物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『パシフィック・リム2 アップライジング』ネタバレ感想 評価が高い前作に比べると個性が見当たらない……

パシフィック・リム アップライジング

 

カエルくん(以下カエル)

「えー、この人気アニメシリーズ2作が公開される大激戦の中で唯一の洋画勢!

 かなり楽しみにしている人も多かったのでは無いでしょうか!」

 

亀爺(以下亀)

「監督交代の余波もありながらも、どのような物語になっているのか楽しみじゃな」

 

 

カエル「前作は日本中のオタクが歓喜したからねぇ。

 もうロボット系のアクション映画では金字塔と言ってもいいぐらいの人気を誇ったんじゃ無い?」

亀「その続編とだけあって、注目度も非常に高い作品じゃな。

 それでは、感想を始めるとするかの」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • 吹き替えについて
    • 匂いがしないパシフィック・リム
  • 以下ネタバレあり
  • 2 個性を感じない物語
    • 序盤から動きが見づらい
    • 物語全体がスタイリッシュに?
    • 日本描写のあやふやさ
    • まとめ
  • パシフィック・リムシリーズをもっと楽しむために 

 

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『映画クレヨンしんちゃん 爆盛! カンフーボーイズ 拉麺大乱』ネタバレ感想 しんちゃんだからこそ出来るメッセージ!

 

映画チラシ『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~ B』10枚セット

 

 

カエルくん(以下カエル)

「では、ここで今年のクレヨンしんちゃん映画である『カンフーボーイズ』の感想記事になります!」

 

「毎年恒例とはいえ、この時期公開作品の中でも最もコメディータッチなアニメ映画シリーズだな」

 

 

カエル「今回はカンフーということで、さてどのような物語になっているのか楽しみだね!」

主「カンフー映画はほとんど見たことないんだよなぁ……

 では、早速感想のスタートです」

 

  •  作品紹介・あらすじ
  • 感想
    • 高橋渉監督について
    • フィルモグラフィーから考える
  • 以下ネタバレあり
  • 2 作品内容について
    • クレヨンしんちゃんの難しさ
    • 愛が詰まった作品
    • 定着した変化
    • 一方でちょっと苦言を……
  • 3 考察
    • 本作と既視感のある作品
    • 本作の語るメッセージ性〜コナンとしんちゃん〜
    • 今作の見出した結論
    • 『正しくない』児童であるしんちゃんだからこそ!
    • まとめ

 

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映画「ミスミソウ」ネタバレ感想 原作を継承しつつ見事に映画に昇華した!

カエルくん(以下カエル)

「人気の漫画家、押切蓮介作品が初めて実写化されたよ!」

 

「結構好きな漫画家だから注目していたけれど、評判も上々みたいだね」

 

 

カエル「押切作品は今後も『ハイスコアガール』がアニメ化を果たしたり、注目度が高い作品だね」

主「正直、ホラーやバイオレンスは苦手なところもあるけれど、押切蓮介は好きなんだよね。『ピコピコ少年』などもハマって読んでいたこともあるし、コメディーもうまいし。

 あと、あの独特のキャラクターデザインが癖になる」

カエル「では、そんな押切蓮介の映画化作品はどのように仕上がっていたのか、感想といきましょう!」

 

  • 作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • 原作からの改変
    • 役者について
  • 以下ネタバレあり
  • 2 攻めたバイオレンス描写
    • 退屈な田舎町のストレス
    • 色の演出
    • 原作からの改変について〜愛の物語〜
    • 最後に
  • ミスミソウをもっと楽しむために!

 

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映画『クソ野郎と美しき世界』感想 キャストを含めそれぞれ個性がある短編だったが、1作の映画としてみると……

カエルくん(以下カエル)

「この3人の映画がこんなに早く公開するとはねぇ」

 

 

亀爺(以下亀)

「これだけのスピーディな対応は少々驚きでもあるの」

 

 

カエル「昔は東京オリンピックのメインパーソナリティや、開会式のセレモニー登場確定だと思っていたもんなぁ……多分、日本のアーティストで幅広い世代から知名度と指示を集める人たちって、SMAP以上の人はいないと思うんだよね」

亀「パラリンピックも積極的に盛り上げようとしておる。数々の問題があったにせよ、それにくじけることなく幾度も復活してきた実績もある市の」

カエル「それがまさかこんなことになるなんてね……」

亀「それでも精力的に活動しようとする姿は見ていて清々しさもある。

 では、そんな彼らの再スタートとなる映画の感想といってみるかの」

 

  •  作品紹介・あらすじ
  • 1 感想
    • 映画全体として
  • 各話の感想
    • 1話『ピアニストを撃つな!』について
    • 2話『慎吾ちゃんと唄食いの巻』
    • 3話『光へ、航る』
    • 4話 『新しい詩』
  • 3 総評として
    • 本作に隠されたメッセージ?
    • 最後に

 

 

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高畑勲監督の逝去に寄せて

 このブログは600を超える記事数があるようだ。

 おそらく、個人のブログでしかも映画など物語を中心に語ってきた中では、かなり記事数の多い方になるのではないだろうか?

 その割には儲からない&検索流入のトレンドが短いこともあってアクセス数はそこまで多くもないのだが……

 

 そんな当ブログの中でも、国民的人気を誇りながらも1度も語ったことがないのが『スタジオジブリ』作品である。

 もちろん、何度も語ろうと思ったこともあるし、語りたいことも多い。だが、積極的に語っていくことは避けているような現状がある。

 その理由の1つが新作が公開される可能性が低いこともあるのだが、世間的な評価が高すぎて自分の感想と大きく乖離したものを発表した時に、その反応が怖いこと、また世界的に権威が強すぎるために却って語りにくいというものがある。

 

 だが、今回はその思いを取っ払って、 高畑勲作品とはどのような作品だったのだろうか? ということ語っていきながら、その功績について考えていきたい。

 

  •  高畑勲の評価とは?
  • 高畑勲作品の特徴
  • アニメとアニメーション
  • 高畑勲が近年目指した領域とは?

 

 

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 最終話(全13話)感想 本作も京アニらしい圧倒的な作画力!

カエルくん(以下カエル)

「では、京アニの最新作である『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想記事へと参りましょう!」

 

 

「今回、一気見したけれど……いやー、やはり作画の力がとんでもないね」

 

 

カエル「そこははっきりと見所の1つだったもんね」

主「さすがは天下の京アニ、細部にまでこだわり抜いているなぁ……と感心した。

 その一方で、これだけの作品が家で観られるとなると、大変な時代だよね」

カエル「しかも実質無料だからね……こんな商売していたら、アニメ産業も儲からないよねぇ」

主「1回見た作品のソフトを買うのって相当なファンだしね。

 自社原作だからこそ、これだけの力を入れたというのもあるのだろうけれど、いやはやアニメ業界恐るべしですな。

 では、記事のスタートです!」

 

  • 1 感想
    • 3話構成の中でどのように魅せるのか?
    • 親の思いを知る10話
  • 2 京アニが描いてきた愛
    • 罪と愛
    • 言葉を届ける仕事
    • アイシテルってなんだろう?
    • 最後に

 

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2018年3月の映画ランキング! 大作ぞろいの中での1位は、今年1番の邦画の可能性も高いあの作品!

カエルくん(以下カエル)

「では、3月の映画について総評してランキングをつけていきます!」

 

亀爺(以下亀)

「1月も2月もランキングをつけられなかったから、久々の記事になるかもしれんの」

 

 

カエル「それだけいい作品が続いたからね。

 なんだか、早くも2017年の勢いを超えているような気がする……今年って名作ばかりに当たっていない?」

亀「もちろん昨年もいい映画が多かったが、この時期は話題作も多いだけに余計にそう思うかのしれんの。

 では、早々ではあるが3月のランキング記事を始めるとするかの」

 

  • 対象作品
  • 第5位
    •  作品紹介・あらすじ
    • 一言感想
  • 第4位
    • 作品紹介・あらすじ
    • 一言感想
  • 第3位
    • 作品紹介
    • 一言感想
  • 第2位
    • 作品紹介・あらすじ
    • 一言感想
  • 第1位
    • 作品紹介・あらすじ
    • 一言感想
    • 3月のまとめ
    • 4月の映画について

 

 

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