今回はうちでは何かと触れる機会の多い『プラネテス』について語っていきます。
最初に言っておくと、間違いなく宇宙を扱ったアニメでも最高峰の作品です!
カエルくん(以下カエル)
「『コードギアス』の記事にも語ったけれど、本作はとても完成度の高い作品なんだよね。それこそ、2000年以降で発表された宇宙を扱ったすべての映像作品の中でもトップクラスだ! と言いたくなるくらいで……」
主
「自分は『洋画、邦画を含めても明確にTOPだ!』とはっきり言ってしまうけれどね。
今作は多くのSF作品が扱うことができていない重大な要素に、いくつも触れていながらも、その完成度がとてつもない作品である。
しかも、漫画もアニメも大傑作!
なのに単純に漫画をアニメ化しただけじゃない、というのが非常に重要な作品でもあって……まあ、その辺りはおいおい語っていきましょう。
今の若い人には『宇宙兄弟』が参考にしているであろう作品の1つ、といった方がわかりやすいのかな?」
カエル「メディアミックスの理想型の1つだよね。
ぜひすべての世代の方にお勧めしたい、大傑作です!
あと、10年以上前に完結した作品なので、ネタバレありで語っていきます。
では、その感想と考察記事を始めます!」
- 作品紹介
- 本作の『宇宙』の描き方
- 多様性のある宇宙社会を描く
- 社会性を強く感じる宇宙の描き方
- 宇宙から個人の内面まで幅広く描く
- 漫画とアニメの理想的な関係
- 再構成されても変わらないメッセージ性
- 漫画版の魅力〜ハチマキと重なる思い〜
- アニメ版の魅力
- お手本のような完璧な1話
- 描かれた社会の問題
- 『明日を望む』谷口作品
- まとめ
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