物語る亀

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物語愛好者の雑文

2017年の映画をおさらい! 各月の主役と話題になった作品を選出してみた

カエルくん(以下カエル)

「今回はランキング記事とはまた違う形式で2017年の映画を振り返るということだよね?」

 

亀爺(以下亀)

「あくまでもランキングは個人の趣向がはっきりと出てしまうものになってしまうからの。

 今回はこの2017年で代表的な映画であったり、話題になった作品、多くの人が評価するであろう、いわば『主役の作品』を扱っていこうと思っておる

 

カエル「まあ、確かに個人の好き嫌いでランキングからは除外しがちではあるけれど、今年話題になった作品はたくさんあるものね」

亀「そしてこれはTwitter等のランキングでも多く票を集めるであろう作品たちということじゃな。

 簡単に言えば、2017年を知る上でこの映画を見ておけばだいたいの流れはわかるだろう、ということじゃ。

 小規模公開映画や、評価が芳しくない映画はある程度抜いていく。

 この年末年始にDVDなどで鑑賞するのもいいじゃろう」

 

カエル「なるほど……で、その基準は?」

亀「主観じゃ

カエル「……あ、結局主観なんだ」

亀「ただ、興行収入ランキングやTwitterでの評判、各サイトやブロガーなどの評判なども考慮しておるので、ある程度は中立性はあるものだと思っておる。そして、この記事では主の好き嫌いなどは一切なく、単純に『話題になった』『多くの人に支持された』主役の映画たちということなので……」

カエル「話題作を中心に今年の映画を振り返っていきましょう!」

 

 

 

 

1月の映画

 

カエル「では、まずは1月から!

 1月は年明けということもあってか、大型の期待作映画は年末に公開されることも多くて、あまり大作は期待できない月だと言われています。

 その中でも主役の作品といえば……やはりこの作品でしょう!」

 

沈黙 -サイレンス-(字幕版)

 

亀「遠藤周作の同名小説を、熱心なクリスチャンでもあるハリウッドの巨匠スコセッシが撮った作品じゃの。

 徳川政権下で抑圧されていたキリスト教徒たちを描いた作品であり、クリスチャンであった遠藤周作の迷いが込められた原作を見事に映像化しておる。一説には、本作は1950年代に吹き荒れた共産主義者の排斥運動……つまり赤狩りを間近で見ていたスコセッシは、今でもハリウッドで裏切り者と賛否の分かれるエリア・カザンなども見ていたからこそ、禁止されるキリスト教=共産主義であり、それを締め付ける思想=赤狩りとして映画にした、という話もある」

 

カエル「ズシンと響いてくるいい映画だったよね。

 アメリカ人俳優たちはもちろん、日本人俳優もいい演技をしていて、窪塚洋介、イッセー尾形などの演技が光っていた!

 向こうの役者だとアダム・ドライバーが印象に残ったかな。アダム・ドライバーも今年を代表する役者の一人だよね!」

亀「とても重く、辛く、しかも2時間42分ととても長い作品である。しかし、多くの人が絶賛し、年間ランキングにも多く登場している本作の味というものをぜひ楽しんでもらいたいの。

 この年末年始、じっくりと歴史について学ぶならば最適な一作じゃ」

 

 

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カエル「その他の映画では

ザ・コンサルタント

マグニフィセント・セブン 

ドクター・ストレンジ

 などが注目を集めた映画です!」

 

 

 

2月の映画

 

カエル「続きまして、2月の映画です!

 2月はもう誰がなんといおうとあの映画がとても強かった!」

 

ラ・ラ・ランド(字幕版)

 

亀「年間を通しての話題作であり、誰もが見た後には何か言いたくなるほどの魅力を備えている作品じゃったの。

 今年の音楽映画を見た後では、必ずと言っていいほどこの作品が比較対象に挙がっていた。それだけの影響力があったし、何よりもアメリカのアカデミー賞を席巻し、日本でもブームを巻き起こすほどエンタメとしての魅力も兼ね備えておる。

 おそらく、今年のTwitterのランキングではこの映画が1番ベスト10に入るのでは? と思っておるほどじゃな

 

カエル「お話としては王道の恋愛ものでもあるけれど、細く配慮された演出や音楽が何よりも素晴らしいし、それこそカップルから一人で、ファミリーで見ても楽しめるんじゃないかな?

 映画だからできる面白さに溢れた作品になっています!

亀「本作の主演を務めたライアン・ゴズリングもララランド以外に多くの話題作に主演を果たし、今年を代表する主演男優であるのは間違いないじゃろう。

 またアカデミー賞主演女優賞のエマ・ストーンの魅力もたっぷり味わえるから、是非鑑賞してほしい1作じゃな」

 

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カエル「この月はララランドが強すぎるけれど、他に主役級の映画というと『 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が主役級の輝きであり、日本国内で25億円以上、世界では40億円以上と隠れた大ヒット作になっています。

 オタク向けアニメ映画ではありますが、こちらもアニメ界では主役級であり、この興行収入を稼ぎ出すだけのことはある作品ですので、気になる方はチェックしてください!」

 

 

 

3月の映画

 

カエル「え〜……3月は話題になった作品が多くて、あの作品もこの作品も……と言いがちですが、あえて1つに絞るなら本作ではないでしょうか?」

 

SING/シング【通常版】(吹替版)

 

亀「イルミネーションエンターテイメントというアメリカのアニメ会社が制作したミュージカル映画であるSINGじゃな。

 今作の魅力は何をおいても楽しい!

 とても楽しく、可愛らしい動物たちの躍動が楽しめる作品となっておる。若干脚本の整合性の粗などは指摘されておるが、それでもベスト10に入れている人も多い印象じゃな」

カエル「アニメだけのランキングだったら1位です! という人も多いんじゃないかな?

 もちろん子供が見ても楽しめるけれど、大人が見ても懐かしの名曲たちに心が躍ること間違い無し!」

亀「特に本作は吹き替え版のキャストも山寺宏一、坂本真綾、宮野真守などの歌の上手い声優たちや、内村航平、大橋卓弥、長澤まさみなどのタレント声優もいい演技を披露しておる。

 吹き替えと字幕、2回見たくなる作品じゃな

 

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カエル「そして忘れてはいけないもう1作が『キングコング 髑髏島の巨神』で……この作品も圧倒的なカタルシスと、エンドロール後の衝撃で一気に話題になりました!」

亀「この月は話題作が多く、そのほかにも

哭声 コクソン

お嬢さん

ムーンライト

 などの韓国映画や、前代未聞の珍事件を巻き起こしたアカデミー作品賞受賞作品も高く評価されておる。

 こちらは大人向けの作品となっておるが、年間ランキングでは多くの人が支持するであろう作品となっておるぞ

 

 

 

 

4月の映画

 

カエル「4月は春休みシーズンでもあり、さらにGWもあるので色々な若者向けをはじめとした明るい春らしい映画が多く出てきます。

 小規模も含めて、非常にいい映画がたくさん出てきた月ではありますが……その月の主役はやはりこの作品でしょう!」

 

美女と野獣【特典映像付き】購入版  (吹替版)

 

亀「スターウォーズが12月公開なので、今年の興行収入1位は100億円を突破した本作ということでほぼ確定じゃろう。

 誰もが知るディズニーの夢の世界を見事に実写化を果たし、ミュージカルとしてもとても楽しい作品に仕上がっておる。もちろん、お城の小物をはじめとした装飾も美しく、その世界観に惚れ込む作品となっておる」

カエル「今作のエマ・ワトソンがすごく綺麗だよね。

 そして一部の国では問題になったけれど、ディズニーらしく別の人種との恋愛や、同性愛なども感じさせる描写もあるなど、配慮も行き届いています!」

亀「今作もファミリー層など多くの老若男女に受け入れられる作品に仕上がっておる。やはりヒットする作品は多くの層に届く作品にする必要があるということじゃな。

 誰もが知る物語であり、ベタベタな話ではあるが、一見の価値は大いにあるのでこの連休中に観るのもいいかもしれんの」

 

 

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カエル「他に4月で話題になった作品は

アカデミー賞でも話題になった『LION 25年目のただいま

多くの人を魅了したコメディ邦画の『帝一の國

 などがあります!」

 

 

 

5月の映画

 

カエル「5月は映画好きだったらたまらない! と思わず叫んでしまう作品が多く登場! もしかしたら1年で最も話題になった作品が多い月かもしれません。

 その中でも1番話題になったのはこの作品!」

 

メッセージ (字幕版)

 

亀「今や若き巨匠の名声も高いドゥニ・ヴィルヌーブ監督のメッセージじゃな。

 本作もまたアカデミー賞で多くの部門にノミネートしており、高い評価を獲得していたのは間違いない。日本でも公開されるや否や、そこまで多い劇場数とは言えないものの多くの観客が詰めかけてヒットしておる。

 何よりも、見終わった後に色々と語りたくなる作品じゃの」

カエル「ズシン! とくる重みもある作品だけれど、決して辛い作品ではないんだよね。見終わった後に流す涙もまた、悲しいものではないと思うし……

 しかも、銃とか軍事用ヘリなども出てくるけれど、決して戦争や暴力的な映画ということはなくて、もっと普遍的な人類愛に満ちた作品になっています!」

亀「SFとしても面白く、映像化不可能と言われた原作をこのように映画化したのか! と目から鱗が落ちる演出も魅力の1つ。

 圧倒的に美しいSFとして多くのファンを獲得する理由がよく分かる1作に仕上がっておるぞ!

 

カエル「他の作品も魅力的なものが多くて

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス

マンチェスター・バイ・ザ・シー

夜明け告げるルーのうた

美しい星

 など映画ファン垂涎の傑作ばかりの一ヶ月でした!」

 

 

 

6月の映画

 

カエル「6月は……やはりあの2作品が正面からぶつかりあった印象です。

 その中でも、このブログが主役として選んだのがこの作品!」

 

ハクソー・リッジ(字幕版)

 

亀「またもやアカデミー賞で話題になった作品じゃが、メル・ギブソン監督が沖縄戦を舞台にした作品となっておる。

 こちらは戦争映画らしく、バイオレンスな描写などもあってかなり胸にくる作品でもあり、そのような戦場でも銃を持たずに救護のみに専念した男の異常とも思える様子を描いた作品じゃったの」

カエル「中盤までは結構普通の青年なんだけれど、戦争が絡むと……なんていうか、倫理的には確かに当たり前で全くおかしなことはないんだけれど、この状況下で人を救うことにこれだけの力を発揮することができるというのが驚愕で、異常としか思えないほどで……」

亀「信仰をテーマにした作品でもあり、宗教についても考えさせられる1作であった。

 実はこの時代の戦場では似たような人も多く、人に向けて銃を撃つのは統計によると2割だけであったり、救護に専念する者もそれなりにいたようじゃが……ここまで自分を犠牲にして、数多くの人を救った者はなかなかおらんじゃろうな」

 

カエル「そしてもう1作はもちろん『LOGAN ローガン』です!

 こちらもヒーロー映画ながらも、それまでのウルヴァリンとはまた違う硬派な味が高く評価されました!」

亀「この2作ともヒーロー映画や戦争映画という映画界におけるエンタメの中心のようなジャンルであるが、どちらも硬派なもので恋愛要素などもそこまで取り入れなかったほどじゃ。

 日本は何でもかんでも恋愛、恋愛としがちであるが、これを見習ってほしいものじゃの」

 

 

 

 

7月の映画

 

カエル「例年だと7月は夏休みということもあって娯楽大作が目白押しで、アニメ映画もたくさん公開される時期なんだけれど……正直に語れば、今年の7月は事前の期待に応えられた! と胸を張れるような映画がそんなに多くはないのかな? という印象です」

亀「いい作品も多いのじゃが、もう一声欲しかった……! と思わせられる映画が多かったかの。

 どれを選んでも『この映画かよ!』と言われそうではあるが……7月最も話題になった主役の映画はこの作品ではないかの?」

 

銀魂

 

カエル「銀魂かよぉ〜〜!!!

亀「ここに来て出てきた邦画がこの作品というのは少し思うところもあるのじゃが、かなり話題になったのは事実。福田雄一のどうしようもないメタフィクション的なギャグ描写との相性も良く、劇場内もたくさんの笑いに満ちていた」

カエル「おなじみのシリーズを除けば今年1番当たった邦画でもあり、いろいろ言われているけれど漫画原作映画の強さは未だに健在ということだろうね。意外と役者陣もコメディだったからヘイトを集めにくかったようにも思うし……」

亀「記事では様々な難を述べてしまったがの、それもすべて『銀魂に何言ってんの?』という一言で片付けられてしまうような……なんというか、ずるいところもある。

 若干チープなところもあるが、このなんでもありな銀魂ワールドを楽しんでほしい」

 

 

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カエル「もちろん他にも話題になった作品では

怪盗グルーのミニオン大脱走

メアリと魔女の花

カーズ クロスロード

君の膵臓を食べたい

 などの作品もあります!」

 

亀「わしは主役というほど盛り上がりはしなかったが『東京喰種 トーキョーグール』を推したい。

 ベスト10などには中々入らんじゃろうが、今年のアクション邦画では頭一つ抜けておるような印象じゃ。

 他にも小規模公開映画などに傑作が固まり、飛び抜けた1作はなかったかもしれんが、全体的には満足度の高い月だったと言えるじゃろうな」

 

 

 

8月の映画

 

カエル「では、いよいよ夏休み真っ盛りの8月の映画です!

 この月も大作など様々ないい作品があり、個人的には推したい映画もあるんだけれど……でも主役を選べと言われたら、やはりこの作品になるんだろうな」

 

ベイビー・ドライバー (字幕版)

 

亀「おそらく、この記事であげた作品では最も少ない公開館数となっておる映画じゃな。

 それでも映画ファンを中心に多くの人の心をがっちりと掴み、ベスト10でもよく見かける作品になっておる

カエル「趣向に凝った演出がとても素晴らしくて、目立ちやすい赤の車が映画として目を引く他に、ベイビー(赤ちゃん)ということを象徴してくるようにも思えてきて……そしてOPの15分間はもう別格の素晴らしさ! ここだけでも何十回と見せてくれ! という人も続出した作品だよね

亀「爽快感も素晴らしく、エンターテイメントとして完成された作品となっておる。ハリウッドでも大成功しており、中規模の制作規模ということながらも大ヒットを作れるという1つの成功例となっておるようじゃの。

 音楽も抜群にいいという声が続出しており、できれば大きなスクリーンと音響を味わえる劇場で鑑賞してほしい1作じゃな」

 

 

カエル「そのほかではヒーロー映画も公開されたり、いろいろな注目作があった月だね。

スパイダーマン ホームカミング

ワンダーウーマン

エル ELLE

 も好きな人が多いのではないでしょうか?」

亀「それから、これだけは言わせてもらうが……

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? は賛否がはっきり分かれるが、この作品は傑作じゃ!

カエル「刺さる人にはとことん刺さる作品ですので、ちょっと試しに観てくださいね」

 

 

 

9月の映画

 

カエル「9月はそれまでの大作や子供向けが多かった7,8月と打って変わって、ガツンと重い作品が多かった月でもあります。

 その中でも最も話題になったのは……この作品ではないでしょうか?」

 

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亀「今年も韓国映画がその実力を大いに発揮した年ではあったが、特に話題になった作品はこちらかもしれん。パニックホラーのようでありながらも、実は深い社会性が込められているようにも感じられるように作られており、多くの人が引き込まれておる」

カエル「韓国映画って過剰なまでのエンタメ性の塊みたいところがあるけれど、本作はそれが見事にハマった印象かなぁ。

 中盤以降は涙が流れてくるような作品になってくるし……監督が本来はアニメ監督だというのも、納得できるような画面の作り方をしていたんじゃないかな?」


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亀「ちなみに、この月はかなり意欲作が多くて、今作に負けん話題性を秘めた作品が多かった。

ダンケルク

散歩する侵略者

三度目の殺人

『ドリーム』

 などもあり、最も話題性が強かった一ヶ月だったと言えるのかもしれんの」

 

 

 

 

10月の映画

 

カエル「10月は人気作の続編であったり、最新作が多く公開された月でもありました。

 その中でも主役は……やはりこの映画になるでしょう」

 

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亀「5月の主役であったヴィルヌーブが制作した、映画史に輝くカルト的な作品を現在に蘇らせた傑作じゃの。誰もが不可能と思った続編を完璧な形で示し、しかもそこの作家性も紛れ込ませるという離れ業を達成しておる。

 間違いなく現代を代表する名監督の一人であることを見せつけた作品でもあるの

カエル「あまり一般層には流行らなかったのか、興行的には苦しんだけれど製作総指揮を務めるリドリー・スコットが『ここまで会心の作品はなかなかなく、なぜ売れなかったのかわからない』というコメントを発表しているほどの自信作だよ」

亀「やはりこの長さもとっつきにくかったのかもしれん。それもブレードランナーらしい作品なのかもしれんがの。

 しかし多くの映画ファンには厚い支持を受けておる。是非とも鑑賞してほしい1作じゃの」

 

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カエル「他にはこの月だと

アウトレイジ最終章

『猿の惑星 聖戦記』

アトミック・ブロンド

 なども話題になりました!」

 

 

11月の映画

 

カエル「いよいよ11月!

 ここも『これが主役!』と言いづらい作品が多いけれど、でもこの作品は欠かせないよね!」

 

IT イット“それ

 

亀「キング原作の有名原作を現代に蘇らせたホラー作品じゃの。

 とても恐ろしく、かなり引き込まれるものもあるのじゃが、それ以上にこの作品は少年たちの冒険と挑戦という要素に焦点を絞っておる。だからこそ、ホラーにありがちなグロテスクな描写なども多く印象に残るものの、それ以上に爽快感などもある作品に仕上がっておるのではないかの?」

カエル「あの子どもたちの一挙手一投足がまた子ども時代を思い出すんだよねぇ。そしてもちろん恐怖の描写はちゃんと怖くて!」

亀「今作がアメリカでも日本でもヒットしたのはよく分かる作品となっておるの。ちなみに原作は子ども時代と大人時代の2つの時代を扱っており、今後も続編が制作されることがほぼ決定的とみられておる。

 そちらもこのヒットで相当力を入れるじゃろうからの、楽しみにしていたいところじゃ」

 

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カエル「この月は他にも

マイティソー バトルロイヤル

KUBO クボ 二本の弦の秘密

 などが話題を集めました」

 

 

 

 12月の映画

 

カエル「まだ終わっていないけれど、12月も触れておかないんとね。

 今月は何と言ってもこの作品でしょう」

 

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亀「SWの新作が話題になるのは当然であるが……公開して2週間ほど過ぎても、やはり賛否がまだまだ分かれており、非常に荒れている作品になっておる。こちらはハッキリと意見が分かれておるの。

 あのディズニーがここまで不細工な映画を作るのか……という意味でも衝撃であった。これは貶しておるようじゃが、何を作っても70点の優等生的だったディズニー作品の中で、このように駄作と傑作の意見が分かれる作品を作り上げたのは、わしにとっては朗報であり、歓喜することであるの」

カエル「実際、EP7やローグワンよりも好き、という評価です。

 たださ……やっぱり、この作品はSWというシリーズの人気の強さなど多くのものを浮き彫りにする一方で、新しく作ることの難しさを感じさせるものだったね……

亀「いかようにも受け取れるような作品にしてきたからの。まだまだ中間作であるし、最終的な評価は下せないが……さて、最後はどうなるか。楽しみじゃの」

 

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最後に

 

カエル「というわけで、ここまで2017年を代表する作品を紹介してきました!

 各月の主役に選ばれた作品はどれも高い評価を……銀魂はちょっとあれだけれど、でも見る価値は大いにあるし、多くの人がBest10を決める際に考慮する作品になっています!」

亀「こうやってみると色々とあるもんじゃなぁ。やはり、洋画が強かったと言われるのが分かる結果になったかの」

カエル「……ちなみに、この中でうちのベスト10に入る作品はどれくらい?

亀「……ふむ、2作品かの

カエル「案外少ないんだね」

 

亀「あくまでも話題になって完成度の高い2作じゃからの。話題にならなかった名作、傑作もたくさんあるということじゃな。

 もちろん他にもいい作品がたくさんあるので、ぜひたくさん鑑賞して映画館へ行って欲しいの」

カエル「では、いよいよ明日には『2017年各部門賞』の発表を行い、その後『2017年ベスト30ランキング』を発表します!

 楽しみにしていてくださいね!」