物語る亀

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物語愛好者の雑文

ブログ開始から一ヶ月ちょっと、ここまでの振り返りと個人的な分析結果のまとめ

 ブログ開始から40日が経過した。

 本来であれば30日の段階でこういうものを載せるべきなのだろうが、グーグルアナティクスを入れたのが2月5日と最近であり、少し書くタイミングを逸してしまったこともある。

 元々私はパソコンが苦手で、そもそもHTMLというものの存在も知らなければ、どうやってブログを作るのかも知らなかった。そんなズブの素人がブログを始めてどのようになったか、是非とも知ってもらいたいと共に、後学の肥やしになれば嬉しく思う。

 

 

 では、ここまでの結果発表。

 運営日数40日。

 投稿記事は46。

 読者が23人。

 

 そして通算PV数は……2408!

 この結果はアナティクスを入れていない期間もあるため、はてなのアクセス解析からのデータだ。

 まあ、こんなものだろう。上を見ればキリがないが、下を見てもきりがないわけで、この投稿数であればこんなものだと思う。

 ちなみに2月5日以降のデータだけで見ると、この2週間ほどは1日平均100ビューほど来て頂いている

 どこから来てもらっているかといえばおよそ7割がOrganic Search、つまりGoogleやYahooから検索してきてくれている。検索流入が多ければ安定すると聞いたので、これは多分喜んでいいと思う。

 

 

 では、ここから先は実際にやってみてわかった個人的な分析結果に入る。

 

 まずこのブログのエース二つを紹介しよう。

 1つの記事で約2割のPVを誇るのが以下の二つの記事。

 

 

monogatarukame.hatenablog.com

 

 

monogatarukame.hatenablog.com

 

 大体この2つだけで当ブログの4割を占める記事であり、タイトルを除けばもしかしたら6、7割はこの記事目当てかもしれない。

 だが、私はこの結果は正直微妙だな、と思っている。

 

 考察1 記事には4種類ある

 ズブの素人の考察であるが、記事には4つの種類があると思う。

 

 A 検索数が多く、持続するもの(料理、物造り、パソコン案内など)

 B 検索数が多く、持続しないもの(時事ネタ、ブーム、テレビ等のまとめなど)

 C 検索数が少なく、持続するもの(ニッチなことに関すること)

 D 検索数が少なく、持続しないもの(個人の日記など)

 

 簡単に説明すると、Aの場合はわかりやすくて例えば『美味しいオムライスが10円で作れる方法』なんて記事があるとする。

 するとその記事は食事時で料理に困っている主婦層が検索してたどり着くかもしれない。食事は毎日することであり、主婦は毎日食事のレシピに困っているから、検索数は増える。

 しかも、オムライスは今日でも明日でも1年後でも作れるし、作っても時代に取り残されることはない。これが持続するということだ。

 つまり、『オムライスの作り方』はいつでも、誰でも検索する可能性があるということで、閲覧数の多い稼げるものを作りたかったらこの Aを目指すのが基本になるだろう。

 

 Bは例えば今なら清原逮捕の記事であり、これは今月頭であればたくさんの検索数を稼げたであろうが、来年にはもう忘れられている話題でもある。だから瞬発的には力を発揮するが、持続はしない。

 

 Cは公開がとっくに終了したマイナー映画の評論などで、今更それを検索する人は少ないが、DVDなどでその映画を観る人は必ずいるわけで、それは1年後でも10年後でも関係ない。だから検索数は少ないが、持続はする。

 

 Dは個人の日記であり、今日誰々にあったなどは全くの他人からは興味がなく、しかもどうでもいいネタが多い。しかも時期が過ぎたらどうでもいいネタも多数存在するため、検索数は少ないし、持続もしない。

 

 さて、私のエースの二つなのだが、はっきり言うと真田丸はもう伸びない!

 理由は簡単で、この記事は6話までのものであり、7話が放送されたらすぐに意味を失ってしまうからだ。わざわざ大河という長い作品の6話の感想を1年後に調べる人はいないわけで、この記事は持続性が皆無である。(現に放送直後の月曜は非常に伸びたが、1日で収束した)

 では毎週感想記事を書けばいいと思われるかもしれないが、ブログとして人を呼べるほどのクオリティを保ち辛いのが本音である。

 私の書き方はその作品をいくつかの話数に分類し、その脚本や作りがどのように練られているが解体して考えるというものが主で、これがある程度の話数がないととても書いていくことができない上に、書くほどの材料を持つ作品でないと書けないのだ。単純にその日の流れを解説するだけだと、ブログに肝心のプラスaができなくなってしまう。

 

 で、もうひとつのエースのラストエグザイルの感想だが、こちらはCとしてある程度の集客が望める。ありがたいことに、この感想が『劇場版 ラストエグザイル 感想』と入れると一番上に上がってくるので、劇場版ラストエグザイルの感想を見たい人はまず私のブログを見るわけだ。

 こうして検索流入により、多くの新規獲得を望める。

 が、しかし……

 ここが肝心なところでもあるのだが、『ラストエグザイル』という作品はあまりにもマイナーなのである。

 つまり、開設間もないこのブログがトップに来るということは、強いまとめサイトなどのブログも無視しており、競合相手が非常に少なかった結果である。それはいいのだが、競合相手が少ないということは顧客も少ない可能性がある。

 だからずっと検索流入はしてくれるだろうが、それほどの伸びはないだろう。現に今も安定してずっと流入してくれているが、伸びる気配はあまりない。

 真田丸は逆に大河という大きい市場だからこそ競合が多いので、私の記事など霞んでしまう。

 なのでそれなりの記事が出来たと喜んでいられないのが実情である。

 

 

 

 2 なぜAを狙わないのか?

 いやいや、そもそも稼ぎたいならもっと簡単に、いろんな人が検索するものを攻めればいいじゃない、と言われそうだが、私の場合事情が違う。

 私の最大の目的は小説をアップして多くの人に読んでもらうことにある。

 私は小説を読んでもらいたくて書いているのだが、よく書く短編は応募する賞もそこまで多くなく、受賞しても稼ぎとしては微妙だ。さらに短編集をよく買うという読書家は、長編を買う読書家よりも少ないと思う。

 だが、ネットで見るならば電車、バスなどの空き時間で手軽に読んでもらえるであろうし、短編小説ならばブログという形式が一番合っていると考えた。

 しかし、当然ながら問題があって、それは私の小説など誰も読みに来ないという現実だ。それはそうだ。逆の立場であっても小説を読みたかったら本屋へ行くし、小説を読むためにブログは探さない。よくある小説投稿サイトは大手は投稿数が多く、その中では私は埋もれてしまうだろう。

 だったらブログを立ち上げて、評論で人を呼んで、そこに小説を書いていけばいい。

 

 というわけで、当『物語る亀』というブログはタイトル通り、基本的に媒体を問わず物語を読む、書くという人を主のターゲットとしている。

 なのでオムライスの作り方や、WEBの作り方などあげたところで意味がないのだ。

 そして物語という制約がある以上、 Aを狙った場合は競合が多く、今の弱小ブログではそこに介入できるとは思っていない。またツイッターなどで宣伝しても、フォロワーが多くなければ全くの無意味である。(私は1から始めたから全く宣伝効果がなかった)

 だから基本的に

 

monogatarukame.hatenablog.com

  のような Bに該当されるような現在進行形の物語感想と

 

monogatarukame.hatenablog.com

  

monogatarukame.hatenablog.com

 

monogatarukame.hatenablog.com

 

 のような映画や小説評論、物語論のCをあげていっている。

 その先に

 

monogatarukame.hatenablog.com

 に辿りついてもらえばそれでいいわけだ。

 

 3 大手との競合に関する話

 私自身、少し意外だったのは

 

 

monogatarukame.hatenablog.com

 

 

monogatarukame.hatenablog.com

 この二つの場合、どちらが PVが多いだろうか?

 答えは後に出した方である。

 劇場規模でいえば断然ジョブズの方が大きく、世界味めぐりなんて日本で10館も上映していないのだが、人が集まるのは後者である。これはやはり、競合に負けていると考えるのが妥当だろう。

 大きな市場は大きな競合が握っているので、私は小さな市場をコツコツと狙っていくことから始めた。

 (このスティーブ・ジョブズに関してはタイトルが2013年度版と混合してしまう可能性があったため、タイトルを本日21日に変更した。SEO対策をすれば人が来るのか、少し様子見かも)

 

 手前味噌な話になるが、ブログの質というものはそう悪いと思っていない。長すぎる、という声は上がるかもしれないが、内容自体はそれなりのものができていると思うし、読んでもいただいた方のためになるものをかけていると思っている。

 

 最後になりましたが、いつも読んでくださっている読者の皆さま、スターを押して下る方、読者の方、本当にありがとうございます。

 書いていく励みになります。

 今後もよろしくお願いします。