物語る亀

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物語愛好者の雑文

映画『ある天文学者の恋文』感想 天文学者でなければできない恋愛劇 

カエルくん(以下カエル)

「なんだか、こういう小規模公開の映画を語るのは久しぶりな気がするね! 今月はシルバーウィークもあって公開館数が100館超えの映画が多かった印象だなぁ」

 

亀爺(以下亀)

「別にこのブログは小規模公開の映画は見に行かんというわけではないぞ? じゃが、どうしても小規模公開の映画となると、公開場所が限られてくるからの。そこまで出向く時間じゃったり、その他いろいろなことを考えると、どうしても大規模な映画が多くなるの」

 

カエル「映画の質というか、内容も大規模公開の映画と小規模公開の映画では全く違うもんね」

亀「娯楽として万人が面白いと認めるのは大規模公開じゃが、主みたいに穿った映画好きには小規模公開の映画も別の、尖った面白さがあって好きみたいじゃな」

カエル「そして今回はその中でも、恋愛作品を選んだわけだけど……なんで主は恋愛映画が苦手だというのに、そういう映画を見に行くんだろうね?

亀「さての? 『天文学者の恋文』というタイトルだとか、予告編の内容からミステリーやサスペンス要素でも感じたのではないかの?

 

カエル「しかも『とある天文学者の』とかタイトルを間違えて検索するしさ。某禁書目録シリーズと混同してんじゃないの?」

亀「それは、まあ映画の評価と関係ないから、大目に見てやるべきではないか?」

カエル「……じゃあ、恋愛映画が苦手な人間の感想を始めるよ」

 

  •  1 ネタバレなしの感想
  • 2 ネタバレありの感想
    • 展開について
    • 天文学者である意味
    • 最後に

 


ある天文学者の恋文 予告編

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