カエルくん(以下カエル)
「ちょっと前の作品になるけれど、『氷菓』についてはいつか触れなければいけないなぁ、と思っていた作品で……」
ブログ主(以下主)
「ニコニコ動画で一挙放送されて、実写版も公開されるタイミングで記事にするのは正解なんじゃないかな?
まあ、アニメ版と実写版を比べるのは、筋違いでもあるんだけれどな」
カエル「原作の実写化であって、アニメ版の実写化ではないからね。京アニ製作ということもあって、知名度も高いからそう考えるのはわからなくはないけれど……『ピンポン』や『僕だけがいない街』のアニメ版と映画版を比べるのようなものだからねぇ」
主「語るべきは原作と、ということになるんだろうけれどさ……でも、残念ながら自分も多分アニメ版と比べてしまうと思う。
それだけのクオリティを誇る作品だから。
最初に言ってしまうと、自分も数ある京アニ作品の中でも、テレビアニメだけに限定したら1番好きな作品かもしれない」
カエル「知名度の高さや人気度だけなら、そこまで上位の作品じゃないような気もするけれど……」
主「それこそ『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』『けいおん』『CLANNAD』は今でも根強い人気があるだろうし、女性ならば『Free!』とかに票はいくだろう。近年だと映画も公開されるし、自分も大好きな『響け!ユーフォニアム』もある。
その中では大ヒットしたとまでは言いがたくて、ちょっとだけ地味な印象もあるけれど、個人的にはユーフォか氷菓が京アニではずば抜けている。
この2作が表現したことっていうのも自分には結構近いものがあると思っていて、それも記事の中で語っていくよ」
カエル「では、感想記事を始めましょう!」
- 1 圧倒的な作画の良さ
- 欠点もちょっと
- 2 アニメ版氷菓が描いたもの
- 奉太郎の苦悩
- 3 青春は、優しいだけじゃない。痛い、だけでもない。
- 才能と取捨選択と
- 最後に
続きを読む