヌシー国際映画祭にて観客賞、審査員書受賞
  • On Happiness Road(幸福路上) 東京アニメフェスティバル2018(TAAF2018)にてグランプリを受賞
  • This Magnificent Cake! オタワ国際アニメーションフェスティバルにて長編グランプリを受賞
  • 少年ハリウッド  HOLLY STAGE FOR YOU-完全版-

 

「一般の方ではあまり知らないor観る機会がない作品ばかりかもね」

 

カエル「たぶん、一般的にアニメが好きな人が知っているとなると、テレビアニメも放送されていた『少年ハリウッド』だけなのかなぁ。

 どの作品も海外アニメーションの動向に興味がある人ならば知っていてもおかしくはないけれど、そうでない人にとってはよく知らないだろうしね」

主「今回は……残念ながら自分の眼の前で席が満席になってしまい、鑑賞できなかった『FUNAN』以外の4作品は、簡単に感想などを書いていきます。

 

 

 なお『The Breadwinner(生きのびるために)』はNetflixにも配信されているので、ぜひそちらでも鑑賞してください」

カエル「では記事のスタートです!」

 

 

  • 感想の前に
  • グランプリ作品 『This Magnificent Cake!』
    • 作品紹介・あらすじ
    • 感想
  • 『On Happiness Road(幸福路上)』
    • 作品紹介・あらすじ
    • 感想
  • 少年ハリウッド  HOLLY STAGE FOR YOU-完全版-
    • 作品紹介・あらすじ
    • 感想
    •  最後に

 

 

blog.monogatarukame.net 

 

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『フミコの告白』から『ペンギンハイウェイ』まで〜石田祐康監督の歩んだ道は? トークショーまとめ〜

 

今回は新千歳空港国際アニメーション映画祭で行われた、トークショーの模様をお伝えします

 

まずは文量も多くなるであろう『ペンギンハイウェイ』の石田祐康監督のトークショーの模様からです

 

カエル「なお、今回は発言をノートにまとめていますが、録音もできないため、一部抜粋しています。

 原文ママではなく、あくまでも監督の発言をカメ自身が解釈したものであるということはご承知おきください

主「もちろん、恣意的に改変するようなことは絶対にしませんが、もしかしたら言葉の解釈違いがある可能性もあります。

 監督にこの記事を確認してもらうわけにもいきませんので、ご了承ください」

カエル「それではインタビュー記事のスタートです!」

 

  • トークショーの様子のレポート
    • 開場前〜2作品上映について
    • 石田監督登壇
    • 海外の賞レースについて
    • 自身のスタジオ設立へ
    • コロリドでの活躍
    • 質疑応答の時間へ
    • トークショーを終えて

 

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世界のアニメーションと日本のアニメ〜新千歳空港国際アニメーション映画祭で見てきたもの〜

 

 

 

それでは、新千歳空港で行われていた新千歳空港国際アニメーション映画祭の記事です!

 

今回、突発的に参加したけれどいい映画祭だね

 

カエルくん(以下カエル)

「ちなみに、無謀なことに当日に旅行券を買い、ホテルなどの予約もせずにホテルへ向かうという暴挙をおかしています」

 

まあ、なんとかなるっしょ!

 空港券も少しは高くなっているけれど、羽田ではなくて成田からいくことで、比較的安く買えたし。

 ホテルも札幌まで出ればネカフェもあるし、どうにかなるよ。実際新千歳空港に併設している温泉施設が最高で、そこで宿泊費を安く抑えることもできたし」

 

カエル「……飛行機のチケットくらいは事前に買ってもよかったんじゃない?」

主「残念ながら、予定日だった金曜日にはどうしても行きたい試写会があってね……当選発表がギリギリだったから、それで航空券が買えなかったんだよね。結局落選したから、心置きなく新千歳にいったんだけれど。

 でも突発的な旅行も楽しいし、快適だよ。

 Twitterのフォロワーさんも何人か来ているようだし、アニメ(ーション)ファンに注目の高い行事というのがよくわかったよ」

 

カエル「……まあ、本人がそれでいいというならいいか。

 というわけで、新千歳空港国際アニメーション映画祭の感想などを始めましょう!」

 

  • なぜそれほど注目を集めるのか?
    • 映画祭の主役、短編アニメーションについて
    • 長編コンペディションのラインナップがすごい!
    • ゲストが超豪華! あの有名監督が次々と登場!
  • 今回のテーマ〜日本の長編作品を考える上での注目点〜
    • 日本の商業作品の新たな楽しみ方
    • 見えてきた課題〜良くも悪くもガラパゴス化する日本〜
    • まとめ

 

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映画『ヴェノム』ネタバレ感想&短めな評価! 新たなスタートを切る作品がこれでいいの?

 

 

今回は新たなアメコミヒーロー? であるヴェノムのお話です

 

日本でもすっかり有名になったよね

 

カエルくん(以下カエル)

「あれ、そんなにアメコミに詳しかったっけ?」

 

「ほら、るろうに剣心の縁編に出てきたやつとかさ」

 

カエル「あれは違う! むしろ和月先生が参考にしたの!」

主「じゃあ、ほらあれだ。『血界戦線』でも出てきたじゃない。まったく同じようなのが……」

カエル「それもこのヴェノムを真似したの!

 あそこまでいくと隠す気もさらさらなくて、むしろこっちが戸惑うほどだけれど!」

 

主「ほえ~、あれはオリジナルじゃないんだ」

カエル「むしろ、元ネタがヴェノムだと知らないことがびっくりだよ……

 まあ、でもそれだけ多くの日本の作品でも参考にされているということで、知名度もそれなりに高いんじゃないかな?

 今回は、そんなヴェノムの記事をスタートです!」

 

  • 感想
    • 今作の扱いについて
  • ここからヴェノム批判
    • 本当にダークヒーロー?
    • 新しいシリーズ? の1作目として
    • まとめ

 

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映画『ビブリア古書堂の事件手帖』ネタバレ感想&評価! 小説に関する映画だからこそできる演出がいっぱい!

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(C)2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

 

大ヒット小説シリーズの劇場版作品が公開です!

 

テレビドラマとはキャストも一新したんだね

 

カエルくん(以下カエル)

「結構流行ったよねぇ。それこそ、小説を買って読んでしね」

 

「あの装丁を見た瞬間に『あ、これ売れるんだろうな』ってはっきりとわかったよ。

 実際その通りに売れたし……アスキーメディアワークス文庫最大のヒット作だしね」

 

カエル「ラノベ作家だった三上延の代表作だもんね。

 本作も確かにラノベらしさも残しつつ、一般小説として多くの人に受け入れられる作品に仕上がっているね

主「本好きにはたまらない知識なんかも多くて、流行るのもよくわかるよ。

 自分は1巻しか読んでないし、だいぶ前の知識だからほぼ初見みたいなものだからほとんど忘れちゃったなぁ……

 映画もいい感じに初見のように楽しめるかな?

 では、感想記事を始めましょう!」

 

  •  感想
    • 三島有紀子監督について
    • キャストについて
  • 以下ネタバレあり
  • 作品考察
    • 小説の物語として
    • 作中で生じた違和感
    • 小説らしい演出が色々と
    • そのほか、多くの文学作品と絡めた演出
    • 映画としての面白いポイント
    • まとめ

 

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