物語る亀

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物語愛好者の雑文

2016年11月度の注目映画と記事候補作品の紹介!

 今月も2016年11月の公開映画の中での、注目作品を紹介したいと思う。映画を語る際はここで紹介した記事を中心に記事にしようと思うが、中には紹介していないのに記事にする作品もあるということは最初にことわっておきたい。

(劇場で予告を見たら面白そうとか、時間が余ったなどの理由もあるため)

 なお、今回から全ての映画の予告編を貼るのはやめて、小規模公開作品や注目作品を中心に予告を貼っていきたい。そうでないと、記事が重くなって仕方ないのだ。

 

 

 さて……11月度はパッと見、アニメ映画が多い印象がある。海外からも2作品が公開される上に今月は『この世界の片隅に』などもあり、アニメは元々力を入れている分野でもあるため、11月はアニメ中心の記事になると思われる(元々そうだが)

 ちなみに、テレビシリーズの総集編はともかく、続編だったりファン映画もあるため評価が難しい作品も多い上に、今月は特にテレビシリーズ未鑑賞の作品もあるのだが、気にせずに鑑賞していきたい。

 それでは、オススメ作品紹介記事を始めよう。

 

 

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11月3日週公開

 

 この週は木曜日が祝日とあって、変則的ながら木曜日から公開開始作品あり。

 

ぼくのおじさん

 


『ぼくのおじさん』 予告

 

 北杜夫の原作を映画化した作品で、主演は松田龍平、ヒロインは真木よう子の布陣のコメディ作品。少年とおじさんものは好みでもある。ここ最近、映画館に行くと頻繁に予告編が流れており、力は結構入っておる模様。

 哲学者のロクデモナイおじさんというのも結構好きだし、この雰囲気が緩そうで面白そうなので、結構注目している作品。

 

 

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コウノトリ大作戦!

 

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 CGアニメ映画。

 監督のダグ・スウィートランドはピクサーのショートムービであるマジシャン・ブレストも監督しており、大外れはないか? 

 コウノトリ伝説を扱っており、予告を見る限りでは期待できそう。

 

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ソーセージ・パーティー

 

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 ある意味、11月最大の問題作。

 アメリカ制作、配給はソニー、アニメ映画……にも関わらず、レーティングはR15という……それでソーセージとはどういう作品か、もうなんとなくわかるよね?

 おそらくテッドと同じような扱いになるだろうが、こちらはどれだけ興行収入を伸ばせるか?

 

(追記

 こちらは見に行けず……公開館数少なすぎ!

 

 

劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子

 


11/4(金)公開『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』予告編

 

 こちらもアニメ映画。この週だけで3本目……

 2013年にテレビアニメとして放映された作品の劇場版(テレビシリーズの続編)であり、遺伝子操作を受けた少年少女たちが戦う、少しコミカルな印象もある作品。

 ちなみに同時期に放送されたロボットアニメでは『革命機ヴァルヴレイヴ』と、劇場版も制作された『翠星のガルガンティア』もあったが、個人的にはこの作品がシリアスあり、コメディありで1番面白かったように思っている。

 

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  この週は他にも『溺れるナイフ』『僕の妻と結婚してください』などもあるが、おそらく上記4作品で手一杯になるかなぁ、と思っている。気が向いたらどちらかは見に行こうと思っているが……予告編を見る限りではどちらもそこまで期待はしていないというのが本音。

 

 

 とか言いつつ見に行っているという。

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11月12日公開

 

 この世界の片隅に

 


映画『この世界の片隅に』予告編

 

 クラウドファンディングで集金し、制作が決定したという意味でも注目を集める本作。いくつかクラウドファンディングで資金を調達した映画はあるが、もしかしたら過去最高のクオリティになるかもしれない。

 第二次世界大戦下の広島を描いた人気原作のアニメ化であり、主演に元能年玲奈の『のん』が主演することでも注目を集めているが、2016年ではズートピア、君の名は。聲の形レベルの大傑作だと事前評価も高いので、非常に楽しみにしている。この月最大の注目作。

 

 

 映画に直接関連した記事だけでも3つ書くほどの名作でした。

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 ミュージアム

 

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 こちらも漫画原作の実写映画化であり、監督は漫画原作を多く手がけている大友啓史。来年3月には『3月のライオン』も控えているため、そちらの意味でも注目なのだが……

 個人的にグロテスクな作品は苦手なのだが、近年の邦画大豊作はこの手の作品に多いのも事実。おそらく『ヒメアノ~ル』クラスの映画になるのでは? とも睨んでいるので、注目作だが……気持ちが折れなければ、観に行こうと思う。

 

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 きんいろモザイク Pretry Days

 

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 きんいろモザイクも人気があるんだなぁ……

 日常系アニメで映画化とはどうするのかわからない上に、実はテレビシリーズは未見であるが、総集編であれば見行こうかな、と思っている。テレビの続編であれば……どうしようかな?

 

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 この週は他にも『華麗なるリベンジ』などもあるが、上記3作品……というか、ミュージアムとこの世界の片隅にが非常に興味深いので、この2作のみに絞るかも。どちらも衝撃が強くて、重そうな映画だし。

 

 

11月18日週公開

 

 orange-未来-

 

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 夏に放送されたアニメ作品の総集編&新作エピソードを交えた映画作品。

 全話録画はしてあるが、まだ見れていなかったのでどこかのタイミングで見ようと思っていたところに、この映画の存在を知り『これでいいじゃん』と思った次第。

 ただ噂は聞いているが、作画が怪しい部分もあったりと、色々と言われいるが果たしてどうなるか?

 

 幸福のアリバイ-Pocture-

 


映画『幸福のアリバイ〜Picture〜』30秒予告

 

 陣内孝則が監督を務めるコメディ映画……しかし、個人的に注目は脚本が喜安浩平だということ。もちろん『蒼穹のファフナー』などの声優としての活躍している姿も注目だが、何よりも『桐島、部活やめるってよ』『幕が上がる』等の脚本も務めているので、その意味でも楽しみである。

 脚本家1人でどうこうなるものでもないと思うが、監督の差による映画の差も堪能できそうなので、意地が悪いようだがその意味でも楽しみである。

 

 聖の青春

 

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 最近、3月のライオンもあって個人的に将棋ブームがきているのだが、二海堂のモデルとなった夭折の天才村山聖を描いたノンフィクションを映画化。

 主演は松山ケンイチ、羽生善治役に東出昌大を起用。

 将棋はてんで強くない上に、よく分からない(ルールはわかるが、盤面を見てもなにが敗着の一手かよく分からないレベル)人間だが、升田幸三などの過去の棋士を含めて個性豊かな棋士の人間性が好きなので、この作品にも注目している。

 

 

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 ブルゴーニュで会いましょう

 

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 一流のソムリエとなった主人公が、実家のワイナリーの経営破綻を防ぐために家族とともに奮闘する人間ドラマ。

 当ブログにおいて『アニメ映画』と『食事映画』はなるべく観にいくようにしている。(築地ワンダーランドも早く見にいかないとなぁ……)

 予告編は何度か見ているが、これだけだと判断できず……派手な映画ではなさそうということは想像できる。

 

 

 その他は総集編のアニメ映画である『劇場版 暗殺教室 365日の時間』『造られた殺人』『世界の果てまでヒャッハー!』が注目作品となる。この週は多いなぁ……1番の注目はやはり聖の青春か。

 

 

2016ベストコメディ!

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 11月25日週 公開

 

 シークレット・オブ・モンスター

 


『シークレット・オブ・モンスター』映画オリジナル予告編

 

 サルトルの短編小説を基に描いたミステリー。如何にして美しい少年が、狂気の独裁者へと変貌していくのか、その過程を描いている。中々重い雰囲気を漂わせており、予告編を見る限りでは、期待値は非常に高い。

 

 

 万人受けはしないけれど、特徴的な演出が光る!

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 CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第一章

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 数年前に制作されたCGアニメを全3部作で蘇らせた作品。前作は観れていないので、公開前までに観ておきたい。

 総監督には『東のエデン』『攻殻機動隊SAC』等の監督を務めた神山健治。神山作品って、結構ムラがあるイメージがあるが、脚本を緻密に作りこんでくる監督なので、そこが3部作でどのようになるかも含めて注目。

 

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 劇場版艦これ

 

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 もはや説明不要の大人気ゲームの劇場版。テレビアニメ版はいい噂をあまり聞かないが、果たして?

 ちなみに、私はゲームもテレビアニメも観ていないので、どうするか迷い中。

 しかし、こう考えると案外見ていない作品も多いな……

 

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 他にもこの週は『疾風ロンド』『ファンタスティック・ビースト 魔法使いの旅』『俺たち文化系プロレス DDT』なども興味があるが、果たして何作回れるのか? 

 

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最後に

 

 こうしてみると11月度は毎週アニメ映画が公開されており、アニメブームはしばらく続きそう……とは思いつつも、この作品の中で国内のテレビシリーズの続編、総集編やリメイク等でない映画が『この世界の片隅に』だけであるという部分に注目すると、現在のアニメ界が抱える事情というのが見えてくるかもしれない。

 アメリカから来るアニメ、ほとんどオリジナルだもんなぁ……

 

 なお、もちろんアニメ映画以外も鑑賞したいし、小規模映画だからといって後回しにしているつもりはないのだが、いかんせん交通費などを考えると、やはり近場で公開している大規模映画が主流になってしまうか……

 今月は特にこれ! という一本が多いわけではないが、見れたら見たいなぁという作品が多いので、この中にない作品を鑑賞する可能性も大いにありえますとは言っておきたい。

 

 

11月度のオススメ映画ランキングはこちら 

 

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年間チャンピオンはどの作品に!? 

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